銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

今日は暑かったですね。

2015年07月31日 | 見かけだおしNのつぶやき

大阪がぶどうの産地ってご存知でした?

それ以前に、羽曳野に観光でくるとは・・・

と、思う私が無知なだけで、

そういえばつい最近、埴輪のかぶり物つけたどこぞの課長?が

がっくしうなだれる写真を見たような。

世界遺産登録申請に敗れたというニュースの一コマ。

え、世界遺産に登録申請するような観光資源って?

それは、古市古墳群です。(と、おなじみiPad調べで、にわか知る・・・)

羽曳野市から藤井寺市にかけて、なんと100墓もの古墳があって、

古墳群の中には、日本で2番目の大きさを誇る「応神陵古墳」や

巨大な前方後円墳が多数点在しているのです。

巨大古墳がなぜこの地に、しかも多数造られたのか?

と、遠く古墳時代に思いを馳せながら、私たちが向った先は、、、

 

なんでも30年ぶりに復活させたという、ぶどう園。

羽曳野はかつては日本一のデラウェアの生産量を

誇っていたようで、今もいたるところに葡萄棚が見られます。

丘陵地ではなく、住宅街の隙間、スキマに現れます。

地元の産業を広く知らせる目的もあって、

ぶどう狩りができる場所を昨年オープンしたそうです。

周知目的の割に、看板もでていない、運転手さんと何処?と

迷いながら到着したのは、日除けもない屋外公園に

設けられたビニールハウスのぶどう園。

 

まぁ、地獄でした。

 

何がって、まず、バスを降り立つと、

クラっ、酷暑では足りない、激暑で汗が滝のように、、、

で、逃げるようにぶどう園のなかへ入ると、

甘い香りに誘われて?

蚊がブンブン、ブンブン

ひぃ~、しっかり、やられましたよ。

 

外も地獄、中も地獄、、、どっかで聞いたような、、

進むも地獄、退くも、ってやつです。

居場所を探して、うろうろ、クラクラ

ようやく見つけた自動販売機の陰で涼みながら、

 

食べ放題って、皆さんもそう食べられないですよね、

と、、、待つこと10分、20分、、、

どなたもぶどう園から出てこられる気配なし。

え?

 

自販機の陰も耐えきれなくなり、最初にギブアップしたのは、

私、はい、添乗員でした。

すぐにバスを迎えに呼んで、

クーラのガンガン効いた車内でヒャ~

おお~っ、生き返る~と一人極楽で涼んでいました。

 

皆さん、時間たっぷりまでぶどう園で、よく頑張られました。

本当に。

しかし。

 

手にはしっかりお土産のぶどうも、、、

 

「やっぱり採りたてのぶどうは甘くて美味しいね~」と

車内ではぶどうダンギが始まりましたが、

 

バスで一人待機していた身としては、会話にも参加できず、

ただ虫に刺された手足・首をボリボリするだけでした。

 

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TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
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本屋さん

2015年07月29日 | 見かけだおしNのつぶやき

高校生になって、やっと本屋さんが身近になりました。

 

学校帰りに気軽に立ち寄れる、これは何より嬉しいことでした。

 

それまでは、、、、近所に本屋さんどころか、

衣食住的な店がほぼなかったものですから。

パンは山崎、そして賞味期限ぎりぎりが

普通でした。

 

一冊の本さえ高価だった学生だったから?

立ち読みが、ほんと楽しかった。

 

と、店主にはホウキで払われそうですが、

(実際、よく怒られました)

 

田舎の列車待ちは、接続も悪く、一時間待ちなんて余裕、、、

雨の日も、雪の日も。

なので、本屋さんでの時間つぶしは日常のささやかな楽しみでした。

 

今日、夕刊のーコラムを読んで、あ~なるほどと。

 

最近、立ち読みオッケー、立ち読みどころか椅子まで置かれ、

スタバ並みのお茶まで飲める本屋が現れ、

しかも、かなりクール、まあお洒落空間ってことです。

本離れと言われながら、

かなり集客しているのだとか。

 

かつての田舎の店主は苦笑いかも・・・

 

で、私がそのコラムでひどく納得したのは、

本屋さんには、見聞が広がる偶然の出会いがいっぱい転がっている、

というクダリ。

ほんと、そうだ。

 

宝探しではないですが、

 

ついうっかり表紙のデザインに魅かれ、

まんまと、お店の戦略に乗せられ、

先のお客さんが手に取るのを見て、

何より、立ち読みして、面白くって、

 

目指すものではなかった、なのに意外な発見がある。

 

これがネット販売にない楽しみだと。

 

人にはそれぞれの嗜好があるわけですが、

選んで、自分の好きなことだけで周辺をかためて、

自分スタイル(超カッコイイ!)の生活ができる今。

 

自分とは違う嗜好、そしてそれを好む人が世の中にはいる、

そんなあたりまえのことを

膨大なジャンルの本を取り揃える本屋さんって、、、

教えてくれる場所なんだと思う。

 

あれ、思いがけず、手にした一冊の本、、、

そんな出会いが人生を変えることもある。

 

コーヒーまで飲みながら、貪り読み、すべてタダ。

 

本屋さんにハタキは、もういらない?

 

いえいえ、このワンダーランドに値するモノを

案外、本好きの人は知っている。

そのことを、提供する本屋も知っている。

だから、成り立っているんでしょうね、

この大胆な発想!

 

うん十年前、あの怖い店主がいたから、

田舎学生の悪ふざけ、、、あえて挑発?せっせと通った本屋さん。

おかげさまで

人生変わった・・・のかなぁ~???

 

こちらのオシャレな本屋さんは、ポルトガル・オビドスにて。

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王ヶ頭ホテルの凄さ

2015年07月26日 | Hの生きる喜び、それは

初めて王ヶ頭ホテルを訪ねたのは2012年の冬

「夏の美ヶ原もいいけど、真っ白な世界に包まれる冬も素晴らしいわよ、
山頂の一軒ホテル、王ヶ頭ホテルに泊まって」

そんな会員様のオススメ情報から始まった
冬の美ヶ原・王ヶ頭ホテルのツアー

それ以来、冬の定番、いえ、
冬一番人気ツアーとして4年連続ご案内を続けています

初めて訪ねた時の印象は、というと

「霧氷の森、神秘的で素敵」
「霜の華(氷の結晶)、キレイ!」
「雪上車体験、めっちゃおもしろ~い」

標高2,000mの冬の世界、それを感じるだけで充分満足の旅でした

あれから40年・・・・・・ ではなく、あれから3年

冬ではなく、夏の王ヶ頭ホテルを訪ねました

自身、二度目の王ヶ頭ホテル
正直、ホテルには何も期待していませんでした

夏の花畑、夏の夜空、夏の緑いっぱいの草原
そんな夏の風景が見られたらいいな、と思っていたのが・・

正直、ビックリしました

ホテルが!ホテルのスタッフが!生まれ変わっている!

いや、最初訪ねた時は周囲の景色があまりに素晴らしくて
気付かなかっただけかもしれません

残念ながら、天気が芳しくなく、ずっと濃い霧に覆われていました
夕方頃から降り出した雨は夜から朝にかけて本降りに・・・

皆さんも、期待していたお花や星空に出会うどころか
ホテルにカンヅメ状態になり、浮かないお顔

でも、それが、良かった!

「お天気ねぇ・・ 残念ですけど、その代わりに
ボクが焼いたイワナ、大物ですよ~
ほら、今焼きたてほやほや、はい、ポーズ、
あれ、今、写真撮るところですよ!はい、ポーズ★」

清々しい笑顔で元気よく言ってくれるキッチンのイワナスタッフ
何となく沈んだ私たちのムードを盛りあげてくれ
お客さまも自然と笑顔

洗面所で歯を磨いていると、ゴミ集めをしていたスタッフが
「今日は、どちらへ?あ、霧ヶ峰ですか、
今だったらニッコウキスゲがいい頃ですね、
あ、そうだ、分かりやすい地図がありますよ、持ってきましょう」

外をうろうろしていたら、
「そこ、もう少し向こうに行ったら、ポニーがいますよ、
「花子」と「ももこ」っていうんです、昔は「さくら」って子もいたから
「さくらももこ」でちょうどよかったんですけどね!あはは」

ひとりでポツンといると、必ず声をかけてくれる

それが煩わしくなく、とても気持ちいいのです

かと言って、うるさくない

本当にひとりになりたくて、4階の映写室の奥に
リラックススペースがあって、窓を向いてイスが2脚
そこに腰かけてうとうと・・・ボーッとしていたら、
後ろの方からホテルのスタッフが来られて小声で

「電気、少し暗くしておきますね、ごゆっくり・・・」と

なんと、なんと、あなたたちは素晴らしいの
ホテルのスタッフ誰ひとり例外なく、
マニュアル的ではなく、みな、自然で気持ちいいのです!

料理ももちろん美味しいですし、お風呂もいい、立地もGOOD
でも最後はやっぱり人間力です
人が人を呼び寄せるのです

それを感じたのは、私だけではありませんでした

チェックアウトのカウンターをじーっと見ていると
ほとんどの方が、次の予約を入れているのです

ディズニーランドだ、と思いました
ディズニーランドは言わずとしれた日本一のテーマパーク
90%以上のリピーター率を誇ります


美ヶ原の自然に・・・いやそれ以上にホテル自体に魅力が溢れています
一度来たら、また来たくなる

ここは、王ヶ頭ランドです!

素直に感服、一呼吸おいて、
よし、負けていられない、銀のステッキも・・・銀ステランドを!
な~んて、夢物語ですね

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夏の庭

2015年07月25日 | 見かけだおしNのつぶやき

ムシッ

なんですか、この暑さ、、、

クラクラしますね。

でも京都の夏はこうでないといけません。

 

と、思えたのは、

祇園祭りの後祭の日に、

コンチキチンが聞こえる頃

美味しくなるとされる

鱧料理をいただくツアーでのこと。

 

夕食前に訪ねたお庭、南禅寺の大寧軒。

琵琶湖疏水から豊富に取り込まれた水の流れ、

滝の演出も。

苔むす中にスクッと伸びる桔梗の花。

きっぱりした立ち姿に汗が引くよう。

 

みなさんパタパタと扇子を仰ぎながらも、

東山から、すぅ~と吹いて、

水面に冷やされた風を浴びて、

しばしの涼を取られたのでした。

 

天然のもので、夏の暑さをしのぐ術、

それらがいたるところに施され、

でも、それはさりげなく、

一つの小宇宙として成り立っている。

「夏の庭」

知恵の結晶ですね。

これも、この湿度の高い夏の京都があって

誕生したもの。

先人の創意工夫に脱帽です。

 

無い物ねだりで、また、すぐ手に入ってしまう時代ですが、

無いからこそ、生まれるもの。生まれてきたもの。

 

水のたゆたう音に、凛とした一本の花に、

あっ、涼風が吹き抜けていきました。

 

 


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旅サロン便り葉月号 発送しました

2015年07月24日 | Hの生きる喜び、それは

 

2日間の添乗あけ、出勤すると、たいてい机の上には不在中の
FAXや書類がたまっています

嬉しいのが、そんな中に時々旅のおみやげがそっと置かれている時

「あ、これ、どなたからいただいたものですか?!」

朝一番、それを聞くのがちょっぴり嬉しかったりするのです

今日も、そっと置かれていたお土産がありました
マンゴーのキャンデー★
「あ、これ、どなたからのマンゴーですか?嬉し~」

すると、スタッフがすかさず、

「あ、それは、えーっと、誰だったかな、
この前泊まったホテルの営業さんが来られた時の手土産で・・・
マンゴー・・・あ、そうだ、マンゴープリンスホテルです!」

「マンゴープリンスホテル?・・・ん?そんなホテルあったっけ」

と言いつつ、すぐ訳が分かってクスッと吹き出してしまいました

彼女が行った“マンゴー”ツアーは
宮崎県南郷(なんごう)市、ジャカランダの花を訪ねるもの
お花が見頃を迎える頃、ちょうどマンゴーが旬を迎えるので
ジャカランダと同様、マンゴーを楽しみに参加される方も多いぐらいです

その時泊まったホテルが、「南郷(なんごう)プリンスホテル」

マンゴー、ではなく正しくは「南郷」

「あ、間違えました、そっか、南郷プリンスホテル、でした」と恐縮する彼女を尻目に

「うまいなあ、それ、投稿しよか」とすぐさま別のスタッフが拍手

まさに一本、お見事、の言い間違い

どうですか、南郷プリンスホテルさん、今後、「マンゴープリンスホテル」に
改名されてはいかがでしょう

その暁には、ネーミングしたスタッフに謝礼として?マンゴーのお土産を
ひとつよろしくお願いしますね

 

そんなこんなで!(全然話はつながりませんが)

本日、旅サロン便り、葉月号、発送しました!

この週末は、旅サロン便り熟読のためなら、家籠りをしていただいてもOKです

月曜日、お電話、お待ちしております!!

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