古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

大分市・上ノ坊古墳

2007-08-04 09:18:29 | Weblog
大分市市尾上ノ坊の丘陵上にあります。
全長59m、 後円部径41~44m・高さ5.5m、 前方部幅16m・高さ2.5m の二段構築の前方後円墳です。
造り出し部はありません。
円筒埴輪などが採集されていて、墳丘には埴輪の配列がなされていたようです。
埋葬施設は、箱形石棺で埋葬されていたそうです。
中国製方格規矩鏡・硬玉製勾玉・碧玉製管玉・鉄剣・環頭大刀・人骨などが出土しています。
築造時期は古墳時代前期と推定されています。
大分東高校からそう遠くない集落を抜けて、墓地の側の細い山道をしばらく登ると水源地があり、その前の雑木林の中にありました。
地元の人以外、そこに古墳があるとは誰も気が付かないのではと思います。
古墳の全体像は見れそうもありませんでした。










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