傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

田母神氏:宮崎での応援演説「もう、いい加減にしろ!」

2009-08-26 11:46:35 | 社会

読売新聞が「前空幕長「広島平和記念式典は左翼運動」と発言」で、25日に、田母神俊雄氏が宮崎で応援演説で、先の広島における平和記念式典を「日本弱体化の左翼運動」と発言したと報じています。
もう「憂国」ではなく、独りよがりで「もう、いい加減にしろ」と叫びたいです。

読売新聞の記事「前空幕長「広島平和記念式典は左翼運動」と発言」を転載すると、

”「前航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏が25日、宮崎市の繁華街で、衆院選宮崎1区に立候補している無所属前議員の応援演説を行い、広島市で6日に行われた平和記念式典(原爆死没者慰霊式・平和祈念式)について「日本弱体化の左翼運動」などと発言した。

田母神氏は広島原爆忌の6日に広島市で講演したことに触れながら、式典の参列者について「広島市民も広島県民もほとんどいない。原爆の被爆者も、被爆者の2世もほとんどいない」「並んでいるのは全国からバスで集まってきた左翼ばかり」などと述べた。

 この発言に対し、広島県原爆被害者団体協議会の坪井直(すなお)理事長は「真実とはほど遠い。相手にもしたくないが、間違ったことが風評になることは止めなければいけない」と憤る。広島市原爆被害対策部の担当者は「事実誤認であり、コメントできない」としている。
」”

と報じています。
まだ、出来レースのアパ懸賞論文事案は、「自虐史観」「東京裁判史観」に疑義を唱える程度であれば世の中に一石を投じ波風を立たせた、自衛隊教育に偏執的な歴史観を持つ自衛官幹部の存在、また、それを組織が追随する体質が露見した功罪と許容できましたが、歴史的に政治の妥協産物であっても、平和記念式典は(原爆死没者慰霊式・平和祈念式)を「日本弱体化の左翼運動」などと言及するのは、許容できません。
「もう、いい加減にしろ!」と叫びたいです。



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