ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

ノエルの散歩道

2015-02-16 17:38:45 | ノエル


月一回行くシャンプーから帰ってきたノエルを連れて、お散歩に。
男の子はどうか知らないのだけれど、シャンプーから帰ってきた犬は、耳の両側にリボンをしてもらっています。このリボン--クリスマスにはヒイラギやジングルベルがついていたり、夏のシーズンには涼しげな水色のリボンになっていたり、となかなか芸が細かいのであります。

でも、ド派手な真っ赤なリボンや、ごちゃごちゃした模様のリボンもあるわけで、そうしたデザインのものを、ノエルが耳にくっつけていると、「何か、村芝居に出てくる田舎娘」みたいな趣に…。 写真は、片方のリボンを外したノエル。片っぽだけにすると、すっきりするもんで…。

リボンって、難しいんだなあ。あるエッセイストの方が「少女の頃、映画『風と共に去りぬ』のヴィヴィアン・リーを見て、世の中にこんな綺麗な人もいるのか、とびっくらこいて、スカーレット・オハラよろしくリボンを髪の両側にくくりつけたところ、『山から下りてきた大国主命』になってしまって、悲しかった」と書いていたのも、むべなるかな。

それにしても、ノエルは案外臆病で、からきし冒険心がないのです。お散歩はいつも決まったコースしか行かないし、他の犬を遠くから見ようものなら、びびって固まっている(すぐ、そばまで来たら、観念したように、その犬のそばを猛ダッシュ)。やれやれ…。 春になったら、もっと遠くまで歩きましょうね、ノエルちゃん。 世の中には、色々面白いこともあるのだよ。

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