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銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

キムチ食べたい、今スグ

2016年10月31日 | 見かけだおしNのつぶやき

びっくりしたことがあって。

 

そうだね、と急に韓国に行ってきました。

ほんと急で、飛行機代も、ホテル代も相場より、

すごく高かったのですが、時間を買いました。

 

で、慌ただしく弾丸ツアーに出て、、、

思いました。

 

韓国には個人的には、何度も来てますが、

今回は、ほんとしばらく振り。

変わってました。

いろいろ。

お気に入りの店も消えて、

でも、なにより私の視点です、変わったのは。

 

名物のアワビ粥。

そこそこの値段です。

でも、看板に「いまだけ、松茸も!」

ああ、もう、私ここには来ないかも、、、

即答「松茸入りで」

迷いなくそう、言いました。

せっかくなら、ってことです。

 

ちょっとお客様の気持ちがわかった瞬間でした。

 

まあまあ忙しい秋のシーズン中、つい10日前に、この旅を決めたのは、、、

 

お近くの国へは、僅か2日で行けることを、実践したかった。

 

スタッフが何気に発した

「今更、あれはいい旅だったと思います」とその先に

(あの頃は気づかなかったけど・・・)が入るはず。

その意味することを、私も思っていたから。

 

先日、お客様から「あなたは韓国通ですもんね」と言われて

言葉に詰まったから。

 

そんな理由でしたが、思い立ったが吉日。

 

また、私の好きな韓国を旅に変えて、ご紹介したいと思います。

 

机上では、しれてるな、と改めて

企画の原点を思い出させてくれた旅でした。

 

旅のフォトシリーズーー

 やっぱり、行ってしまう、南大門市場。

韓国のおばちゃんは、私の中では、ずっと同じ。

この色彩感覚、変わらない。

揚げ物とトッポッキと焼き鳥とおでん、、なんでもありの屋台。

広蔵市場は、B級グルメの宝庫です。

食べたいものがありすぎて、、、胃がもたない。

と、あの雑多な東大門市場には、この宇宙建築。

東京オリンピックのメインスタジアムの設計予定だった、ザハさんの作品です。

北村韓屋村。どうも流行りです。

5・6年前は、人もまばら、今は大型バスが連なってました!

あの頃、あの方々も、この坂歩いて、、、懐かしい。

定番の仁寺洞は、変わらず人気ですが、当時よく利用した店は、

跡形もなく、、、悲しい。

でも、老舗の書画のお店は、ガンバっていましたよ。

ツアーでは行ったことのない独立記念門。

日本統治時代の歴史建造物。

日本人の私に、受付の方が笑顔で、「今日はサンデー割引です」

私、つい、ラッキーと口にしたのですが、

その言葉に、少々違和感を感じつつ、、、

日本統治時代に建てられた銀行です。

残されていること自体が貴重です。

 

と、ロッテデパートは、すでに華やかなXマスイルミネーション。

私が行かなくなっただけで、この界隈は今も日本人だらけ。

ロッテの袋を両手に闊歩する人を見て、

ああ、私こそ、何かに左右されて今を見ていなかったのね。

 

現地を見て、本当にいいと思うことを言葉にして伝えたい、

それが結局、 何かを伝える近道ですもんね。

近道には遠回り、足で確認するべき。

昭和のデカのようなセリフを言いたくなりました。

今の銀ステの企画作りに欠けていたことです。

 

急がば回れ。

あれ、日本と韓国の関係にも似てたりして!?

 

何度も何度も降り立った仁川国際空港。

初めて、列車で市内に行ってみたら、、、

こんな近代的な未来都市を彷彿させる空間を目にしました。

 

何事も、一呼吸おいたら遠回り、、、

いえ視点を変えるって大事ってことですね。

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乗鞍・五色ヶ原へ

2016年10月30日 | ムムムッのMは紙一重

岐阜と長野の境にある乗鞍・五色ヶ原へ行ってきました。

毎年5月から10月の間のみ入れる山。

今回は歩き始めから終わりまで快晴の空の下を

気持ちよく歩くことができました。

ガイドさんの案内のもと、約7.5kmの「シラビソコース」へ。

白檜曽(シラビソ)の木が多いことから名前が着いたこちらのコース。

標高約1400~1600mのコースには高原で見られる様々な植物が。

シラビソの木々。

 

ゴゼンタチバナ。さくらんぼのような実が可愛いです。

ユキザサ。実りの季節を感じます。

岩の表面を覆うイワダレゴケ。触るとふかふかと柔らかく気持ちいいです。

毒キノコの代表、ベニテングダケ。うーん、姿は可愛いのに、、、。

切り株の上には松の実の殻が。実はこれ、リスが食事をした跡だそう。

リスのテーブル、素敵です。

 

これだけの植物が豊富にあるのは、1秒間に10t湧き出ると言われる圧倒的な水量によるもの。

夏も常にこれぐらいの水量があるため、ダムを作らなくても水力発電ができるほど。

コースのフィナーレを飾る「布引の滝」。迫力もさることながら、神秘的な場所です。

高地のため紅葉はほぼ終わっていましたが、美しい自然の表情を楽しむことができました。

今年は後数日で山には入れなくなります。

が、その間も山の中では静かに季節が進んでいくのでしょう。

 

美しいカラマツを見ながらの昼食。

青空とのコントラストが最高でした

 

追記:
「ところで皆さんは、どの季節が一番好きですか?」ふと立ち止まってガイドさんが皆さんに質問
「私は、春と秋かな」「夏は暑いし、冬は寒いし、ねえ」皆さんの好きな季節は様々です
ちなみに私は「盛夏」。
生き物としての本能か、夏が近づくと心がざわめき、夏が終わりかけると無性に寂しくなる・・・

するとガイドさん
「そうですね、私はね、今日みたいな日、今の季節が一番好きなんですよ。秋が終わっていく冬の入口」

皆さん、ちょっと不思議そうに「えー!何となくもの悲しい季節なのに?」

「ここの生えている木々の葉っぱが毎日どんどん落ちていく、それ自体は淋しいことのように見えますが、
いつも薄暗い森の中に、枝の間から陽がさすようになって、森が日に日に明るくなっていくんですよ
今日より明日、また森がもっと明るくなってる、そのうつりかわっていく様が見られるこの季節が一番好きなんですよ」

しみじみと森を見上げて話すガイドさん

私たちも見上げると、枝の間から木漏れ日がたっぷり降り注いでいました

もの悲しい季節と思いがちの秋の終わり。
乗鞍の森を思い出すと、明るく感じられるようになるかも。

おかげでこの季節がちょっと好きになりました




 

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秋深しびわこ吟行奥深し

2016年10月29日 | のほほん同志Aの日常

初めての体験というのは、なんでもいいものです。

阪神間を中心とした句会の皆さまと、
初めて、ご旅行中に俳句を詠む「吟行」旅行にご一緒してきました。

午前中は琵琶湖クルーズ。そして、秋の花咲くイングリッシュガーデン散策。

天気はあいにくのどんよりパラパラ。
…いえ、「あいにく」なんていうのは、こちらの思い込み。
雨なら雨、快晴なら快晴、そのときどきの世界と、俳句でとつながるってことのようです。





午後からはみっちり句会とあって、
クルーズ中も、バスの中でも、ペンとノートは必携です。

お食事中も、こっそりのぞきに行ったら、もぐもぐいただきながら、何やらメモをする人も。

なにせ、課題はひとり三句。

10時からお船に乗って、お昼を食べ終えたら午後1時で、
投稿のしめきりは、午後1時半! 

皆さん、けっこう必死です。

そして出そろった、87の俳句。(ひとり三句×29名さん)

匿名で投稿し、参加者全員が得点をつけ、先生方が講評する。
ご自身が選んだ特選を発表する際に、「わたくしはこの句をいただきました」というのが、何やら新鮮。

マイクをセットしたり、お茶をついだり、コピーを取りに走ったりしながら垣間見た、
これが私にとって初めての「句会」でした。 

帰途のバスのなかで頂戴した全句のコピーのなかから、わたしが「いただいた」のはこちら、

  
  秋湿り船の国旗のほつれかな


甲板で、私も同じものを見たのです。

「あらま、端っこが、えらいほつれて」 

と、そう思っただけの風景が、こうして俳句になると、広がりを持つ。

たった十七文字のなかに、
日に照らされ、雨に濡れ、強風にあおられる、その時間までが含まれてくる。


それに、句が作れたら、芭蕉とだって話ができるのだし。

たとえば、芭蕉がこの句を詠んだのは、
冷たい小さな雨が降った、今日のような日だったのかもしれません。

 
  旅人と我が名呼ばれん初時雨     芭蕉


俳句、おもしろいかも。


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北信濃の秋は、短くも。

2016年10月25日 | 見かけだおしNのつぶやき

帰路、サンダーバードにてただいま回想中。

 

いい旅でした。

 

いろんな場所へ行きますが、この旅行は、完成度が高いように思います。

 (とはいえ、限りなく私のシコウもありますが、、、)

 

まず信州というところは、季節を問わず美しい。

木々の紅葉は、なんともいえない演出で

森の生命を際立たせます。

眩しい。

雨にしめる落葉の匂いも好き。

翌日、乾いたその落葉のカサカサ葉音も好き。

 

この湖畔のホテルもいいなあ。

銀ステ向きかというと、少し難点も。

段差や、階段のある部屋が多いこと。

でも、野尻湖に佇むロケーションと連泊。

あと、華美でないとこ。

さらに、季節営業なだけに、スタッフの方々が、なんとも地元感あって

気取らない対応がいい。

わずか3日間でも、森の気配が変わるのが感じられました。

大きなガラス張りの窓から差し込む、木々の息づかい。

過度な調理方法でもなく、シンプルに信州の味が感じられる朝夕の食事。

洋食でも、野菜中心だから、地元愛が感じられます!

 

戸隠神社は、間違いなくナニモノカ存在する。

そんな神々しい気配が、樹齢四百年の杉並木に潜んでいました。

 

奥社までの長く険しい参道にも美しい自然の姿があって、

挫けそうになる旅人の背をすっと押してくれました。

その名もマムシグサ(蝮草) 赤い実が自己主張。

 

参道途中、随神門から杉並木が続きます。

ここまで行けば神さまも納得くださるはず⁉︎

奥社にて、達成感のこの笑顔です。

帰りの地獄は、しばし忘れて、、、

鏡池は、五社お参りした後のご褒美のようなもの。

 

皆さんのこの笑顔が、言わずもがな、、、

黒姫高原からのぞむ妙高山。

 

お天気がいいので

急げ、急げと行程外の「苗名滝」まで足を伸ばしました。

皆さん、よく歩かれました。

最終日に訪ねた妙高の山荘でいただくお昼は、

山深い場所ならではの滋味溢れる田舎料理。

のっぺ汁に笹ずし、なめ茸のきのこ汁、、、どれも美味しい。

 

今年は、復路に北陸新幹線を利用してみました。

しかし、金沢からは、毎度のサンダーバード。

北信濃←→大阪はやっぱり遠いですね。

 

それでも、、、

訪ねるには1日がかりですが、その価値がある

短い北信濃の秋でした。

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屋久島の不思議な植物たち

2016年10月24日 | のほほん同志Aの日常

屋久杉を見にいったはずが、それ以上に惹かれたのは、色とりどりの草木でした。

もともと雨の多い屋久島。
その前の週の大雨による土砂崩れのため、道が一部通行止めとなり、
やむなく急きょ訪ねた「フルーツガーデン」。

やむなく…のはずが、
バスから降りながらすでに、わぁ!!と声が出ていました。

まるで、植物の不思議ワールドに足を踏み入れたよう!






ここからは、首をちょっと傾けてご覧ください。








そう広くはない園内をわーわー言いながら一巡りし、
東屋でとりたての果物をいただきながら休憩。

ふと壁に目をやると、「牧野語録」なるものがかけてありました。

「わたしは植物の愛人として生まれてきたように思います」

が口ぐせだったという植物学者、牧野富太郎氏。

明治から大正にかけて、二度にわたって屋久島を訪ね、
山を歩き回ったあと小学校で講演もしてくださったそうです。

若き日の牧野博士、屋久島のそこかしこに現れる不思議な植物たちに
きっと、らんらんと目を輝かせておられたことでしょう。


……わたしにとっての不思議は、縦に撮った写真を、どうしても横にできないことです。

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