北京、シンガポール、そして…
イタリア!
…のツアーが出たわけではなく、
先の二つに歩調をあわせて、言ってみました
とは言いつつまんざらウソでもありません
ご夫婦でイタリアにお出かけいただく個人手配旅行が
今日出発となり、関空にお見送りに行ってきました
チェックインのお手伝いをするだけなんですが、
もしもの時のために
今回のイタリア旅行の行程を、担当者としっかり打ち合わせ
イタリアどっぷり8日間
バチカン、青の洞窟、ウフィツィ美術館など、
最低限の観光地をちりばめつつ、
“お客様のご要望に添って、ガイドがご案内させていただきます”
が中心の行程
ふらりとカフェに入ってエスプレッソ片手にのんびりするもよし
ふと気になった雑貨店をのぞいてみるもよし
気分にまかせてカンツォーネを聴きに行くもよし
何もしないでもよし…
その日の気分次第で行程を決められるのが個人旅行の醍醐味
もちろん全日ガイド付
ガイドは…日本人、又は日本語堪能なイタリア人女性、
よし、安心
眺めているだけで、うらやましくなるご旅行です
イタリア…行ったことはないですが、
もう、これで、行ったつもり
予習バッチリで今日の関空お見送りに望みました
さぞ、ご不安もあるでしょうし、
添乗員なしの個人旅行ですから、いろんなことを質問されるだろうと
待ち構えていたのですが
「行程はあってもなくてもいいの
…というと変だけど
人がたくさんの観光地より、
何でもない街をのんびり散歩
家とか、軒先の花とか見ながら、
特に予定を決めずにプラプラッっと…」
ーいいですねー、私もそう思います
「そうやなぁ
あくせく観光するより、
街でのんびり 昼からお酒でもかたむけて…!」
ーお昼からですか!
こちらのご夫婦、ヨーロッパは初めてと
仰っておられたのですが、
これだけの心の余裕があれば充分楽しめそうですね
結局これといった質問はなく、
「見送り、ありがとう、行ってきます
皆さんによろしく!」
と、風のように、ゲートに消えて行かれました
あれ、私、何かお役に立てたのかしら…
ま、いいでしょう
旅の報告、お待ちしております!
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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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明日からシンガポールです
お客様よりご質問がありました
「かの展望プールへは水着のまま行っていいの」
・・・知りません ゴメンナサイ
そうです、今回の旅のハイライトは
「マリーナ・ベイ・サンズに連泊」なのですが・・・
私も今回初体験なもので、モゴモゴ
言い訳ではないですが、だいたい海外の情報は
現地に行って詳細が分かる!
が、たいていです
早くに手配しているのに!
と、ご指摘がありそうですが、正直、
蓋を開けたら・・
「あら?」ってことは、しばしばです
東南アジア好きを豪語している私ですが、
それは、あくまで個人旅行の話
ザック背に、けせらせら、昔々の話です
今回はいわゆる話題の高級ホテル
手配先に聞こうかな、と思いながら
私がまず電話した先・・・
はい、3月に個人手配でシンガポールに行かれたお客様です
その方の回答
①エレベーターにセキュリティがかかっているから
そのカード操作が難しい
②部屋のお風呂にシャワーが2ケ所ついているが
操作含め分かりにく
③ショッピングはかなり高級
でも、高嶺の花を見るにはとても楽しい
④プールは絶対入るべき
脱衣所はないが、部屋からそのまま移動可能
⑤話題性でカジノは見学すべし
この回答に、驚きと感謝です
まさに、かゆいところ、添乗員報告の領域です
「こう伝えたら、お客さまに喜ばれるのでは」
その視点でのアドバイス
感激です
「あなたもプール入りなさいよ!」のお誘いもありながら
水着はトランクに入れず・・
荷づくり終了
ちょっと楽しい旅になりそうです
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明日から北京にいってきます。
ここ数年、中国は毎年のように添乗で訪ねていたのに、
その大半がいわゆる奥地。
なので、北京を訪ねるのは学生時代以来、実に十数年ぶりです。
卒業旅行で訪ねた北京。
当時、バックパッカーの間では
「中国とインドを旅できたら、世界中どこでも大丈夫」
とまことしやかに言われており、ならば学生最後の春休みは中国へ行こうと、
1か月間の中国一人旅を敢行したのでした。
降り立った2月の北京。
寒さが、頑なさが、ほこりっぽさが、
いったい何がダメだったのでしょう。
恥ずかしながら到着3日目で
「もう帰りたい…」とへたりこみそうになりました。
でも帰りの航空券は1ヶ月先です。
家族にも豪語して出てきています。
プライドが(何の?)、許しませんでした。
とりあえず1ヶ月を乗り切るためにと、
絵葉書を30枚買いました。
1日1枚、友人に文字をしたため
毎晩その絵葉書を「1枚、2枚…」と数えては
枚数が減っていくのだけを心の支えに過ごしました。
…それが北京の一番の思い出。
とはいえ、1週間もするとすっかり馴染んできて、
中国内地をくるりとひとまわりし、
1カ月後、上海に戻ってきたときには
地元の上海人から素で道を聞かれるほど風景にとけこんでいたのですが。
そんな話を中国の手配先の方としていたら、
こんなメールが届きました。
「北京が初めてというお客様よりも、
久しぶりの添乗員さんのほうが驚かれるかもしれないですね。
北京の、というより、北京の人の変身ぶりには
私も本当に驚きましたから。
この驚きは以前の北京をご存じの方の特権ですから、
どうぞじっくり見てきてください。」
なるほど。
絵葉書を支えに過ごした北京の街は、
どう変貌しているのでしょうか。
2度目の特権で、しっかりと感じてきたいと思います。
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カワイイ女性ものの靴が並んでいました
狭い事務所に、今日初めて
新生?銀のステッキのスタッフが勢ぞろいました!
とはいえ、ただただ暑苦しい・・・
なんとなく酸素が薄い気がしながら、久しぶりに皆がそろっての本日
新人の一人が、当社で定期的に行っているサロン会に
行ってきました
お食事会という名のもとの、当社の宣伝の場!
「お客様と、とにかく楽しんでおいで!」
と送り出したものの本来は営業の場
ツアーと違い、新人には少々難しい仕事かもしれません
さてさて、どうなることやら
で、昼過ぎに意気揚々と戻ってきた本人
トラブルもあって、かなりドタバタしたようですが、
なんとなんと
受注を5件も取ってきました!!
これには正直びっくりしました
いつも、あたふた、落ち着きなく
接客もままならならず
雷落とすこと、数え切れず
最近、彼女に声をかける私のトーンは・・・
たいがい怒鳴っているか
諭しているか
いずれにしろキツイものでした
さて、今日のサロン会にご参加の方で、
私にはとても思い出深いお客様がありました
夕方、お礼を兼ねてお電話してみました
「今日はお会いできず残念でした」
すると、その方
「あなたに会えなくてとても残念だったけど、今日の新米添乗員さん
初めてあなたとご一緒した時、そのままでしたよ」
え~~!!!
え~~???
この方、実は私が初めて添乗なる仕事をした時の初めてのお客様
もう随分前のことです
今、厚かましくも、棚の上に自身をのせ上げ、
毎日ガミガミやっている私
そんな私に、ふふふと笑いながら、
「あの頃のあなたにそっくりでしたよ、彼女」
そう懐かしく言われてしまい・・・
長らく新人教育とは無縁でしたが、
誰もが通る春の日々
少し、いえ、かなり過去へサカノボリ思い起こせば
今があるのは、あの頃があってこそ、
確かにそうです
と、待てよ、そうだ、
私も先輩諸氏に、毎日どやされていました
しかも集中して?!
よって、遠慮なく、明日からも
『あの頃の私』、彼女たちにしっかり対峙していきたいと思います
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おかげさまで忙しい日が続きました
何かとたまった机上処理を終え、深夜家路にとぼとぼと
ふと、頭をもたげると・・・
「え!まさか?」
驚く光景が目前にありました
まさに根こそぎといっていいでしょう、
朝出勤時に見た光景は跡形もなく消え失せていました
~今日、お客様からこんなお便りを頂きました~
『年々歳々花相似たり 年々歳々人同じからず』
その葉書には、満開の春の花々が、映っていました
そして、最後に、
思いがけず旅に出られない状況に今あり、
憂う気持ちがしたためてありました
ところで桜旅で添乗に出る度、私の毎度使うフレーズ
「満開の桜を見るより、名残があってこそ、
また来年へ繋がります、桜は変わることなく、
皆さんをその場で待っていますよ」
でも人は、環境は、変わります
そのことをお客様は
自身の今を思いながら、さきの言葉を寄せて下さったのですが・・・
宝塚の地に越して、わたくし、もう13年なんですが、
毎春、家を出てスグの老木の桜を見て
その年の春をはかってきました
「近所の桜が、こうなら、ツアーで行く、どこどこの桜は、こうだな」
朝、今年の役目を終え、早や葉桜になった、そのいつもの古木
夜、帰宅時に見た時には、
跡形もなく消え去り、
ただ見慣れないショベルカーが、平地に一台
スゴク悲しい気分になりました、が
でも、スグその気持ちは温かいものに変わりました
そこは個人の所有地です
多分、もう随分前からこの古木を取り除く計画は
立てられていたのでしょう
もしかすると家族会議で、もめたのかもしれません
「切るべきか、残すべきか」
でも
最終的に
「この春の開花を待って、その後に」
と、決断されたのでしょう
その気持ちが、通りすがりの私にもよく分かります
今年も満開の桜を楽しませてくれました
〝この春を待ったんだなぁ”
今、更地になった、いつもと違う通勤光景を横目にしながら
――変わること
それはとてもさみしいことなんですが
これもやはり春なんですよね
最後の桜謳歌に
久しぶりに変化の時を感じています
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