のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1840

2021-04-30 00:22:30 | 新しい子猫たち 
院長代行の奴は 自身も 医師なので 自分の大阪の病院でも産婦人科があって、そこで念のため 診てもらう事にして

その場 はバアサンに頼んで 母屋で泊めてもらう事にした


翌朝 それぞれお母さんと一緒に 娘さんたちは 大阪の病院の 産婦人科に行った。診察は 簡単に終わった。エンゼルホープ病院本院から 綿密な検査結果 が ドーンと送られていたからだ。比較できない程 多岐にわたった 検査をしていた。


院長代行の奴 には エンゼルホープ病院本院の産婦人科の大先生 から 電話が入っていた。

検査資料を送らせたよ、君なら自分の目で確認したいと思うだろうからね。二人の体調は良好だが ある不安 が彼女たちにあり、それが唯一の懸念材料だった。君が出来て、私には出来ない事はある。それはよくやったね、ありがとう、これからも気をつけてね、 と彼女たちに言ってあげる事だよ


大阪の病院の産婦人科の奴は 大先生の診察 検査結果に圧倒された。ここまでするか という検査だった。院長代行の奴もちょっと目を通した。超音波の画像も見た。


院長代行の奴は 彼女たちに それぞれの 母親の前 自分の息子たちの前 で 大先生から言われたような 言葉を 少しは変えたが 同様の言葉を彼女たちにかけた。彼女たち そして母親には 安堵の表情が広がっていった。


それを見て 院長代行の奴は思った。


猫の奴 どこまで仕組んでいるんだ 

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