シーズンは・・・いつも蚊帳の外

しかしいつまでも、本当に寒いですね

今年は、激しい気温の変化に
体調を崩す方が多く、銀ステのお客さまもしかり

「今年は春がないようね」と
長引く風邪に悩まされ、“家籠り人”が続出・・・

たいへんです

春がないってことは、冬からいきなり夏
夏は、ますます“家籠り人”が増える季節です
（これは銀ステでの見解ですが・・・）

ということは・・・

困ります

いよいよ、ＧＷに突入とあってか、
賑やかな心弾む話題もメディアでは積極的に取り上げられています

その中の大手旅行社調べによる「今年のＧＷの旅行者数」
毎年予想されますが、今年は円安と飛び石連休とあって
国内旅行者がぐぐ～んと急増するのだとか・・・

ぐぐ～ん、ですか、うらやましい

うん？まてよ昨年は
円高ってことで海外旅行者がぐぐ～ん・・・だったような

いずれにしろ、毎年思うことですが
銀ステには無関係のデーターだなぁ、と

ＧＷに悲しいかな忙しかった記憶がありません
これは、お盆も、お正月もしかり、

「連休の混むときに何もわざわざ」
という、お客さまが圧倒多数だからでしょうか

さらに・・・・夏はあきません
ますます、あきません

「また秋に会いましょうね」
そう言って、本当にぴたりと連絡が途絶えるお客さまの
なんと多いことでしょう！！

つまり、
冒頭のお客さまの言葉をかりるなら
春がなく、夏は駄目、秋までほなサイナラって・・・
それは長いなぁ～

う～ん、これは死活問題です


毎年この季節、一番の稼ぎ時とばかりに盛り上がる
「旅行社の高揚感」

なんだか蚊帳の外、そんな感が否めない
今年のＧＷが始まります


■銀のステッキ旅行・ＧＷ中の営業案内
銀のステッキはカレンダー通りの営業となります。
皆さまからの旅のご相談をお待ちしております。


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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL　0797-91-2260（平日8:30～17:00）
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人：http://ameblo.jp/arailuka
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え？違いますよ～

「あら、今日は定休日？」

事務所のドアがすっとあきました

最近、社内の風通しのため、少しドアを開けています
自然空調というやつです
そのせいか、いつもはインターフォンを鳴らして下さる方も
（どうして良いのか分からず？！）
いきなりドアを開けられます

しかも開けた先は・・・
静まり返った暗い部屋


電話をそそくさ切り、慌てて
「いらっしゃいませ～」と出たものの
その方はもう、背を向けて帰り支度

すみません、こちらへどうぞ、どうぞ
と、追いかけ、
隣の部屋へお通ししました

～多分ここまでのクダリはいらないのですが・・・～

対応したスタッフが、
困った顔で、私に聞いてきました

「いまの方、バザーの品物持って来られました・・・
　どうしましょうか？」

へぇ～～！！！

先日、開催した、銀ステバザー

事務所前に手書きのポスターも確かに出しました
なので、ありがたいことにバザー目的で
飛び込み訪問も何件かあり、お買い上げもいただいています

あ～、なるほどなぁ

少し思いめぐらせ合点しました

「丁重に丁重に、でも、うちは旅行社です、としっかり伝えて下さい」

そうスタッフに言いました

その方は少し驚いた様子で、
大きな荷物を再び手に事務所を後にされました

私、マチガッテイマシタ？

う～ん　

本業まっしぐら、神のお告げがありました、とさ


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三春の滝桜と、桜隠す雪の華

三春の滝桜には、特別の思い入れがあります
銀のステッキ・旅サロンの旅行をご案内し始めて
まだ間もない頃、
１１名のお客様と訪ねました

まだまだ、どうしていいか分からない時期で
ド緊張、ガタガタ、右往左往
そんな添乗をしていたように思います
だから、とにかく桜さえ咲いていれば…！と
切に願ってその日を迎えたのですが、

思い出すのはギュッとつぼみを閉じて
春を待つ凜とした姿の滝桜

「がーん…」

それでも、滝桜の神々しさ、存在感は
見る者全てを圧倒させるパワーがありました
それは、単に樹齢千年を超える威厳だったのかもしれません

そして、３年ぶりに滝桜を訪ねることとなりました

私にとっては、単なる３年ぶり
でも三春の滝桜にとっては、
東北大震災を乗り越えてきた証が刻まれた
特別な３年間だったと思います

様々な思いが錯綜し、ドキドキしながら
滝桜へと、私は歩みを進めました

データによると満開日は１４日
満開日より９日も過ぎています

もうダメか…
半ば諦めかけていた私たちの目に飛び込んできたのは

見事に花を落とさず耐える、力強い滝桜の雄姿！

あれ、でも近くへ寄ってみると、
もうほとんど花が終わっています

ところが、少し離れると、あたかも満開のように
見事に無数を花を付けて咲き乱れているように見えるのです

これは、三春の滝桜の底知れぬ力なのかもしれません
「まだまだこれから！」
「負けていられるもんですか！」
そんな雄叫びが聞こえてきそうで
身震いさえしました

三春の生命力は、私たち観光客だけでなく
被災した人達にとっても
希望と勇気の証になっています

被災した人たちは滝桜に故郷の桜を重ね、
いつか戻れる日を祈ります

滝桜の生命力にあやかりたいという人のため
福島から各地に送られた苗は３万本、
全国で見事な花を咲かせているそうです

３年前に出会った、威厳に満ちた力強い滝桜の姿が
今年は、希望に満ち満ちた明るい未来を
表してくれているかのようでした

ところで、前回訪ねた時と全く変わらなかったことが一つ…
それは、この時期にして、何故か雪…
確かあの時は、「花見旅」ならぬ「雪見旅」と
レポートを書いた記憶があるのですが
まさか、今年もそのフレーズを使うことになるとは…

どうやら、私は東北の桜には向いていないようです

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うどん屋でのある会話に思う

うどん屋に入りました

先客は男性ひとりだけ
ティッシュを鼻に・・・もう食事は、終わりのようです

入れ替わりに、常連客らしき女性が
「毎度！」と席につかれました

どうやら、この近所でお勤めのようで、こちらのお店でも
「いつもので！」
その一言で済む間柄の様子でした

煙草に火がつきました
店内が煙る中で

A.「ママ、そう言えば私の上司変わったのよ」

B.「え、転勤？」

A.「そう、いま新しく女性の上司が入ってきたわ」

B.「まあ、その仕事に女性って、すごいわね、
　　きっとやり手じゃないの」

A.「う、うん、まあ、ね」

ここまでのやり取りで
この人なんだかお茶を濁しているかも・・・と
ますます聞き耳たてる私

B.「今は女性の時代だから、その歳で店長なんて
　　バリバリってとこね、その人」

A.「うん、女捨ててる感じよ、もう」

B.「第一、女の人の方が、よく気が回るから、お宅の仕事には
　　よかったんじゃない」

A．「う～ん、でも、気が回るっていうか、細かいっていうか」

B.　「あ～なるほど、下で働く側にとっては、細かいのね」

A.　「男性の方が、懐が広いというか、
　　　大雑把な分、こちら任せなところがあって楽だったかな」


はい、ここまでの会話を聞きながら・・・・

まさにその女性上司は私ですよ～！！って
声を出しそうになりました

『女が細かい、男が大らか』
オイオイそれはないよ
ナンセンス

でも、細かいのは確かです、私は
見かけは大雑把ですが、身内（社内的）には
たいそう細かいのです
これって、当たり前でしょう

“女性だけの銀ステ”

それだけで細やかなサービスは当たり前、
と思われています
そして、それを、確かなものにするためには・・・

私は喜んで、指に埃をかかげ、
「これは何ですか？」と言い放つ、
典型的な小姑であり続けます

男性の、女性の、って概念がもう古いのですが
「らしさ」は確かにあるし、それは大事だと思います

結局、私は、子供のころから周辺に言われ続けた
「お前はオトコオンナ」

それが、いまの銀ステの目の上のこぶである
私に必要な要素なんだと、思うのです

・・・どうかな？

うどん屋のあの人は、
うちのスタッフだったかもしれませんしね

ふふ

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免許更新の案内が届きました

「ねぇ、もみじマークって今何って呼ばれてたっけ？」

来月バス旅行を予定される幹事さんと
本日下見で京都へ
その帰り、高速に乗った時に、そう尋ねてこられました

そういえば四葉のクローバーみたいな形に変わった？
オレンジと茶色のまだら？そんなのでした？

「今ね、熱海のホテルに着いて、一杯やってるのって
メールがきたのよ」

きたのよって、誰からですか？と私

お聞きすると、この度のバス旅行へご参加予定のおひとり
88歳にして！！免許も最近更新して！！
今日もお一人で！！
宝塚より→熱海へ！！
マイカーで！！
遠出されたのだとか

幹事の方には、やはり無事到着報告ってことで
メールが今届いたようです

“って熱海ですか？”
“しかも高速で？”
“お1人で？”
“車で？”

突っ込みどころ満載ですが、なにより・・・
88歳って！！！

『嘘～ん！』

人類はどこまで行くのかしら～～

遠出にも、限度があるでしょうよ！
ちなみに女性ですよ、この方

実は昨年の秋のバス旅行で初めてご一緒しましたが、
確かにとてもユニークな方でした

食事中、
「あら、皆さん飲まないのね、私は、白の、あ！甘口は駄目よ、
ドライで、少し冷やしたのが良いのだけど、ある？」
ワイングラスを手に、
「私だけ、浮いちゃてるわね」
と、ガハハと、いつも豪快な大笑いでした
そのくせ、
「結構、皆に気を気遣うのよね～私」と目配せも粋でした

そして私がとても記憶に残したのは
「Nさん！」
ご一行さんのバス旅行で
一（いち）添乗員を認識される方は少ないです
まあ、「添乗員さん！」がせいぜいです

しかも、銀ステオリジナルの旅行ではないので、
初めてお目にかかったご一行様の中のお1人

その方が、はっきり、しっかり
「Nさん！」と私個人を認識して
その旅行中、ずっと声をかけて下さったことが、スゴク印象的でした

それが、相手に強く印象付けるってことも
百も承知だったのでしょうね、この方は！

しかし・・・スミマセン年齢ばかり注目して
でも、88歳って、熱海って、
すごすぎます

今日、免許の更新案内が私の家にも届いていました

いわゆる乗らない車の更新、です

私も、熱海まで孤高の人となり運転すれば、
いまより美味しい一杯が
飲めるのでしょうか

う～ん、いまのままの負荷のない一杯で充分です、私

名ばかりの更新に期日までに行くことにしましょう



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