靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

散歩、ミミズ

2012-05-31 23:59:21 | 風景・散歩・旅
雨もしとしととよく降る今年の夏。小雨の中散歩。

アスファルトに目を凝らすと、ミミズ!


何これ、あっちにもこっちにも、

ミミズだらけ!


自転車に轢かれたり踏み潰されたりしちゃうから、と掴んでは芝生に返すプロジェクト始まる。

あなたたちが轢かれるよ・・・。


「37匹、レスキューした!」と胸を張る子供達。

湖のほとりで、


ミミズと共に過ごす午後。

あれしてこれして夏休み

2012-05-31 23:58:28 | 出来事や雑感や (子育て)
毎日のようにあちらへこちらへ。

登って、


登って、


ミニゴルフして。


長女念願だったダンスクラスも始まる。

タップシューズにアクロシューズに。

夕方は月曜から木曜まで毎日泳ぐ長男長女。


上二人のクラスの間、外で走り回る下三人。

次女と三女の水泳クラスは来週から。

よし、これで子供達今日もぐっすり眠るな、と親が一番ぐっすりだったりする夏休み。(笑)

整理、自分を小さくすると

2012-05-27 00:19:00 | 今週の整理
1.家探し。これと思う物件のオーナーや業者と連絡を取り合う毎日。今は随分と詐欺的なものを嗅ぎ分けられるようになったけれど、探し始めた初期にクレイグズリストなどを通してコンタクトした何件かのせいで、一気にジャンクメールが増えた。個人情報を必死で集めようとする人々の存在。やけに美味しい話(初めは「えっほんと?こんなことあるんだねえ」と飛びついていた私、笑)、コンタクトナンバーが外国にあるものには注意。電子メールアドレスを漏らしたくらいで済んでよかった。

2.引越しのおかげで、気になりつつもなかなか今まで手の届かなかった隅の隅まで、とっておくものと手放すものとを整理する毎日。それは本当に大切なものを選択し続ける作業でもあり。整理の後は隅々まで動きが生まれる感。

3.三女のテストを終え、その日の夜「おまる」を購入。一つの節目を終えまた次の節目へ。そう、次は次男のオムツとり。ゆっくりゆるりと始めよう。あと半年もすればオムツフリーな家になっているのだろう。それはここ13年を通して初めてのことで。替え続けた13年、時には二人同時に、感慨深い。

4.できなかったことをつつき合う、から、できるようにするために自分が何をしてあげられるか、へ。もう日々お互い自分なりにすれすれのところまで頑張ってるんだからさ、夫との言い合いの後、どちらからともなくぽつり。

5.自分を小さくすると言葉が心に届く。相手が大きい小さいに関わらず必要な言葉がすっと身体に入ってくる。

6.重いとき。自身を重くしている元の考え方を観る。とことんまで観るとき、自分がはまりここんでいた枠組みの外が見え始める。「確かにそうともいえるけど、絶対そうともいえないよね」、ふっと軽くなるときが来る。自分がはまり込んでいた器を手にとり眺めている自分。見方考え方はまだまだたくさん。希望の光はいつだって差し込もうとしている。創造力を駆使して。

7.コミットしつつもとらわれず、とらわれずともコミット。このバランスを。

8.自分のすることを愛する

9.周りには光が溢れている、ただ目を開けること。


Have a wonderful week!
雨上がりの澄み渡った空気、アラスカより。

五歳児へのIQテスト

2012-05-27 00:18:03 | 「ギフテッド」教育について
元教師、今は様々なテストを基にした教育アドバイザーというTさんの自宅で、三女のIQテストをしていただいた。休憩含めて三時間半。山の上の家。はるか遠くに海の光。

小さな子のIQテストというのは、同じ月齢の子に較べ前倒しで様々なことができるほど数値が上がるようになっている。

「このテストに出てくるあれやこれ、結局はいずれできるようになっていくものでね」

休憩時間、キンダー(年長)から大学まで教えた経験を持ち、キンダーに入った子が一年で見違えるように様々なことができるようになっていくのを何度も目の当たりにしてきたTさんが言う。

「五歳児へのテストにどれほどの意味があるのかと、私自身疑問に思っています。早くできたところで長い目で見てだからどうなのだと。ただ上の子達と違う学校だと現実的に送り迎えが難しく、そしてギフティッドプログラムで用いられるカリキュラム自体はいいものだと思っているのが、このテストを受ける理由なんです」そう言う私。

この会話でTさんの姿勢がぱっと変わった。五歳児へのIQテストというものの茶番的な面、それを分かっているという暗黙の同意のようなもの。


本当に丁寧に接してくださった。できるできないと白黒つけてそぎ落とすのでなく、能力を引き出すような問いかけ方。無表情でただ問題を解かせ続けるのでなく、時に冗談を言ってほぐしたり、褒めて励ましたり、こういった態度で五歳児のスコアというものは随分と変わるだろう。よく知らない人に対すると「初めは」とても物静かになる三女、書いて答えるのはいいけれど、話して答えるのはどうしても硬くなってしまう。そんな時にはTさん、私がテスターになることも許してくれる。

こうしたTさんのおかげで、最終的にプログラムに必要な数値が出ました。
Tさんに出会えたこと、感謝しています。



IQテストはゲームのようで楽しいものが多い。間違え探しやブロックやパズルや迷路や。子供本人も「楽しかったあ」と終わる。

問題例:
1. 食べ物、名前、動物、思いつく限りそのカテゴリーの言葉を言う。それぞれ一分間。
2. 「5」「8」や「フラワー」「体重計」など、テスターが言う数字や単語をそのまま繰り返す。徐々に増える、「9」「5」「4」、「ドア」「象」「ブロッコリー」など。今度は反対に繰り返す。「9」「6」「3」だったら「3」「6」「9」、「カメラ」「風呂」「みかん」だったら「みかん」「風呂」「カメラ」。

知り合いや友人などからIQテストのために練習したり準備したりするの?と聞かれることがあるけれど、そのための準備というより、普段からゲームの一つとして楽しむといったスタンスが理想だと思っている。たくさんある遊びの中の一つという位置づけ。身体をストレッチするように脳もストレッチという感覚で。脳がほぐれる感がある。何かの待ち時間や、車の中でや、上の問題例などもゲームとして楽しむことができるだろう。小さな頃はとにかく遊び中心、1脳だけを使うなら10外で思いっきり身体を動かして遊ぶ、1対10くらいの比率が調度いいように感じている。

とにもかくにも、これまでのアビリティーテスト(IQテストの縮小版のようなもの)、学力テスト(算数・読み)、そして最後のIQテストと無事終わりほっ。新年に掲げた節目の一つを終えました。次への一歩を踏み出しつつ、感謝を込めて。

テスト終わり、カフェで祝杯。

キンダーがいかに楽しいかを話す兄姉、楽しみでしょうがない三女。

メタモルフォーゼ

2012-05-26 23:59:18 | 出来事や雑感や (子育て)
オーガニックのブロッコリーを買ったら青虫が。5センチほどと結構大きい丸まるとした青虫。

早速子供たち家作り。どんなきれいな蝶になるんだろう、皆うっとりと。

すぐに繭を作り始め。それでもしばらく変化がなく、餌にと入れた野菜や葉っぱもしおれ乾燥し。
「きっともう死んじゃったんだね」と話していたある日。ばさばさっ、という音。

う、うわあっ、


蛾。

角みたいなのが生え、暗いマントを羽織っているようで、結構迫力あり。

おそるおそる逃がす。


ばさばさばさばさっ、と勢いよく飛び立つ、灰色の羽を広げて。

「ばいば~い」と少し強張った表情で手を振るちびっ子達。(笑)

想定外の変身に息を呑んだ午後。






整理、水をやり光を当て

2012-05-23 01:20:15 | 今週の整理
1.夏休み日々回していくだけで目が回る状態に引越しが加わり。ぐるぐる回る中心にいるとあまり目が回らない

2.ひとまず賃貸倉庫に荷物を運び始めている。半分つめて半分手放すくらいのバランスで

3.長男と携帯電話共有。ほとんどいつも声の届く範囲にいるので何とかなっている。普段あまり使わない私、彼がメインになりつつありますが。友達とテキストの送り合い、頻繁に仲良し数人からのメッセージ着信音が鳴る。
「○○ちゃんがね、ニューヨークのカフェでどのチーズケーキにしようか迷ってるって、オレオかレッドベルベッドかGodivaかハーシーズか」「オレオ!」「ベルベット!」車の中で口々に叫ぶ妹達。
「○○がね、ホテルの部屋ロックして閉め出されちゃったって」「○○君今どこにいるの?」「ヨーロッパ」
何だかアラスカにいながら世界を旅しているような気分にも・・・。子供時分からの友達との繋がり方、一昔前と全然違う!

4.白樺花粉やらで少し鼻ぐずぐず、目ごしごしの今日この頃。長男長女鼻洗い実行中。生ぬるい湯に塩を少し足して、片方の鼻穴から吸い、もう片方の鼻穴と口から出す。実は鼻の弱かった私も子供時代していた。効くようです。

5.土の表面に芽が見えないからと水をやるのをやめてしまわない。水をやり太陽の光を当て温度や土の具合を調整し続けることで、芽はある日ひょっこりと顔を出すもの。

6.他人のことはよく見える。じゃあ自分はどうだと問いかけて。

7.足りない足りないとつつくより、今ある部分を伸ばし広げていくイメージで。

8.チャレンジングな物事は次への扉

9.突き抜ける


Have a wonderful week!
あたり一面黄緑のまぶしいアンカレッジより。



夏休み生活表&ゴール

2012-05-23 01:13:59 | 子育てノート
子供たちと夏休みについて話し合い。


夏の生活表、例えただの壁の一部になっている日があろうとも、戻るスケジュールが整理されているとやはり違う。去年のものに少し手を加えて。

夏休み生活表

7:30-9:00 AM
起床+ 洗顔 + Give thanks
ベッド・パジャマ整える + 電気消す
ペット世話
エキソサイズ+ピアノ
朝食+ 皿洗い片付け
歯磨き
前庭水遣り

9:00-11:00 AM
ワーク

12:00-1:00 PM
洗浄機を空に
ランチ + 皿洗い片付け

1:00-2:00 PM
残りの家事当番

6:00-7:30 PM
セットアップテーブル
ディナー + 皿洗い片付け
ピアノ
シャワー風呂
部屋片付け
朝食のテーブルセットアップ + 翌日の準備
歯磨き+フロス

8:30-9:30 PM
読書・ストレッチ・祈り
就寝


出かける前
水とスナック準備 + 電気消す
帰宅後
車の中整理
靴揃える + ジャケットかける + スナックはキッチンへ




今年はこんな図も用いて。

一人一人がそれぞれの項目に思うことを書き込んで。

家族: 励ましの言葉を掛け合う。家事分担。
学問: 算数強化。社会科に関する本を読む。
コミュニティー: チャリティー。友達に親切にする。
アート: リモートコントロールの飛行機を作る。友達とアニメを作る。植物を育てる。
身体: 運動。野菜もバランスよく食べる。
スピリット: 朝夜そして食事前の感謝。祈り。

プリンシプル: 繋がっている。良心。内の無限。内の神。

などなど。


話し合い後、随分と整理されたようです。できるだけ毎晩振り返ってみようと。書き足し修正しつつ。

これから三ヶ月!

ピアノ発表会

2012-05-23 01:06:51 | 出来事や雑感や (行事)
ポロロンポロロン。


3年は続けようね、の約束期間を過ぎ、ダンスがしたい絵を習いたい、と他のことがしたくてむずむずしていた娘達。最後の発表会になるかな、と思っていたのですが。

お友達の演奏にも刺激を受け、長女はもう少し続けたいと。次女は他のことがしたくてしょうがないよう。

さてさて。

友人達のコーラスなどもあり、しっとりと心地よい夜。

山菜

2012-05-22 23:59:58 | 
翌日近所のトレール。


歩いて走って。


つくしに、


シダ系(「わらび」「こごみ」もどきとしていただきます)、


ヤナギラン(サラダに)。


食卓に嬉しい季節です。


「たらの芽」摘み

2012-05-22 23:59:53 | 風景・散歩・旅
去年の様子はこちらこちら

あった!


「たらの芽」(こちらの日本人の間でこう呼ばれていますが、実は「ハリブキ」だそう。その名の通りとげとげ)


わいわいと。

新生児ちゃん抱えた友人達も!

泥団子作ったり。


ちょっと休憩。


海眺めて、きもち~。


収穫。


天ぷらにしていただきました。

恵みに感謝。

整理、まぶしい光に囲まれた道を歩むときにも

2012-05-19 01:35:11 | 今週の整理
1.今日から夏休み! 三ヶ月、今年の夏休みは荷造り荷解き家の整理、が家族のメインプロジェクトになるでしょう。長い夏休み中に何を形にしたいか、そのために日々何をしたらよいか、一人一人が目標・目標達成に向けての計画、書き出し中

2.長男小学校卒業。感慨深いです。日に日に大人子供へ成長中。ついつい今までと同じ子供子供と向き合っていると、はっとさせられる場面が多くなりつつあります。親もアップデートしていく必要があるとつくづく。自身の内の今までの彼だけなく今の彼と向き合っていくよう。今日は中学担当者との面会。どれほどフレキシブルに個々の活動をサポートしてもらえるのか(レゴリーグなど)を話し合う予定。

3.引越し先物件探しの毎日。クレイグズリストの詐欺の多さに呆れる。どれが嘘か文体から見極められるように。(笑)

4.3に平行して心理学者探しの毎日。三女の最終テスト、公立学校配属の心理学者とのテストを待っていると夏が終わってしまうので、個人的にお金を払ってテストをしてもらう方法を模索中。保険会社とも問い合わせつつ。こちらの保険制度はカバーできる医者や心理学者が決まっていることがあり(どんな保険に入っているかによる)、そのリストからはずれると全額払う必要が(何万もかかるもの)。ところがリスト内の心理学者20人以上に問い合わせてみたものの、どうもこの種のテストをする方は見つからないよう。さてさて。

5.見方・考え方次第、とつくづく感じる今日この頃。同じ事象に対し、絶望的にも希望に溢れているようにも見えるもの。様々な考え方オプションを並べ、最悪に備えつつも、自分がどの見方を選ぶのか。大方が絶望するような状況でも、希望を見出し進む姿勢が壁を突き破る

6.暗闇の中ほどわずかな光を見出しやすいという基本を胸に。この光のありがたさを、まぶしい光に囲まれた道を歩むときにも決して忘れない。

7.「陸が見えない海へと漕ぎ出さないことには新しい陸を発見することもない
By アンドレ・ジッド の言葉を思い出しつつ。

8.とにもかくにもめまぐるしく動き続ける状況、内にプリンシプルを。繋がっているという軸と共に


今日は午後から待ちに待った山菜採り!
真っ青な空に初夏の日差し、気持ちのいい光と空気の中で。

Have a wonderful weekend!