傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

小沢裁判:田代検事の告発を地検が受理・・・注目

2012-01-24 20:31:00 | 社会

八木啓代女史が代表の団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」による陸山会事件の田代政弘・新潟地検検事を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で最高検に告発した事案を東京地検の刑事部が受理。
本事案の結果次第で、石川裁判の正当性が問われ、小沢裁判の判決に影響しますね。

朝日新聞が、1月24日の夕刊の社会面(11面)に、記事『「うその捜査報告書」 市民団体の告発 東京地検が受理』で、、

”「民主党・小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で「うその内容の捜査報告書を作った」として、東京都内の市民団体が虚偽有印公文書作成・同行使罪などで最高検に提出していた田代政弘検事(45)の告発状を、東京地検が受理したことがわかった。
 受理したのは刑事部。告訴や告発は通常、特捜部が窓口となるが、今回は特捜部に所属した検事であることから、地検は「捜査を公正に進めるため」として別の部に捜査させる。
 田代検事は2010年5月、小沢氏の元秘書の石川知裕・衆院議員(38)を取り調べた。その際の報告書で、石川議員が「小沢氏に虚偽記載を報告し、了承を得た」と認めた理由を「検事に『うそをつけば選挙民を裏切ることぬなる』と言われたのが効いた」といわれたと記述した。しかし、小沢氏の公判で、この時にこうしたやりとりはなかったことが判明していた
。」”

と報道。

また、八木啓代女史の24日のブログ『告発受理、そして、新たなる大バトル勃発か!』では、

”「さて、当会の告発状、先ほど地検に問い合わせまして、特別捜査部ではなくて、刑事部で受理されていることがわかりました。特捜が被疑者の件を特捜が受理というのは、なんぼなんでもという感はありましたので、妥当かと思います。
 あとは、検察が検察として、国民の税金を使って民主主義を踏みにじるような機関、というような存在ではないということを明らかにし、きちんと国民の信頼が回復できるようなまっとうな捜査をしていただけることを期待します。・・・
」”

と書いております。

時間差があるとは思うが、告発した八木啓代女史が地検の問い合わせし、刑事部が受理したことを知り、朝日新聞は、夕刊で報道しており、何か、地検は当事者にどのように知らせるのでしょうか?郵便なのでしょうね。

当方は、本ブログ「小沢裁判:秘書裁判を否定しなければ心証裁判で推認有罪の判決でしょう(邪推)(追記)」で、小沢一郎氏の裁判は、石川議員らの秘書の裁判は有罪判決がでており、裁判官は、秘書の有罪判決を既成事実として、小沢一郎氏の被告人質問の心証で推認判決するのが自然と書き、田代検事の告発の結果次第で、石川議員らの秘書裁判、小沢一郎氏の裁判に大きく影響するでしょうね。

マアー、検察の体質が試されます。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。