さようなら、夏の日

♩涙があふれる悲しい季節は
誰かに抱かれた夢を見る
泣きたい気持ちは言葉に出来ない
今夜も冷たい雨が降る
こらえきれなくてため息ばかり
今もこの胸に夏は巡る♩

夏をくたびれるほど満喫して、いよいよ秋がくるのね、

と少しセンチなった頃、当時流行っていたこの曲が、

気分をググッと盛り上げてくれました。

 

サザンの名曲「真夏の果実」

メロディのせつなさが、夏の終わりにぴったりで、

ああ、私の夏が、いま終わるのねぇ、と

恋もしてしていなかったのに、

終わった我が恋を夢想して、そのこと自体に酔っていたことを思い出します。

 

学生時代、晩夏の海に行く、とても憧れました。

思いっきり泣きに行こう！そうだ須磨海岸へ！

これ、夏の終わりに、友人としばらく続いた合言葉でした。

若さって、気持ちいいほど馬鹿です。

ドラマチックな夏の思い出も一切なかったのに・・・ううっ

 

今日の旅を、8月の最終日に企画したのも

若気の甘い思いが浮かんだからかもしれません。

 

宿題を気にすることもなく、

本日は、大人の夏休み最終日。

 

赤穂にナポリを訪ねました。

 

瀬戸内海を望む絶景のロケーションにたつ、

ナポリピッツァのお店「さくらぐみ」へ。

 

お食事の内容は、もちろん本場ナポリ、

量も、本場なみ？お腹がはち切れるボリュームです。

 

さざ波のようにゆっくりした時間が過ぎて行きました。

赤穂時間？いえ、ナポリ時間です。

 

気どることなく、皆でガヤガヤ、会話も景色も

南イタリア料理の正しい食べ方ですね、きっと。

 

波打つ海、遠く見える島々、行き交う貨物船、

それら全てが、このお店のための演出のようでした。

 

お腹いっぱいで、フウフウ熱を発してお店を出たら、

 

ふうっと、海風が、ほてった身体を吹き抜けました。

 

あっ、今、初秋が私を抜けてったのね。

 

過ぎ行く夏を想うにふさわしい赤穂の、いえいえ

ナポリの休日でした。

 

それにしても・・・

晩夏は、何でしょう、枯葉舞う日とはまた違う哀しみを

人にもたらすものですね。

きっと、四季の国は、何度も許してくれるのでしょう。

ふたたび季節が変わります。

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台風は、大曲には花をもたせてくれました、が。

台風10号が近づくなか、銀ステ夏の大イベント

大曲の花火大会が、本日、秋田で行われました。

 

たった今、大曲花火に初参加のスタッフから

興奮気味にメールが届きました！

 

「無事、新幹線に乗り込みました。

雨は降らず、少し寒いくらいでした」

「綺麗でした！」

 

そうか、新幹線に乗ったか。

やれやれ。

 

花火は、もちろん現場ですが、ツアーで大事なのは、復路が安全安心であること。

毎年、新幹線の指定席確保に苦労しますが、、

今年は、万全の体制で出発。

ギリギリまで台風が心配されましたが、それもクリア。

ならば、もう大船に乗った状況でしょう。

 

ご苦労さま。

 

銀のステッキの夏もいよいよ終わります。

 

今日はこちらも秋風が吹いていました。

いえ、台風の前触れ？

来週からの日帰り旅行に、

天候の心配がバトンタッチされてしまいました、、、

やれやれ。

これも、季節が変わるってことですね。

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花火！おばちゃん!?納涼会

いつもビシッと、スパッと、パリッとしている先輩と

満面笑顔が憎めない後輩。

そうか、私も中間管理職ってやつですね！？

 

先日、久々にそのスタッフ一同で集まり納涼会をしました。

銀のステッキ旅行の事務所の前に長テーブルを出して、

扇風機(温風機)をぶんぶんまわして、

冷えたビールと食べ物(茶色の揚げ物三昧)と…

差し入れしてくださった大家さんに感謝です！

 

私は、一歳になった我が子と一緒に参加。

最初は私の傍から離れず、泣きべそをかいていましたが、

だんだん慣れてスタッフに代わる代わる抱っこされていました。

先輩たちのあたふたする姿、横目にちょっと笑ってみたり。

 

納涼会のメインは花火です。

子供は初めて見る花火に最初は怖がっていましたが、

最後は、手を叩いて喜んでいました。

私自身、子供の頃に家族と花火をやったことや、

河川敷で友人と楽しんだ事を思い出し懐かしさを覚えました。

 

汗をかきながら、ヤンキー座りで噴出花火に火をつけてくれる後輩。

お里が知れますよ！

手持ち花火をへっぴり腰で持っている先輩。

いつもは、上から目線なのに・・・そこそこ滑稽でしたよ！

次の花火点火はまだかとビールを飲みながら催促する先輩。

これは毎度のこと。

 

慣れないながら、子供をあやしてくれる先輩。

案外、慣れた手つきで、実は一番子供も安心顔でした。

これは、他のスタッフには言えませんが、、、

 

残暑厳しい日でしたが、

火花の輝き、花火の煙の臭い、一人ひとりの花火に向き合う姿に

普段見られない、スタッフの意外な顔が現れて、

自然と盛り上がりました。

 

それにしても皆さん、

子供を前にすると、言葉も態度も完ぺきおばちゃん!?になってますよ。

ほれほれ、どやどや、これいるか？　

うちの子は犬ちゃうで、、、と、これは親心。

 

どうも刺激ったっぷりの時間になったからでしょうか、

この夜、何度も起きだした興奮気味の我が子。

何が頭に浮かんでいたのかが気になります。

 

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カウントダウン、大曲の花火まで、いよいよあと３日！

いよいよあさってから秋田・大曲の花火へ出発です。

もう、今年で６年連続となるツアー。

今週は、各訪問地へのお電話をしました。

主催者である大曲商工会議所。
毎年、花火の観覧席でお世話になっている結婚式場さん。
ホームに返ってきたようにくつろげる盛岡のホテルさん。

盛岡は石川啄木や宮沢賢治が青春時代を過ごした街。

啄木が新婚時代を過ごした家の管理人さん。
啄木・賢治青春記念館のスタッフの方。

仙台や角館の料亭さん、盛岡名物の冷麺店さん。

もうどこも勝手知ったる場所ばかりですから、
あれこれ細かいやりとりは必要なく、

「今年もいよいよですね。また伺いますのでよろしくお願いします！」

そのなかに、ひとつ、こんなお電話がまじりました。

「今年もこの時期になったんですけど、残念ながら、今年は行けないんです…」

電話の相手は、岩手県水沢の黒石寺のご住職。
極寒の２月の裸踊りで知られる古刹。
本堂の仏様、そしてご住職のお話がたいへん面白く、毎年この時期に寄せていただいておりました。

今年は数年ぶりに、平泉の中尊寺に寄る行程としたため、
黒石寺は残念ながら割愛…となってしまったのです。 

今年は行けないんです…のお電話をしながら、
なんだか里帰りできないことを謝っている娘の気分になっていました。

大曲の花火といえば、人口4万人の小さな町に、
全国から70万人が１日で押し寄せる、文字通り日本一、全国屈指の花火大会。

ですから、今、銀ステ社内では「大曲の花火」添乗がもっとも怖い説が飛び交っていますが、
私にとっては、仕事とはいうよりも、里帰り？？

皆さん、間もなく帰ります。
再会を、そして間違いなく素晴らしい花火を楽しみにしております。

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熱戦閉幕、完全燃焼しました

この２週間近く、寝不足と夏バテでフラフラの私

スポーツ観戦は好きな方ではないのに、
なぜかオリンピックは別
この１７日間、見られる時はほぼ毎日テレビにかじりついて
オリンピックを観戦し、大声とガッツポーズで応援し（もちろん家でひとりで）
誰が勝っても負けても、選手達の全力で闘う姿に胸打たれ
感激のあまり、毎夜涙していました

普段は感情の起伏が乏しく、感動レベルもかなり低い私なのに、これは異常事態

そして、今日、１７日間の熱戦に幕が下ろされました
早速ＮＨＫの総集編を見て、何度も見た試合風景を再び見て
今夜もひとり、涙、涙、、、

いよいよ、壊れてしまった？

思い入れの強い卓球は別として、
その他どんな競技でも、最後は日本人が出ていようが出ていまいが、
アツイ視線とエールを送っていて、
自分でも何が何だか分からなくなってきました

この感動を誰かと分かち合いたい！！

と思っても、家族一同、また知り合い・友人その他
だーっれもオリンピックに興味がなく
これに関してもひとりぼっち

今、「世界に～ほにゃらら～花」の歌が再び人気を博しているようですが、
選手だれひとり例外なく、ナンバーワンになることに命を懸けて
必至に闘っている姿がこんなに美しいものかと思うと同時に
選手が、敵と味方という立場を越えて、お互いを称え合い尊重している
スポーツマンとしてのフェアプレー精神に心打たれました

そして、この後開催されるパラリンピックへ、見事なパスがわたり、
長く、アツい夏が、ようやく終わりました

もうひとつ、ぐぐっと地元にかえってきて、銀のステッキにとっての
アツイ、もうひとつの夏が終わりました

本日、宝塚歌劇「エリザベート」千秋楽
半年前から受付・手配を始めた話題の公演
銀のステッキとしては「黒豹」に続く大反響と、
実際のチケット手配枚数は「黒豹」を上回り、「エリザベート」が最大でした

結局、貴重なチケットは一枚の過不足もなく、全てお客様に無事に渡り、
あわゆくば・・・と淡い期待を抱いていたうちのスタッフには
まさか一枚もまわってこず、こちらも無事に閉幕

ありがとう！全世界のアスリートの皆さん！
ありがとう！宝塚歌劇のスターの皆さん！

ふたつの大きなアツい夏が終わりました

今、私、放心状態です

リオ五輪に採用された美しい卓球台「Infinity（無限＝∞）」（三英のWebサイトより）は
日本の技術の集大成、木材は岩手県宮古市のブナ
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