古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

群馬県板倉町・舟山古墳

2019-02-09 05:56:18 | Weblog
群馬県邑楽郡板倉町岩田風張2630、谷田川左岸の低台地縁辺にあります。
筑波山古墳から南西に200mほど行った、館林市との境界に接するところです。
「伊奈良村2号墳」とも呼ばれています。

全長66m、 後円部径48m・高さ6.1m、 前方部先端幅25m・高さ4.6m  の前方後円墳です。
現在は前方部が残るのみです。

墳丘の周りには盾形をした周濠があります。
円筒埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。
後円部にあった埋葬施設は横穴式石室で、浮石質角閃石安山岩の河原石で造られていたようです。

古墳時代後期・6世紀後半頃の築造と推定されています。

昭和44年5月29日、板倉町の史跡に指定されています。














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