銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

洛北の紅葉

2016年11月30日 | 見かけだおしNのつぶやき

今年の紅葉も終焉の時。

私にとっては、京都洛北の紅葉が締めとなりました。

個人的に京都でもお気に入りの場所。

 

お客様の白髪に一枚の散り紅葉。

お取りしようとすると、

「いいの、このままで、今日は」

銀髪に、それは

一輪のカンザシのようで、、、

晩秋の今日を演出する粋な小道具となりました。

 

フォトシリーズ〜こんな風景が心に染み入りました。

蓮華寺です。

散り紅葉です。

少し残るキイの葉が名残り惜しく、、、

春と秋のみ期間公開の瑠璃光院へも。

エントランスの池に美しい鯉が流れていました。

苔の蒼さが際立ちます。

本日のお昼は、普茶料理。

だまし絵ならぬ、だまし料理?

精進料理でも、味付けがしっかりしているのが特徴です。

油と葛使いがポイント。

京懐石といっていいくらいの、ご馳走でした!

本日の私、お気に入りの一枚です。

支え、支えられ、お二人は、

暮れゆく秋の日の参道を、ゆっくりとゆっくりと家路へと。

 

明日から、いよいよ師走です。 

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佐藤さんと訪ねる北海道 ぜひご一緒下さい!

シマフクロウ・オジロワシ・オオワシに出会う 佐藤さんと訪ねる道東バードウォッチング

北海道スノーシュー 幻のタウシュベツ橋梁へ

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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
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TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 
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紅葉めぐり、続きます

2016年11月27日 | Hの生きる喜び、それは

11月半ば、丹波の紅葉から始まった日帰り紅葉バス旅行
先週は、湖南三山、嵯峨野トロッコ列車、下鴨神社、曼殊院とほぼ毎日続き、
今週からは、鶏足寺、瑠璃光院、嵐山と、まだまだ続きます!


(近所の武庫川沿いも、落ち葉のプロムナードに)

うう、紅葉シーズン、長い!

というのも、日本一早い紅葉の大雪高原の見頃は9月半ば
残念ながら、今年の企画は台風のため中止になりましたが、
その時から、私の中では、日本に紅葉がやってきていました

続いて9月の下旬に尾瀬の紅葉
10月に入ると乗鞍山麓の紅葉と山の紅葉が続き、
ようやく11月に京都や奈良の紅葉が始まり
約2ヶ月間、このシーズンはずーっと続いているのです
途中、南の島へ行き、少し夏に逆戻り
何だか、どうなっているのか分かりません

・・と思っていたのは私だけではなく、もうひとり
「私も、アラスカの紅葉(9月上旬)から始まって
2ヶ月ずーっと、紅葉を追いかけてるよ」

お、もう一段、上手がいました
そんなスタッフも、今は異国ベトナムで、また季節は夏に戻っているのかも

季節を感じられるようで、かえって、混乱しているようで・・

明日は、湖北、鶏足寺へ

(11/25 報道ステーションで紹介されていました)

あともう少し、秋を楽しませていただきます

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なぜ、韓国に行くのか

2016年11月26日 | 見かけだおしNのつぶやき

私の世代なら、、、

「なるほどザ・ワールド」かな。

おっかけユミちゃんにあこがれました。

あんなにほうぼう、クイズになるくらい

みんなが知らない国へ行けるんだから。

しかも面白いコメント。

 

さかのぼると、兼高かおるさんの

うん?

なんだったか、日曜日の朝に放映されていたように、、、

休日に、夢のような海外の世界。

子供心に、それだけで、目の前が遠く異国の地へと広がっていました。

風呂焚きが日常業務だった私は、テレビに映る世界に心浮かれました。

もちろん、何かの番組後にさりげなく始まる、

「世界の車窓から」、、も大好きでした。

 

大学時代、おそろしく学業そっちのでバイトに明け暮れ、

バックバッカーきどりで放浪。

あげく、体調をこわし、都落ち、、、

実家で、無言の日々が少しありました。

 

大学で、生粋の都会育ちを知り、

阪急百貨店で自らの財布で買い物する同世代の人種を知り、

英語の授業で、田舎の先生からはついぞ聞いたことのない、

流暢に英語を話す同級生たちも。

ECCで習ったからって、、、なんやねん!

 

でも、都会好きの私は、 負けるものかと(何に?^_^)

踏ん張って、もう一度、街に出ていきました。

 

さて、韓国につなげましょう。

 

田舎っぺが、ドキドキワクワク、恋い焦がれた、

初めての海外渡航が、韓国でした。

唄の文句にもある、19の春でした。

下関から船で、えいやっと降り立った釜山港。

海外旅行で、あの感動を越えることは、もうないですね。

 

子供の頃、パルナスのCMで、見た海外でした。

モスクワの味🎶 マンマの味🎶

いえいえ、もちろん場所も景観も違います。

ロシアと韓国だし、、、

でも、異国という意味では同じ。

 

私が、夢見た海外渡航の最初の記憶、それがパブロフの犬となったのです。

 

あれから、いろんな国へ、場所へと訪ねる機会を得ました。

なので、私の嗜好に合致するお気に入りの場所もできました。

パリとかNYとか、、ほんとですよ!

 

でも、でもなんですよね。

 

最初に見た背を親と思う、動物的本能と同じように、

未知の世界だった、なるほどザ・ワールドの世界。

それが韓国だった。

 

私が訪ねた頃は、確か日本文化を受け入れることも拒否だった時代。

現地で日本人というのも、怖かった。

その後、まさかの韓流ドラマブームがきて、

誰もが、こぞって韓国へ。

そして今、まさかの、、、

 

3日前まで韓国にいました。

デモは、土日とあってか、平日は平穏なり。

ソウル空港の入国審査は、反対に平日なのに日本人で大混雑。

 

強い人がいっぱいでした。

何がって、ロッテで安く買い物したいという信念、、嘘。

 

今の報道は、ご存知のとおりです。

でも、そのさなか、私が見た韓国は、全く違うものでした。

 

「自ら現地で見て感じたことこそ事実」

 

ソウルは、晩秋の寂しさもありながら、

銀杏並木の美しい日常でした。

 

利便性が発達した今、自らで判断することも放棄してしまう我々。

早すぎる、しかも誰かの発した結論じみたSNS情報で、

納得するのはどうでしょうか。

 

韓国は、確かに揺れている。

でも、その報道とは雲泥に、

私が、最初に見た海外という、夢の背中。

その頃と、変わらない南大門市場のおっちゃん、おばちゃん。

活気に満ちていました。

「変わってないなぁ、、、あの頃と」

 

現地で見聞して、そこで初めてYES or NO

と思います。

 

世論なるアブクを、考える間も無く、

答えがひとつのように知らされる昨今の情報伝達。

鵜呑みにするのは怖いなぁ、、、

 

みなさん旅に出ましょう!

 

草の根の世界に生きる私たちにできる、平和への近道と、

釜山港に降りたった時から

これは変わらぬ、思いです。

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今年の感謝祭は、、、ぜひご参加ください!

2016年11月25日 | 見かけだおしNのつぶやき

夏に7周年記念を開催した時、お客様からご意見をいただきました。

せっかくの記念日なんだから、少し気取った場所でお祝いしたかった、と。

気取った、、、

うう、苦手なり。

それではと、今年の感謝祭は背伸び(あくまでもスタッフ水準)して、会場を手配しました!

本日、その会場へ、下見に行ってまいりました。

これは、宴会場となる天井です。

びっくりするほど、高い天地で、開放感は抜群です。

窓から差し込む自然光も優しい。

 舞子さんの番傘をイメージしたエントランス。

あら、メープルですか?

フォーシーズンズの本社がカナダってご存知でした?

秋にオープンしたにも理由がありました。

洒落っ気がありますね。

下見なのに、うっかり雰囲気にのまれて高揚、

これこそ気取って、お昼からコースをいただきました。

単純で恥ずかしい。

 

で、私の勝手な印象、、、

箱は東京的なのにスタッフは、関西風。

なので、いい感じでした!?

メニュー表も、海外の方々に向けて、ですよね。

ごめんなさい。写真がイマイチですが、なかなかの庭園でしたよ。

こちらも、海外の方目線ですが、和リゾートしてました。

とにかく、しつらえが、素敵。

気分が高まります!

 

ニコライバーグマン氏の花束(と呼んでいいですよね)があちこちこちらに。

クリスマスカラーで、心浮き立ちます!

まあ、外国人が好みそうな、オープンテラスですね。

平安時代、平重盛の別邸の庭だったとされる「積翠園」は、

由緒正しき日本庭園として800年以上の歴史だとか。

いたる所に日本の、京都の伝統技術の粋がちりばめられ、、

和紙アーティスト堀木エリ子さんの「四季」を表現した壁紙も。

エントランスの華やかな演出もニコライバーグマン氏が手がけます。 

 滝をイメージした照明もスタイリッシュで、非日常空間へ誘います。 

さて、皆さま、師走のひととき、ちょっぴりハイテンションに浮かれてみませんか。

うちのスタッフ誰もが、苦手という、気取った場所。

苦手といいながら、今日、下見に同行したスタッフが

ドキドキしていました。

と、もちろん私も、、、、

これが、いわゆるラグジュアリーホテルの魅力、ではないでしょうか。

誰しもある、いつもの自分でない、一瞬に興じたいという欲求?!

 

それを感じられる、空間に間違いない、と、本日の下見の感想です。

 

今年の銀ステ感謝祭は、12月22日(木)です。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

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ハルニレの木と旅来(たびこらい)

2016年11月24日 | のほほん同志Aの日常

東京では54年ぶりの、11月の初雪とか…。
(ついでに54年前といえば、ボブ・ディランがデビューした年だとか)

でも、一足お先に、今年の雪は体験してきました。

11月半ば。
北海道の十勝・えりも・釧路を訪ねてきました。

今回のルートを組んでいただき、そして実際に運転・ご案内いただくのは、
ここ2年ほど、東北海道といえば毎回お世話になっている、ドライバーの佐藤宗健さんです。

今回のテーマは温泉と秋の渡り鳥のバードウォッチング。

行程としては、こんな感じ。

【旅程】
❶伊丹空港(午前発予定)✈羽田乗継✈帯広空港
=1、湧洞・豊頃停車場線(野鳥・ノスリ、ケアシノスリに期待)
=2、三日月沼(野鳥・ヒシクイ、マガン他)
=3、晩成温泉(ヨード温泉)【泊】

➋=1、早朝、生花沼野鳥観察舎を見学、朝食後出発)
=〈黄金道路〉=2、襟裳岬(ゼニガタアザラシ生息地、オオセグロガモメ他)
=3、千代田堤(鮭の遡上)
=4、十勝川温泉(唯一の天然モール温泉)【泊】

➌=1、豊頃(ハルニレの古木)
=2、釧路湿原・温根内木道(高層湿原内の木道歩き。野鳥・シマエナガ、アカゲラ、タンチョウに期待)
=3、音羽橋(ヤマセミに期待)=山花温泉【泊】

➍=1、釧路湿原(ラフトボートで川下り)=釧路空港✈千歳乗継✈伊丹空港(夜着予定)

どうでしょう。
北海道にかなり足を運んでいる私でも、知らないところ、たくさんです。

そして写真は…こんな数々。











1泊目のお宿、晩成温泉からの風景。
見えるのは月と海、ただそれだけ。幻想的です。

何もない、と言えなくもない風景なのに、何度となく思い出してしまう。




晩成温泉とはどこかというと、北海道は大樹町。

地図でいうと、ここ。



そしてここは、全国でも珍しいヨード泉の温泉。
佐藤さん一押しの温泉で、
すっきり体が軽くなるような感覚があります。




そして、今でも1日何度も思い出すのが、この風景。
十勝平野、豊頃町のハルニレの大木。




そして、佐藤さんはこの豊頃で、サプライズを用意してくれていました。


旅来(たびこらい)渡船記念の碑。

開拓時代、広尾と釧路を結んだ国道336号線。
十勝川をまたがる両岸を結ぶのに活躍したのが、渡し船でした。

1992年に十勝河口橋が完成するまで、実に90年近くにわたり、
国道の一部として、渡し船が存在しつづけたのだそうです。

アイヌ語に漢字をあてた、旅来(たびこらい)という、少し不思議な響きの地名。

たびこらい。

今回の「旅」を象徴するような、場所。


ふだん、この仕事をしていながら、私は旅という言葉を、ほとんど使いません。
旅行とか、ツアーとか、わざわざ言い換えてしまう。

でも。

自分のなかの何かが新しくなるような感覚。
見えていなかったものが、次々立ち現われてくる感覚。
深くに刻まれて、いつでも呼び起こせる記憶や風景。

佐藤さんのお話を聞きながら巡る北海道なら…

「旅」と呼んでもいいような気がしているのです。


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