傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

汚染水問題:民主幹事長 野田政権時の汚染水対策反省・・・今さらの感(雑感)

2013-10-25 06:03:44 | 政治

24日、民主党が野田政権時の汚染水対策が不十分だったと反省の弁を記者会見で表明したが、反省表明の時期を逸した今さらの感ですね。
23日の参院予算委員会で増子輝彦議員が安倍総理のIOC総会での「汚染水はコントロールされている」発言を質問した際に、安倍首相から、”「汚染水問題は安倍政権時に発生しておらず、増子議員は関与してきたのでないか?」”と逆襲され無様な質疑内容でした。
海江田民主党代表が原発事故時の経済産業大臣であり、汚染水問題の本格的な対策を東電の意向を容認し先送りした権限者であり、今さら汚染水対策反省表明など賞味切れですね。
民主党は本格的な総括し解党的出直ししか政党の存在価値がなく消滅するしかないですね。

民主党の汚染水対策の反省表明で、野田政権時の「収束宣言」は「原子炉の冷温停止」に傾注したが、汚染水問題は応急的な対策から恒久的な対策に切り替えるべきだったと反省を表明。

汚染水問題については、本ブログ「福島原発事故:放射性物質漏洩防止(遮蔽)はどうなっているのか?」(2013-07-14)で、

”「馬淵澄夫議員が総理補佐官に就任し放射性物質の漏洩の遮蔽チームの担当になり、 2011年04月22日の記者会見の動画で、建屋から放射性物質漏洩対策だけでなく循環系長期冷却水から地下水への漏水対策に世界の知見を集め大規模・不透水層の遮蔽を施工すると話をしており、その後、内閣改造、政権交代があったが、本格的な遮蔽工事が進行していると思っていましたが、青山繁晴氏の話では、今現在も手つかずの仮設状態だったのは驚愕です。」”

と書き、7月時点で疑問視しました。

汚染水問題がホットになり安倍首相のIOCでのブロック発言が話題になった際、本ブログ「福島原発:汚染水は制御下で限定的と発言したが?民主党にも責任ありますね。」(2013-09-10)で

”「当方は、馬淵澄夫議員の意見には納得性があると思っていましたが、その後の経過を振り替えれば、馬淵澄夫議員の問題提起が放置されたまま現在に至っていることが、今日の汚染水問題の起因と思え、言えることは、当時の菅政府、野田政府にも責任の一端がありますね。
マアー、安倍首相のオーバートークは今後の結果が問われる問題であるが、今までの結果責任は民主党が問われるのが当然ですね
。」”

と、安倍首相は今後の問題になるが、今までの結果責任は民主党にあると書きました。

本ブログ「汚染水問題:安倍首相発言は作為的嘘であるが元凶は民主党政権の怠惰」(2013-09-18)では、

”「民主党は、安倍首相の汚染水は制御下で限定的発言を糾弾できず、東電が約束不履行だったとしか攻められないのです。
民主党が安倍発言を糾弾すると、火の粉が民主党に降りかかるのは明白ですから。
マアー、こんな民主党に誰が期待するでしょうか?
民主党が国民に信頼を取り戻すには、小沢一郎氏を追い出した事案を総括し、国民から総スカンされたことを猛省し解党的出直しが不可避ですね
。」”

と、民主党は総括せずに安倍発言を糾弾すれば返り討ちされると書きました。

まさに、民主党が返り討ちされたのは、増子輝彦議員ですね。
23日の参院予算委員会で増子輝彦議員が安倍総理のIOC総会での「汚染水はコントロールされている」発言の質問で、安倍首相から
”「汚染水問題は安倍政権時に発生しておらず、増子議員は関与してきたのでないか?」”
と逆襲されましたね。

本ブログ「安倍首相を追い込むには、総花的より一点集中では?(雑感)(追記)」(2013-10-19)で、安倍首相を追い込むのは「ブロック発言」を「嘘つき」の枕言葉にしストレス与えることと書いたが、

”「ただ、問題は民主党ですね。
本ブログ「汚染水問題:安倍首相発言は作為的嘘であるが元凶は民主党政権の怠惰」(2013-09-18)でも書きましたが、野田前首相は、福島原発事故を「収束宣言」をしており、菅元首相・海江田元経産相時代に汚染水問題を棚上げしたことで、民主党は、「収束宣言」を正式に取り下げをし、菅元首相時代の汚染水問題の取り組み不備を国民に謝罪が不可欠ですが、海江田代表がそこまでできるかどうかでしょうね。
期待するだけ失望が大きくなるだけでしょう!
馬淵議員が汚染水問題で意見言っても空砲にすぎないですね
。」”

と、海江田民主党代表には、自ら総括する腹はないでしょうねと書きました。

マアー、返り討ちされてから、反省の弁など賞味切れであり、民主党の感度の悪さには呆れますね。
9月7日の日刊ゲンダイの記事『馬淵澄夫氏が指摘 安倍政権の汚染水「抜本対策」に致命的欠陥』から1ヶ月以上も経過しており、民主党は機を見る鈍ですね。
やはり、菅・野田政権時の国民から不信感を買い下野した総括が不可欠で、解党的出直しせずに組織防衛・保身がみえみえの奇麗事では消滅するのも時間の問題で、消滅することが国民の為ですね。

「付記」

ブログ「社会科学者の時評」様のエントリー『■ 福島原発事故現場は制御できているといったこの国の首相 ■』で、【◎ 口先で現実が変えられるか? ◎】、【フクシマを切り捨てる安倍晋三に首相の資格はあるのか】のサブタイトルで安倍首相を酷評しています。
放射能による生殖機能に異状を来たすのは通説になっておりますが、エントリー文中にある「写真」は刺激的で、ブログ「院長の独り言」でも奇形(奇形で検索すれば数多くヒット)を取り上げていたが直視するのは勇気がいります。
福島の避難家族が健康不安を持つのは理解できます。
世の原発の有用性、放射能汚染は軽微の意見に如何なる有益があっても原子力は不要という思いになります。
汚染水を希釈すれば海洋放流を是認する意見者には見せたい写真と思いますね。



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