傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

小沢裁判:何か、日本社会が激変する前兆か(雑感)

2012-02-28 07:55:05 | 社会

今日の日本は、万年赤字体質に、貧困・格差は固定拡大化し、原発事故でエネルギー不安に陥り、家電・半導体は競争力を失い、高齢少子に次世代の学力は不安視され、超大型地震が警鐘され、将来不安の現下に、時の政府は、「国家の計」を示さずに、消費税増税が救国と国民を恫喝し、メディアは同調している様相ですね。
地学的に自然災害の宿命と四季のある日本列島の日本の再生を、既成統治体制で行くのか、壊すのかが小沢裁判の判決ではないかと思うこの頃です。

当方は、世の中、生成発展は「破壊と創造」の新陳代謝が不可欠で過去の延長線上には将来がないという考えであり、現実は、弱肉強食が根底にある生存パワーゲームで既成勢力と新興・革新の戦いと思っています。
小沢一郎氏の裁判、橋元徹市長の「船中八策」(橋元八策)、孫正義氏の生き様、TBS「夢の扉+」らを傍観していて、生成発展には新陳代謝しかないという思いを強くしています。

小沢一郎氏の検察審査会の議決による強制起訴の裁判は、石川議員のICレコーダーによる録音、検察審査会を審査員選定を追及してきたブログ「一市民が切る」のT氏らが「蟻の一穴」になり、検察の捜査報告書の偽造が露呈し、石川議員の供述調書は却下され、4月の判決が注目されています。

検察審査会事務局の不透明さが顕在化し、「日刊ゲンダイ」らの一部のメディアが取り上げ、現役検察官が市民団体から告発され、国会でも質問され、偽造捜査報告書が検察審査会の議決に影響したかどうか問題になり、強制起訴の正当性が問われ、検察審査会事務局の問題は最高裁事務総局の談合疑惑まで、「サンデー毎日」に書かれ、検察・司法の正義が揺らぎ始めてきております。
多分、理不尽に遭遇した人、不条理に苦悩している人、被害者意識を持っている人、良識のある正義感の強い人らからリークが頻発し、小沢擁護の域を超え、社会は荒れるでしょうね。

小沢一郎氏が、初公判での陳述、公判での「自分は国家が大事で、収支報告書は小事で、秘書に任せている」発言を、TV・メディアは、「せせら笑いで、そんな事を言える立場か」というニュアンスのコメント・評論していましたが、国家を思い、国民の生活を第一を考える政治家がいても良く、逆に、いなければらならないのです。
小沢一郎氏は、朝日新聞のインタビュー記事で、橋元市長の「船中八策」(橋元八策)を評価した発言をしておりますが、「理念第一」と「超現実主義」の違いはあるが、両者とも、現行の統治体制を破壊し、国民・大阪市民を第一とする統治体制をかかげている側面は共通ですね。

マアー、小沢一郎氏の裁判が契機で、世の中、既存の統治体制がガタついてきたことは事実ですね。
このガタつきが、新しい統治体制の誕生への陣痛であれば良いが?



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