古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

群馬県前橋市・亀塚山古墳

2018-05-19 06:02:53 | Weblog
群馬県前橋市山王町1-28-3の平地にあります。



全長60m、 後円部径40m・高さ6.5m、 前方部先端幅15m・高さ1.5m  二段構築の帆立貝形前方後円墳です。
前方部が極端に低くなっています。



(前方部)








(後円部)






墳丘の周りには周濠がありました(昭和10年の調査時ころまで)が、いまは住宅開発で消滅しています。
墳丘には葺石が施されていたようです。
種類ははっきりしていませんが、墳丘に埴輪の配列がなされていたようです。
学術的調査は行われていませんが、竪穴式と推定される埋葬施設は盗掘を受けています。
副葬品等の有無は不明です。

5世紀後半から6世紀初頭にかけての築造と推定されています。

昭和54年3月26日、前橋市の史跡に指定されています。

群馬県前橋市・下川淵浅間神社古墳

2018-05-19 05:43:36 | Weblog
群馬県前橋市横手町561の台地縁辺にあります。
「下川淵村1号墳」とも呼ばれています。

全長42.5m、 後円部径?m・高さ6m、 前方部先端幅?m・高さ1.8m  帆立貝形の前方後円墳です。
前方部は県道で削平されていて、後円部のみが私有地の中に残っています。
墳丘上には、浅間神社の小さな祠が祀ってあります。







お家の方の了解を得て、墳丘に上ることができました。









墳丘の周りには周濠があります。
円筒埴輪や人物埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。
後円部中央にある埋葬施設は、横穴式石室です。
石槨が露出しています。



古墳時代後期の築造と推定されています。