銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ウサギは国境を軽々超えるのだピョン!

2012年09月30日 | 見かけだおしNのつぶやき
昔、あるところにウサギとキツネとサルが暮らしていました
ある日、3匹はつかれはてた老人に出会います
老人はおなかがすいて動けない、何か食べ物をめぐんでくれと言い、
3匹は老人のために食べ物を集めに出かけました

やがて、サルは木に登っていろいろな果実をとってきて老人に食べさせました
キツネはお墓に行ってたくさんのお供えものをとってきて老人に与えました
しかしうさぎはいっしょうけんめいがんばっても、何も持ってくることができません

そこで、なやんだウサギはかくごを決め、
もう一度探しに行くので火を焚いて待っていて欲しいと伝えて出かけていきました
サルとキツネは火をたいて待っていましたが、
手ぶらで帰ってきたウサギを見て、ウソつきだとなじります
するとウサギは「私には食べ物をとる力がありません
ですから、どうぞ私を食べてください」といって火の中にとびこみ、
自分の身を老人にささげたのです

実は、その老人は神様で、3匹の行いを試そうとしたのです

慈悲の心

もとの姿に戻った神様は、そんなウサギをあわれみ、
月の中にウサギをよみがえらせて、みんなの手本にしたのだとか、
・・・とさ!



皆さん、ご存知でしたか?
月にうさぎが住むと見る国って・・・世界広し
その中で唯一、
中国・韓国・日本って

これ笑っちゃいますね
 
だから、今日、猛烈な台風だったのかしら!?

それじゃあ、まさにおとぎ話じゃあ、ありませんか

日本昔話のオチなら必ず、狐も猿も改心ですよ
ウサギを称えます
三匹とも方法が違うだけ、皆こころやさしいのです

子供の頃の方が、善悪をちゃんと認識していたのかなぁ


今なら、誰がウサギだ
俺だ!俺だ!の大合唱ですよね
 
この見苦しさ、本家ウサギもどうやら顔を隠しました

2012年の仲秋のお月見は・・・

確かに、三国だけが
ウサギに見えることを世界に知らしめました

ウサギの取り合いだけは、やめないと
子供たちの心を傷つけるだけなんですけどね
得るものって、ないよピョン!
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コトバの出どころ

2012年09月26日 | のほほん同志Aの日常
先日、富良野塾での倉本聰さんの言葉を紹介したところ
少し年上のステキな友人から
「ブログ、読んでますよ」とメールが届きました。

曰く、

「…いつも座って感動を感謝して受け取る側ですが、
 そのうちひょんなことから自分の分野で走る役目が回ってきたら
 ちゃんと走る覚悟だけはしないと、と思いました
 素晴らしい言葉を教えていただいて感謝です」と。

こうして感想をいただけるというのは、とても嬉しいことです。
仮に、それが自分のコトバではないにせよ。

本を読んでグッとくる言葉を見つけるのは得意です。
それを自分のものであるかのように紹介するのも好きです。

でも、それはあくまで他人様の言葉。

素朴な疑問。
いったい私には、自分の日々から生まれた
自分なりのコトバというのがあるのかしら…。
あるとしたら、それをいったい誰に話せているのだろう…?

そんなことを感じていた今日。
この春入社した後輩から、話があります、と切り出されました。

「実は私…」

んまあ!

次の瞬間、私、とうとうと語っていました。 
自分の日々から生まれた、大いに偏った自論を、
私にしか語れないであろうコトバで。

「うん、まぁ、でも良かったやん。祝福するよ」
としめくくった私に、

「いや、全然そうは聞こえなかったんですけど…」

後輩くん、かなり困惑していました。
気の毒に。

どうも私の場合、
他人様のコトバを引っ張り出してきたほうが無難なようです。


▼国内ツアー報告「奈良少年刑務所ツアー報告」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110617.html


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走るのか坐るのか 覚悟を決めなさい 

2012年09月25日 | のほほん同志Aの日常
大阪と札幌を22時間で結ぶ、日本一長い寝台特急
「トワイライト」で訪ねる北海道から帰ってきました。

いえ、富良野から…というほうが正しいかもしれません。

訪ねたのは、倉本聰さんの富良野三部作、
「北の国から」「優しい時間」「風のガーデン」の舞台です。

これぞミーハー人間の真骨頂!ともいうべき企画。
でも意外やこれがズシンと響き、今もその余韻のまっただ中です。

私にとっての収穫は、倉本聡さんが
大地に根差した脚本家・役者を育てたいと私財を投じた
「富良野塾」の開塾20周年記念冊子が手に入ったことでした。

塾で学ぶ期間は2年間。
費用は無料。
でも生活費は自分たちで稼がねばなりません。
ですから塾生たちには北の大地での厳しい農作業が待っています。
そして、その作業に1日を費やしぐったり疲れたなか、深夜の講座、レッスン。

そんな濃密な2年間を終え、自分のもとを巣立っていく若者たちに
倉本氏が送るのはこんな言葉です。


 もしも君たちがなくしものをして
 それがどうしても見つからなかったら
 富良野に探しに戻っていらっしゃい

 残雪の溶けた塾地のぬかるみに
 君らの探しものはころがっているはずだ

 もしも君たちが都会の夜の底
 ネオンが眩しくて道に迷ったなら
 闇の中に立ち 星を見るといい

 天の川の下に八幡丘の道
 道なりに行けば 小学校の前に出る

 もしも君たちが暮らしに疲れ
 夢も目的も忘れ 流され始めたら
 フレベツ川の流れを想い出せ

 滔々と流れる空知川ではなく
 その源流の 塾を流れていた
 フレベツ川のささやかな流れを

 もしも君たちが走ることを忘れたら
 布礼別の農道を想い出しなさい

 そこにまだ足をひきずって
 走りつづけている仲間がいることを 

 夢をもつことは君たちを走らせ
 走る苦しさは君たちを止まらせる

 夢をもつことは君たちを走らせ
 走る苦しさは君たちを止まらせる

 
 もしも君たちがここで持っていた夢を捨て 走らなくていい楽な夢を望むなら
 富良野のことは もう忘れなさい
 僕はそのことを 軽蔑しようとは思わない

 しかし。
 それでも。どこにあっても
 「感動」ということだけは忘れないで欲しい

 感動を創るものは走らなければならず
 感動を得るだけなら坐しても可能だ

 走るか 坐るか
 覚悟を決めなさい

 そしてもし君たちがある日突然
 しばらく忘れていた感動を思い出し
 胸の奥から涙がつきあげたら
 いつでも富良野に帰っていらっしゃい

 坐して見るものとは お茶でも飲もう
 走っているものとは 酒を汲み交わそう
 俺たちは此処にいてずっと走っている
 ―――行ってらっしゃい
 

              倉本聰



ただまるごと引用するなんて、ルール違反です。
でも、ちっとも消化も昇華もできないまま
ここ数日ぐるぐると頭を離れないのです。

「感動を創るものは走らなければならず
 感動を得るだけなら坐しても可能だ」

「走るか 坐るか
 覚悟を決めなさい」

さぁ、いかがでしょう?

単純な私は、さっき急にアドレナリンが噴出し、
夜の武庫川を猛ダッシュで走ってきました。



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中国・韓国・日本

2012年09月21日 | 見かけだおしNのつぶやき
まあ、いま中国です、韓国です

「きな臭い」ってことで、ご意見さまざま
仕方なし

いろんなところで経済打撃、の中で、、、旅行業もしかり・・・


う~ん、海に囲まれた島国・日本と、
よその国と大陸続きの国は根本が違うんだと思います

中国なんて、超がつくほど面白すぎだし、
韓国は、お隣(北)が、それこそきな臭いのに、
世界的アイドルも大活躍!の今の国です

日本には、ない環境、日本ではない、環境

同じでないことを理解するのって難しいのですね、ホント
しかし今世紀に入ってもこのセリフ
どうにも、こうにも、
私が学生の頃、20年前の学校で習った「国際交流」って
発展ないんやなぁ・・
ボーダレスってなんやねん!

仕事柄、両国へはよく行きます
そしてガイドさんと話します
これだけ、日本語を完璧に話すガイドさんが
「日本人嫌い」と言います

一般的に、日本語の習得は難しいといいます
でも、果敢にこれを克服したガイドさん
学生時代、それでも何らかの夢・期待を込めての
わざわざ嫌いな日本人が話す日本語を選択したのでしょう

ものすごい賢い方のはずです
でも、いま
「日本人嫌い」といいます

むろん歴史もしっかり勉強されています

こちらが無知を確認させられるほど、皆さんの博識はスゴイ

熱い訴えを前に
「え?なんで、なんで、そんなにムキになってるの」
例えば、私の世代はこんな感じではないでしょうか?

怒っている人が、一番腹立つこと・・・
「何をそんなに怒っているの?」
その冷静さ、無関心ではないのかしら

(火をつけているのは、そんな私たちのノンポリ態度??)

今、メディアで流れる映像だけを全てとすれば、
私もムカつきます

でも、きっと違うと思います

今の状態を良しとする人、
中国・韓国・日本にも、そんなに多くないんじゃないかな

私は、せっかく、この仕事
旅を通じて、海外へ、異文化の土地へ
お客様をお連れする仕事に関わった限り、

本当のことを知って欲しいと思っています
「本当」って
まあこれが一番難しいのですが!!いつの世も

ただ、厚かましくいうなら

日本人が日本人のために見せる情報は平等とは言い難い
これを他の国にいい変えても同じ

韓国が韓国人のために見せる情報は・・・
中国が中国人のために・・・

ね、同じでしょう

あるお客様が仰いました
「国同士が何やらあっても、民同志は草の根交流ですよ」

ですよね

せめて、それくらいお手伝いさせていただきたいと思います

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来月、韓国の旅にでます。
ものすごく素敵なガイドさんを手配しました
日本育ちの、韓国人。
博識ある、このガイドさんの案内だけでも
一味違う、思い出深い韓国旅行になると思います。
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今年の花火の打ち止めは

2012年09月16日 | のほほん同志Aの日常
海、山、バカンス、開放感…

「夏」という言葉から連想されるものはさまざまですが、
「暑さ」と「暑苦しい」のが何より苦手な私にとっては
夏は、ただただ一刻も早く過ぎ去ってほしい季節。

そんななか唯一の夏の楽しみが、秋田・大曲の花火大会。
今年も8月の終わりに40名様近いお客様とご一緒し、堪能してきました。

例年でしたら、ここで私の夏モードは終わり、
あとは残暑のなかでも気分は秋モードになるのですが、
今年はどうやら少々勝手が違います。

というのは、10月に茨城・土浦の花火大会が控えているから。

そこらの花火大会とは違い(失礼)、
大曲と並んで、内閣総理大臣賞をかけて花火師が競う競技大会です。

大の花火好きとしては、かねてよりぜひご案内したかったのですが
勝手知ったる大曲とは違い、初めての企画。

しかも80万人が大挙して押し寄せる花火大会と聞いています。
快適にご覧いただけるのか、安全にホテルにお帰りいただけるのか、
トイレは? 食事は??

花火添乗の難しさを知ればこそ、あれこれ心配ごとばかりで
やはり二の足を踏んでしまっておりました。

でも、ぜひ行きたいとのお声があがり、恐る恐る企画したところ
なんと…予想を超えてのお申込み。

もうこうなると、なんとかやるしかありません(弱気)。


というわけで、今日まで1泊2日で土浦の下見に行ってまいりました。

広範囲な土浦のこと、
まずは観光案内所で自転車でも借りようと、ぶらりと訪ねると

「ひょっとして、銀のステッキさん??」

ツアーが近づくにつれ、ここ2週間ほど何度となく電話して
質問攻めにしていた土浦観光協会の方でした。
休日にもかかわらず待機してくださっていたのです。

そういえば私、「日曜日に下見に行きます」って口走っていましたね。
なんともありがたいことです。

「花火は西側にあがるから、
 土浦のマンションは絶対に西向きに窓がありましてね、
 売れるときも西側から先に売れていくんですよ」

そんなお話をいただきながら、車でポイントを案内してくれました。

今まさに設営中の桟敷観覧席
花火の打ち上げ場所
弁当の受け渡し所
仮設トイレの位置

まさに、百聞は一見に如かず、です。

この狭い河川敷に80万人…
そこに、あのお客様方をお連れする…
季節は10月初旬の関東、昼は暑く夜は肌寒い…

イメージが、ありありと浮かびました。

添乗員としては、かなり武者震い。

いや、それにしても…と更なるイメージトレーニング。
この至近距離で打ちあがる花火の数々。
10号玉、創造花火に土浦名物のスターマイン(速射連発)。
しかも打ち上げ数は、大曲を超える2万発!

まさに夏の終わり、フィナーレにふさわしいド迫力で
終了後はお客さまも私も大感激!のはず。

全国の花火師が来年の新作を引っ提げて土浦に集うという
土浦全国花火競技大会まで、あと3週間。

秋の訪れは、それまでお預けのようです。


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土浦の花火の桟敷席、残席3名様です。
ご興味ある方は、まずはHPよりサロン会員にご登録ください。
追って詳細をお知らせします。

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