靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

訪問団帰国

2010-07-28 00:12:54 | 夏の訪問団 2010
朝パン作り。ジャムとキャンプで残ったマシュマロも入れてみる。(笑)


ジャムパンとマシュマロパン。一晩スモークしたサーモンとビーフ。


昼過ぎ空港へ。直前まで荷造り。(笑)

最後皆で。


一人一人抱き合いながら言葉を交わす。グランパの大きく温かい抱擁。涙涙涙。しっかり者で皆の母親代わりだったグランパ長女も、お洒落でユニークなグランパ次女も、冗談好きなグランパ長男は「なんで僕泣いてるんだろ」と笑いながら、いつも朗らかなグランパ三女は下を向きながら。

今度会う日を楽しみに。健やかに様々な体験を糧に育ってくれることを祈りながら。


家に帰る。車も家も広く感ずる。(笑) 子供達「何だか家族が縮んじゃったみたいだね」とぽつり。夜寝る前も皆に会いたいと泣く長女。

一ヶ月間もつれ合ってホントによく遊んだ。子供達同士大きなもめごともなく、何といっても大きな怪我することなく(すりきず、たんこぶはちょこちょこ)無事終わりありがたい。

最後の方、実は大人同士が大きく揉めた。(笑) 話し合おうと互いに吐露しあう過程の言葉にまた傷つき。移り変わっていくものにしがみつき。それも最後には解決。雨が降り地が固まるように。思い込みから抜ける。自分を傷つけるのは自分。自身が築き上げた殻から踏み出し、共に新しい見方を創造していく方向へ。密な関係を通しての大きな学び。

一段と太くなった絆に、今こうして心から楽しい一ヶ月間だったといえることに感謝しつつ。


終わった~。そして今日からまた新しい一日が始まった。新しい出発!

一ヶ月間応援してくださった皆様に感謝を込めて。

訪問団帰国前日

2010-07-27 23:59:43 | 夏の訪問団 2010
キャンプで獲った3匹のサーモンを捌く。グランパ家族は魚が捌かれるのをみるの初めて。興味津々の観客の前で。


レッド・サーモンは卵もち。そこでイクラ作り。

実は捌き方もイクラ作りも友人に電話で聞きながら。サーモン捌いたの2年ぶりなので忘れました。(笑) 

レッド・サーモンとイクラ。葱ガーリック炒めをのせて。


ピンクサーモンと白子クリーム合え。たっぷりライムをかけて。三つの頭で出汁をとりスープも。


1匹の雌レッド・サーモンと2匹の雄ピンク・サーモン味比べ。

やはりレッド・サーモンが美味しいと。

燻製も。白子も試しに。(笑) 残り物のビーフも。


3匹のサーモン、ワイワイと骨までしゃぶるようにいただいた。(笑) 
やはり獲れたて魚は美味!


ケーキ作りも。皆で真剣にデコレーション。


できあがり!


グランパ長女は一週間後に15歳。そこで夕食後バースデーパーティー。英語、日本語、スペイン語、フランス語でバースデーソング大合唱。


最後の夜。真夜中まで大はしゃぎ。一歳児まで興奮して寝ず。

キャンプ4日間再び (貝とサーモン)

2010-07-26 00:55:42 | 夏の訪問団 2010
キャンプ地から1時間ほど走り、クラムガルチ(Clam Gulch) へ。

引き潮に合わせ貝堀りの予定、がさっぱり。近所の人達に聞いてみれば、この日の干潮では潮の引き方が十分でないと。一週間後頃の干潮に戻っておいでと。

潮の引き方に日によってそれほどの違いがあるということを学ぶ。(笑)

貝堀道具は椅子と化す。(笑) 夫とグランパ次女。


貝のことすっかり忘れ走り回って遊ぶ子供達。



翌日ディップネット・サーモン漁。拠点から1時間ほどのところにあるカシロフ(Kasilof)で。

こんな網をもって胸まで水に浸ってひたすら待つ人々の群れ。


獲れた!

海岸で口をパクパクする魚に、水をかけて生かそうとするグランパ三女、早く殺してあげてとグランパ長男。グランパが棒でたたくのを目を半分覆いながら見守るグランパの子供達。グランパ子供達の動揺ぶりを驚いて見守る家の子供達。自分達も最初はそうだったことを思い出しながら。

2時間ほどで1匹。グランパ家族に何とか見せることができホッとする。ディップネット漁はアラスカに1年以上在住者のみ許可されている。

海岸で砂遊びに夢中の子供達。



最終日アンカレッジへの帰途ホープ(Hope)に寄る。アンカレッジからは1時間半ほど。

竿釣り。実は家も含め皆竿釣り初心者。本をみながら何とか竿を用意し川へ。(笑)

グランパ長男しとめる!


散歩も。


海で遊ぶ。三女、長女、グランパ三女。


散歩中グランパもしとめる!

3匹のサーモンをもって帰宅。


海のそば、潮の匂いに包まれた4日間だった。

キャンプ4日間再び (拠点)

2010-07-26 00:50:56 | 夏の訪問団 2010
アンカレッジから南西へ4時間ほど。ニキスキー(Nikiski)近くの海に面したキャンプ地へ。

雨のなか、ビニールシートで屋根作りその下にテントはり。


予報によれば4日間とも雨。ちょっと厳しいキャンプになりそう、予定変更して早く帰るということもあり得るな、と思いながら湿った服を着替えて眠る。

翌朝、雨やむ。青空も。


その後3日間、ありがたいことに雨降ることなくキャンプ続行。

雨に備えた屋根は濡れた衣服の物干しとして大活躍。


子供達、自転車とばしては海岸へ。

皆のお気に入り貝殻と石コレクションが日に日に増加。

グランパ長女のコレクション。


キャンプ最終日のマシュマロ焼き。


マシュマロデザートの後、海岸へ。

日没に間に合った!

ちなみにこの頃の日の入り夜11時近く。明るいのでついつい夜更かし。

夕陽を浴び記念撮影。


日が暮れるまで。


ここを拠点に4日間。

再びキャンプ

2010-07-21 00:01:57 | 夏の訪問団 2010
今日からキャンプ再び!

アンカレッジにいたの一日半ほど。(笑)

食料を買出し、洗濯機をまわし続け、車とトレーラーの掃除、そして降ろしたばかりのキャンプギアを積み込む。寝る前にはスロークッカーでカレーを仕込んで。


普段あまり食べない肉をムシャムシャと食べ
両手をふってバリバリと歩き
土の匂いにまみれ
焚き火の炎をみつめながら
緑に囲まれて眠る

どんどん野生化していく集団 (笑)


今度は南西へ。

キャンプ4日間 (ハイキング)

2010-07-20 01:03:00 | 夏の訪問団 2010
キャンプ地から20分ほどのスワード(Seward) の町をぬけ、
ローウェルポイント(Lowell Point)トレールへ。

スワードからの海。ラッコにも出会う。塩の匂い。


トレールを途中まで。往復約4マイル(6キロ半)。4時間程かけて。

木々のトンネル。


こんな木や、


こんな木も。切り株の上に木。


枝枝の苔がまるでサルの群れのようだと見上げながら。


海に出る。


貝殻を集めたり、蟹をみつけたり。

ここで折り返しもと来た道へ。
この先トレールは海の中へと続く。満ち潮に歩くのなら胸の高さまでの海水。

久しぶりにしっかりと歩いた。
少し笑う私の膝。(笑) 
子供達はその後もキャンプ地の湖畔を駆け回って遊び続ける。

キャンプ4日間 (拠点)

2010-07-20 01:01:00 | 夏の訪問団 2010
アンカレッジから2時間半ほど。キーナイ (Kenai) 湖畔に拠点を築く。

テントはり。


キャンプ地から1分も林道を歩けば(三女三輪車)、突き当たりに湖。


夜の散歩。


自転車乗り。


カヤック。


川を下り、


湖に合流したり。


食事。玉蜀黍、玉葱、ジャガイモ、肉を焚き火で。雑穀米、スープ、サラダ、パンなどと。フルーツも。


毎晩のデーザートはもちろんマシュマロ焼き。


4日間、出かけてはここに戻り、サイクリングしたり、水の上で過ごしたり。

砂金採り

2010-07-16 00:30:03 | 夏の訪問団 2010
アンカレッジから45分ほど、ガードウッドに砂金採りに出かけた。

入り口でプラスチックの器、練習キットを貸してもらう。
どうやって採るのかのデモンストレーション。


ゴールドラッシュ時の建物や車なども残されている。

ヒマラヤンポピーの背後に1898年の家屋。


過酷な自然の中一攫千金を狙って押し寄せた人々。当時の暮らしを想像しながら川へと向かう。

しゃがみこんで集中。


集中。長女、次女、三女。


集中。グランパ三女、グランパ次女、グランパ長女。


2時間半ほどで皆1つから6つの砂金採取。灰色がかった石や砂を洗いながらどけていき、底に沈んでいるキラキラと光る一片をみつけた瞬間、皆一瞬息を呑む。くすんだ灰色と輝く金色があまりにも対照的。一ミリほどのちっちゃな金を指先にくっつけ小さなガラスのボトルへ。

しっかりと握り締め帰宅した子供達。


今日からまたキャンプに行ってきます!南へ。




キャンプ3日間

2010-07-13 02:53:15 | 夏の訪問団 2010
一旦太陽が照り始めると肌がジリジリと焼けて痛いほど。雲が出ると一気に肌寒くなるのだけれど。

初日は久しぶりの晴れ。北へ1時間半ほど走る。

湖畔でテントはり。


湖上へ。


小魚がいっぱい。掬っては返す。


夜はマシュマロ。暗くならないので気がついたら真夜中近くまで。



翌日、もっと北、デナリ国立公園へ。200マイル(320キロ)近くを途中ピクニックなどしながら5時間ほどかけて。現地にいたのも5時間ほど。帰りの車も5時間ほど。これからはもうちょっとゆるい計画をたてようと大人も子供も心から同意。(笑) それでもデナリの風景は相変わらずよかった。

個人の車で入られる最終地点の川。


魚探す次女。


キャンプ場に戻ったの真夜中近く。雨に雷。スープで温まり寝袋へ。


翌日は曇りの中一日中水の上。カヤックにゴムボートにバーベキュー。これで3日間でも十分よかったね、と皆で言い合いながら。(笑)


夕方無事帰宅!よし洗濯!と思いきや、洗濯機壊れる。夫夕飯食べる間もなくコインランドリーへ。洗濯機6台占める。(笑) 


夜シャワーを浴び、心地よいベッドに横たわる。不便さ体験を通して便利さを再体験。

本当に必要なものと必要でないもの。

山の中、布切れ1枚隔てて眠ることで少しみえるものもある。


と言いながら、今回20分ほど走ればスーパーにいけるような場でのキャンプだったのですが。(笑) 

砂丘

2010-07-08 00:30:37 | 夏の訪問団 2010
林をぬけて。


砂丘へ。グランパ次女とグランパ。


少年達はヘルメットにそり。(笑)


昨日に引き続き風強し。舞い上がった砂は口の中目の中。そこでまた林の中へ。2時間程歩く。


家の中では、パズルの他にビーズプロジェクト。テーブル上常にビーズだらけ。


アイロンで溶かして固めて出来上がり!グランパ三女と長女。


ボードゲームで夜が更ける。大きな子達ずっとモノポリー。


昼飯。

ペストショートパスタ(コーン、いんげん)、ヤム芋甘煮、アボガドトマトサラダ、野菜スープ(ジャガイモ、人参、玉ねぎ、キャベツ、ほうれん草)。

夕飯。

照り焼きチキンフダンソウ添え、塩ハーブ各種チキンブロッコリー添え、シザーサラダ(レタス、ニンジン、クルトン)、雑穀米、デザートにプリン(少なすぎて取り合いに)。影をどけようと思いつつ空腹で野獣化している者達を前にそんな余裕もなく。(笑)

そろそろ味噌汁ぶっかけご飯が食べたくなってきた。(笑)

明日からキャンプだ~!北へ。

山登り

2010-07-07 00:15:36 | 夏の訪問団 2010
自宅から東へと15分程車を走らせフラットトップという山へ。

久しぶりに太陽が!と意気揚々と。ところが、登れば登るほど風が強くなってくる。

サンドイッチ飛ぶ、メガネ飛ぶ、バックパック飛ぶ、ちびっ子達飛ぶ。

危ないので引き返す。

呼吸ができないほどの風、初体験だった。


朝グランパ長女と次女とサンドイッチ作り。


頂上がフラットなのでそのままフラットトップという名前(右上)。あそこへ登るんだ!と目指す。


残雪。


ピクニック。アンカレッジ一望。ここでちびっ子達を連れて私は引き返す。


その後登頂付近までいった残り組み、立ってられなくなり引き返す。私が引き返した時点の倍の強さの風だったそうだから、すごかったのだろう。泣き出す子も。


帰宅した皆髪の毛逆立っていた。(笑) 無事でよかった。



パズル・プロジェクトも進んでます。グランパもかなりはまっている。(笑)


夕飯。

クリームマッシュルームショートパスタ。キャベツと人参のコールスロートマトのせ、ドライカレー(フダンソウ、玉ねぎ、コーン、ビーフミンチ、各種スパイス)、豆マリネ、アスパラマリネ。デザートに、メロンと苺。


山登り、気持ちよかった~。風の穏やかな日にもう一度!

エクルートナ湖日帰り旅

2010-07-05 00:30:16 | 夏の訪問団 2010
アンカレッジ市水道水の源、エクルートナ湖へ。自宅から車で1時間半ほど。

朝グランパ長女とサンドイッチ作り。食パン二斤消費。(笑)

まずは散歩。グランパ長男と長男。


グランパと次女。


そしてサイクリング。


とにかく絶景。気持ち~。

こんな湖沿い。


坂も。


木の根っこだらけの山道もこんな連結自転車トレーラーで。(笑)


トレーラーの中。三女大声で歌。パンダと共に夢の中の次男。


途中ピクニック。


3時間ほどの自転車後、ゴムボートにカヤック。


この後私は眠くてぐずる次男を寝かしつけるため車で待機。皆は対岸まで行ったところ、ゴムボートの櫓折れる。カヤックに乗るグランパ長女が残り全員が乗るゴムボートを引いて戻ってきたそうだ。グランパ長女皆のヒロインに。

帰宅し夕食。グランパ長女、いかに大変だったかを話す。最後に「もうしばらくカヤックはいいかな。。。。。」とぽつり。(笑)

しかし、あれだけ動き回ったのに夜もキャーキャーと遊ぶ気満々の子供達。
寝る気満々の大人達に何度か諭されようやく就寝。

ベッドに同化しそうな身体を横たえ、子供達パワーを痛感する大人達。(笑)

獣医に買い物に料理

2010-07-04 00:07:21 | 夏の訪問団 2010
昨日は今日のデイトリップのための体調整え準備、そしてかなり遅れ気味の洗濯やっつけ。

年に一度の犬の検診&予防接種も入っていた。子供達は前日からこの検診を楽しみに。ゾロゾロと出かける。「全員は検診室に入れないと思いますよ。」と受付で。皆どうしても入りたがりギュウギュウ詰め状態で待機。ドアを開けた獣医驚く。(笑)


その後スーパーに買い物。「右側通行!」と何度か叫ぶ。通路を占拠しないよう。(笑)


グランパ三女、前日寝る前から楽しみにしていたお菓子作り。起床直後からケーキの写真をもってずっとついてくる。(笑)

賑やかにケーキ作り。


デコレーション。左からグランパ三女、長女、グランパ次女。


チョコレートケーキの出来上がり!誕生日でもないのに連日ケーキ。(笑)


家にいるときの合間プロジェクトの1つにジグゾーパズルを。皆が同意する絵図を選択するのに一苦労。ドランゴンがいいだめ、少女がバタフライもってるのいいだめ、熊がお花畑にいるのいいだめ。そして初めて皆同意したのが、題名「手のひらに地球」。青空をバックに手の平に山や川、水が流れ落ちている図。1500ピース。さて完成となるか。

帰って早速取り掛かる。

夜には端が完成。

昼ごはん。

チキントマトライスのスクランブルエッグ囲み。マッシュルーム・ブロッコリー・サヤインゲンのクリーム煮チーズのせ、バジルソースパスタ、コーン。

晩ごはん。何でも箸で食べている私をみてグランパ長男三女も箸の練習。

チキンドラムスティック、マッシュポテトモッツァレラチーズ添え、トマト・アボガドサラダ、キャベツ・レタス・ニンジン・クルトンのシザーサラダ、ジャスミン雑穀米、アスパラマリネ。


未だかつてなかった連日料理三昧。楽しくもあるけれど、家にいる間ほとんど台所にいて、自分の分(三女と次男分含む)洗濯たたみ今日も終わらず山積み状態。。。。(笑)

日常のリズム

2010-07-03 00:07:23 | 夏の訪問団 2010
グランパ家族アラスカ滞在5日目、2家族が共に暮らす生活リズムができてきた様子。一ヶ月間滞在というのは、非日常続きのバケーションと日常的生活が入り交ざったような感じなのだな、と実感しつつある。

朝から子供達皆でペットの世話、掃除、皿洗い、草木水やり、洗濯、ピアノ、算数ゲーム。

昼で仕事を終えた夫と湖で待ち合わせ。昨日とはまた違ったダウンタウンの湖へ。

ゴムボートに交代で空気入れ。


ライフジャケットを着込み出発。


乗組員交代。


子供達皆とグランパが「蛇が水中から湖中央の小島にあがり草木の中に隠れていったのを見た」と口を揃えていうのだが、確かアラスカには蛇いないはず。蛇いる?

眠くてぐずる次男を連れて私一足先に帰宅。寝かしつけ昼ごはん作り。

食後はまた遊び続ける。

還暦近いグランパも跳ねる。


なんてったって幸せなのが常にかまってもらいたい犬ティクバ。動物好きグランパ家族のアイドルに。散歩だって一日何度も。至福のときを満喫中。


おやつ作り。グランパ三女アシスタント。


ココナッツケーキ出来上がり!

寝る前、片言英語フランス語混じりスペイン語でこれからあれもこれも作ろうと料理本を持ってきて嬉しそうなグランパ三女。

グランパ長女はとにかくずっとピアノ。テント迷路でちびっ子達がキャーキャー騒ぐ中集中。

ピアノ初心者の彼女、弾ける曲が増えていく。指の動かし方と耳で覚えているようだ。

夕方、近くの海の見える公園へサイクリングと散歩。私はぐずる次男寝かしつけ夕食作り、再び。(笑)


昨日も無事終わり感謝。

一日の始まり始まり!