銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

立山黒部アルペンルート、行きませんか

2018年01月31日 | Hの生きる喜び、それは

今話題の場所、というわけではないのですが、
偶然なのか、必然なのか、
「立山黒部アルペンルート」
への個人旅行の手配の問い合わせが多く、
今日も一件、問い合わせがありました

「よく分からないのに、計画を任されてしまって・・」

「いつがいいかしら、花の時期っていつかしら?
雪が溶けるのは?服装は?ホテルはあるの?
どんな乗り物にのるの?切符の買い方は?予約は?
1泊で行けるの?前後はどういう行程がいいの???」

初めての方にとっては、果たしてどう計画していいのか
謎多き場所だと思います

立山黒部アルペンルートとは

北アルプスを貫き、富山と長野を結ぶ山岳観光ルート

先ほどの一般的な質問の回答は・・・
「いつ?」→ 花の時期は7月下旬から8月、紅葉なら10月に入ってから
「雪どけは?」→アルペンルート(雪の壁)は5月下旬ころまで、雪どけは6月下旬
「服装は?」→一番標高が高い場所で2,450m近くあるので
夏でも冬の防寒具のご用意を忘れずに
「ホテルは?」→室堂に素敵な山のホテル、室堂ホテルがあります
「どんな乗り物?」→トロリーバスやケーブルなど8種類を乗り継いで行きます
「切符の買い方、予約方法」→当日も買えますが、事前にWEB購入も可
「1泊で行ける?」→関西からなら2泊3日がベスト、1泊は忙しいです

つまり、初めてだと色々調べることがあって計画は大変です

そんなこんなで断続的に「アルペンルート」の問い合わせが多いのかもしれません

アルペンルートにかかわらず、
やはり、個人旅行の手配の依頼で多いのが

「予約が難しそう、めんどくさそう、行き方よく分からない」

例えば、五島列島や、小笠原、礼文島などの島旅や、
事前予約制・抽選制の、列車旅
車いすの方が行けるバリアフリー旅なんかも手配依頼が多いです

飛行機と船を乗り継いで行く導線をつなぐだけでも
一から調べるとなると、大変ですものね
バリアフリー旅は、まだまだハード面の充実が行き届いていない場所も多く
いつもかなり苦戦します

が、おかげさまで、そんなことばっかり四六時中しているので
ややこしい手配や、厄介な内容ほど、燃えてきて
俄然やる気が出てきます

お任せください
面倒な手配や計画を、こちらに丸投げしてください

アルペンルートの手配、大歓迎です

難題をお待ちしております!!

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さて、今月のオススメ旅をご紹介します!

◆日帰り旅行
2/15 天ぷら吉川と雛人形師
◆宿泊旅行
2/12~13 美ヶ原の霧氷

ぜひ、ご一緒ください。
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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin.st.com

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湖北の雪景色

2018年01月29日 | Hの生きる喜び、それは

銀のステッキ 2018年最初の大型バスのツアーとなったのは、
「湖北の冬景色」
タイトルこそ「冬景色」ですが、
私の中では「湖北の野鳥」というテーマでしたので、
たくさん集まっていただいて嬉しい限り

ですが、社内では、2018年銀ステ七不思議のひとつめとなったようでした

「何で、このツアーが売れたん?」
「ただ景色見るだけやのに?」

違うのです!!
「湖北」「冬景色」この言葉の中には
きっと、ご参加の皆さまひとりひとりの心の中に
それぞれの深い思い入れがあるはずなのです

本を読むときの「行間を読む」のような??
(違うかも・・)

行き先は、湖北の「野鳥センター」


憧れの鳥がたくさん渡ってきていて、
ほぼ当たり外れなく、何十種類の野鳥に出会え、
厳冬期の雪景色、冠雪の比良山や伊吹山
この風景を見るだけで、きっと、きっと、皆さま感激されるはず
そして、あらたに野鳥好きの方も出てくるはず
今話題沸騰中の余呉湖は、日本のウユニ湖と呼ばれるほど

張り切って、野鳥ガイドブックに、雑誌、など
何冊も持って行き、バスの中で配布

皆さまが、この景色をご覧になった時のことを想像するだけで
にやけてくるのでした

と、こ、ろ、が、

前日まで、一切の降雪も積雪もなかった、長浜市木之本、そして余呉湖が、
一晩で大雪に見舞われ、余呉湖周辺では85cmの積雪が!

これこそ冬景色、降って良かった!と思うのも束の間
予想以上の降りに、期待はどんどん不安に変わっていき、

米原を過ぎたあたりからは、吹雪

山も鳥も、何も見えませんでした

ただただ、雪、雪、そして、雪景色


おだやかな琵琶湖が、冬の日本海のようにうねり
湖岸にいるはずのコハクチョウも、オオワシも、ヒシクイも、、、
肉眼でとらえることは難しく、
双眼鏡越しに、ようやく見えた程度

どこに比良山?どこに伊吹山?
山なんて、全く見えず

駐車場を歩くだけでも一苦労

あまりの悪天に、バスは徐行運転
ようやく目的地にたどり着いただけの行程になってしまい
何をすることもできなかったのに

「余呉湖に雪がなかったら、それの方が残念だったわよ」
「北海道に行かなくても、滋賀でこの雪景色が見られるなんて信じられない」

バスの窓越しに、眼を輝かせておられるお客様も多数

「野鳥見るつもりで、双眼鏡持ってきたのに残念だったわね」
「こんな悪天の中・・・」

そのように感じておられる方も多数おられたと思います

でも、この日の景色こそ「湖北の雪景色」に間違いありませんでした

野鳥センターで観察を試みるも、窓の外は吹雪でした

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さて、今月のオススメ旅をご紹介します!
◆観劇ツアー
3/29昇太さんの独演会
◆日帰り旅行
2/15 天ぷら吉川と雛人形師
◆宿泊旅行
2/12~13 美ヶ原の霧氷

ぜひ、ご一緒ください。
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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
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囲炉裏とぼたん鍋

2018年01月28日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

丹波の山の麓にある「囲炉裏料理いわや」さんへ

小グループで寄せていただきました。

凍える寒さの日でしたが、

囲炉裏を目の前に手を温め、

身体をお酒の一杯で温め、

心をお話で温め、

到着の時には、縮こまっていたすべてが

むくっと起き上がりました。

お店の前の風車は、このように氷でつららが何重にも重なっています。

囲炉裏の温かさは、

いつも使う暖房器具よりもまるっこい温かさで、

身体の芯から温まりました。

部屋の窓から差し込む日の光り…

食後、少しうとうと気分良く眠りに落ち入りたくなりました。

いただいたぼたん鍋は、もちろんおいしくいただきました。

また、訪ねたい里山の郷土料理です。

お世話になりました。

 

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さて、近日のオススメ旅をご紹介します!

◆観劇ツアー
3/29昇太さんの独演会

◆日帰り旅行
1/31柏原の水仙郷

ぜひ、ご一緒ください。

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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
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北越雪譜

2018年01月25日 | 見かけだおしNのつぶやき

雪の怖さを最初に知ったのは、多分、ドラマ「北の国から」

ほら、生意気盛りの純への戒め?

車が雪で埋まってしまうシーンあったでしょう。

でも、それは所詮テレビでの話。

実感したのは大人になってから。

 

北陸能登へ車で旅した時。

雪に見舞われ、日本海育ちの私は、慣れたもんと

強気だったのは、ほんのわずかな時間だったはず。

雪の怖さより、ハンドルが効かない怖さが正しいかな。

ズルズルと、こちらの意に反して、

ゆっくりと車が、白いけもの道へ下っていった時ですね。

道がない。

ハンドルが効かない。

その時、私、どうしたと思います。

あまりもの怖さに、ハンドルから手を放ち、両手を合わせました。

ズズズ。

車が、雪の言いなりになるのを、ただ傍観したのです。

多分、驚愕のあまり固まったのでしょうけど。

雪と死はイコールになることを体感した瞬間です。

 

雪は怖い。

それだけは、十分知っている。

 

で?抜擢された今回の新潟ツアーの添乗。

ここ数日の報道の通り、どんぴ悪天候に見舞われました。

 

最終日の飛行機は飛ばないかも、

その場合は、新幹線か、

中日の行程も変更か、

と、ここまでは、想定内。

結構、どんと構えての楽観的出発でした。

 

お客様の、お気遣いトークにも助けられました。

吹雪く道中、こちらの心中をおもんばかってか、

「この際、もう一泊しようよ〜」

優しいお客様、ありがとうございます、と。

案外本気で仰る方もあって、、、

(いやいや、最後は私一人で帰りますよ)

 

さて、そんな中、私の心配ごとは初日から別にありました。

「私の宿泊場所、大丈夫なの?」

ええ、自分のことでした。

今回は、ちょっと気取った宿のお泊りツアー。

部屋数も少なく、添乗員は、残念ながら別宿手配。

 

出発前に、手配したスタッフに、

「そこまで歩ける距離なん?」

大丈夫ですよ、ネットで距離見たら徒歩圏内です。

しかもNさんの好きそうな秘湯の宿ですよ!

「ふーん」

最悪は、タクシー呼んでください。

「ふーん、って、アホか!」

 

現地のタクシー運転手に尋ねると、

「そうね、お姉さんだったら確実に死ぬね」

お姉さん、いえ、この際、そこに浮かれている場合でもなく。

そうなんです、添乗員用に手配された宿。

お客様が宿泊される場所から、

到着日、すでに「けもの道」化してました。

いえ、獣も一匹も出ることない、雪に覆われた道なきみち。

「誰が、たかがワンメーターのために

この最悪の山ん中に迎いに来るねん!

そんな奇特なタクシー会社があるわけないやん!!」

これは大声上げての独り言。

 

はい、ありませんでした。

 

そこからは、色々ありまして、、、

結論は、お客様に無理をお願いして、

相部屋にしていただいたのです。

本当にありがとうございました。

 

まさに、宿へ入る前に

実は・・・とお話ししたところ、そのお客様、

「この状況下で添乗員さんが宿にいないなんて、

皆さんも不安じゃない。私も居て欲しいわ」

 

悪路、ホテルまで送迎してくださったドライバーさん。

「俺らドライバーやガイドが別宿はわかる、

でも添乗員さんは、なんかあった時のためにあるんやから

絶対、お客様の側は離れたらアカンよ!」

 

雪国の人の言葉として、身に染み入りました。

何かがあることが常の、自然の脅威と生活が表裏一体。

そこに暮らす方からの重い一言でした。

添乗員の仕事、肝心なこと忘れていたのかも、私。

 

現地でも稀にみる大雪に見舞われた、今回の新潟の旅。

とっさに何ができるのか、

ここに暮らす人は、その問いへ、挑みの繰り返しなのでしょう。

 

私、まだまだなぁ、それがわかっただけでも

まあ良しとしましょうか。

 

とにかく、ご参加いただいた皆さま、

何事も笑いに変えて、盛り上げていただき、

お礼申し上げます!

 

 雪って、でも、魅かれてしまいます。

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さて、今月のオススメ旅をご紹介します!

◆観劇ツアー
3/29昇太さんの独演会

◆日帰り旅行
1/28犬鳴山
1/31柏原の水仙郷

ぜひ、ご一緒ください。

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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
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大雪から逃げて逃げて、富士山ツアー無事終了

2018年01月23日 | のほほん同志Aの日常

突然ですが、去年、私のなかでかなり印象に残っている出来事。

12月のはじまり、1泊2日で山口と福岡を訪ねるツアーでした。
主な見どころは、世界遺産に登録された宗像大社と、
萩から下関までを巡る観光列車「〇〇のはなし」。

「宗像大社のツアー、あったでしょ。今から、いける(申し込める)?」

今から、とあっさり仰いましたが、出発は翌日。
なんと前日になっての、問い合わせでした。

残念ながら、「〇〇のはなし」の指定席が満席で乗車できない状態だったので、
その旨お伝えすると、いったんは諦められたのですが…。

翌朝(つまり、出発当日の早朝)、カーテンを引いたら、快晴。
ひょっとして…と思っていたら、ケイタイにお電話がありました。

「やっぱり行こうと思って。行ってもいい?」

その方の目的は宗像大社。
ほかの行程は、別にどうでもいい(観光列車「〇〇のはなし」は乗らなくてもいい)。
ということのようでした。

それなら話は変わります。

というか、そういう場当たり感 (朝起きたら天気いいし行こう!みたいな)
割と好きなのです。(お客さん全員がこうだと困りますが)

「大丈夫です。ホテルも、新幹線も、なんとでもなりますから、来てください」

ということで、ご一緒したわけなのですが――。

その方、そうまでして(当日、飛び入り参加してまで)、
はるばる宗像大社にお詣りしてひとこと。

「なんだか思ってたのと、違ったわ。…ちょっと期待外れ」

え? と一瞬絶句の私に、こう、あっさり。

「でも、いいのよ。行ったら、気が済んだから」

そう。
気が済むことが、大切。
これも、私自身そうなので、よーく分かります。

失敗しても、期待外れでも、間違いであっても、別にいいのです。

――気さえ済めば。


久々に、その件を思い出したのは、昨日までの富士山1泊2日ツアー。

出発前からの、関東地方の大雪予報。

2日目(つまり昨日)のルートは、ふだん雪が降らない中央道を走り、
東京発の夕刻の新幹線で帰ってくる、というものです。

もし、この通りの天気になるんだったら、
予定を切り上げて、早く帰るしかないだろうなぁ、
と内心思いながらの出発でした。

そして迎えたツアー2日目。
実際、その通りの天気となる見込みだったので、
朝いちばんに、ご参加の皆さんには状況をお話しし、
山あいの勝沼でとる予定だった昼食も早々にキャンセルして、
2時間早い新幹線に切り替えて、無事、帰ってきました。

そのときは、これが「正解」だと思って判断しましたし、
実際、夜のニュースを見ても、あれで「正解」だったと思います。

でも、今回はなんとなく、自分のなかに「後悔」が残りました。

久々にご一緒する方の多いツアーでした。
(もしかしたら、久々のご旅行だったかもしれません)

今回の旅行で、きれいな富士山を見るのが「終活」なんです、と仰った方もありました。

80歳になるお義兄さんの誕生日祝いにと、ご家族4人で参加してくださった方もありました。


そうした「気持ち」を置き去りにして、「正解」を押しつけてしまった気がします。

お客さんによっては、この旅行を完遂して、
雪道に立ち往生したほうがむしろ正解(本望?)だったかも。
いやいや、それはさすがに…。

十何年やってても、難しいなぁ…と思うのはこんなときです。


そんなときに思い出した、あの一言。

「いいのよ。気が済んだから」


ひとりひとりの皆さんの、気が済むか、どうか。

今後、これを試金石として、迷ったときには引っぱりだしてみようと思います。


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さて、今月のオススメ旅をご紹介します!

◆観劇ツアー
3/29昇太さんの独演会

◆日帰り旅行
1/24丹波篠山「いわや」のぼたん鍋
1/28犬鳴山
1/31柏原の水仙郷

ぜひ、ご一緒ください。

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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin.st.com

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