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ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

季節風2016春号

2016-04-26 13:57:18 | 児童文学


先週、届いた「季節風」。この機関紙を読むのも、これで3回目。相変わらず内容が濃く、読むものもいっぱいあるので読了するのに時間がかかった。

児童文学って、幅広いな――私の愛する児童向けの物語は、英国の作家フィリパ・ピアスが書いた「トムは真夜中の庭で」なのだが、ここでは戦争や現実の等身大の子供たちの姿を描いたリアリズムあふれる作品が多いかも。

子供向けのノンフィクション作品というものもあって、島根県で発見された、古代の森を特集したものがとても面白かった。島根県立三瓶自然館に保存されている、火山が残した4000年前のスギの森(地底から発見された)の発掘調査だなんて、なんてドラマチック!

私も、ぜひここを訪れてみたい。とっくに死んでいるのに、古代の姿を残したままの木々が、暗い館内に浮かび上がるさまなんて、考えただけでゾクゾクしそう。


三月例会

2016-03-22 20:41:57 | 児童文学
松ぼっくり」の例会に出席。連休だったもので、車で行くのは見合わせで電車でお出かけ。その前日、新幹線で関西の写本装飾教室に行ってきたところだったのだけど、ローカル線の車窓から見る風景は良いものです。

前回提出した私の作品に厳しい評価が……確かにまだまだですね。 吉備の五重塔に首吊り死体がぶらさがっていることをテーマにしたとはいえ、着想以外、見るべきものはないと自分ながら思いますし。第一、これは児童文学じゃないではないか!

夏の合宿や提出原稿についても話し合われましたが、ここ1か月以上、時たまブログを書く以外、文章など書いていないなあ。反省。
いつも10人くらいの会員が集まって、3時間近く話し合うこともあるのですが、難聴の私のために隣の方が紙に、その内容を書いて下さるので、とても充実した時を過ごせる会なのです。

11月例会

2015-11-15 20:35:36 | 児童文学
数日、降り続いた雨があがって、明るい太陽がのぞいた本日の日曜日。

1時間ほど、車を走らせて、倉敷へ。
今日は、岡山児童文学会(松ぼっくり)の例会がある日なのです。


美観地区の綺麗なカフェで、ちょっと珈琲ブレイク。

来月の忘年会の日に渡される同人誌「松ぼっくり」86号に出す自分の作品の校正を各自したのですが、今まで、私、自分の書いたものに、じっくり向き合っていなかったことを、しみじみ反省。書きっぱなしで、後を見ず――という悪の典型のようだった私。

書いた後の作品に目を通すことで、至らないところ、原稿の瑕(きず)が目につくのが、怖かったのです。

 
夏に書いた「乳歯がぬけた」女の子が、その歯を真夜中取りにきたネズミに連れられて、ネズミの国へ行く、という「コルキアの国のお話」ではなく、新しく書いたものを載せることにしたのですが、う~ん……不満がまだまだあります。題名もちょっと…なので、直しましたし。
でも、こうしてゲラに目を通すと、不思議な満足感も!

松ぼっくりの会員14名の作品が載る本――今から、できあがるのがとても楽しみです。




書くって・・・

2015-10-23 18:29:31 | 児童文学

勧めて下さる方がいたので、「季節風」に入会することに。

これは、プロの作家とアマチュアのための児童文学の同人誌で、代表は作家あさのあつこ氏。

すぐ、会誌が届いたのだけど、内容、濃いですね…。

でも、ここまで来たのだから、今までのように、趣味で思いついた時書くというのではなく、賞やコンクールにも応募すべきなのかしら?

何だか、緊張します。


ある日の日記

2015-10-19 19:36:24 | 児童文学
月一回開かれる、児童文学会の例会に行ってまいりました。

この日は、年末出されるらしい同人誌「松ぼっくり」の原稿提出の締め切り日。何とか童話らしきものを提出したのですが、タイトルは考え直した方が良いと言われてしまいました(テへへ…)


作品の批評や、忘年会の日程について話し合った外、社会的なことも話題に。

ここに入会して、はじめて知ったのですが、児童文学にかかわる人は、社会的な問題意識や、子供たちへの本の朗読、子供や障害者の方へのボランティア活動に積極的に取り組まれている方が多いよう。
すごいですね……私なんか自分の事ばかりで精一杯だったなあ…。


自分のぐるりのこと(身の回りのこと)に、もっともっと興味を持って、「自分が世の中に対してできること」を少しでも、実行できるようになったら、と思いはじめるようになりました。



岡山児童文学会合宿

2015-07-17 10:36:59 | 児童文学
先週の週末、岡山児童文学会の合宿に行ってきました。
海辺の国民宿舎で、参加者14名の原稿を皆で、批評しあうというもの。一日目は、お昼の1時半から6時半まで。二日目は、朝8時半から12時まで。その後解散というスケジュールでした。夕食の後、部屋に集まって語り合ったり、4人部屋で眠るというのも、まるで学生の合宿みたいで楽しい!

畳敷きの和室で、合評しあうというスタイルも新鮮で、「こんな世界があったのか!」と目からうろこが出た思い。
私の作品は、心配したほど叩かれなかったのですが、皆さん熱心です。会員の方も、20年、30年続けているというベテランの方ばかりで、この5月に入会したばかりの私なんて、ほんとにひょっこ。

でも、ふと思ったのですが、わたし、創作をしたり、この「ノエルのブログ」をやってたりしていても、果たして文章を書くのが好きなんだろうか? 文章を書いたり、物語を紡ぐのは、面白い半面、苦痛でもあります。 脳の深いところも刺激する必要があるのか、結構疲れますし…。

それに比べると、カリグラフィーなどは、昔のヨーロッパから伝えられてきたという「手本」があるし、本当の意味でのオリジナルということはありえません。作品に使うデザインだって、そうです。言い方は悪いのですが、もっと脳の表面的な部分を使って作業するので、文章より「軽い感じで楽しめる」のです。

でも、頭の中に浮かぶアイデアを、文章の形で「目に見えるもの」にしたいという願いは、持っているので、これからもがんばっていこう!

ある日の日記

2015-06-26 09:26:37 | 児童文学
朝、起きてノエルの散歩。
それから、居住スペース(キッチン、書斎、寝室棟、浴室)の掃除。終わった後、駅へ新幹線の切符を買いに。
帰宅すると、もう3時過ぎ。

岡山児童文学会の夏合宿で、会員の原稿の合評をするので、皆さんの原稿を読ませて頂く。一冊の単行本になる、と思われる量の作品を書いてこられる方もいるのだが、最後読ませて頂いた作品は、スゴーク面白かった。聞くと、この方は現在活躍中のプロの作家の方なのだとか。文章がきらきらとしているというか、やっぱり違うなあ、と溜息。
ああ、でもレポートするって、どうすればいいんだろ? わからないので、後でメールで聞かねば。

それにしても、体力がないなあ・・・。午睡をとらなきゃ、やっていけないこともしばしば。もっと、体力やエネルギーがあったら、生産的に毎日を過ごせるのに。せめて、もう十数年、若かったら――と言っても仕方ないことを考えてしまう私。ああ、でも、若かりき日の日々を無駄に過ごしたのは、すべて私の責任に違いない。本当に、若い頃の私は馬鹿だった…。







ある日の日記

2015-05-20 10:39:19 | 児童文学
この五月から、「松ぼっくり」という児童文学のサークルに入った。童話を教えて頂いている先生が会長をしておられて、県下では半世紀以上もの歴史があるのだとか。

倉敷の美観地区で催される月一回の例会に初めて行く。生来の高度難聴で、話はほとんど聞き取れないのだけど、黒板に説明を書いていただいたり、隣席の人が説明してくれたりして、何とかついていけそう。皆さんの配慮に感謝のみです。

この夏、海辺である合宿にも参加することに。周囲に本好きの人や創作する人が、今までまったくいなかったので、この活動が楽しみ。

例会が終わった後、久しぶりの倉敷を散歩しようとしたのだけれど、暑いし、スゴ~イ人で、すぐ帰ることに。

帰宅後、7月の初め、東京であるカリグラフィー・ネットワーク展に出す作品を作りはじめる。(カリグラフィー・ネットワークとは、カリグラフィーの愛好者が作る団体で、全国500人ほどの会員がいるもの。去年から、そこの運営委員をしているので、やっぱり作品展に作品を出すべきだろうなあ、と思うので)。う~ん、本当、もう少し上手だったらなあ。

窓を開けると、夜風が入って来て、気持ちいい。夜の空気を感じながら、紅茶を飲むのも、ほっとするひととき。