魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

新規の生活開始!

2010-03-15 08:25:55 | 家族、行事
今日から、新生活です。
ナースのお仕事を4年ぶりに再開することになりました。
3時間のパートですが
農業を始めて今年で4年になります。
今年は、野菜の品質向上も目指し「売れる野菜」栽培をしたいと思っています。

昨日は、高校の合格発表でした。
午後からは、晴れて魚沼三山がとってもきれいでした。

多分大丈夫だと思ったけれど、合格発表の番号を見るまでは、やっぱり心配でした。

(604)と書かれていたので、「やっぱり大丈夫」とようやく安心しました。
そして、急いで、体育館へ・・・。
制服、体操服、作業着などのサイズ合わせ。
白衣まであってびっくり!
あんまり慌てて、体操着の注文書を渡し忘れ、上履きをもらい忘れるところでした。

個人のロッカーまで買うので、またまた驚く! 

合格してホットしたのもつかの間、今度は、入学時にいろいろかかる費用を心配したり・・・。

高校の授業料の無償化になりそうだと安心していましたが、やっぱり現実は、そんなに甘くなかった・・・。

でも、子供の将来の夢の実現のため、頑張りましょう 
この不景気で、高校の授業料が払えず、中退しなくてはならない高校生もいるようです。

母もナースのお仕事で、頑張ります。

入学したくても、不合格だった人たちもいるのです。

娘よ!あなたもその人たちの思いを胸に、苦手な数学、英語にも、めげずに勉強してください!

日光浴させた酒粕パン(全粒粉入り編)

2010-03-13 16:54:13 | 手作り(米粉パン、ケーキ、その他)
昨日は、よいお天気だったので、発酵にソーラーを利用してみました。
今回は、小麦粉のふすまなども入った全粒粉を使ってみました。
全粒粉を使うのは、初めてです。
本などを見るとパンに使う場合は、少しだけしか使っていません。
あまり沢山使わないのは、どうしてなのか?
でも袋には、小麦粉と半々を使ったロールパンを紹介しています。
それで、三分の一づつ使ったパンを焼いてみました。

強力粉、全粒粉、米粉を各200グラムづつ使いました。
黒砂糖、バター、牛乳、塩なども入れました。
酒粕は、前回少し残った中種の中に米粉と小麦粉を入れて発酵させたものを使いました。
酵母液を温めてから、粉と混ぜました。
しばらく、手捏ねをしてから、ベーカリーで生地を捏ねました。
その後、フタツキのタッパーに入れて、よく晴れていたので、日光で、発酵させてみました。
二時間ほど、外に置いてみました。
温度計も一緒に入れて置きました。
発酵に調度よい25度ぐらいの温度でした。

一次発酵はちょっと発酵し過ぎて割れていました。

生地は、粘りも伸びもいい感じでした。
二次発酵も2時間ほど日光に当てました。
焼きは、200度で20分でした。
ちょっと焼き過ぎのようでした。
食べてみると、ちょっと癖のある味です。
あまり美味しくありませんでした。
全粒粉は、ちょと癖があるようで、あまり沢山使わないほうがいいようです。
栄養的には、優れていますが、やっぱり普通の小麦粉でパンを焼くほうがいいようです。
次回は、少しだけ使うことにしました。


名残雪のち晴れ

2010-03-12 22:15:34 | 自然の変化、お天気
毎日のように雪がちらつきます。
そんなに、どんどん降るわけでもないのですが、降ります。
雪になったり、雨になったりです。
今年は、まだまだ、雪が消えそうもありません。
九州なども雪が降ったりしています。
桜前線が発表されたりして、そろそろ桜も咲くようです。

水仙の芽もどんどん伸びてきたり、チューリップも芽が出始めています。
でも、越後の山々も雪が降るので、まだまだ真っ白です。
今日は、久しぶりに晴れました。
白い山々が朝日で輝いて美しく荘厳でした。
1000メートルもない権現山もまだまだ雪山です。

庭に来る鳥たち

2010-03-10 20:12:13 | 野生の動植物(朱鷺、)
今日は、高校入試の日なので、お天気を心配していましたが、それほど雪も降らず、ホットしました。
全国的には、九州や青森などに雪が降ったようです。
風も強く吹いて、鎌倉の鶴岡八幡宮の樹齢の神木の大銀杏が倒れたようです。

庭の雪が消えた所に、鳥がやってきます。
カラスも巣作りの時期なのか、杉の丸太の皮を剥いで持っていったりしています。
今日も木の芽をついばんでいました。


他にもムクドリ?も来ていました。

佐渡の朱鷺が8羽も死んだと報道されていました。
朱鷺を自然に復帰させるには、なかなか大変なようです。
放鳥した朱鷺もまだ、二世誕生までいきません。
コウノトリの放鳥が上手くいって二世も誕生していますが、朱鷺はなかなかスムーズに行きません。
残念です。

卒業式後の高校受験。

2010-03-09 22:41:57 | 家族、行事
今日は、午後から、雪が降っていました。
昨日が晴れて本当によかったと思います。

人生、幾つか分岐点があると思います。
高校受験、大学受験、就職など、今の子供たちは、就職も大変です。

高校受験は、明日です。

戌年は、昔から、出生率が高くなります。
このことは、看護学校の統計学で学びました。
統計は、退屈でおもしろくない授業でした。
唯一、面白かったのは、出生率です。
干支(えと)で出生率が変わるとこでした。

例えば、丙午(ひのえうま)の年は、出生率が下がるとか。
丙午生まれの女は、じゃじゃ馬で、男を食い殺すという迷信があり、それで、その年に子供を産まないようにしていたそうです。
それで、50年ごとの丙午の年には、がっくりと出生率が下がっています。
反対に、戌年は、犬は、安産ということで、戌年には、出生率が上がるそうです。

そんなことは、なにも考えずに産みましたが、確かに、お産の時、出産ラッシュでした。
そして、その年の出生率は、全国的にも、新潟県でも高かったのを覚えています。
長女が生まれた時も前年よりも随分多かったので、高校受験や大学受験は、大変になると心配したことを思い出します。

卒業式が受験前なので、受験する親たちは、今年は競争率が高く、不合格になっても、定員割れしている高校が少ないので、もし落ちたらどこの高校にやればいいのかと心配していました。
それで、このことを思い出しました。
今年から、高校の授業料が免除されそうですが、子供たちの数が多いのだから、高校の定数を増やして欲しかったと思います。
子供が行く農業高校も、今年は、希望者が多くて、数十人が不合格になります。
今年は、就職難の世相を反映してか、農業や商業などへの希望者が多く、倍率も上がっています。
娘の中学でも、3年間農業高校を受験していませんでしたが、推薦合格した2名以外にも、2名が受験します。
子供たちが行きたいと思う高校に入学させてやりたいものです。
農業が見直されているのです。
一時は、入学希望者も少なく、定員も減らされています。
加茂農林などは、60名も不合格になってしまいます。
残念なことです。
若い後継者不足を言われている農業にこんなに関心をもった中学生たちがいて、受験するのですから。
せっかく、農業に関心を持たれているのですから、農業高校の定員数を増やして欲しいものです。
私たちの頃は、まだ中卒で働く人もいましたが、今は、ほとんどの子供たちが高校へ進学します。
高校無償化も親には、ありがたいことですが、その前に子供が希望する高校に入学させて欲しいと受験生の親は、思っていることでしょう。

わが師の恩

2010-03-08 20:12:32 | 家族、行事
今朝もうっすらと屋根が白くなっていました。
今日は、娘の卒業式、お天気が気になっていました。

式のある体育館は、とっても寒いのです。
寒い体育館での卒業式のために、準備万端!
暖かい下着に、ホッカイロをペッタリと背中に貼り付けました。
ついでに、両足の裏にも!
幸運にも、雪も雨も降らなかったのですが、冷たい風が吹いていました。

式は、あっけないほど、スムーズに終わりました。
ホッカイロのお蔭で、寒さもあまり感じませんでした。

愛媛での私の学校時代は、卒業式には、「仰げば尊し」と「蛍の光」が定番でした。
旦那様も新潟ですが、やっぱり同じだったそうです。

私は、小学校の時、卒業生が歌う「仰げば尊し」に憧れ、早く歌いたいと思っていました。

長女の小学校の卒業式では、「仰げば尊し」も「蛍の光」どちらも、歌われませんでした。
ちょっとがっかりでした。
小学生には、歌詞が難しいので、歌われなくなったのか?
と思っていましたが、中学の卒業式でも、やっぱり歌われませんでした。
ちょっと、歌詞も古くさいけれど、歌われている内容は、奥が深いと思います。
いったい、何時から、歌わなくなったのでしょう?

仰げば尊し

仰げば(あおげば) 尊し(とうとし) わが師(し)の恩(おん)
教え(おしえ)の庭にも はや いくとせ
おもえば いと疾し(とし) このとし月
いまこそ わかれめ いざさらば

互いに むつみし 日ごろの恩
わかるる後にも やよ わするな
身をたて 名をあげ やよはげめよ
いまこそ わかれめ いざさらば

朝ゆう なれにし まなびの窓
ほたるのともし火 つむ白雪(しらゆき)
わするる まぞなき ゆくとし月
いまこそ わかれめ いざさらば

娘は、小学校の時から、担任が毎年代わっていました。
中学二年から初めて二年間同じ担任でした。

忙しい仕事の合間に、クラスみんなに、合格お守りを作ってくださいました。

わが子もわが師の恩充分を感じていました。
義務教育が終わると、みなそれぞれの道を歩み始めます。
高校入試が目前だからか、謝恩会もなく、先生方との懇親会もありません。
これから、もう一生会わないかもしれないのに、ちょっと卒業式だけでは、さびしい限りと思いました。
いろいろの人への恩を忘れずに、人生を歩んで欲しいものです。




畑の雪消し

2010-03-05 09:55:51 | 自然の変化、お天気
植木鉢の椿も一輪咲きました。

魚沼も、雪でなく、雨降りが多くなり、雪の量も随分減りました。
でも、まだ周りの畑には、1メートル以上もあります。

2月から、頑張ってきた畑の雪消しも雨と川の水のお蔭で、半分ほどに減りました。

 2月25日です。

 3月5日です。

私も雨が降らない時は、せっせと片付けています。
雪の嵩も50センチほどになってきました。

畑の中で、水仙が芽を出しているのには、驚きます。
全て水に漬かっていて、水中に芽を出していて、腐ることもありません。
水が冷たいし、川の水に酸素が含まれているので、腐らないのではと思います。
畑の中には、そのまま残した白菜、ほうれん草、青梗菜などが、水没したままです。
水がひいた後この野菜たちが、復活するか?ちょっと興味があります。
昨年もハウスを建てるため、人参などが腐りも市内で、水を抜いた後、復活していました。
今年もどうなるか、楽しみです。

酒粕を使ったパン(米粉編)

2010-03-04 08:40:24 | 手作り(米粉パン、ケーキ、その他)
昨日は、雨が降ったり、止んだりの不安定な天気でした。
桃の節句だったので、散らし寿司や、フルーツポンチを作ってお供えしました。
米粉を元種にした酒粕パンも焼いてお供えしました。

米粉で作った元種は、発酵が進まないようにと、冷蔵庫に入れていましたが、冷蔵庫の中でもプクプクと発酵していました。
米粉のほうが、小麦粉で発酵させるより酵母が元気みたいです。

このパン生地は、強力粉と米粉を半々にしてみました。
一次発酵では、いい感じで膨らんだのですが、二次発酵では、あまり膨らみませんでした。

米粉の量を増やすと、グルテンが少ないせいか、あまり膨らみません。
グルテンなしの米粉を使う場合は、一次発酵だけで、焼くほうがいいのではと思います。
生地を伸ばすと、切れ易いので、アンパンを作りましたが、餡が出てしまいました。

酒粕で、パン酵母を作るには、小麦粉より、米粉のほうが、発酵するような気がします。

それで、今度は、米粉と小麦粉とを、酒粕に混ぜて、元種を発酵させています。
こうすると、小麦粉酵母液のように、分離して粉が沈殿しません。
少し残した元種に混ぜたので、すぐに、ぷくぷくと発酵が始まっています。




庭の椿が咲いていました。
すっぽりと雪に埋まっていたのを2月に掘り出したものです。
やっぱり、雪を早く消すと、花も早く咲きました。
冬囲いも外しました。もう大雪は降らないと思って!
ちょっとうれしくなりました。

酒粕を使ったパン(小麦粉編)

2010-03-02 09:45:06 | 手作り(米粉パン、ケーキ、その他)
今回は、酒粕を発酵させて、パンを焼いてみました。
もともと、ご存知だと思いますが、日本酒は、酒米を麹屋酵母で発酵させたものです。

酒粕パンは、小麦粉を酒粕と水に混ぜて発酵させた種を使います。

私は、今回、酒粕を種と作るのに、米粉と小麦粉の二種類を使ってみました。
酒粕だから、米粉のほうが、元種には、適しているのではないかと思ったので、比較してみたかったのです。

最初に酒粕にご飯を混ぜた元種を作りました。

室温は、夜間は、さらに下がりますが日中は、10度~20度ぐらいですので発酵には低い温度です。
寒いのでプクプクと発酵するまでには、2週間ぐらいかかりました。
やっぱり、寒いと発酵しないのかと思いながら、気長に待っていました。

発酵が始まった元種を二つに分けて、その中にそれぞれ米粉と小麦粉の中種を作りました。

米粉は、混ぜるとすぐにぷくぷくと発酵し始めました。

小麦粉は、発酵しないで、粉と水分が分離していました。
粉の量が少なかったようなので、足して粘くしました。
その後様子を見ていて小麦粉の中種も発酵し始めました。
また小麦粉を足したり、温めたりして、小麦粉の中種でパンを焼いてみました。

パンの材料は、
強力粉、米粉、砂糖、バター、塩、胡桃です。

一次発酵は、ホームベーカリーで行い、成形し二次発酵は、特に保温することもしないで、室温で発酵させました。
一日がかりで発酵させて、翌朝焼きました。200度で20分です。

酒粕パンを初めて焼いた時は、上手く発酵しないで焼いたので、美味しくない変なパンが焼けましたが、今回は、しっかり膨らみ、あまり酒の匂いもしない、まあまあのパンが焼けました。
寒い時期に、失敗しないで焼くには、慌てて焼かないことだと思います。

天然酵母パンを焼くには、自然に任せて(酵母に任せる)じっと待つことです。

これは、畑に使う酵母液を作っている経験からも言えることです。
お酒や味噌などの発酵食品は、みんな寒い時期に仕込みます。
これは、やっぱり、雑菌が繁殖しにくい寒い時期のほうが、酵母菌の発酵に適していると判断した日本人の知恵ではないでしょうか。

米粉酵母のパンのことは、次回です。