魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

卒業式後の高校受験。

2010-03-09 22:41:57 | 家族、行事
今日は、午後から、雪が降っていました。
昨日が晴れて本当によかったと思います。

人生、幾つか分岐点があると思います。
高校受験、大学受験、就職など、今の子供たちは、就職も大変です。

高校受験は、明日です。

戌年は、昔から、出生率が高くなります。
このことは、看護学校の統計学で学びました。
統計は、退屈でおもしろくない授業でした。
唯一、面白かったのは、出生率です。
干支(えと)で出生率が変わるとこでした。

例えば、丙午(ひのえうま)の年は、出生率が下がるとか。
丙午生まれの女は、じゃじゃ馬で、男を食い殺すという迷信があり、それで、その年に子供を産まないようにしていたそうです。
それで、50年ごとの丙午の年には、がっくりと出生率が下がっています。
反対に、戌年は、犬は、安産ということで、戌年には、出生率が上がるそうです。

そんなことは、なにも考えずに産みましたが、確かに、お産の時、出産ラッシュでした。
そして、その年の出生率は、全国的にも、新潟県でも高かったのを覚えています。
長女が生まれた時も前年よりも随分多かったので、高校受験や大学受験は、大変になると心配したことを思い出します。

卒業式が受験前なので、受験する親たちは、今年は競争率が高く、不合格になっても、定員割れしている高校が少ないので、もし落ちたらどこの高校にやればいいのかと心配していました。
それで、このことを思い出しました。
今年から、高校の授業料が免除されそうですが、子供たちの数が多いのだから、高校の定数を増やして欲しかったと思います。
子供が行く農業高校も、今年は、希望者が多くて、数十人が不合格になります。
今年は、就職難の世相を反映してか、農業や商業などへの希望者が多く、倍率も上がっています。
娘の中学でも、3年間農業高校を受験していませんでしたが、推薦合格した2名以外にも、2名が受験します。
子供たちが行きたいと思う高校に入学させてやりたいものです。
農業が見直されているのです。
一時は、入学希望者も少なく、定員も減らされています。
加茂農林などは、60名も不合格になってしまいます。
残念なことです。
若い後継者不足を言われている農業にこんなに関心をもった中学生たちがいて、受験するのですから。
せっかく、農業に関心を持たれているのですから、農業高校の定員数を増やして欲しいものです。
私たちの頃は、まだ中卒で働く人もいましたが、今は、ほとんどの子供たちが高校へ進学します。
高校無償化も親には、ありがたいことですが、その前に子供が希望する高校に入学させて欲しいと受験生の親は、思っていることでしょう。