古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

静岡県静岡市・諏訪神社古墳

2016-12-24 08:52:10 | Weblog
静岡県静岡市駿河区大谷4475-1の諏訪神社境内にあります。
有度山西麓の先端を利用しています。
「宮川4号墳」とも呼ばれています。

全長?m、 後円部径30m・高さ5m、 前方部先端幅?m・高さ?m  帆立貝形の前方後円墳です。
ただ円墳との説もあります。













発掘調査が行われていないので構造など詳細は不明ですが、5世紀末から6世紀初頭にかけての築造といわれています。

宮川古墳群を構成しています。
宮川古墳群は7基の古墳からなりますが、現在はこの4号墳が残るのみです。
  宮川1号墳(方墳)・・・横穴式石室に大型家形石棺
  宮川7号墳(方墳)・・・長大な横穴式石室

平成9年4月23日、静岡市の史跡に指定されています。

静岡県静岡市・瓢箪塚古墳

2016-12-24 08:26:24 | Weblog
静岡県静岡市清水区草薙西ノ原31の丘陵上にあります。
静岡鉄道・草薙駅から徒歩約10分、静岡県立大学へ向かう道筋です。
「西ノ原1号墳」とも呼ばれています。

全長40m、 後円部径21.8m・高さ4.85m、 前方部先端幅11.5m・高さ2.1m  の前方後円墳です。




                        (奥が後円部)


                         (後円部)


                         (前方部)

                         (前方部)


昭和52年(1977年)調査が行われています。
墳丘の周りに周濠が廻っているのが確認されています。
その他については不明です。

「日本武尊」に副将軍として仕えた「吉備武彦」の子孫の墓といわれています。
瓢箪塚公園として整備保存されています。

古墳時代後期・6世紀初頭の築造と推定されています。