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福岡県の高校生が修学旅行でスキーに来ていました。猛吹雪の中。
毎日こんなに雪が降っているんですか?と聞かれ、皆さんの所の台風みたいな物ですよ。毎日台風が来ているわけじゃないでしょ。
とは言え、時折風速20Mにもなる痛い雪が横殴り。雪だけこちらに残して下界では空っ風になって乾燥注意報が出るパターン。
鬼滅の刃第一話みたいな吹雪の天気、こんな夜は鬼が出るから出歩くな!の場面みたいな状況で、「マンガのシーンと同じだね。」と高校生達は喜んでました。なので、一緒にいたネパール人を「このおじさんは吹雪の夜になると毛むくじゃらになって、雪男に変身してこの山の中をうろついているんだよ。ヒマラヤの下弦の鬼だよ。」と、教えてやりました。
ヒマラヤの雪男も来日二年目になると随分進化してます。昨年はエビとヘビの違いがわからず、カッパえびせんを「コブラですか?毒ありますか?」と食べてましたが、今年は自分で買ってきて食べてます。気に入っちゃったようですね。
カッパえびせんって元々は広島で小エビが捕れすぎて、付加価値をつけて地元海産物を世に出そうと生まれた商品で、地域産業の賜なんですね。ニダやニーハオで似たようなものを作ってますが、本家の足下にも及ばない銭儲けだけの菓子。
創業理念というのか、根底にある物が問われるのかな?
なんにしても、カッパえびせんがヒマラヤの雪男の好物という発見ができました。