私には、憧れの対象がいる。それは、映画スタアでも、作家でもない。それは、リサになること。リサって、わかる? ほら、この上でお風呂に船を浮かべて遊んでいる可愛い女の子。犬のような、うさぎのような、でもどちらでもない不思議な動物なのであります。「リサとガスパール」という絵本シリーズで、21世紀のはじめ、とてつもない人気者になったリサ。
その愛くるしい姿を見てほうっとためいきをつく私。リサとガスパールが住んでいるのは、パリの街なのだが、あの宝石箱のような都会が明るくポップな色遣いとともに、本の中に再現されていて、彼らがそこを行き来するのは、何とも言えない素敵さ(こんな表現、おかしいかもしれないけれども)
私も、リサになって赤いマフラーを首に巻き、ガスパールという忠実な友達がいて、パリの街を自由自在に歩けたら、、どんなに素敵だろう? そこでのパリは現実のモダンな大都会でなく、赤や青や黄に塗られたファンタジックな街なのである。
これこそ、ファンタジックな夢!
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