のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.347

2015-01-05 00:00:50 | 新しい子猫たち 
リトルチャと画家との交流 その5







リトルチャと画家の娘さんの面談








リトルチャも娘さんが会いたいといわれ、画家がいつも自慢して可愛がっていたらしいので、どんな女の子かと興味があって、面談に応じた。







リトルチャのオフィスでは猫語翻訳機がセットされて、リトルチャのにゃーにゃーは人間の言葉に自動的に翻訳されるようになっていた







娘さんは、本当にこの猫が言っているか初めは疑問だった







ただリトルチャの話は、お父さんの感じがしてきた。猫語翻訳機の声ではなく、リトルチャのにゃーにゃーがそのまま心に入ってくる感じがしてきた







暖かい感じがして、ほっとしていると突然目の前が真っ白になった







気が付くと、病院のベッドに寝ていた







実は、娘さんは、婚約者とニャンニャンは既にしていた。お腹の中に新しい命を授かっていた。気が付かないで、突然の画家の死で忙殺されて、体調の変化に気が付かなかった







リトルチャのオフィスの近くには、リトルキャットファイナンシャルの経営管理室別室があって、そこには、少しは若い奴もいた。娘さんは、敷地内の病院に運び入れた











敷地内の病院は内科の医者しか常駐していないが、元々冶部一族には医者がうじゃうじゃしていて、年寄りだったので、みんな暇だった、産婦人科の医者もいた







敷地内の病院の医者は、若い娘さんが倒れたときいて、産婦人科の医者だったジイサン、バアサンにも声をかけていた。妙齢の女の人は、色々とあるのだった。







やっぱり、娘さんも妊娠していて、過労も重なって、貧血を起こしたと判った



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