テディ・ベアが好きです。 きょとんとしたような、パッチリ見開いたような瞳の愛らしさと胸元に大きく結ばれたリボン・・・世代を超えて、これくらい人のハートをわしづかみにするものはないのでは? と思ってしまうほど。
私もドイツ・シュタイフ社のテディ・ベアを一つだけ持っています。 一般のヌイグルミと違って、くにゃんと柔らかいのでなく、固くしっかりしたボディと美しい毛--買ってからもう十年以上になりますが、今でも大好きなベア。
テディ・ベアで思い出すのは、昔行った、九州のハウステンボス。 オランダの街と運河をそっくりそのまま作り上げた、とても素敵なアミューズメントパークですが、何とここはテディ・ベアづくし。 一角には、テディ・ベア博物館もあるし、園内を走る二階建てバス(これが、赤色の瀟洒な乗り物で、二階に乗ると、パーク内が見渡せて、楽しい!)のボンネット部分に取り付けられているのは、微笑むテディ・ベア。 愛らしいクマの存在のおかげで、ハウステンボスが夢の国に思えてしまったほど。
ハウステンボスはオランダをイメージしたものですが、テディ・ベアの本家本元は、ドイツ。あの大柄で真面目で、ちょっぴりこわもて(?)風に見えるドイツの人々がテディ・ベアが大好きというのは、親近感がわいてくるなあ・・・。 とにかく、ヨーロッパやアメリカの人々の生活にクマはしっかり、溶けこんでいるらしいです。
以前、テディ・ベアを主人公にして、原稿用紙5枚ばかりの小さな童話を書いたことがあります。 小さな女の子と暮らすテディ・ベアが女の子が眠っている夜中、外に抜け出して、お月さまと会話をかわすといったものです。
そんなに必要ないし、置く場所もないのだけれど、ショーウインドーやカタログにテディ・ベアの姿を見かけると、「いいなあ」と思わず、見いってしまう私・・・。
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