傍観者の独り言

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沖縄基地:鳩山首相の「腹案」は、「グァム、テニアン移設」か?・・・是非、そうありたい!

2010-05-08 12:15:54 | 沖縄基地

ブログ「ゲンダイ的考察日記」様のエントリー「普天間移転 鳩山密使テニアン島へ」で、鳩山首相の密使がテニアン島に行くという「日刊ゲンダイ」の記事を紹介しています。
当方は、鳩山首相の普天間移設に関する言動は、余りにも軽薄であり、メディアの観測記事には疑心暗鬼になり、鳩山首相の「腹案」は、まったく異次元ではないかと想像しています。

ブログ「ゲンダイ的考察日記」様のエントリー「普天間移転 鳩山密使テニアン島へ」では、
”「民主党の川内博史議員ら6人。9日までの滞在で、現地ではマリアナ諸島の知事やテニアン市長と面会するとみられている。」”
で、テニアン受け入れ歓迎の話が、米政府と日本の外務省、防衛省が「抑止力という観点から困難」と相手にしなかったのに、
”「このタイミングで鳩山首相の“密使”がテニアンを訪問する狙いは何か。
「“最低でも県外、できたら国外移転”と言ってきた鳩山首相の腹の中には、ずっと米自治領の北マリアナ諸島への移転案があった。しかし、それには米政府の合意が不可欠。難色を示す米政府を交渉のテーブルに引っ張り出すには、日本国内で普天間を引き受けるところがないことを教える必要があった。そのシナリオ通り、鳩山首相の二転三転発言をメディアが騒いでくれたおかげで、沖縄はもちろん、国内どこもが“米軍基地は要らない”の大合唱になっている。米国としては、日本国民と対立することが一番困る。国外移転についても話を聞かざるを得ない状況になってきた。そのタイミングで、民主党議員がテニアンを訪問する意味はとてつもなく大きいのです」(事情通)

鳩山首相が、沖縄訪問で袋叩きにされ、徳之島からも総スカンを食らう光景を、オバマ大政権はヒヤヒヤしながら見ているという。「アメリカが鳩山政権を倒した形にはしたくない」「いつ反鳩山の感情が反米感情に変わるかもしれない」というわけだ。
」”
と書いています。

テニアン・サイパン視察団については、岩上安身氏がtwitterで、「川内博史団長、近藤昭一事務局長、瑞慶覧(ずけらん)長敏事務局次長、相原久美子参議院議員、皆吉稲生衆議院議員、網屋信介衆議院議員。北マリアナ知事、グァム知事、テニアン市長らと会談」予定とし、事前に川内博史議員の会見を取材していますね。

川内博史議員は、沖縄等米軍基地問題議員懇談会の会長で、発足時の会長は、鳩山首相。
沖縄等米軍基地問題議員懇談会は、与党の超党派100人の議員で構成され、今日、発表したグァム移設先行案は、その総会で決議されたもの。
今日の会見について、付け加えておくこと。議員懇談会の案について、政界内部にどれだけ支持が広がるか、その見通しについて聞いたところ、川内議員の答えが興味深かった。閣僚が冷ややかな態度であったのは予想通りとして、民主党の幹部の反応については「さし控えておく」と答えたのである

続き。小沢幹事長とは会っていないが、その他の党幹部には面談したことを明かした川内議員。なぜ、反応については「ノーコメント」なのか。私が他の関係者に取材をしたところ、意外にも党幹部たちの反応は良かったらしいという情報が。それについて語るときに川内議員が慎重だったことは…意味深?。


とツィートしています。
当方が、関心を持った部分は、

”「今日の会見で、川内さんは、何度も、7「鳩山総理を、外務省、防衛省に取られてしまった。総理を取り返したい」と繰り返した。行動を起こすタイミングが、遅かったのではないか、という私の酷な質問にも、「まだ、遅いとは思わない」と、前向きに答えた。

続き。議員懇談会の案は、以前、川内議員を単独インタビューした内容と重なる。問題は、昨今、話題の「抑止力」。沖縄からグァムに移ると、海兵隊の戦力が損なわれるかのように宣伝されているが、それが事実ではないことを、米軍サイドの文書にもとづき、明らかにした。

あ、そうです。川内議員です。RT @ktokku 重要な発言。あ、あと、川内議員、ですよね。RT @tokunagamichio @iwakamiyasumi 日米両国が合意したグァム協定の前文には、「グァム、テニアンへの移転は、抑止力の強化につながる」と明記されている 。

協定の文章を直接お読みください。1頁目の最後に抑止力強化について書いてあります。http://bit.ly/cPNj30 RT @tdomon 平たく言うと、自民党と官僚がマスコミを使って国民に嘘をついていたということですか? 」


の「グァム協定の前文には、「グァム、テニアンへの移転は、抑止力の強化につながる」と明記されている 」の部分です。
メディア・有識者は、鳩山首相の「勉強をして、沖縄の海兵隊基地の必要性は抑止力」発言を、最大限に馬鹿にしている論調ですが、鳩山首相は、沖縄等米軍基地問題議員懇談会の前会長であり、グアム協定の前文に、グァム、テニアンへの移転は、抑止力の強化」は承知しているはずですね。

また、岩上安身氏は、
今日の会見で、川内さんは、何度も、「鳩山総理を、外務省、防衛省に取られてしまった。総理を取り返したい」と繰り返した。行動を起こすタイミングが、遅かったのではないか、という私の酷な質問にも、「まだ、遅いとは思わない」と、前向きに答えた。

”「今日の会見で、川内さんは、何度も、7「鳩山総理を、外務省、防衛省に取られてしまった。総理を取り返したい」と繰り返した。行動を起こすタイミングが、遅かったのではないか、という私の酷な質問にも、「まだ、遅いとは思わない」と、前向きに答えた。 」”
とツィートしています。

川内博史議員は、昨日のTBSの「みのもんた朝ズバ!」に出演し、県内・県外移設は不可能とし、徳之島の3町長にも「反対」の意思表示にエールを送り、みのもんた氏が鳩山首相への批判意見を仕向けても、川内博史議員は、「沖縄・徳之島が基地反対は、日本の民意であり、アメリカも民意に反して基地建設は献策ではないのは認識している」とし、自分は、鳩山首相の応援者であり、時間的に何ら遅くないと断言していました。
マアー、川内博史議員は、民主党鹿児島県連代表であり、鳩山グループでもあり、微妙な立場ですが、発言内容は大人ですね。

本ブログ「普天間移設問題:鳩山首相は、やはり、宇宙人?・・・常人には理解不能」で、板垣英憲氏のブログ『鳩山首相は、沖縄県民の「反米基地感情」に火をつけ、対米交渉に取り組む腹を固めたのだろうか?』の川内博史衆院議員が5月5日昼、テレビ朝日系番組「ワイドスクランブル」に出演して、”「沖縄が反対することで、国内は無理、国外移設しか無いことを鳩山首相が身を持って示した」”と発言した。
鳩山由紀夫首相の計算ずくの行動だったという解釈が本当であれば、鳩山首相は、”「戦後史を飾る画期的な動きとなり、成功すれば、歴史教科書にその名を留めることができる。そこまで見通しているのであれば、相当の高等戦術である。」”を紹介しました。

なにか、鳩山首相の「抑止力」発言も、どう考えてもお粗末であり、鳩山首相の言動は、なにか、高等な陽動作戦ではないかと懐疑的になりますね。

鳩山首相とすれば、5月末までに、「基地受け入れ地元、連立与党、アメリカ」の三者合意による解決案を図るとの公言は、県内・県外がNGで、グアム・テニアンが有望候補であれば、社民党も容認でき、それが、日本の民意とあれば、アメリカは強圧的な態度を示さないでしょうね。
沖縄・徳之島を政府案と掲げていれば、民意は、「基地不要」になり、アメリカとの折衝だけになりますね。

鳩山首相の腹案が、グアム・テニアンである事を切望するのみです。

天木直人氏のブログ『日米同盟を解消しないで下さいと米国に頼み込む外務官僚OB』で、”「米国が一番恐れ、弱いのは、ヤンキー・ゴー・ホームという国民の反米感情の高まりである。」”と書いており、なにか、現実味を帯びてきた様子ですね。

いかに、鳩山首相が宇宙人とはいえ、最近の言動は、お粗末しすぎで、懐疑的になりますね。
直近で、鳩山首相は小沢幹事長と会談しており、小沢幹事長も表面的に傍観しているのは、理解できるような気がしますね。






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