ふたたびGW始まります。

この１週間、銀のステッキ旅行では、

長崎、壱岐対馬→徳島、山犬岳→岐阜、花桃街道→青森、弘前城の桜

と宿泊旅行続き、さらにリピーターの方が多いお食事だけの美食旅が、

２つ出ました。

一年前の事を思い出すと、幼稚園が休園となり家にいた2ヶ月。

毎日、子供たちと公園に出かけ、やり過ごしていました。

旅行は、もちろん全てストップ。

お弁当配達の技を身につけたほかのスタッフの様子も

このブログで確認するだけでした。

 

一年経った現在では、徹底的に感染予防をしながら旅行が出ています。

ご参加の方の日々の感染対策と健康管理、ツアー時のご協力によって出せています。

そう思うと、一年前に比べ、少しコロナと寄り添えているようです。

そして、お弁当配達から販売へと姿を変え、仕事の幅も広がりました？

残念ながら、宝塚劇場のチケット手配は、公演が中止となりました。

残念ですが、一年ぶりに手配が再開が出来たこと、

まだ先に公演予定があること、それだけでも未来は、明るいです。

そう思います。

明日からの私のゴールデンウィーク、

できたらガミガミは、ほどほどに子供たちとのんびり過ごしたいと思います。

5／1(土)〜5／5(水)までお休みをいただきます。

お問い合わせは、メール、又はファックスでお願いします。

よろしくお願いします。

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  

銀のステッキ旅行 TEL　0797-91-2260（平日9:00～17:00）
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ：http://www.gin-t.com
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もふもふ苔の山犬嶽

「山犬嶽（やまいぬだけ）」、と聞くと、何だかおどろおどろしく感じますが

看板の字も怖い・・

ここは、徳島県上勝町にある、コケの森

コケ、と聞くと、屋久島や、八ヶ岳や、他、有名な場所がいろいろありますが
実はこの山犬嶽、昨今、SNSで話題になり、急に知名度が上がってきました

話題には、躊躇なくすぐのっかる銀のステッキ

「もふもふ、とか、もこもこって、苔の山の紹介文句としては、緩すぎへん？」と
最初は疑ってかかっていましたが・・・

早速企画して、行ってきました

上勝町と言えば、「葉っぱビジネス」で有名な町
「ゼロウェイスト事業」でも活発で、多くの企業が研修に訪れる先進的な田舎の町

山犬嶽に向かう途中は、天空の棚田が続きます
雨上がりの幻想的な世界

　

登山口からは、わずか１ｋｍ足らず、1時間もしないうちに

突如現れる、もこもこ（…あ、結局使っている）

このエリア一帯だけ、急に、苔苔苔の苔ワールド

あっちも、こっちも、もふもふ、もこもこ（自分の語彙の少なさに呆れる）
遠目に見ると、抹茶パウダーがかかったシュークリームかアイスにも見えます

屋久島のそれとも、八ヶ岳のそれとも、全く違う、
何だか可愛らしい苔の群生

　（ふわっふわの苔）

本格的な登山をせずに、誰でも行けるのが魅力かも

苔を見ている間は、つかの間の癒し、でしたが、

久しぶりの歩きに、頭も足もふらふらして
帰ったら、バタンQ～

相当な運動不足で身体が鈍っています

適度な運動、適度な外出を心がけよう、と自分の心に誓ったのでした

徳島は、今、藤の花がそこかしこで咲き誇っていました

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会食マスクはじめます

なかなか落ち着かない世の中、

ツアーを全て中止してしまうのは簡単です。

だけど、その中でも少しでも前に進まないと、

押し寄せる波に一瞬で飲み込まれてしまいそう。

 

去年、必死に知恵を振り絞ってはじめたお弁当配達は、

すっかり銀のステッキの定番となりました。

そして今年は細々ながらツアーも出発できています。

 

出発するからには、お客様に安心して旅を楽しんでいただけるよう

万全の対策を取らなければいけません。

その１番の課題は食事中の会話です。

銀のステッキに参加くださるお客様の大半は、

この食事の時間をなにより楽しみに来られているので

そのみなさんに黙食を強いるのは、こちらとしても正直心苦しいものがありました。

 

そんな時、添乗先のホテルのレストランで配られた「会食マスク」が

とっても画期的でした！

「うちわ」よりも「顎にずらしたマスク」よりもストレスフリーで、

なおかつ衛生的。

これ取り入れましょう！とすぐに一致団結したのも束の間。

まだまだ認知度の低いこの会食マスクの仕入れルートがわかりません。

そもそも「会食マスク」というのもわたし達が呼んでる仮の名前で

あまり良しとはしていません。センスが、、、

(素敵な名前を募集中です！)

 

マスクを提供されていたホテルに聞くとホテルがオリジナルで制作し、

提供されているので、販売はむずかしいとのこと、、、

 

「オリジナルで作っているのであれば、

銀のステッキでもオリジナルで作ればいいじゃない」

 

そこで立ち上がった銀のステッキ内職担当のスタッフ！？

そのあたりにあった紙を使って、

見様見真似であっという間に作ってしまいました。

 

これはいける！

 

でも紙の素材がよくないと、納得のいかない銀ステ職人スタッフは、

すぐに近所の文房具屋であらゆる種類の紙を買ってきて、

これは硬すぎてダメ、これはちょっと頼りない、ぶつくさ試行錯誤の上、

あれよあれよの間に仕上げたのがこちらです。

どうですか？

売り物みたいでしょ？

自画自賛ですね。

そうして神業スタッフの次に？手先が器用な？わたしも出陣し、

他の仕事そっちのけで黙々と会食マスク作りにあけくれました。

 

嬉しいことに？よりによって？

翌日出発のツアーは、まさかの4本もあり、参加者は述べ30余人。

サンプルにはちょうどいい人数です。

 

最初は30分で3個がやっとで、やっぱり労力的に無理なのでは？？

と弱気になっていたのですが人間ってすごいです。

どんどん要領を掴み、最後は1時間で8個作れるようになっていました。

だけど、肩はガチガチ、、、

 

だから受け取られた皆さん、

どうか家に帰ってポイっとせずに、これからツアー参加の時は持参して

繰り返し使ってくださいね。

 

もちろんこの会食マスクが100%の感染予防になるわけではないのですが、

大きい声での会話や、過度の会話は控えて、

互いに気をつける注意喚起のシグナルの役目は果たせそうです。

ご参加してくださったお客様が、少しでもストレスなく、

安心できる環境を提供できればと思っています。

 

そして本日、早速ご使用いただいたお客様からの感想は、

「これはいいわ」

「使いやすいから次回からも使うわね」

「よく考えたね」

と、まずまずの評価をいただきました。

頑張って作った甲斐がありました。

 

来年の今頃は、お弁当配達のように、この「会食マスク」が、

銀のステッキの日常になってるのでしょうか？

 

願わくばマスクなんか外して、以前のように、

ゲラゲラと笑いながらの会食が許される世の中になってることを、

期待したいですが、、、

ともあれ、今は私たちに出来ることをやるだけです。

銀ステの窓際トットちゃんも、

「これならいけそうヨ」

太鼓判を押してくれました！？

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お久しぶりです！

海外の手配でお世話になる(なっていた)

ランドオペレーターの方から電話がありました。

ドキッ。

胸のざわつきを誤魔化すように

「生きてました？」

そんな言葉を笑いながら発していました。

それに呼応するように変わらない豪快な笑い声。

その後、急に低音になって「ところで…」と。

またまたドキッ。

 

「給付金の申請、もうした？」

へ？

およそ一年ぶりの電話でした。

確か、最後に会った時には、

「国から持続なんとかっていう給付金出るから、こっちで一緒に申請しとこか？」

まるで、モン・サン・ミシェルの朝日の見えるホテルを手配する様に、

ニューヨークのティファニーのブルーカフェを手配する様に、

グラナダのアルハンブラ宮殿のガイド予約をする様に、

ヴェニスのゴンドラのカンツォーネの歌い手を予約をする様に、

そうです。

いつも海外の諸々ややこしい手配を請け負ってくれた様に、

給付金申請を代わってしようかと言ってくれました。

すっかり私の性格(ズボラ)もご承知のようで、

訊いておきながら、

「法務局行って、もう、お宅の登記簿取ってきたから」

！！

もう笑っちゃいました。

今日、その海外専門のランドさんからの久しぶりの電話。

いろいろ心渦巻きながら、電話口に出た私に、

「早よせな、期限あるから」

確か、一年前も同じセリフを、聞いたように思います。

「結構、煩わしいから、なんかつまずいたら電話ちょうだい」

ああ、、、

その後に続く私の言葉、思いは、想像するに容易く、ですよね。

旅行業は、手配の連続。

私たちの一方通行では、回りません。

手配先、手配する側と、関わる多くの人で一つの旅は成り立っています。

さらに銀のステッキの性質をご理解いただいて、的確な提案をしてくださる、

そんな手配先との信頼関係が何より、いい旅作りの基盤となっています。

「ありがとうございます。

でも、お返しする日はまだまだ遠そうですが、今日のお電話、嬉しかったです」

そう、応えるのが精一杯でした。

 

「ほんま早よしいや」

電話は案外あっさり切れました。

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緊急事態宣言

と、タイトルにしてみたものの。

大丈夫？何を言い出すのやら、ですよね。

もちろん大丈夫です。

 

昨年、国をあげてのマスク配達を、

笑い話のように揶揄する時期があったでしょう。

私、全く笑えないと思っていました。

でも、この件が周囲で話題になった時、

「Nさんも、バカバカしいと思っているでしょう、ね」と、

まるで、それが正解のように投げかけられ、

戸惑ったことを、リアルに覚えています。

 

私、あの時も全然オッケーでした。

そう、アベノマスク。

だって、どうしていいか誰もわからない頃、結果がどうであれ、

あれも一つの政策であった、と支持していました。

でも、不安の中、結果が出ないことには誰しも厳しい判断になるは

また必然というものでしょう。

 

さて、このたびの緊急事態宣言。

一年経っても、まだまだ生きる術を知っているウィルスにやられっぱなしの我々。

仲良く共存は、どうやら至難のようです。

ただ、誰を責めることもできないない今。

メディアを通じて見聞する内容が、あまりにずっと同じで、

この一年、我々の学習能力はどうなっているのかしら？

やるせない店主の苦悶のアップ。その直後の医療崩壊現場の危機を知らせる報道。

この繰り返し。

不思議でなりません。

 

そうなると、うっかりエライ人と呼ばれる対象にストレスをぶつけたくなるのが、

人情ってもの？疑心暗鬼のツボにはまっちゃったりして。嫌ですね。

このパターンもあまり好きではありません。

そんな時、旅先でちょっと。

お客様に救っていただいたもので、お伝えしたい。

 

まぁ、楽しいはずの旅も、今は、肩身も狭く。

お客様も心から弾けるのも躊躇われる、それが本音でしょう。

でも、複雑な思いで出発されても、

旅は結局楽しい以外のなにものでもないと毎回証明されます。

皆さんの笑顔がパッと弾けるのは時間の問題。

いま世の中で起こっていることを全て忘れ去ったかのように

(これも旅の魅力ではあるのでしょうが)

コロナ前の旅と変わらない歓喜の声が上がりだした頃、

ひとりのお客様がおっしゃったんです。

「皆さん、ワクチン接種までもう少しですよ。

ここまで頑張ったんだから罹らないでいましょうよ。

罹らないようにする術はもう知っているんですから」

「罹らないようにだけすれば、こうして旅にも出れるんです」

 

銀のステッキは、旅を続けています。

が、感染予防には、より一層注意を払って、皆さんのご協力をお願いします。

その上で、皆さんの思う不要不急に旅が含まれるのでしたら、

しばらく旅に出るのはご辛抱ください。

また、晴れやかな気持ちでお出かけいただける日まで

互いに元気でいましょう。

元気でさえいれば、また旅に出る日が来るのですから。

まさか今年も「竹の子弁当」を配達することになろうとは、

長岡京のすでにしぼみ始めたキリシマツツジを前にしみじみ想う、

これも必然でした。

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