銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

四国の春は、お遍路さんと共に

2012年03月31日 | Hの生きる喜び、それは
いよいよ始まりました!
銀のステッキ「四国八十八ヶ所巡礼」
まだか、まだか…と 
こんなにこの日の添乗を待ち焦がれたのは初めてかも

と、興奮しているスタッフは
当然、私だけで…

久しぶりの巡礼の旅
お客様と共に歩む、祈りの道

「四国は初めてで不安だらけ
 何を準備して、何を持っていけばいいのかしら…」
―初めての方でも安心して参加できるように

「銀ステさんで、是非最後まで廻りたい」
―また次も、銀ステでお参りに行きたいと思っていただけるように

添乗前夜、お客様の声を思い出しながら
あれもこれもと準備に余念がありません

そして迎えた当日
ぽかぽかの春の陽気
これは、絶好のお参り日和!

16名のお遍路さんを乗せたバスは、
春ののどかな四国路を走ります

今年は4年に一度の閏年で、逆打ち(逆まわり)をすると
お大師さんに出会うことができる、そして
その御利益は順打ちの2倍、3倍と言われることから
88番「大窪寺」からお参りが始まりました

最初に、山門で一礼して…
手水で浄めて
本堂でお線香とローソクを立てて

初めてのことも多いでしたが、
お先達さんに教えていただきながら、
一つずつ、丁寧に所作をこなしていく皆さん
初めて出会うメンバーなのに、
一緒にお経をあげて、お寺を後にしてバスに戻る頃には、
緊張もとけて、既に旧知の仲のように
和やかに会話が始まり、皆さん“お遍路さん仲間”に

こうやって、四国をお参りしていると
小さな悩みが知らず知らずのうちに消え、
何に対しても感謝の気持ちが生まれてくるから不思議です

「出発前よりも、心が軽くなりました」
そう、仰ってくださるお客様も

お客様はもちろん、お先達さんや、四国の人々、
そしてお大師さんとの素晴らしい出会いに
感謝です ありがとうございます

この四国八十八ヶ所巡礼の輪が
これからも広がっていきますように

「じゃぁ、また来月ね!」
「これかも、よろしく」
帰りのバスを降りる際の皆さんの声が
行きよりも一段と高く聞こえました

四国八十八ヶ所巡礼は、まだ始まったばかりです

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新しい風の魔法ふわり

2012年03月27日 | のほほん同志Aの日常

ふぅー

昨日から、いつもと違うくたびれ方をします。
どうやら3月に、ひとつ重ねた年のせいだけでもないようで…。

イタリア、九州と添乗つづきで終えた先週が明け、
きのうから事務所に復帰しております。

とそこには、不在中に入社してきた若き新人ひとり。

きのう、今日と、その「教育」に余念がありません。

まったくの新人を銀のステッキで迎えるのは初めてですから
この疲労感は、新入社員を前にして
むやみに張り切り、昂ぶっている証拠なのでしょう。

思い出したのは、十年近く使用している実家のパソコンです。

近頃とくに調子が悪く、
起動中に何度も固まり、前ぶれなく落ちるようになり、
最後にはネット接続もできなくなり、
さすがにもうとっくに寿命だわねとのことで、
お暇を出すことにしました。

そうして我が家に新しいパソコンがやってきたある日。

一家そろってアナログ人間ばかりなので、
近所の若者に設置に来てもらい、
念のため、お古のパソコンを見てもらったところ、

「あれ? こいつ、ちゃんと動きますよ」

え?と覗き込んでみると、

ブーン

なんとまぁ、すっごい快調。

新品のパソコンを前に危機感を抱いたのか
にわかに張りきりだしたお古のパソコン。

ぷつりと途絶えていたネットもつながるし、
ダウンロードも速い速い!

まったくもう…。


ともあれ、新しい風は、
古びたものにもふわり魔法をかけてしまうようです。


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イカナゴの口福

2012年03月25日 | Hの生きる喜び、それは
初めて見た時はビックリしました
この時期、スーパーに並ぶイカナゴの山積み
そして、それを惜しげもなくカゴに入れるおばちゃんたち
1kg 2kg買い、なんてザラだそうです

郵便局の窓口付近には、地方発送されるであろう
イカナゴのくぎ煮の包みが高く高く積み上げられていました
イカナゴ、イカナゴ…
とにかく神戸のおばちゃんのイカナゴに対する情熱の深さは
尋常じゃないようです

海無し県に生まれた私にとっては、けっこう衝撃でした
今、そのおこぼれにあずかり、
毎日食卓にイカナゴを並べて、春を感じています
色んな味付けのイカナゴがありますが、
どれも美味しくて、ご飯がススム最高の友!
宝塚に越してきて、よかったな~と思う瞬間です

イカナゴの勢いに反して今日は寒の戻りで
寒い一日でしたが、
先週21日には高知で桜開花宣言が出され、
ようやく、待ちに待った桜便りも
西から東へと届いてきそうです

明日から、韓国の古都、慶州と
田舎の村 河回村へ行ってきます
ココ、のどかで落ち着く場所なんですよ
韓国らしい村や家が残っていて、私、大好きな地域です
3日間、なのであっという間に帰ってきそうですが・・

帰って来る頃には、この辺りにも
桜便りがやってきていますように…!

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春一番吹いた

2012年03月22日 | 見かけだおしNのつぶやき
今日から銀のステッキ旅行に
入社した、新たな息吹

なかなかユニークな人材です

5月に、ようよう
丸の3年を迎える私たちにです
明日をも分からぬ会社?に
何でしょう

わが身の、これからを預けてくれた
奇特な人物といえばいいのでしょうか
感謝?
いえ、それは違います

厚かましいのですが・・・
銀のステッキの採用基準は
実はとても厳しいのです

なぜなら・・・

お客様が優しいからです

優しい、甘い、その先には・・・・
最低限のマナーが存在します
 
これを、勘違いしてはいけない、ということです
私たちスタッフは、常に律する、ということです

とはいえ、オキテを破るのは
たいがい私ですが・・・
ハハハ

新人教育に
「私は、特別なんです」とはいえず、

今日は、何でしょう
随分昔の、社員教育なるものを思い出しながら
叱咤激励
かなり、背筋の伸びる一日でした

多分、疲れたでしょう、本人は!

でも
本当のところ一番の高揚は、

ながらく、後輩の居ない、
青空天上(いえ頭にこぶ、が正しいか)の、
いつまでも自分が一番若いと錯覚してきた、
わが社のホープ!
そのスタッフだったかも

慣れない指導に疲れたことでしょう
ふふふ
これも可笑しい

ともかく
銀のステッキに春一番が吹きました!
どうぞ、ご期待下さい

*3月24日(土)
用瀬の流し雛新人初デビューです。
ぜひツアーへご参加下さい!

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バイバイ!

2012年03月22日 | Hの生きる喜び、それは
もう一年以上の前のことになるのですね
銀ステに、働きに来てくれていた学生2人
内一人は昨年の秋に
そして、最後までがんばってくれたもう一人
今日が私と彼女のお別れの日でした(ウルウル…)

めでたく就職先が決まりながらも、
この日まで銀ステに奉公?してくれて、ありがとう!

いつの間にか仕事にも慣れて、
お客様の名前や顔も覚えて、
さくさくパソコンを使いこなし、
電話口でも軽やかに応対

恐るべき、仕事マスター力でした!

「実は…最近ようやく仕事が慣れてきただけで
ほんの少し前まで、電話出るのが怖くて…
出勤の日の朝、事務所のドアの前で
よくため息ついてました」
「今は、優しくしてくださったお客様と
別れるのが、寂しい…です」

なんて、心の内をぽろりと話してくれたのは、
今日のお昼を一緒にした時
人知れず、苦労して悩んでいたのですね
でも、それも今日が最後

何ひとつ、先輩らしいことはできなかったけど
たくさん助けてくれて、ホントにありがとう!
次なるステージでも活躍祈っています
体に気を付けてがんばってね!

と激励の言葉を送りながらも…
心の内では、いつか帰ってきてくれないかなと
よからぬ期待を抱いてしまっているのでした

銀ステで培った経験が新たな職場でも活かせるよう、
よい人々に恵まれるよう、祈っています!
ありがとう、バイバイ!

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