靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

日曜日の風景

2010-08-31 00:00:07 | 出来事や雑感や (子育て)
大雨警報が出るほど降った土曜日の雨もやみ、日曜日には青空。

「二階のシーツとブランケット洗うから全部持ってきて~。」
次男も一緒に運ばれてくる。


長男は女友達の家でクラスのグループプロジェクトの打ち合わせ。女3人男1人。
鼻歌を歌いながらクッキーを作って持っていく彼。(笑)


好評だったらしい。


夕方長男を迎えに行き湖畔へ。


泥水に親しむ。


鴨も行ったり来たり。


小魚探索。


湖沿いのトレイルを散歩。兄走り弟喜ぶ。


コケの絨毯。きのこやベリーがそこいらじゅう。



リフレッシュ。今日から月曜日!

心穏やに心躍る一週間を!

今日の引用

2010-08-30 23:15:32 | 引用
「そんなことできやしない」と言う者が、

それをしている者をじゃますべきでない。

The person who says it cannot be done should not interrupt the person doing it.

                                          中国の諺



まだ見ていないものを生み出すためにも。

えっ、劇!?

2010-08-29 16:20:30 | 出来事や雑感や (子育て)
劇のオーディションへ。

長男の「演劇をしてみたい」、という全く予期していなかった言葉にかなり驚いたのが去年。

進んで人前に出て行くタイプでもないし、親が描いた彼のイメージと、「演劇」というものはかけ離れていた。親自身も、周りを見回しても、彼の友達をみてみても「演劇」ということには縁のない生活。どこをどうしてそういうことになったのか。

それほど言うなら一度試してみるか、と春に演劇のワークショップに一週間参加。益々演劇熱増す。(笑)

目を輝かせながら「演じてみたい、監督してみたい」と嬉しそうに興奮して話す彼。

こうして少しずつ親の思いを離れ、その子自身になっていくんだなあ、とつくづく感じたり。あっちの方がいいよ、こっちの方がいいよ、と親としては色々思うのだけれど。

本人の気が済むまで様子をみてみよう。


こんな車の部品でできたオブジェを通り過ぎ、


カラフルな階段を上ると稽古場。創る雰囲気。大学生スタッフもあちらこちらにいて、何だか懐かしい。

流れの一つ

2010-08-27 00:02:24 | 詩・フィクション・ノンフィクション・俳句
眉間の錆をセロファンに包み  

脳の皺への焦点を手放す


脳天に降り注ぐ流れは 

呼吸を変え

血流の勢いにのり 

肘の辺りへも ふくらはぎへも

そして足裏から 地へと潜る


上と下とをつなぐ身体 

流れは滞ることがない


両腕からの振動は上昇を続け

口の端はかすかに上へ 目の輪郭は細長く


流れには始まりも終わりもなく


消える境界 

無限になる

誕生日会

2010-08-26 23:01:23 | 誕生日
三女の友達の誕生日会。

スポンジボブ好きのHちゃん、窓、壁、テーブルセット、何から何までスポンジボブ一色。もちろん本人も黄色の洋服で迎えてくれる。


Hちゃんパパのバーベキューに舌鼓をうちながら、すいか割り、紙の魚をハンガーで作った竿で釣る、などのゲームを皆でキャッキャと。同じ年頃の子供達と走り回る三女、嬉しくてしょうがないといった様子。次男も自分では一員になった気分で盛り上がる、全然皆についていけてないけれど。(笑)

三女釣れた!中にはおみやげ。


「Hちゃんを妊娠!」と聞いたのもう5年近く前なんだなあ、と時間の流れを追ってみる。こうして一緒に成長していくお友達がいる、というのは本当にありがたく嬉しい。

おめでとうHちゃん。

一年生

2010-08-25 23:35:10 | 出来事や雑感や (子育て)
昨日次女一年生に。といってもこちらでは学校あげての特別な行事があるわけでもなく。

朝普通に教室に行き、名前の札がついた席につく。

机の上には、一枚の紙。終わったものにチェック印を書き込んでいく。

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弁当箱をカートの上にのせた?
バックパックとジャケットはフックにかけた?
体育の靴はカビーの下に置いた?
入口の紙に名前を書いた?
手足を広げたり閉じたりしながら10回ジャンプした?
少なくとも2人のお友達に「また会えて嬉しい!」と伝えた?
おくってくれたママやパパにハグしてキスして「バイバイ」と言った?
全部終わったら先生にこの紙渡した?

先生に渡したらホワイトボードの前に座って素晴らしい最初の一日をおくりましょう!
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終わった子から静かに前で座って待つ、という始まり。


こちらでは、キンダー(年長)から小学校と同じ校舎で同じ様なスケジュールで一日を過ごす、という学校がほとんど。キンダーの始まりの方が、親も子も日本の一年生のような雰囲気があるかもしれない。といってキンダーにだって入学式などがあるわけじゃないのだけれど。

先生は長男、長女を受持ってくれた方。お友達もキンダーと同じ面々。女の子7人、男の子3人という学校でも最小クラス。先週家庭訪問のとき、「男の子大事にしてあげないとね」と何度も言っていた先生。(笑)


学校から帰って。

「ああ、早く学校に行きたい」と。かなり楽しかった様子。

バックパックとお弁当箱持って。ランドセルが懐かしい。



学校大好き次女、待ちに待った学校生活が始まった!


日本の一年生を思い出し一人ちょっと感慨深かったりする私。おかげさまでここまで元気に育ちました。

残された三女はちょっと寂しそう。今日から昼間三女次男向けアクティビティー始まる。

週末の屋外

2010-08-24 23:01:37 | 出来事や雑感や (子育て)
32日間の雨のあと、夏を取り戻すかのように日中すっきりとした晴天が続いている。天高く秋の気配。例年は秋に雨続き、ところが、今年は夏雨続き、秋晴天続き。

公園で次女。モンキーバーにはまっている、豆作りながら。


前庭で長男。今年から草刈してくれるように。


外が気持ち~と太陽の下読書。長女と長男。いないと思うと2人でここ。


近所のトレイルを夕方サイクリング。


道脇に自転車とめ、草原探索。

この後、家に着いたとたん雷、スコールのような大雨。雷も、アスファルトに跳ね返るほどの激しい雨も、あまり体験したことのない子供達、大興奮で週末終わる。

一週間始まる。朝夜はめっきり寒く、そして暗く。
もうすぐあたり一面黄色かな。

一週間、心穏やかでありますように。

週末の屋内

2010-08-24 23:00:38 | 出来事や雑感や (子育て)
週末ゆったり家の周辺で過ごす。夏の整理、秋と冬の準備。

新オーブン届く。長男待ちに待ったメロンパン作り。

私と娘達は、ハムチーズパン作り。

できあがり!見た目かなりの迫力。(笑) メロンエキスもメロンのしわもないけれど、味はまあまあ。


春獲ったフーリガン解凍さばいて燻製に。長男と長女にやり方伝授。長男さばき、長女はらわた洗って味付。


次女と三女の大好きな作業、玉蜀黍皮むき。


ベリーをたくさんいれスムージーも何度か。


なぜか音楽に合わせ歌ったり踊ったりも。何度も何度も4人揃って。


子供達、ほとんど外と台所の行き来、そして歌って踊って終わった週末だった。(笑)

りんごの木

2010-08-23 23:07:54 | 出来事や雑感や (子育て)
裏庭にりんごの木が3本生えている。どうやら2本が同種で1本が違うようだ。

今こんなたわわ状態。


赤くなったのはみたことないし、枝も重そうにしなっているし。

そこで友人の子供達と収穫。


と~れた!


とってもとってもまだまだ、そしてこんなに。


夜アップルソースを作ってみた。庭の片隅でとれたラズベリーを添えて。


すっぱ~、にが~。酢とかレモンとか大好きな子供達は喜んで食べていたけれど、かなりのすっぱ苦さ。腸がかき回される感じ。ひょっとして身体によさそうな気もする。

持ち帰った友人達に「パイにしたらすっごく美味しいよねえ」なんて声高々に調子のいいことを言ってしまった。多分もてあましてるだろうな。ごめんなさい。

友人の1人がりんごというのは花の時点でかなりの間引きをし、いいものを大事に大事に少数だけ残すのだよ、と教えてくれた。そうか、だから毎年緑のままで、小さいんだな。たわわじゃだめなんだ。そういえば、6年前引っ越してきた年だけ赤く大きく甘酸っぱいりんごを収穫したのを思い出した!思い出すの遅くてごめんなさい。。。

フルーツ大好き私達家族、こんな近くに新鮮なフルーツの宝庫が放置状態だったなんて。灯台下真っ暗!(笑)

来年は間引きして様子を見てみます。2種類の木でまた違ったりんごがとれるのかもしれないし。そしたら、今度こそは甘酸っぱいりんごをプレゼント!家族皆でちょっと楽しみ。

ランチの誘い

2010-08-22 23:59:24 | 出来事や雑感や (子育て)
下3人を連れ買い物をしていると、携帯がなった。「きゃ~マチカ、久しぶり~!」と明るい声。ネイティブの友人Bの姉Aさんから。村に暮らす彼女は州のソーシャルワーカーとして毎月1度はアンカレッジを訪れるとAから聞いていた。今回アンカレッジに3日間滞在するのでランチを食べに行こうということに。

14年ぶりに会う彼女。レストランの入口で長く温かいハグ。下3人の子供達1人1人と目線を合わせ名前を聞きながら挨拶。

村の様子、家族の様子、仕事の話。ゲラゲラと笑いながら。「孫が7人!」と写真もみせてくれる。当時は一番上の孫がまだ赤ちゃんだったのを思い出す。テキパキと頼もしく明るいA。子供達の一挙一動を目を細めて嬉しそうに見守る。

ところが、ランチ途中で次男がもたなくなってくる。持ち帰りボックスに残りのランチをサッと詰め、慌しく車へ。やはり1歳児にレストランは無理だった。(笑)

あ、そうそう写真!と、ぐずる次男を片手に入口の招き猫と。Aさんと三女と次女。ぶれるし光るし。(笑)


Aはアンカレッジを発つギリギリまである仕事に戻る。次回来たときはゆっくりと家で会おうね、と言い合いながら。

「アウンティー(伯母)がまた会いに来るからね!」と子供達に言い聞かせ、「この子達のことミスする(会えなくて寂しい)わ。。。」と言いながら。

14年ぶりなのにまるで昨日あったかのような感覚、親戚のように近い感覚、というかもう多分親戚。(笑)

日本にもう9年帰っておらず、親族から遠く離れ暮らす私達家族。久しぶりの感覚に浸ってみる。

心強いなあ。ありがたい。

子供言葉

2010-08-20 00:02:05 | 子供言葉
しばらく留守にする近所の方に、長男がグリーンハウスの水遣りを頼まれた。ビジネスとして長男を雇いお金をくれるという。

こちらでは子供に対しても労働の対価としてお金を支払うことが多い。将来にむけての練習の意味を込めて。近所にはリサイクル品を回収して回りリサイクル所に持っていく、というのをお金を稼ぐ「ビジネス」としてする子もいる。

近所の方、1回10ドル(千円程)もくれるという。長男の1週間のこずかいが5ドルほどなどで彼にとってはとてつもない大金収入。

夜寝る前10歳長男:

ママ、「10ドルでどう?」って聞かれたときね、
脳みその片側から「もっと高く50ドルくらいと言え」と声がして、
もう片側からは「もっと安く1ドルくらいでいいと言え」と声がして、
それでも口から出たのが「はい、それで結構です」だった。

夏休み終わる

2010-08-19 22:55:05 | 出来事や雑感や (子育て)
夏休み終わった~!学校始まった~!

3ヶ月間の夏休みが終わり、昨日から長男5年生、長女4年生(1年11ヶ月違いだけれど早生まれと遅生まれで学年は年子)。1年生になる次女はまだ夏休み、1年生と年長は来週からなので。

32日間降り続けた記録的な雨がぴたりとやみ、朝から快晴。一日中カラリと晴れわたる。ようやく夏日再来、子供達は校舎内で一日の大半を過ごす。しゃれになってないと学校へ迎えに来た親達と話す。(笑)

長男も長女も新しい先生、久しぶりに会った友達の様子(こじんまりしたプログラムなので生徒は高校までほとんど同じ)、クラスのルールなどを興奮して話す。長男は初めての男の先生(学校で一人だけの)がかなり気に入った様子。

私は早朝久々の6人分弁当、学校送り迎え、下3人連れての外でのアクティビティー一日中。

新しい生活リズムに身体をならす。


無事大きな怪我もせず元気に夏休みを過ごせたことに感謝を込めて。


車を降り校舎へ。
      

新生児の温もり

2010-08-18 00:55:56 | 出来事や雑感や (子育て)
一晩水につけた餅米を、朝、餅つき機でつく。

まだ温かい餅を子供達抱きかかえながら3週間前に出産した友人を訪ねる。


元気そうなすっきりとした笑顔で迎えてくれる友人。出産の話、産後の身体や気持ちの話、上の子の話、昼夜逆転の新生児の世話の話。

一年前を思い出す。一日一日何とか必死で踏み出す一歩、日に日に身体が癒され軽くなっていくありがたさ、新生児の温もりにしがみつくようにして励まされながら。

長女抱っこさせてもらう。愛しそうに撫で回す三女。


羊水の温もりをまだ身体に残したまま。静かに澄んだ目を時々開けて。

帰宅の車から夜寝るまで何度も、「ホント可愛かったねえ~」と子供達と言い合う。

新生児の温もりに癒され、元気をもらったひと時だった。

週末の風景

2010-08-17 03:45:36 | 出来事や雑感や (子育て)
雨の中サイクリング。地震公園からダウンタウンまで3マイル(4.8キロ)程を往復。


海沿いの道を行き、


ビーチで休憩。



翌日夕方散歩。長男と長女、手繋いでるし。(笑)


野鳥をみたり。


走ったり。


上のボードウォークにて、「ママねえ、足速かったんだよ~、子供時代!」と調子に乗り、長男長女と競争。何年ぶりかに全速力で走り、足はもつれ心臓などがちょっと心配になる。しかも2人に負ける。「大丈夫?」と静かに私の肩をたたく子供達。(笑)

たくさん身体を動かし気持ちのよい週末だった。


さて一週間始まる!皆様の一週間が心穏やかなものでありますように!