銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ぎっくり腰の功名

2013年04月02日 | のほほん同志Aの日常

「では次の方よろしく」

ですか。

う~ん、すごい強引にリレーが始まりました。


たしかに気づけば3月が終わり、
ちょっとご無沙汰してしまっておりました。

というのはここしばらくの私の関心事はただひとつ

「ぎっくり腰」

ちょうど10日前の休日の朝、
洗濯機の後ろに落ちたアクセサリーを拾おうと
重い洗濯機を動かそうとしたところ、ギクッとやってしまいました。

こういうとき、なまじ体力に自信があるとダメですね。
ギクッときたあとも、
よいっしょ、よいっしょ、
だいぶん洗濯機を動かしました。

ついでに痛む腰をかばいつつ、溜まりにたまった家事を片づけました。

で、ようやく一仕事を終え、
よし、映画に行こうと、家を出て数歩歩いたところで

…あまりの激痛にしゃがみこみました。

まるで、腰の上と腰の下の「たが」がはずれたような痛み。

これは映画どころではない

さすがの私にも分かりました。
思いついたのは、かつて飛び込み営業でお目にかかった
ある接骨院の先生です。

関学アメフト部と、タカラジェンヌ
体を酷使する人たちの駆け込み寺になっているような接骨院でした。

いつもなら10分で歩く駅までの道のりを
子どもの三輪車や、ご老人の散歩にも追い抜かされながら、
脂汗をかきつつ20分ほども歩いたでしょうか。

見覚えのある接骨院の先生は、
ぎっくり腰になりましたという私に、こう問うてきました。

「顔を洗おうとしたんか、
 それとも物を拾おうとしたんか」

いえ、洗濯機を動かそうとしたんです、というと

「…それは、洗濯機のスイッチを押して動かそうとしたんか、
 それとも、洗濯機本体を動かそうとしたんか?」

本体です!!

…とまあ、そんな具合に大騒ぎしながら
マッサージをしてもらい、針をうってもらい、
コルセットも巻き付け、冷やさないようにカイロも貼り付け…
ようやくここ2~3日でなんとか階段の上り下りができるようになったところです。

この10日間で分かったこと。
ほんの数段の階段や、ちょっとした距離。
元気な人ならなんでもないことが、とてもとてもつらい。

でも痛みを知って、初めて気づけることってありますね。

ぎっくり腰にも功名があるならば
ふだん階段は一足飛びの頑丈人間だった私が
銀ステのお客様の気持ちにほんのちょっとだけ近づけた、ということでしょうか。



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