早いもので、今日は8月最後の金曜日。
今日、先週の大曲の花火ツアーにご参加いただいたお客様から、メールが届いていました。
ワクワクしながら 大阪空港で出発を待っていた日から
もう一週間が経ってしまったんですね。
夢のようです。
新幹線の座席確保の苦労の数々を知るにつけ、
「大曲、申し込みまーす。」とのんきな電話1本で済む 我が身の
なんと幸せなことでしょうか。ひたすら感謝です。
幸運にも雨をかいくぐり、念願の大曲の花火を堪能させていただきました。
ありがとうございました。
そんな、お便りでした。
ここでふれられている、「新幹線の座席確保の苦労の数々」。
1ヶ月前、午前10時のJRのみどりの窓口での指定席販売。
大曲の帰りの新幹線の指定席は、大袈裟でなくコンマ0.1秒で売り切れます。
それを確保することが、ツアー成功のうえでは必須なわけで、
この苦労を、こちらとしては、お客さんにも深く、正しく、理解していただきたいわけです。
大曲の花火大会、当日の朝。
現地へと向かうバス車中でその苦労を披露したのは、つれていった新人添乗員のKでした。
当日朝、急に思いついて出した私の司令は、
「今日の帰りの新幹線のチケット確保が、どれだけたいへんやったか、経験して分かったでしょ。
そのあたり、お客さんに上手に話して。私がいうと嫌味になるから」
ハイ!とにっこり笑って、マイクを持った彼女。
「今日からちょうど一ヶ月ほど前、Aさんから明日、8時にJR大阪駅集合な、と言われまして…」
「あすのAはコワイで、と会社で聞いていたので、
8時と言われたけど、少し早めに行こうと思って、7時40分ごろ大阪駅についたんですね。
そしたらAさんから電話がかかってきて、『ちょっとどこにいんの、遅い~!!』って」
まぁ、びっくりしました。
大曲の新幹線の指定席売り出し日。
当然ながら私はその日、一年で一番、熱く、こわくなるのですが、
そんな私のテンパリ具合と、日頃とはうってかわった怖い先輩ぶりをネタにしながら、
30秒に一度、笑いをとっていました。
たっぷり20分は喋ってマイクを置いた彼女に、お客さんはやんやの拍手。
「Kさん、吉本、いけるよ~!」
「Aさん、来年、のっとられんように気をつけんと」
などなど。
ほんと、のっとられそう。
気をつけます。
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