銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

クロアチアから帰ってきて

2013年09月29日 | Hの生きる喜び、それは
いつものぺったんこの布団の上
外からは子どもたちの遊びまわっている声

帰ってきた?

以前も他のスタッフが書いていましたが、
朝目覚めても、どこにいるかにわかには分からない事が多く
周囲を見渡し、昨日のことを思い出し、じわじわと
あ、今、添乗中で海外にいるんだ

と気付かされます

この感じ、この空気、そして日本語・・・

帰ってきたようです

時計を見ると、14:00・・・

ん? 14:00!?

おかしい

昨日、朝に関空に着いて
帰ってきて片付け、洗濯、報告書の整理をしていたはず
確か、お昼過ぎまでは起きていました

でも、夕飯を食べた記憶も、風呂に入った記憶もない
夜を迎えた記憶もない

ということは、昼過ぎに寝てしまって
翌日昼過ぎまで、一度も目が覚めなかったということ!?!?

つまり、丸一日夢の中でした

確か、昨日まではクロアチアに居たはずです

それを証拠に、私のカメラの中には
クロアチアの色鮮やかな写真がたくさん!

プリトヴィッツェのエメラルド色の湖沼群
朱く少しずつ色づき始めた豊かな森
ドブロブニクの赤い屋根
ローマ帝国時代の大聖堂や宮殿の鮮やかな白
6世紀時代の、黄金に輝くモザイク画
アドリア海の深いブルー
抜けるような青い空 ・・・

鮮やかな色があふれる国でした

写真を整理していたら、もうこんな時間
起きたばかりのような気がしますが、また寝る時間

目覚めたら、クロアチア・・・

なんて、願っても、もう無理ですよね

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散髪屋に行く

2013年09月27日 | 見かけだおしNのつぶやき

『あら、たった今あなたのこと噂してたの?』

え?どこでですか?

『ほら、そこの美容院!』

え~!!!

アキマセン、私の聖域がまたひとつなくなりました

なんて大げさ?

いえ、

でも私にとって散髪屋は、とても大切な定義がありまして
=完全な赤の他人でなくてはなりません

うちのスタッフの中にはまるで占い師のもとに
通うように美容院とやらにいそいそ訪ねる者がいます

時々悩みを聞いてもらっているって?!

わかんね~

私にとっての散髪屋は、素の場所

若かりし頃、それなりに今風に追いつこうとしたこともありました
でも、駄目でした

何がって・・・

それは、兄ちゃんです
洒落た店で、必ず洒落た指先の細い兄ちゃんが

「お姉さん、何してる人?」と聞いてきます

あ~!!その馴れ馴れしいトーク

苦手です


聞いてどうすんねん!


もちろん営業トークだから、ムキになる必要もないのですが、
私は、散髪だけは心静かに受けたいのです

さすがに今は「お姉さん!」とは言われなくなりましたが
(これはこれで悲しいが・・・)
目の前に、
なんだか素敵な、雑誌なのに1,000円近くする
マダム雑誌をおかれた時にやぁ~

「スミマセン、週刊誌お願いしま~す」
きっぱり言います

ゴシップネタとか好き
そういう、三面記事をつらつら流し読みしながらの
散髪はもっと好き

だいたい、散髪は銭湯にいくようなもの、と位置付けています
なので頭もぼさぼさ、もちろん素っぴんです

だから、きどった会話はいらないのです

「いつものダレた人が久しぶりに来店した」でよかったのです

それが・・・

バッタリ会ったお客様から、
『あなたのこと話したら、驚いていたわよ』

でしょうね、

一応仕事の上では、まあ眉毛も描いて
だらしなく見えないようには多少の努力はしています

でも、普段の私は・・・

昔、友人に言われました
「山姥が降りて来たかと思ったわ!」
どこから降りてくるねん!!

前置きが長すぎですが・・・

とにかく先日、私は久しぶりに散髪に行ってきました
もちろん、新規店にチャレンジです

実は、うちのお客様からご紹介いただきました

条件①スタッフがしゃべらない
  ②週刊誌が豊富
  ③混んでいない
以上をクリアするお店をリクエストしました

さて、私の次なる聖域になるのでしょうか・・・
こうご期待!

っていりませんね、この話、全く

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紅茶専門店、堂島ムジカ

2013年09月25日 | のほほん同志Aの日常
きのうの夕刊で、知りました。

大阪堂島に60年あまり続く、紅茶の専門店ムジカ。
本日で閉店するそうです。

私にとっては学生時代から時折訪ねたお店で、
毎朝の紅茶もムジカさんの堂島ブレックファースト(の特用袋)。

ここ最近は仕事でお世話になることもあり、
半年ほど前には、クロアチアへの旅行説明会を
ここムジカさんで開かせていただいたのでした。

素敵な空間で、紅茶の香りに包まれながら
皆さんでわいわい夢をふくらませたクロアチアへと、
ちょうど今、ご旅行中です(今日からドブロヴニクの予定)。


実は先月、訪ねた折に、
お店の方からその話は伺っていました。

「近々、ここを出るんです。
 でも行き先がまだ決まらない、
 それが苦しいんですけれど…」

奥の席では、ご主人が常連さんと談笑中で、
「僕は紅茶のことしか考えてないから」
という張りのある声が聞こえてきました。


夕刊には、カフェの営業はやめて、
今後は芦屋で紅茶の小売りと卸売をなさるとありました。


お店が決まれば、また、すぐ行きます。
特用袋も、そろそろ切れることですし。


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ごんぎつねの思い出

2013年09月23日 | のほほん同志Aの日常
久しぶりに実家に帰ったので、
子どものころのまま置いてある本棚から、
懐かしい本を手に取りました。

新美南吉童話集 『ごんぎつね』

今年は30歳の若さで没した童話作家、
新美南吉の生誕100周年にあたります。

それにあわせて来週、
南吉の故郷である愛知県の半田市を
まっかな彼岸花が染める矢勝川沿いに訪ねる予定なのです。

企画した本人としては、
ぜひともご一緒したいところですが、
今回は若手スタッフに一任することに。

で、彼女へのレクチャーの前段として
『ごんぎつね』を電車のなかで読みかえしていたところ…

 森の穴のなかにひとりぼっちで住むごんぎつね。
 いたずら好きで、悪さばかりしています。
 ある日、川で、兵十(ひょうじゅう)のウナギを逃がしたごんは
 それが病気の母親に食べさせるものだったと知り後悔します。
 母親を亡くし、自分と同じくひとりぼっちになった兵十に
 毎日、森のなかで栗やマツタケを拾っては、そっと届けるごん。
 ところが…

分かってはいても切ない結末に、
電車のなかで大きな字の本を読みながらウッウと涙ぐむという
こっぱずかしい大人になってしまいました。


もう何年も前になりますが、
私の家にも、ごんぎつねがやってきた時期がありました。

我が家にごんが来るのは、
決まってゴールデンウィークか
お盆休みか、年末年始。

そんな、世間が休暇に入る前後のある朝、
新聞を取りに郵便受けにいくと、
軒先にそっと、紙袋が置いてあるのです。

宛名も、差出人の名前も、もちろんありません。

中身はというと――

讃岐うどんのこともあれば、
ういろうや、おととせんべいの時もあれば、
季節によっては新茶が入っていることもありました。

「また、ごんが来てくれたよ」
「顔みせていったらいいのにね」

客人の少ない家だったので、
ごんの置き土産には
いえ、ごんが忘れずいてくれることに、
いつも、どれほど慰められたか…。


と、これが私のごんぎつねの思い出。

そんな個人的エピソードを盛り込みつつのマイクアナウンスまで
頭のなかですらすらと出来あがりましたが、
あぁ~今回、添乗は人に任せないといけないのでした。

なまじ思い入れの強い旅の場合、そこがたいへん。

しっかり頼むよ!


ちなみに写真は
ごんのように思いつめた瞳の愛犬です。



◆オーストリア・チロルの旅、報告はこちら◆
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南米につづき、次はクロアチアへ!

2013年09月22日 | のほほん同志Aの日常
一昨日の金曜日、南米旅行の終了から1日おいて、
今度はクロアチア・スロヴェニアへの旅が出発しました。

といっても今回、添乗は別のスタッフで
私はお見送りのみ。

皆さんにご挨拶するため、
朝の関空でお待ちしていたところ…

「あら、おかえりなさい! 南米どうだった?」

ひとり、またおひとりと、到着されるお客様全員から
そんなお声をかけていただきました。

へぇ~っと思うのはこんなとき。
もちろん旅便りには
9月の添乗予定として小さく載せているのですが、
すごい、皆さんしっかり読んで、しかも覚えてくれているとは!

実はその前日も、
事務所に顔を出した私が電話をとったところ、
「あ、おかえり~、さっそく今日から仕事?」とあるお客様。

「あなたが南米いってる間ずっとカレンダーみて、
 あ、今日、出発してるな、そろそろマチュピチュかな、
 明日帰国やな、て思てたんよ」とのこと。

遠く地球の裏側に思いをはせてくださってたなんて、
なんだか、とてもうれしい。

はっきり言って、うちの家族より、
よほど把握してくださっています。

古い話ですが学生時代、
1年間のオーストラリア留学に出発するという朝、
スーツケースを引いている私をみて、うちの父は

「あれ、どこ行くんや?」 と言ったのですから…。

まぁ、そんな我が家のおおらかさ(大雑把さ)は
確実に私のなかに受けつがれているのですが。


ともあれ関空で、たくさんの「おかえりなさい」をいただき、
皆さんに「いってらっしゃい」と手を振って
クロアチアの旅が無事出発しました。

お天気に恵まれる旅となりますように!



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