銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

机にたまる喜びよ

2010年10月30日 | 見かけだおしNのつぶやき
添乗明けの事務所
たかが四日ぶりでしたが
たまっていました
雑多なお仕事が・・・

でも留守の間に仕事が積まれるなんて
これはありがたいことですね、本当に
感謝、感謝

って
スタッフの誰もフォローなし、
ほったらかし、とも言いますが!

その中に、お客様からの便りがまぎれていました

「この歳になり、ついに携帯電話を持ちました。
目下Eメールを練習したり、他の機能は使いたいけど
わからない、という状態です。
私のメールアドレスをお知らせしますので
どうぞ、ご登録下さい」

嬉しいですね 

電話ですむことが
紙すき封筒に、季節の切手
畑を荒らす猪のことや、白菜に発生した害虫のことなど
畑仕事の近況報告も取り入れたあったかい文面
で、最後に新しく手に入れられたメールアドレス
それはそれは達筆な筆字で

・・・縦書きでした!

おもしろいですね、私の知るお客様のお人柄そのもの

さてさて
かねてから細やかで、お心遣いが溢れる、アナログなお手紙を下さるお客様
今後はどんな心温まるデジタルメールを下さるのでしょうか
楽しみです

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明日は関学の学生主催の「ウィーン祭」が行われます
日時:10月31日(日)10:00~17;00
会場:宝塚文化創造館(旧宝塚音楽学校)
テーマ:宝塚地域活性イベント!
内容:・ウィーン展示会・学生ファッションショー
   ・元タカラジェンヌトークセッション
料金:500円(入場・カフェティ―タイム付き)

予約なしです、どうぞお気軽にご参加下さい
皆さまのご来場を心よりお待ちしております


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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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10/29(金)、事務所を留守にします

2010年10月28日 | のほほん同志Aの日常

ブルッ、寒い…。
皆さま、お変わりありませんか。

猛暑から一気に晩秋の気配すら漂っていますが、
10月といえば行楽シーズン。

ひとりは、韓国ソウルへ。
ひとりは、足立美術館へ。
ひとりは、山形、鶴岡と酒田へ。
ひとりは、吹屋ベンガラの里へ…。

明日10/29(金)は
お陰様でサロンのツアーに加え、
自治会様の貸切バス旅行などもあり
スタッフが全員、ツアーに出払っております。

そのため、事務所は終日不在となります。

お電話は転送にしておりますので、つながります。

今年は暑さのため、かえって紅葉が鮮やかなようで
各地から美しい紅葉便りが届いております。
11月の紅葉ツアーは、お席が少なくなってきておりますので、
ご検討中の方は、ぜひ明日、ご遠慮なくお電話下さい。

それでは一気に寒くなりましたが、
どうぞ皆様、温かくしてお元気にお過ごし下さいね。

週明け、それぞれの旅報告、どうぞお楽しみに!



▼「大・大阪モダン建築巡り」ツアー報告はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/entry-10586300396.html

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マンサイ、バンザイ!

2010年10月26日 | のほほん同志Aの日常
狂言師、野村萬斎さん。

白状しましょう、私の心の恋人です。

萬斎さんの狂言ツアーを何度か企画しているので、
お客様のなかには
「あなた、狂言にくわしいのね」
なんて買いかぶってくださる方も
たまにあるのですが…

違います。

ただの、萬斎ファンの、どミーハーです。

初めて萬斎さんを知ったのは、
映画、『陰陽師』でした。

「奇妙な」と表現してもいいあの表情、
一声でそうと分かる脊髄に響く声、
狂言で鍛えた軽やかかつキレのある身のこなし。

萬斎さん演じる安倍清明の、
なんと妖しく魅惑的であったこと!!

…はまりました。

誰かにはまったときの私ののめり込み方には、
友人からも「コワイ」と定評があります。

萬斎さんの出る関西の舞台は、
ほとんど見に行った時期がありました。
出演の映画、ドラマは、
たとえ脇役でも過去にさかのぼってチェック。

なかでも忘れられないのが、
NHKの朝の連ドラ『あぐり』です。

女性美容師の草分け、吉行あぐりさん。
作家の故・吉行淳之介さんや女優の吉行和子さんの
お母さまでもあります。

その半生をドラマ化した『あぐり』で、
あぐり最初の夫、エイスケを演じたのが萬斎さん。

と知ったのは放映されてから、すでに2年後。
なんとか『あぐり』のビデオ全巻(時代を感じます)を
手に入れたいと思いました。

今はどうなんでしょうか、
当時はまだNHKから販売されておらず、
つまり商品として流通していないわけで

使い始めたばかりのインターネットで
探しまわりました。

そして

北海道の帯広市に、
「はい、私、『あぐり』第1話から最終話まで
 半年間、毎日ビデオに録画してました」
という女性を見つけました。

お願い、ダビングして下さい!と頼み込み、
ビデオテープを40本ぐらい帯広に送って待つこと2カ月。

届きました!
もう、それから毎晩『あぐり』です、
いえ、萬斎エイスケです。

スカーフをキュッと首にまいて
オートバイに颯爽と乗る姿の、
なんと素敵なこと!!

あー、やっぱりダビングしてもらって良かった
ちょっと高くついたけど…。

そのときは、まだ知らなかったのです。

エイスケに放浪癖があることを。

平気で他の女性と暮らしてしまう破天荒ぶりで
家庭に帰ってこない(→つまりドラマに出てこない)。

しかも、すごく早死に。
(34歳で早逝。→死後は当然ドラマに出てこない)

ビデオをあと30本ぐらい残してエイスケが死んだときは

え~?! 

ひっくり返りました。

でも、ほんの時々差し込まれる
エイスケさんの回想シーン見たさに、
最後までかじりついて見たものです。

熱かった(若かった)なぁ。

…と久々にこんなことを思い出したのは、
銀のステッキ旅行では先週、
萬斎フィーバーだったため。

新コースとして発表した、
萬斎さんと御父上の人間国宝・万作さんの狂言会。

来年1月6日と随分先のツアーにも関わらず、
早々に完売!(ありがとうございました)

お申込みは…予想どおり、ほぼ女性のお客様ばかり。

いや、これは楽しみです。

皆さま、狂言会の前のランチタイムは、
萬斎さんへのガールズトークに花を咲かせましょうね。


****** ****** ****** ****** ****** ****** 
■2011年1月6日(木) 「万作・萬斎 新春狂言」
 ただ今、キャンセル待ちにて承っております。
 お席をご用意できる可能性も十分ありますので
 ぜひお問合わせ下さい。


▼「万作・萬斎 新春狂言」など、我が街再発見の旅はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/entry-10586300396.html

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どうでもいい話/バナナマン編

2010年10月25日 | 見かけだおしNのつぶやき
発展性のない話
根なし草の定番テーマですが・・・
加速して
くだらない話をおひとつ

週末久しぶりに会った友人
「え~!え~!どうしたん?どうしたん?」
さわがしい声
その対象は・・・ズバリ私の髪型です
「山ちゃん、山ちゃん、やんなぁ?」
参考)南海キャンディ―ズの眼鏡の方


髪を切ってきたその日に身内には
「バナナマンの太ってる方の人?」
はい、はい、そうです、そうですよ

散髪屋で担当スタッフに
「どうされますか?」
と聞かれ
「ヘルメットみたいにして下さい」
「丸みのあるカーブをポイントに!」
細かい指示もして臨んだヘアカット

が、予想通りの周囲の反応
ちなみに銀ステスタッフは無言
多分、何も気付いていないのでしょう
これも想定内

ところで、私の髪型については
お客様からもよくよくご意見をいただきます

「どうしたの、ひどく前髪切りすぎよ!」
これはスゴク多い意見

「どこで切ったの?そこには行かないようにしないと!」
これも事実ありました(ヒドイ)

「自分で切ったの?」
なんでやねん!これは激しく首をふりました
冗談ではなく真剣に聞かれましたね

さて、先の友人
「普通、今時の流行りとか提案するのがプロの美容院やで、
店か担当者替えたら?」

替えません

なぜなら・・・
私が散髪屋に求めるもの

「ご指名はありますか?」
「しゃべらない人をお願いします」
そうなんです
できたら無言で過したい

「お姉さん、どこにお勤め?」
そんな会話も一切したくない
そっとしておいて~
が、私の散髪の流儀です

そして髪型もしかり・・・

当初は私のリクエストに、アドバイス(意見)も
ちゃんとしてくれていました
でも
今では私のリクエストに忠実です
って反論できない環境を築きました(笑)

「今回はクレラップちゃんの髪型で」
「この歳でヤバい人・・みたいな髪型」
「馬鹿っぽそうなんだけど、やっぱりお馬鹿さんな髪型」
「今どき80年代のハウスマヌカン、怖ッな髪型」

etc.と

散々散髪屋さんには難題をお願いしてきました

結局、本人にはこだわりがあっても
世間様には・・・
ただの「昭和のおかっぱ頭」
に寸分変わりなし、、、ということでしたが・・・

はい、どうでもいい話、最たる編でした
明日から韓国ソウル旅
バナナマンで行ってきま~す!!

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ゴッホと旅した神無月

2010年10月24日 | のほほん同志Aの日常
~10月の旅ノートより~


■10/2(土)~3(日) ツアー添乗で能登演劇堂へ 

ゴッホの生涯を仲代達矢が演じた『炎の人』。
三好十郎の脚本、
ラストのナレーションに感銘を受ける。

*** *** *** *** *** ***

苦しみの中からあなたは生まれ
苦しみと共にあなたは生き、
苦しみの果てにあなたは死んだ。

三十七年の生涯をかけて、
人々を強く強く愛したが
やさしい心の弟のテオをのぞいては
誰一人あなたを理解せず、愛さなかった。

あなたはただ数百枚の光り輝くあなたの絵を
世界の人々にえがき贈るだけのために
大急ぎに急いで仕事をして
生涯を使い果たした。
絵を描く時の歓喜だけがあなたの生き甲斐で
あとは飢えと孤独と苦痛ばかりであった。

(後略)


■10月某日 大好きな作家さんのある日の日記より 

*** *** *** *** *** ***

幸福な画家、幸福な作家、というのはどこか矛盾のある言葉だ



■10/15(金)~17(日) ツアー添乗で奄美大島へ 

奄美で晩年を過ごし、亡くなった孤高の画家、
田中一村の絵にふれる。

奄美のゴーギャンと表現されることの多い一村だが、
生前はほとんど評価されなかった点など
奄美のゴッホと呼ぶほうがふさわしいように思う。
一村が友人に宛てたという手紙の一文を思わずメモ。

*** *** *** *** *** ***

画家は我がまま勝手に描くところに
絵描きの値打ちがあるので、
もし御客様の鼻息をうかがって描くようになったときは
それは生活の為の奴隷に転落したものと信じます。



■10/23(土)~24(日) オフを利用し、東京ひとり旅 

お目当ては先の作家さんのライブ。
開催中の「没後120年ゴッホ展」も、もちろん訪ねた。
ゴッホが弟テオにあてた最後の手紙より。

*** *** *** *** *** ***

斯くして私は生涯を絵に捧げ、
そして、そのさなかに
私の理性は半ば崩壊してしまった。
それもまた、いい――。


*** *** *** *** *** ***

生涯でたった1枚しか絵が売れなかったゴッホ。
自死を選んでから120年目、
浮世絵に魅せられ
行きたいと願った日本での展覧会。

うねり、波打ち、盛り上がる絵具のひと筆ひと筆に
ゴッホの苦悩と歓喜が塗りこめられているようで、
しばし足も息も止まりました。


能登から奄美、そして東京へ。
ゴッホを追って旅した10月でした。


▼ツアー報告「大大阪モダン建築」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/entry-10586300396.html

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