
大阪は、千里の万博公園に「太陽の塔」を見に行ってきました。写真だけで憧れ続けてきて、ン十年。行こうと思えば行けるのに、なかなか腰が上がらず、先週、日帰りバスツアーで、やっと「太陽の塔」に初お目見え。
初めて対面しての感想は――う~ん、やっぱり面白い!

後ろ側に回っても、こんな風に太陽の顔が描かれているんです。 このバツツアーは、48年ぶりに内部公開されるのを案内してくれるというのが売り物で、私も塔の中に入りましたよ。
うわ~、展示物の「生命の木」が正面にドド~ン! 塔の中は、赤っぽいようなオレンジ色のような照明がついたり消えたりして、怪し気……いえ、スリリングなムードをかもしだしておりまする。
「生命の木」の下から上部に向かって、生物の進化がつづられていて、クラゲに似た原生動物から、恐竜の大きな置物が樹上に置かれています。木のてっぺんにあるのは、もちろん我らがホモサピエンス。
でも、やっぱり恐竜の大きな置物が一番いいな。この展示物自体は、今のハリウッドの特撮技術やフィギュアの進化に比べたら、ずっと素朴で稚拙とさえいえるようなものなのですが、やはり50年近く前の時代の明るさや夢が感じられ、魅力満点です。
「太陽の塔」の腕部分は、中から見ると、銀色の鉄骨が組み合わされ、何か宇宙船の内部みたい。万博当時は、ここにエスカレーターが取り付けられ、先端まで行けるようになっていたのだそう。その頃は、この塔の前にも長蛇の列が並び、多くの日本人が胸をときめかせながら未来への夢を追っていたんでしょうね。
公園内の建物

に当時の様子を写した写真が特大サイズのパネルとなって、展示されています。

こんな感じだったのですねえ~。
冬の初めの一日、私も’70年へのタイムトリップを楽しみました。
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