靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

自宅周辺でガヤガヤ

2010-06-29 23:55:11 | 夏の訪問団 2010
グランパ家族到着以来雨。グランパ三女は来る前にひいていた風邪治りかけ。屋内で遊べる博物館科学館へ行く予定を変更し、大事をとって自宅周辺でゆったりすることに。「ゆったり」ってったって残り8人はエネルギーありあまり状態。

チェス対戦。グランパ長女と長男。グランパ長女は小学校時代校内勝ち抜き戦で優勝したことがあるというつわもの。


サッカー観戦。家のテレビは映らない、インターネットもライブ観戦するには遅すぎる。グランパ長男は見たくて見たくてたまらない、なんてったって故郷チリ対ブラジル戦だから。そこでスカイプでモントリオールのママとつなぎ、ママのコンピュータのカメラでテレビを映してもらうことに。(笑) 盛り上がる。強豪ブラジルには負けちゃったけど。


パン作り。


続いてクッキー作り。三女とグランパ三女。


クッキー色々。


昼から、クラフト(パペット作り)、水風船水鉄砲で追いかけ合い。裸足で内外走り回るので床ベチャベチャ草枯葉あちらこちら。カーペットでなくてよかった。グランパと私は喧騒の中開き直ってつかの間のお茶のひと時。(笑)

夫帰宅後子供達掃除。

そしてサイクリング。自電車集団先頭から最後尾まで道のかなりをしめる。(笑)

この時のために揃えた自電車人数分。友人からいただいたり、ガレージセールで購入したり。


ちなみにこの日、小麦粉7カップ(1カップ250ML)分のパン、3カップ分のクッキー、スイカ大1つ、パイナップル1つ、スナックとしてあっという間に完食。これくらい食事もスナックも一気になくなると気分爽快でもある。(笑)

訪問団到着

2010-06-28 23:57:31 | 夏の訪問団 2010
カナダのモントリオールからグランパとその子供達4人到着(前の日記「夏の訪問団」に詳細)。

まだまだ1日目を終えただけなのですが、子供達皆素直で素朴でハッピー、皿洗いも手伝ってくれる。グランパも何度も1ヶ月も滞在することを許してくれてありがとう、と。前日まで2年前モントリオールに1週間滞在した思い出からの推測にがんじがらめになって悶々としていた私だったのですが、拍子抜け状態です。

ご心配おかけした皆様ありがとうございました。ってまだ今日から2日目なのですが。(笑)

これから一ヶ月間色々あると思うのですが、自分の思い込みや推測やジャッジを越えて、その時その時の彼ら彼女達と交わっていきたいと思ってます。とひとまず言葉では簡単に言えますが。試練精進の時です。


到着前の歓迎ケーキ作り。三女はハッピーバースデー皆で歌おうね、と興奮。


この光景をこれから一ヶ月間なのね。


右から、グランパ9歳三女、長女8歳、グランパ14歳長女、次女6歳、グランパ13歳次女。


グランパ11歳長男と長男10歳。


子供達団子状になって遊び続ける。賑やかです。

子供時代に親戚の家を訪ねたときのことを思い出す。

こうして今もてなす側なのだな、めぐりめぐって恩を少しでも返すことができたらな、と思いつつ。

鯨肉

2010-06-26 23:57:09 | 
アメリカ合衆国最北端の市バローに5日間の出張に行っていた夫が帰ってきた。ちょうど鯨漁を終えた後の市をあげての盛大な鯨祭をしていたらしく、鯨肉をもらってきた。



国際捕鯨委員会が「原住民生存捕鯨」と定めるバローの捕鯨。捕鯨は現地のイヌピアックの人々にとって、食料調達のためだけでなく誇りやアイデンティティをかけた重要な生業。

1825年にこの地を「発見」した探険家を資金面で支えたイギリス人政治家ジョン・バローに由来する市の名前。イヌピアック語では「ユトクィアグヴィック(Utqiagvik)」、「ふくろう狩りの地」という意味。5月から8月までは白夜、逆に11月中頃から1月中頃までは日が昇らない。夏の今でさえ曇りには氷点下になることもある。そんな地に1500年も前から知恵と工夫をもって暮らしてきた人々がいるということに改めて驚く。

久しぶりに食べた鯨肉は、陸の獣肉と海の魚肉の混ざったような味がした。

今日の一言二言

2010-06-25 23:00:57 | 思うに
言葉を発するのは いずれは崩れる積み木を 積み重ねる作業に似ている

天までとどけと積み重ね続け 高くなればなるほど崩れ落ちる確率も高くなる

崩れ落ちた後の静けさ

この静けさに出会うために 今日も言葉を発するのかもしれない

旅報告宴

2010-06-24 23:57:45 | 出来事や雑感や (子育て)
日本に帰国、そしてイギリス、フィンランドを旅していた友人2人がそれぞれの旅のスライドショーをしてくれた。夕食を持ち寄って、ワインを飲みながら。

まずはかんぱ~い、おかえりなさ~い。


料理好きな友人達が持ち寄った数々をいただく。パン各種、なすブルーチーズディップ、こごみ(ハチャパスで先週採ったそう)ツナあえ。ジャンバラヤ、鶏肉アスパラ中華風いため、サラダ、アボガドたらこあえ、キャベツオックステール煮込み、混ぜご飯、ハンバーガー、ルバーブ・パイに和菓子。白ワインと。

子供達は先に食べ、

料理を作ったり、


着飾ってみたり。


大きな子達は跳ね続ける。ビデオカメラで撮影してトランポリン物語を作っていたようだ。


一通り食べ飲みしゃべり、いよいよスライド。旅人お2人はコンピューター持参。

ああ、日本。ああ、ヨーロッパ。

気の置けない友人達と夜更けまで。太陽が沈まないので、いつまでも夕方気分。(笑)



学生時代、しょっちゅう旅していたことを思い出した。ヨーロッパにアジアに中東に北中米に。あの頃は、よしネパールへ行こう、と思うと、次の週にはバックパックを背負い飛行機にのっていたような生活だった。今はそういうわけにはいかないけれど、時々旅人気分になってみる。あの、ここにいられるのは限られた時間という感覚、目で口で耳で鼻でそして触ってとらえる全てが新鮮で驚きに満ちている感覚。そういえば結婚するときに夫に送ったカードに、「ここにいながら旅人でいよう」、なんていう言葉を書いたのだった。

何だか旅をした夜というか夕方だった。







今週の一言引用と一言

2010-06-22 23:55:45 | 思うに
「教育とは、バケツを満たすようなものではなく、火を点けるようなものだ。」

"Education is Not the Filling of a Pail, but the Lighting of a Fire"
                   by William Butler Yeats (Poet, 1865-1939).



「火を点ける」には、まずは教育者が内に炎を燃やし続けているか、だ。

自身の内の炎が消えてしまっていては、相手の火を点けることなどできやしない。

相手をインスパイアーするには自身が常にインスパイアーされているか、だ。

まずは自身が「そうある」こと。

「夏の訪問団」準備いろいろ

2010-06-21 23:57:58 | 夏の訪問団 2010
「夏の訪問団」(前の日記「夏の訪問団」に詳細)がいよいよやってくる。一週間後にはやってくる。準備も大詰め。

エアベッドはクイーンサイズ2つ必要。2種類購入し、どちらがいいか比べる。足でパンプ式に膨らますタイプのと、電池が入っていて自動で膨らむタイプと。パンプ式、空気入れ抜くのにかなり汗だく状態でかなり時間もかかる、しかも子供達には無理。スペースの関係上毎日収納する必要があるので、自動式に。値段の差は10ドル程(1000円程)。こちらは日本とかなり違い返品快くオーケーなので(かなり使い込んでいても驚くほどオーケー)片方は返す。余分に何かあったときにおいておいて、と友人も1つ貸してくれた。


汚れた洗濯物入れ3っつ。洗濯物は自分達でしてもらうことに。(笑) 3人ずつグループで。

カエルの入れ物の中に次女。簡単に縮小でき軽い。

周りの友人達が、そういう時はこれよ!と頼もしく貸して下さったのがこの2台のスロークッカー。レシピ付き。

朝野菜や肉を入れ、スイッチオンのタイマー設定で食べたいときに煮込み料理ができている。出かけていても帰ったら温かい食事がすぐに。使ったことないので今週何度か作ってみる予定。

その他、
キャンピング用品点検:テント掃除、寝袋洗い、マット購入、折りたたみ式椅子いくつか購入、ボート遊びのためのライフベスト(家族分しかなかった)購入

釣り道具点検:家は竿釣り初心者家族。親戚が遊びにきたときにおいていった2人分があるだけ。釣り名人友人家族から色々いただく。竿いくつか購入

スペースを作るための物減らし:玩具、服、冷蔵庫の整理整理整理。何だかすっきりしてきたぞ、いい機会だ。


あとは、何だっけ。何がいるんだっけ。


準備合間に父の日のサプライズ祝いなんかもしてみて盛り上がる。(笑)



新ベッドに大喜びの子供達、夜は居間で就寝。長男、長女、次女。夏至、日の一番長い日、夜更けでもこんな明るさ。明るい夜に慣れない訪問団には暗くできる部屋に寝てもらうか。




「その時」は一刻一刻とせまる。(笑)

左手小指

2010-06-20 23:55:34 | 出来事や雑感や (子育て)
夕方、トマトを切っていて、指まで切ってしまった。家では処置がちょっと無理だと近くの週末でも24時間オープンの病院へ。夫に入り口で降ろしてもらう。指の付け根を押さえて上方へ掲げるようにしておく、とどこかで聞いた止血方法をしながら、保険についてなどのペーパーワーク。20分程待合室。

怪我をして病院なんて、何年ぶりだろう。指は痛いというよりしびれるという感覚だ。指をつめるとこういう感じなのだろうな。指ひとつでこんなドキドキして、世の中には大変な怪我や病気の人々がいっぱいいるのだよな。こういうところのドクターやナース毎日緊急で駆け込んでくる色々な患者をみてるのだな。最近、早朝コンピューターの前に座る以外寝るまで座ったことが何回あっただろう、というような怒涛の毎日だったな。身体は忙しくても内はもう少し落ち着かなきゃな。そうだ走りながら瞑想するようなイメージだ。などと掲げ続けてだるくなってきた腕を頭に置きながら考えたりする。

結局医療用接着剤でまた元のように指を戻してもらった。95パーセントをくっつけて5パーセントは開いておき、血によってくっつかせる、のだそうだ。「人間でも指先はまた生えてくるんだよ、爬虫類のようにね、はっはっは。トマトを切っていたって君、最後は血かトマトか見分けつかない状態だったでしょ、はっはっは。」と明るいドクターと明るい病室で明るく笑いながらとれかけた指を戻す。何だかちょっとシュールな一時だった。(笑)

1時間ほどして家に戻ると、入り口に張り紙。
「早くよくなってね。」

中に入ると、パンパ~ンとクラッカー(父の日の祝いのために買っておいたもの)。見舞いのカードを渡される。笑ってしまった。「ママ大丈夫よ」と言うと、子供達皆ホッとした様子。

病気をしたり怪我をする度、普通に暮らせたということがなんてありがたかったのだろうと思う。指がひとつ使えない、ということの不便さ。幸い左手小指という一番使わない指ではあったけれど。

寝る前、こんな怪我ですんだことに感謝し、もう少し注意深く労わります、と自分の身体に謝った。

さて今日からまた怒涛の日々。心穏やかに落ち着いて過ごすよう心がけよう。

皆様の一週間も心穏やかなものでありますように。

燻製作り

2010-06-19 23:57:12 | 
3週間前に獲ったフーリガン(前の日記「フーリガン漁」に詳細)。時々70匹程ずつ解凍し、燻製にする。

頭をとって、腸を出し、砂糖、醤油、塩に浸し一晩。

こんな棚に並べる。


木のチップを底に入れ、外で12時間ほど。


できあがり!



骨までバリバリと食べられる小魚が中々手に入らないこちら。
スナックとしてバリバリいただきます。

今週の知識と雑感

2010-06-18 23:45:30 | 知識
1.チンパンジーに人形、乗り物などの玩具を与えると、雄は乗り物、雌は人形というように、性的に画一的な玩具を好んで遊ぶ。

2.社会的文化的なすり込みだけでない要素(遺伝やホルモンなど)も確かに男の子女の子が好む玩具に影響を与える。精巣から分泌される雄性ホルモン「テストステロン(testosterone)」が多いと人形よりも、乗り物やボールなどの動く玩具を好むようになる、というように。

3.確かに生まれ持った性的違いはあるけれど、小さな子供であるほど違いはわずか。小さな子供の心理面(知性、共感性、攻撃性)や脳の構造や機能においての性的違いはとても小さい。

4.性的違いに拍車をかけるのは、社会的文化的すり込み。心理面の性的違いはすり込みによって成長するにつれ倍増していく。

5.スポーツギアや乗り物や組み立てる玩具は空間認識力を高めるエキソサイズとなり、人形遊び、色塗り、ドレスアップは言語能力、社会性、モータースキルの向上を助ける。こういった遊びの違いが男の子が3D認識能力に優れ、女の子が言語能力、社会性に優れているという形を生み出していく。

6.男の子に人形の世話などの遊びを促すことで、共感能力を養い、攻撃性を緩和させ(相手に共感することで攻撃できなくなる)、社会性や言語能力を育てることができる。女の子にパズルや組み立て式玩具を与えることで、空間認識能力を育てることができる。男の子女の子にこだわらず、色々な遊びの機会を与えることで、バランスよく育っていく。



7.交際相手を探している段階では、多くの男は彼らのジョークに笑う女をのぞみ、多くの女は笑わせてくれる男をのぞむ。

8.一旦男女間の関係が築かれると、今度は女が男を笑わせることが関係存続を助ける。シリアスで難しい話し合いの際、女が男を笑わせることできるカップルほど、円満な関係が存続する。

SCIENTIFIC AMERICAN MIND -BEHAVIOR. BRAIN SCIENCE. INSIGHTS- May/June 2010より



多様性を押さえつけない方向ほど健全なのでしょうね。

科学的実験調査結果には必ず例外もあるし、実験調査のやり方によって結果もかなりかわる、ということをふまえつつ。特に7と8。でも8はちょっと納得。

アイリス群生

2010-06-17 23:59:48 | 出来事や雑感や (子育て)
ツアーガイドのhodateさんからアイリス群生地情報。今が見ごろ、ということで小雨のなか出かける。

ハイウェイの路肩に車を駐車するため、車を減らしていこうということに。途中待ち合わせて大人6人子供12人を3台の車に。アンカレッジから30分ほど車をとばす。気分は遠足。

路肩から100メートルほど歩くと紫色が広がる。

走る。

道路からは見えないので、今まで全く知らなかった場。

こんなアイリスが一面に。


友人JUさんの娘ちゃんと長女と。


見上げればぐるりと山、山、山。


その他にも見ごろな花々があちらこちらに、黄色、白、ピンク。hodateさんに聞く度、英名日本名が返ってくる。花の匂いを深呼吸しながら山を見上げながら子供たちのはしゃぐ声を聞きながらまったりと歩く。


再び30分ほど車をとばし、イーグルリバーにあるネイチャーセンターへ。45分も待っていたtintinさん娘息子さんと合流。お弁当。

少し散歩しようと、トレイル入り口へ。

ここでもさまざまな花々が見ごろ。白いアイリスも。

また走る。


ところがすれ違った人から先で熊が出たという情報。「熊が出たらしいよ~」と叫ぶと、勢いよく散っていった子供達が勢いよく戻ってくる。hodateさんがレンジャーに聞き、出没地点を地図で示してくれる。レンジャー曰く、進むか否かは「あなた達次第よ(up to you)」。全くもっての自己責任。

子供たくさんおり、

赤子宿す人おり、赤子乗ったストローラー押す人おり、ということで、散歩は次回に。

帰りの車の中、ちびっ子達熟睡。

花々の匂い緑の匂いに包まれた一日だった。

太鼓と白熊とプレイセット

2010-06-16 23:50:31 | 出来事や雑感や (子育て)
市の図書館ホールで、日本太鼓の演奏会。図書館の外にある広場のステージで演奏、芝生で弁当食べながら鑑賞、という予定だったのだけれど、雨のため屋内ホールで。

アンカレッジにある日本語イマージョンプログラム(半日日本語半日英語の小中高まである公立学校のプログラム)の先生達が中心となって作られた日本太鼓のグループ「友達太鼓」。10年以上前には数人でたどたどしかった演奏も、今ではステージから溢れるほどのメンバーで迫力のある演奏。太鼓はメンバーの手作り。

五臓六腑に染み渡る音。はやしの笛に、日本の夏祭りを思い出す。演奏する友人、その子供達の顔も久しぶりにみられて嬉しい。


演奏後は30分ほどで弁当を食べ、


同じホールでアラスカ動物園スタッフによる「白熊とグローバルな気候変化」の子供向けワークショップ。アメリカ合衆国、カナダ、グリーンランド、ロシア、ノルウェーに生息する白熊。年々氷が解け生態系への大きな変化から数が減っているという話。リサイクルする、ごみを減らす(ナプキンやペーパータオルをあまり使わない)、車をあまりつかわない(カープールなどして)などの具体的に身近でできること、で話がくくられる。

プロジェクターに具体的な事実や統計が次から次へと映し出され早口で1時間ほどしゃべり続けた動物園スタッフ。たくさんの知識が簡潔にまとまり、高学年以上にはいい。大人にでさえ聞き応えがある。ところが会場のほとんどは中学年以下、プレスクーラーの姿も。途中で会場を後にする団体(夏休みデイケアの団体参加も多い)も数多く。まあ分からない話をじっと聞いてみるという経験もたまにはいいかもしれないけれど。

次男ぐずり途中退席、少し会場外をストローラーで歩き回ったところ寝る。
三女は会場の私の膝の上で深い眠り。


ワークショップ後は図書館で本の探索。


次に、一緒にいた長男友人を友人宅に降ろし、夫と待ち合わせてプレイセット見学。クレイグズリストで見つけたこの手作りプレイセット(写真にはないけれどブランコ各種、登る網、シーソーなどもついている)、一ヶ月程移動方法や値段の交渉をしてきた。実際にオーナーと細部を見ながらの話し合い。上部の家は分解不可能でフォークリフトで持ち上げ、大型トラックやトレーラーで運ぶ必要があるということ。結局移動コストがかかりすぎるということで断念。オーナーが数年かけて少しずつ作ったという思い出の詰まったプレイセット、秋までに売れない場合は無料(移動費のみ負担)で手放すそうだ。



その後は大雨のなかグローサリーショッピング。オーガニックのオレンジ、1パウンド99セント(バ、バナナ並じゃないか!)に喜ぶ(アンカレッジ在住の皆さんF.M.ですよ!)。(笑) 傘をさす習慣のないこちら、皆ぐっしょりと帰宅。



今日も一日無事終わり感謝。目を閉じると、太鼓と白熊とプレイセットがグルグルと回っていた。(笑)

今週の子供言葉

2010-06-15 23:57:37 | 子供言葉
こちらでは、お友達同士の家に泊まり合うということを小学校にあがった頃からする家が結構ある。私の家では誕生日会などの特別な行事によばれた時だけ、から始め、先先週から10歳の長男は互いに家族ぐるみでよく知っている場合のみ、ということに。といっても赤子がいて姉妹も多い私の家にはまだ子供達の友達を泊めるということをしたことがない。

「何々君を家に泊めたいんだ。」という長男。
「家には赤ちゃんがいるしね、今までしたことないから皆でもう少し話し合って決めようか。」と言ったところ、

長男:
「ママ、何事にも“始まり”というものがあるんだ。“これまでしたことがない”ということが、“これからもしない”ということを意味するわけではないんだよ。最初の一歩、踏み出してみようよ。」

木を切る

2010-06-14 23:58:49 | 出来事や雑感や (子育て)
裏庭の隅の木、地面から1メートル弱のあたりから4つに枝分かれしている。その分かれ目に亀裂が。昨年の秋に木医者という人に診てもらったところ、「もう手遅れ、倒れると危ないので切るように」と。秋に3つの枝を切り、昨日は残りの1つを切った。枝といっても幹近くなると直径20センチほど、隣家やフェンスの方に倒れないように、家族総出で。

ロープを枝に縛りつけ、電動のこぎりで切れ目を入れ、引っ張る。


メリメリバキバキと大きな音をたてて倒れる。三女、次男は驚いて私にしがみつく。


細い枝を掃除した後、もう一度引っ張る。


こんな状態に。「椅子にしよう!」と子供達。


夜寝る前火を焚いた。

背後にテントが乱立し、キャンプ場にいるような錯覚。(笑)



秋に切った枝は隣家に寄りかかるような難しい角度だったので、車を裏庭に乗り入れて引っ張った。4本無事に切ることができホッとする。

切った枝は暖炉の薪に。一本の木から大量の薪、暖かい冬が越せそうだ。

早朝のヴィジョン創り

2010-06-13 23:19:48 | 出来事や雑感や (子育て)
子供達がまだ寝ている週末早朝、夫と2人でミーティング。

今日どうしたいか、から来週はどうしていたいか、来月は、来年は、5年後は、10年後は。。。

子供達、夫婦、家族、コミュニティー、そして自身。。。

物質的にも、精神的にも。


夫はこういう話が昔から大好きで、結婚前からどんな夫婦家族家庭を創っていきたいか、というヴィジョンをノートに何度も描くよう頼まれた。どういう家に住み、家の中にはどういったものがあるか、などまでも。10年以上たってそのノートをみてみると、当時創ったヴィジョンの内、物質的な目にみえるものはほとんど現実になっている。五人子供というのはかなりの想定外だったけれど。(笑) 精神的な部分は互いにまだまだスタート地点。

ここ2年程、新しいヴィジョンが必要だ、と口癖のように言っていた夫。細切れ時間にちょこちょこと一緒に創り始めていたのだけれど、子供達に遮られることなく集中できる時間を、ということで、1ヶ月程前から週末早朝ミーティングを始めたのだった。



まずは詳細にヴィジョンを描き、どうしたらそうなるか、と具体的現実的計画や対策。

ヴィジョンだけ描いて観念的に念ずるだけでなく、
具体的現実的計画や対策だけ話して実行しようとするだけでもなく。

両者がセットになるよう。



話せば話すほど現実的にやるべきこと山積み状態。

山積みのやるべきこと、に日々埋もれ、ヴィジョンを見失っていく、すると、疲れ不平不満も倍増していくように感じる。

いつでも目に入るよう、ヴィジョンを書き出して壁に貼ったりしておくといいのだろうな。

そして、一つ一つのヴィジョンが現実となるたび、祝って感謝するのも大事なのだろう。

そして子供の代、孫の代、ひ孫の代、にはどうなっているか、と、自分達が死んでしまった後のヴィジョンも。ネイティブアメリカンの諺「今此処で踏み出す一歩が後7世代にも影響する」を思い出しながら。



と言ってはみるものの、最近は一世代どころか、来月の訪問団(前の日記「夏の訪問団」に詳細)のための具体的現実的計画対策実行で互いにいっぱいいっぱいな状態だ。(笑) ヴィジョンを時々思い出しては自らを奮い立たせる毎日。

今日は訪問団が暮らすスペース確保のための服の整理、彼らのキャンプ釣り用品調達、長男の友人誕生日会送り迎え、グローサリーショッピング、日々の家事育児で一日過ぎていった。現実的に何かを積み重ねていくというのは時間と労力がかかるものだとつくづく感じる。




長男の友人宅で誕生会。かなり急な坂を上り続けてたどり着く山の上の家からはターナゲンアームが一望できる。

熊が庭にも現れるらしくベアスプレーが玄関に。

こんな舟形のプレイハウスも。