古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

千葉県市原市・神門4号墳

2011-08-13 06:43:42 | Weblog
千葉県市原市惣社塚越の養老川北岸の台地上にあります。
3号墳のすぐ南側です。

全長49m、 後円部径34m・高さ6.9m、 前方部幅14m・高さ?m の前方後円墳です。

墳丘の周りには周濠があります。

1976年に調査が行われています。
埋葬施設は、後円部中央に墳丘主軸と斜交する形で木棺が直葬されていてそうです。
鉄剣1・鉄槍1・鉇1・鉄鏃41・碧玉製管玉73・ガラス玉420以上・硬玉製勾玉3・土器150以上などが出土しています。
土器の中には畿内から持ち込まれたと思われるものもあるそうです。

3号墳よりは古い3世紀後半頃の築造と推定されていて、古墳発生期頃のものと言われています。






千葉県市原市・神門3号墳

2011-08-13 06:17:56 | Weblog
千葉県市原市惣社塚越936の養老川北岸の台地上にあります。
神門(ごうど)と読みます。
上総国分僧寺跡の南西角にあります。

全長47.5m、 後円部径34m・高さ5.1m、 前方部幅12m以上・高さ?m の前方後円墳です。
完全な形の前方後円墳ではなく、前方部には盛り土は認められなかったそうです。

墳丘の周りには周濠があります。
後円部には戸隠神社が建っています。

1987年4月1日~1988年1月14日、調査が行われています。
埋葬施設は、後円部中央に墳丘主軸と並行する形で組合式箱型木棺が直葬されていたそうです。
墓坑は長さが4.12m・幅1.2~1.3mあるそうです。
木棺は、長さが3.82m、幅が0.94~1.00mあったそうです。
棺内から鉄剣1・鉄槍1・管玉11・鉇1・ガラス玉103・鉄鏃2、棺外から管玉2・土師器(壷6・坏3・鋺1など)などが出土しています。
土器の中には畿内から持ち込まれたと思われるものもあるそうです。


3世紀後半頃の築造と推定されていて、古墳発生期ころのものと言われています。