靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

近況整理、伸びよう伸びようとするのを邪魔せずサポート

2014-04-13 05:29:07 | 今週の整理
1.ああすっかり春だなあというところへ、今週は少し冷え込み雪もちらほら。毎年五月初め頃まで、こんな調子です。淡雪舞うアンカレッジより



2.次男四歳と、サメや回遊魚の中には、止まることなく泳ぎ続ける種類もあるのよ、と話していたら「じゃあ、そういった種類のサメや魚は死なない種なんだね!」と。四歳児の頭の中には、生きとしいけるものは皆いつかは死ぬという前提はなく、「不死身科」というがあるんですね。(笑)



3.長女五月半ばに参加するトライアスロン・コースの下見へ。ここで五百メートル泳いで、この道を十二マイル(約二十キロ)自転車で行き、ここから四マイル(六.四キロ)走って。今年は参加することに意義があるということで、来年「ゴール」を目指すといったところか、と夫と頷き合い。

明日日曜日は、長男長女夫とまだ斑雪な自転車コースを、実際に走ってみます。下三人とゴール近くのトレールを散歩して待ちつつ。去年水泳チームを辞めて以来、タイムが驚くほど下がった!と先週久しぶりにプールに行った長女。一緒に出場するお友達は、ここ数年、雨の日も雪の日も毎日欠かさず一マイル(一.六キロ)走り続け、ハワイのトライアスロンからも戻ってきたばかり。誘われ、やるやる!と参加手続きしたものの、つ、積み重ねが違いすぎる・・・。とにかく、自分なりの最大限を発揮を目標に行こうねと気を引き締め。

元々母と娘のトライアスロンとして始まったこのイベント、「来年は一緒にね」と長女。いやあ、ちょっとそれはママの命に関わっちゃうかもねえ、そう返し。最初の水泳五百メートルの段階で、意識失いプールに漂う自分が見えます。(笑)

しかし周りには、長女のお友達も含め、母子共に参加も多く。「年が年が」なんて言葉は彼女達の前では、木っ端微塵に吹き飛ばされます。私なりに身体を鍛えていこう、そう励まされつつ。



4.と書いていたら、二ヶ月程前に見たこんなTED思い出しました。六十過ぎにして、キューバからフロリダへの前人未踏の海泳を成し遂げた女性ダイアナ・ナイアドさん。ご本人も二十代から何度か挑戦し失敗。周りから絶対無理と呆気にとられながら、六十過ぎて再度挑戦。「絶対夢を諦めるな!」「老い? 今この時こそが人生のプライム!」と。彼女の魅力あるキャラクター、すかっと力づけられるスピーチです。



5.次男四歳が最も嬉しいと感じる時の一つが、レゴを作っている時。インストラクションに沿う場合は、私があちらこちらの引き出しから部品を集めて目の前に置いていき、次男が組み立てるということもするのですが、もう嬉しくてたまらないという気持ちが動作やしゃべり方から伝わってきます。鼻歌も出だすんですね。(笑)

 レゴで何か作ろうか? と言うとそれまでのご機嫌斜めも、美味しいものも後ろに回し、すっとんできます。こういった気持ち、たくさん体験させてやれたらな、そう思います。



6.毎学期ごとにオールAの子に賞状が渡され、親子朝食会が年に一度は催されるといったこちら中学でのGPA(成績)への力の入れよう。コンスタントに安定した成績をとることが苦手だった私自身の中学時代を振り返り、驚き、時にげっそりもし。

それでも、毎日コンスタントに頑張れる、というのは確かにすごい力。そんなガッツやグリットや意気込みがあるのならば、社会に出てぶちあたるどんな壁だって越えていけるでしょう。一見努力していないように見えても、テストなどはさらっと高得点とるのが「クール」といったイメージをついつい持ちがちな子供達。例えぱっと秀でるようには見えなくとも、日々汗だらけになってこつこつ歩き続ける姿に一つの目指すべきモデルを見出してくれたら。GPAに力を入れるこちらのあり方も、そんな機会へと生かしていきたいです。「結果」は、そうこつこつと歩き続ける姿についてくる「おまけ」のようなもの



7.小さな子の学習ほど、生活という文脈の中に復習・予習を散りばめる。鍵は「学習」と力を入れることなく極めて自然にさりげなく。

今何時か見てきてくれる?うわあいっぱい読んだね何ページだろう。あ、75セントだって、どのコイン出せばいいかなあ、ママよく見えないんだけれど、そのサインなんて書いてある?

 文脈に繋げる繰り返しが、表面的な知識を、よりその子の身体に落ち着かせていく。机上や文脈から切り離した取り組みが1とするなら、生活という文脈での取り組みを10くらいの感覚で、次男との取り組みに向けて。



8.友人と、ある学校で、キンダーに上がらず「プレスクールをもう一年」と先生に言われた子達について話していて。発達は、小さな頃進んでいる、ゆったりしているというのも高学年くらいになると、あまり関係ないのだなとつくづく思います。ゆったりしている子を無理にせかして周りに合わせてねじ込むより、その子のペースを大切にサポートしていくと、結局は早く見えていた子達と同じようなところ、もしくは飛びぬけていく。きっとその先生もそういう例をたくさん見てきてるのだろうねと。

我が子&周りの子供達の成長を見てきて、親はいかにその子の「邪魔をしないようサポートする」かというのが大切なのだとつくづく思います。その子がその子なりに伸びよう伸びようとするのを「邪魔せず」、なおかつほったらかしにするでもなく、「サポートしていく」。心に留めていきます。


今日は、長男長女をNPOに降ろし(小型飛行機で散策らしい)、下三人つれてトレールへ。夕方から宿題課題に。明日はトライアスロン自転車にマラソンに!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!


日常風景:

トライアスロンコース下見。


この道を自転車で行き、


この道を走って。


寄り道もね。


白頭鷲!


中学生作仮面がずらりなベーカリーで休憩。


次男四歳作サメ。

長男が十年近く前使ったインストラクションをひっぱりだしてきて活用。


市の図書館にて。数年間ほど、娘達の写真が「寄付金募集」のチラシに使われています。いつ撮っていただいたのか本人も私も記憶にないのですが、ある日その日図書館にいた人々皆に、「写真リリースしてもよい」という承諾書にサインして下さいと回っていた方がいて、サインしたのだけ覚えています。

通るたび、あ、まだ私がいる・・・。

この前に置かれた冊子を広げると、長女が三女に読み聞かせする写真が。

コケージャン華やかなイメージでなく、黒髪黒目の容姿がダイバーシティーを思い起こさせ、その上この少し悲しげな表情が「寄付お願いします」に持ってこいなのでしょうね。(笑)



下三人連れ公園へ。


ソリして。


地肌が見えてきたね!

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