機内食工場の見学の後、向かったのは
旅客ターミナルと同じ敷地内にある「CIQ合同庁舎」。
こちらで税関の主な役割の説明と
麻薬探知犬のデモンストレーションを行ってくださいました。
海外に行かれる方はご存知ですが、
税関は不正な荷物の持ち込みや麻薬・銃器などの密輸を
水際で食い止める役割を担う重要な機関の一つ。
密輸の手段はスーツケースや底の分厚い靴を二重底にして、
麻薬を仕込むなどなど。
年々その手口は巧妙化して居ます。

旅客ターミナル内・荷物受け取り場の一角、実際に犬を率いて
業務に当たる「ハンドラー」と呼ばれる方達がいらっしゃいました。
写真の麻薬探知犬は「バン君」。
「麻薬探知犬に向いているのは人懐っこくて、遊ぶのが大好きな活発な犬です。
人が多いところで業務に当たることが多いので、人見知りが激しい子は向かないですね」
ちなみに、人間にとっては麻薬の発見は「仕事」ですが、
犬にとっては「楽しい遊び」だそうです。
「麻薬の匂いがするもの」を見つけると、ハンドラーにものすごく褒めてもらえる。
つまり楽しいことであると覚えさせることが重要だそう。

デモンストレーションでは、実際に麻薬の匂いがついたタオルを
お客様の一人にバッグに入れてもらって行いました。
フンフン・・・。
順番に匂いを嗅いで行くバン君。
正解のバッグを持ったお客様の前にくると、お座りをして動きません。
この「お座り」が麻薬の匂いを見つけた合図。
(吠えたりすると犯人は逃げてしまいますし、危険なのでこうした合図を憶えさせます)
「よくやったな〜!」
すかさず褒めるハンドラーさん。
嬉しそうに尻尾をふるバン君。
犬にとっては遊びのため、全力でハンドラーにじゃれついてきます。
これに応えるのがかなりの重労働だそう。
ハンドラーと麻薬探知犬は決められたペアで構成されており、
異動などがない限りは固定で勤務するため、信頼関係の構築が重要になります。
「麻薬探知犬の勤務年数は7年と決められて居ます。大体8歳ぐらいで引退して
その後はハンドラーの家に引き取られて余生を過ごします」
退職後は本当に家族になるんですね。
普段見ることができない空港の裏舞台をたくさん見ることができ、
「今日は本当に来てよかった〜」とお客様。
次はどんな舞台裏を見に行きますか?
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