銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ベトナム讃歌

2013年04月27日 | 見かけだおしNのつぶやき
ベトナムからご一行様が無事帰国
早朝、添乗員より報告メールが入りました

ホッ

いつもですが、海外からの帰国報告は
安堵の声が漏れます

さて、話は変わりますが
実は、私まだベトナムに添乗で出たことがありません

でも、記憶に残すのは
「最後に出た一人旅の国」

かつてバックパッカーなる旅を重ねていました
社会人になってからも、夏・冬のまとまった休みには
必ず旅に出ていました
もちろんザック背にです

とにかく、虫さえ出なければ、どこでも寝られるタチでした
タフでした、いま思えば・・・

「女一人旅も平気よ」
それを、どこかで誇示したい、
そんな嬉しがり感情もあったのでしょう

大人といわれるようになってからも
結構ひつこく、私の旅の形でした

友人には、
「あんた、ようやるわ」

今になってみれば、完全に呆れられていたのでしょう、
でもその頃の私には、ほめ言葉に聞こえていたのです!

ところが、ところがです

随分あとで、友人宅で見せられた
私からの絵ハガキには、こうありました

「アカン、完敗です、ベトナムにやられました」
そう書いてありました

いやぁ、何がどうだったか、もう旅の内容は忘れています
でも確かに、このベトナ旅行を最後に
ザックを押入れにしまい込みました

しんどかったんでしょうね

そうだ、思い出しました

風邪を引いたのでした 
で、どうしょうもなくなって
数日泊っていた木賃宿?を飛び出し
ホテルを目指したのです、そうだそうだ

~私が負けた日~

また友人に突っ込まれそうです
「あんた、旅するのに何で勝ち負けやねん!」

・・・確かに

でも当時の私は
旅は勝負でした(オイオイ)

なので、あの日

ついにクレジットカードをきって
いわゆるリバーサイドの、星がいくつか付く、
玄関先にドアマンが立つ、
冷暖房完備の、快適なベットがある、
ホテルへ泊ってしまった、私

うっ、うっ、

カタカタ回る高天井の扇風羽を見あげながら
悔し涙を流したのです(なんで!)

ただ、決め手となったのは別にありました

朦朧としながら帰国の途へつく列車の中で
ベトナム人がまとわりつく親切心で
「これ、」と私に差し出した卵

はい、ベトナム名物、半成長の雛がボロリ飛び出す
ゆで卵でした

うぐっ

熱にうなされる中、その固形物(しかも半生)を見た私

きっぱりバックパッカーを辞めた瞬間でした


あら、回想していたら
久しぶりにベトナムに行ってみたくなりました
また一人で
でも、今度はスーツケースで行くことにしましょう


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