古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

群馬県板倉町・道明山古墳

2019-02-09 06:13:07 | Weblog
群馬県邑楽郡板倉町岩田道明1540、谷田川左岸の台地縁辺にあります。
「伊奈良村3号墳」とも呼ばれています。



全長36m、 後円部径24m・高さ3.4m、 前方部先端幅30m・高さ2.7m  の前方後円墳です。
現在は後円部の一部が残っています。


         (手前の田圃に前方部がありました)















墳丘の周りには周濠(前方部の東隅が直角になる片直角型)があります。


円筒埴輪や太刀形埴輪、人物埴輪、馬形埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。
後円部にある埋葬施設は、紡錘状の浮石質角閃石安山岩(軽石)で造られた横穴式石室です。

築造時期は古墳時代後期と推定されています。

昭和50年4月25日、板倉町の史跡に指定されています。

谷田川左岸の板倉町岩田地区にある三基の前方後円墳は、「道明山古墳」・「舟山古墳」・「筑波山古墳」の順に築造されていったようです。

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