母が子供の頃作ってくれた、蒸し饅頭が食べたくて、
作りかたを聞きました。
すると、他の人から、教えていただいたレシピを手紙に書いてきました。
母は、結婚するまで、ほとんど料理をしたことがなく、いつも口癖に言ってました。
「私は料理が下手だから」と。
でも、私は母の料理をまずいと思ったことはあまりありません。
先に言われるので、美味しいともあまり言った覚えもありません。
私は子供の時に食べた母の饅頭が食べたかったのです。
そこが、母には分からないのです。
そのレシピには、別の人の字で蒸しパンとまんじゅうの材料が書いてありました。
子供頃食べたお饅頭には、蜂蜜や牛乳は入っていませんでした。
小麦粉と炭酸、たまに卵入り、その中に小豆の餡が入っていました。
蒸したてのあつあつの饅頭の美味しさ。
その気持ちが母に伝わらないもどかしさを感じました。
でも、せっかくなので、そのレシピで、蒸しパンを一度作ってみようと思って、
参考にこの本をながめていました。

すると、かりんとうの作りかたが出ていました。
夕食に揚げ物を予定していたので、同じ揚げ物ということで
かりんとう作りに変更しました。
小麦粉は強力粉です。それに胡桃のこなれたのを混ぜました。

強力粉200g、ベーキングパウダー小さじ1を合わせてふるい、ボールに入れ、水80~100cc、はちみつ 大さじ1を加えてこね、しばらくねかせる。

めん棒で厚さ5ミリに伸ばす。長さ4センチくらいに切る。

低温で、ゆっくりきつね色になるまで揚げる。紙の上で油をきる。

大きめの鍋にグラニュー糖200g、水80cc、水飴10gを入れ火にかける。
少し色づきはじめたら、かりんとうを入れ、全体にからめる。
熱いうちにグラニュー糖をまぶす。バットに広げてさます。
ついでにサツマイモのかりんとうも作りました。

まずくはないのですが、こういう砂糖がいっぱいついた菓子は苦手です。
子供たちもあまり喜びませんでした。
甘いのが好きなかたには好評かも。
前回の胡桃ケーキが星



なら
今回のかりんとうは星


です。