またネパールの話なんですけどね、昨年帰国したネパール人で結婚したやつの話です。
「彼の結婚相手は牛か?」とからかってみたところ、興味深い話が帰って来ました。
”His wife was not beef. His wife was human. In Nepal can not marriage with beef.”
言いたいことはわかるんだ。気持ちはわかるのだけど、「彼の奥さんは牛肉ではなかった。彼の奥さんは人間だった。ネパールでは牛肉と結婚できない」って訳さねばならぬ言い回し。beefは牛肉なんだけど。しかも過去形で人間だったじゃ、今はなんなんだ?
牛(COW)と牛肉(BEEF)がゴッチャになっている。そう言えば以前ネパールでシェルパが小鳥のことをSmall cickenって呼んでいたけど、狭い鶏肉って意味になっちゃうんだけど。でも、なんとなく伝えようとする気持ちはわかる。
からかったのに真面目に返答されても困っちまいますが、笑いのツボを心得たこの答え方。ネパール人ええやっちゃ。
その結婚相手の女性のことを今日、耳にしました。昨年スキー場にバイトに来ていた東村山のキョンキョンという女の子で、そりゃぁあの子を嫁に貰っていただけるならネパール人の人助けだ。しかも、ネパールに連れて行ったというのだからええ話や。
東村山のキョンキョン、あんこ型でインドネパール系には好かれる体形。しかも化粧を落としたグレートカブキのような顔とワンレングスのロングヘアーはヒマラヤの牛に似ている。ダイエットしていると言ってたが、甘い物大好きで茶菓子など一人で全部食っちまう大食漢。ネパールでの暮らしが彼女の健康のためにも実に良い!日本に帰国できないことを願ってやまないええ結婚です。
世界だね。世界を見渡せば美的感覚が異なる人もいるんだ。
責任もてないけど、希望だけは持とう。