靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

近況整理、伸びよう伸びようとするのを邪魔せずサポート

2014-04-13 05:29:07 | 今週の整理
1.ああすっかり春だなあというところへ、今週は少し冷え込み雪もちらほら。毎年五月初め頃まで、こんな調子です。淡雪舞うアンカレッジより



2.次男四歳と、サメや回遊魚の中には、止まることなく泳ぎ続ける種類もあるのよ、と話していたら「じゃあ、そういった種類のサメや魚は死なない種なんだね!」と。四歳児の頭の中には、生きとしいけるものは皆いつかは死ぬという前提はなく、「不死身科」というがあるんですね。(笑)



3.長女五月半ばに参加するトライアスロン・コースの下見へ。ここで五百メートル泳いで、この道を十二マイル(約二十キロ)自転車で行き、ここから四マイル(六.四キロ)走って。今年は参加することに意義があるということで、来年「ゴール」を目指すといったところか、と夫と頷き合い。

明日日曜日は、長男長女夫とまだ斑雪な自転車コースを、実際に走ってみます。下三人とゴール近くのトレールを散歩して待ちつつ。去年水泳チームを辞めて以来、タイムが驚くほど下がった!と先週久しぶりにプールに行った長女。一緒に出場するお友達は、ここ数年、雨の日も雪の日も毎日欠かさず一マイル(一.六キロ)走り続け、ハワイのトライアスロンからも戻ってきたばかり。誘われ、やるやる!と参加手続きしたものの、つ、積み重ねが違いすぎる・・・。とにかく、自分なりの最大限を発揮を目標に行こうねと気を引き締め。

元々母と娘のトライアスロンとして始まったこのイベント、「来年は一緒にね」と長女。いやあ、ちょっとそれはママの命に関わっちゃうかもねえ、そう返し。最初の水泳五百メートルの段階で、意識失いプールに漂う自分が見えます。(笑)

しかし周りには、長女のお友達も含め、母子共に参加も多く。「年が年が」なんて言葉は彼女達の前では、木っ端微塵に吹き飛ばされます。私なりに身体を鍛えていこう、そう励まされつつ。



4.と書いていたら、二ヶ月程前に見たこんなTED思い出しました。六十過ぎにして、キューバからフロリダへの前人未踏の海泳を成し遂げた女性ダイアナ・ナイアドさん。ご本人も二十代から何度か挑戦し失敗。周りから絶対無理と呆気にとられながら、六十過ぎて再度挑戦。「絶対夢を諦めるな!」「老い? 今この時こそが人生のプライム!」と。彼女の魅力あるキャラクター、すかっと力づけられるスピーチです。



5.次男四歳が最も嬉しいと感じる時の一つが、レゴを作っている時。インストラクションに沿う場合は、私があちらこちらの引き出しから部品を集めて目の前に置いていき、次男が組み立てるということもするのですが、もう嬉しくてたまらないという気持ちが動作やしゃべり方から伝わってきます。鼻歌も出だすんですね。(笑)

 レゴで何か作ろうか? と言うとそれまでのご機嫌斜めも、美味しいものも後ろに回し、すっとんできます。こういった気持ち、たくさん体験させてやれたらな、そう思います。



6.毎学期ごとにオールAの子に賞状が渡され、親子朝食会が年に一度は催されるといったこちら中学でのGPA(成績)への力の入れよう。コンスタントに安定した成績をとることが苦手だった私自身の中学時代を振り返り、驚き、時にげっそりもし。

それでも、毎日コンスタントに頑張れる、というのは確かにすごい力。そんなガッツやグリットや意気込みがあるのならば、社会に出てぶちあたるどんな壁だって越えていけるでしょう。一見努力していないように見えても、テストなどはさらっと高得点とるのが「クール」といったイメージをついつい持ちがちな子供達。例えぱっと秀でるようには見えなくとも、日々汗だらけになってこつこつ歩き続ける姿に一つの目指すべきモデルを見出してくれたら。GPAに力を入れるこちらのあり方も、そんな機会へと生かしていきたいです。「結果」は、そうこつこつと歩き続ける姿についてくる「おまけ」のようなもの



7.小さな子の学習ほど、生活という文脈の中に復習・予習を散りばめる。鍵は「学習」と力を入れることなく極めて自然にさりげなく。

今何時か見てきてくれる?うわあいっぱい読んだね何ページだろう。あ、75セントだって、どのコイン出せばいいかなあ、ママよく見えないんだけれど、そのサインなんて書いてある?

 文脈に繋げる繰り返しが、表面的な知識を、よりその子の身体に落ち着かせていく。机上や文脈から切り離した取り組みが1とするなら、生活という文脈での取り組みを10くらいの感覚で、次男との取り組みに向けて。



8.友人と、ある学校で、キンダーに上がらず「プレスクールをもう一年」と先生に言われた子達について話していて。発達は、小さな頃進んでいる、ゆったりしているというのも高学年くらいになると、あまり関係ないのだなとつくづく思います。ゆったりしている子を無理にせかして周りに合わせてねじ込むより、その子のペースを大切にサポートしていくと、結局は早く見えていた子達と同じようなところ、もしくは飛びぬけていく。きっとその先生もそういう例をたくさん見てきてるのだろうねと。

我が子&周りの子供達の成長を見てきて、親はいかにその子の「邪魔をしないようサポートする」かというのが大切なのだとつくづく思います。その子がその子なりに伸びよう伸びようとするのを「邪魔せず」、なおかつほったらかしにするでもなく、「サポートしていく」。心に留めていきます。


今日は、長男長女をNPOに降ろし(小型飛行機で散策らしい)、下三人つれてトレールへ。夕方から宿題課題に。明日はトライアスロン自転車にマラソンに!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!


日常風景:

トライアスロンコース下見。


この道を自転車で行き、


この道を走って。


寄り道もね。


白頭鷲!


中学生作仮面がずらりなベーカリーで休憩。


次男四歳作サメ。

長男が十年近く前使ったインストラクションをひっぱりだしてきて活用。


市の図書館にて。数年間ほど、娘達の写真が「寄付金募集」のチラシに使われています。いつ撮っていただいたのか本人も私も記憶にないのですが、ある日その日図書館にいた人々皆に、「写真リリースしてもよい」という承諾書にサインして下さいと回っていた方がいて、サインしたのだけ覚えています。

通るたび、あ、まだ私がいる・・・。

この前に置かれた冊子を広げると、長女が三女に読み聞かせする写真が。

コケージャン華やかなイメージでなく、黒髪黒目の容姿がダイバーシティーを思い起こさせ、その上この少し悲しげな表情が「寄付お願いします」に持ってこいなのでしょうね。(笑)



下三人連れ公園へ。


ソリして。


地肌が見えてきたね!

近況整理、僕が世界の中にいるのか、世界が僕の中にあるのか

2014-04-06 07:02:39 | 今週の整理
1.春空の気持ちのいい日続き。三女七歳の誕生日に山に登り。雪の残る道、真っ青な空とのコントラストに息を呑み。はしゃいで転げまわって木に登り、「し~」と児玉に耳澄ませ。アンカレッジ一望、はるか遠くに、マッキンリー山! 



2.放課中D君が三女に「遊ぼう」と言いに来る。「あとでね」と答え、D君がいなくなるとEちゃんが、「D君のこと好き?」と聞いてきたと。「好きよ。キスしたいというほどじゃないけれどね」と答えたのよと三女。小学一年の女の子達・・・。(笑)



3.春の陽だまりにて、地球儀回しながら次男四歳。
「僕が世界の中にいるのか、世界が僕の中にあるのか、ママ、どっちだと思う?」




4.久しぶりに会う友人とグリーンハウスへ。去年までは毎週のように会っていた娘さんのKちゃんも、今は毎日のようにプレスクール。しばらくぶりだけれど、すぐに以前のように次男と二人きゃっきゃと遊び始め。もうすぐ他州へ引っ越してしまう友人家族、次男に話すと、「えっ、Kちゃん、もうずっと帰ってこないの?」とびっくりした顔で。いつか大きくなってから、きっと会える日があるよね。その時、こうして一緒に走り回った思い出を懐かしく話したりするのかな

大きくなってからの再会・・・、二十代の友人を前に、あなたが五十代の頃には、私は七十近くて、と計算し、ちょっとたまげたりしつつ。(笑)



5.中学校への迎えの車に乗った途端、長女が「今日実はね・・・」と。何でもランチルームで食事中、同じグループの男の子達が、上を向いてプリッツェル(こちらで人気の塩味のお菓子)を頬に乗せ、さっと顔をずらして口に入れるという技でわいわいと盛り上がっていたところ、見回りの先生が「食べ物で遊ばない!」と注意。おふざけモードに、突然真剣に怒る先生を前にしてのおかしさか、笑いを堪えきれない子達。説教されながら、口を押さえたり、首を絞めたりと、駄目だと思うほどこぼれる笑いを必死で堪える十数人。ますます怒り心頭な先生。目の合った長女を立たせ、「可笑しいか?」長女「はい」。今すぐ家に電話してこのことを親に話しなさい!とオフィスに引っ張られ。そこへ、周りの子達が、なぜ皆笑っていたのに長女だけ連れて行こうとするのかと抗議し、長女は解放されたとのこと。

 今まで、先生に特に注意されるという体験をほとんどしたことのない長女、かなり驚きだったようで。食べ物を落として無駄にしていたわけでもないし、何が悪いのか分からないという言い分のようですが、食べ物を大切に、リスペクトのある姿勢態度をと言い聞かせ。

 とその翌日、ピアノレッスンにて、先生が話している最中、足をブラブラ動かしていたところ、「止めなさい!」と叱られ、一言「Why?」と返す長女。本人的には素朴になぜだめなのか分からなかったのでしょうが、かなり生意気で失礼にも見え。こちらの生徒を長い間教えてこられたこの日本人の先生、ご自身がそういう癖を好きでないからと説明され。

 昔から気が強く動じないところは彼女の長所ともいえるのですが、「目上へのリスペクト」、もう一度しっかり言い聞かせていこうと、気を引き締めて。



6.五月のダンス発表会に向けてのドレスリハーサル。衣装をつけ、音楽に合わせ親の前でダンスを披露、最後に当日までの準備など親向けの話し合い。長女は週に一・二回だけのクラスですが、クラスメートの中には週六日通っている子も何人か。この前も数学が大得意なお友達の親御さんと話していると、「ダンサーになりたいって言うのよね、駄目だったら数学の道に進むらしいの」と笑っていた。本格的に毎日取り組んでいる子達のダンス、タップから、アクロバットから、ヒップホップから、バレーから、もうそれはうっとりと見惚れます。夢が叶うといいね。



7.「会えてよかったよ、ブロ」の話を家族や友人達と。ちょっと動揺してあれこれ考えていたママ、「自分の小ささ」を目の当たりにしたよ。あなた達もママも、あの日出会った周りの人達のように、大きくなっていけるといいね、そんな話を。長男も長女も、感じることがあったよう。「マイクさんよかったね、そういう人ばかりに囲まれるわけじゃないだろうからね」と長男。友人の「マイクさんのご両親の子育ては、終わらないんだね」という言葉を、胸に。マイクさん、出会ってくださってありがとう


今日は、長男と長女をNPOに降ろし、次女と三女と次男を連れて眼鏡の調整、図書館。長男長女を迎えに行った後は皆で散歩。明日は長男朝から友人宅、宿題課題に長女は昼からトライアスロンの練習、自転車こぎ!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

登って、


登って、


ふ~。


皆がよっこらよっこら登る間、長男はループをぐるぐる何度かマラソン。


一望。



紙コップでお花。

by 三女


グリーンハウスへ。


聞こえる?見える?


真似っこし合い。


それ~。


ほらここ、天道虫!


このお菓子欲しいひと~? はい!



ダンスリハーサル。

こんなだったり、


こんなだったり。


回って、


回って。


1.2.3、


いえ~い!




近況整理、あの優しい瞳はますます深く

2014-03-23 08:57:08 | 今週の整理
1.春休み終わり、学校始まる! 今年の冬は暖かく過ごし易かったねえ、会う人会う人そう頷き合い。ああこの春の匂い。四月五月に入ってどかりと雪が降ることも毎年のようにあるのですが、四月五月の雪は何と言っても「すぐに溶ける」。今日も、気持ちのよい春の空です!


2.次女の担任の先生、クラスのニュースレターや個人的にやり取りするEメールの最後に、いつも「引用文」が添えられている。今週次女がもらってきた先学期の通知表には、科目ごとに全部で八つの引用文が! トーマス・ジェファーソンやロバート・フロストの言葉や。その中からラルフ・ワルド・エマーソンのもの:「私達は不思議に思い驚くことが大好き。そしてそれが、サイエンスの種なのです。“We love to wonder, and that is the seed of science”」


3.先週末、友人集まり話し合い。これからの活動についてあれもこれもとアイデア出るも、まずは私自身、小さくともより強く具体的な土台を作っていかないとな、そう気持ち新たに引き締め。引き続き話し合い、皆で活動できる場を整えつつ、ひとまず私自身のホームページも作ってみようと。子供達が持てる力を最大限発揮できる子育てについて、模索していける場を! 友人達の頼もしい眼差しに励まされつつ。


4.中学生に大人気の小説「Divergent」の映画化。アンカレッジ封切りの金曜日、長女の中学校の七年生、普通学級、スペイン語・ロシア語イマージョンプログラム、G・HGプログラムの生徒合わせて四百人で、映画館へ! 小説とても面白かったらしい長女、この日を指折り数えて楽しみに。感想は、本を読んだ子は長女を含めて皆、「本の方がずっといい。本を読んでいなければ楽しめるね」と一致したとのこと。


5.昨夜は友人宅に呼んでいただき、一緒にファミリーディナー。普段北方に出稼ぎに出ていて留守の夫のAさんも久しぶりに戻り、テーブル囲んで。何ヶ月も会えないこともある息子君二人を代わる代わる膝に乗せ、それは愛おしそうに抱きしめる。「いつも家族のことを考えている」そう電話口で言うのよ、友人がそう言っていたのを思い出す。

肉体労働の出稼ぎ、それは特に年をとるにつれ、きつい。腰の骨を痛めたAさんは、痛め止めを打ちつつ、百九十センチ以上の引き締まった身体で、足を引きずりながら、極寒の中、ぎりぎりの状態で働き続けている。今の年齢の自分が最も収入を得られる手段は、今のところこれしかないから、何とかしてでもできる間はねと。

「ホントしょっちゅう喧嘩して」と息子君達を眺めて言う友人に、「でもね、他の子が息子君のどちらかを悪く言ったり意地悪すると、必ずもう一人がすごい勢いで守るのよ。私それ見て感動したもの」そう伝えると、横でAさん、涙を拭っていた。

友人、Aさん、私、三人皆、十五年以上の知り合い。子供達が走り回る中、出会った当時や、妊娠時代、赤ちゃん時代のことなど、思い出話に花を咲かせ。デザートの苺アイスクリームを盛り付けていると、「その器、曾祖母から伝わるものなんだよ」と、白黒写真の並ぶアルバを見せて下さった。うわあ、この祖父さん長男君にそっくり、この曽祖父さん次男君にそっくり! そう笑いながら。

久しぶりに会ったAさんの表情は、ますます澄んでいて。その優しい瞳は、ますます深くて。

楽しい夜だったね、息子君達に挟まれ、そう手を振る友人とAさんの笑顔を、胸に。


今日は朝NPOに長男長女を降ろし(レスキュー犬訓練所の見学に行くそう)、次女のサイエンスや算数を見、春の大掃除。昼過ぎ二人を迎えに行き、夫出張から戻る! 明日は、長男長女課題プロジェクトの合間に、皆で春の日差しを楽しみに!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!




日常風景:

友人達と集まって。


持ち寄り料理のまた楽しくて


オヒョウ(Halibut)の燻製にココナッツ炒めとコリアンダーを乗せて。


ベークド春巻き。


ケタケタ笑うママ達の横で、台所でごそごそなガールズ。


オートミール・クッキー作ってくれた!


再び雪降り、そり日和!


この坂、こんなベッドのマットが置いてあり、

ジャンプして着地!

行くよ~、


上って滑って上って滑って。




パビリオンでS君と次男。



友人宅でパンを練り。


遊んで、


遊んで。


できた!


サラダはどう?ライスはどう?と給仕して、


いっただっきま~す!



食後は前庭のこんな建物へ、


ジャグジー!

シュノーケルつけてね。

泡~泡~。

ふ~、さいこ~!

近況整理、火を焚いた春休み

2014-03-16 05:56:36 | 今週の整理
1.春休み、毎日のようにぞろぞろと出かけ走り回って。夜、夫が帰り、次の日の予定など打ち合わせていると、次第に目の焦点が怪しくなり、そのまま椅子の上で口を開けたまま寝てしまうこと何度か。十五分ほどして目が覚めると、出張準備で早朝から寝る前まで怒涛の日々を送っている夫も、ソファで眠り込んでたり。(笑) その周りを、ノンストップに飛び回る子供達・・・。ああ春休み!



2.休みに入り、朝からボードゲームなんて上の子達がしてたりするものだから、下の子達、何だかホリデイ気分で、サンタクロースの衣装にジングルベル歌ってたり。春の陽だまりに響くクリスマスキャロルかな




3.ふ~ふ~言っていた「ホームページ制作」。知り合いの一人に、こんな活動を考えているのだけれどと声をかけると、興味を持って下さり、なんとホームページ制作を仕事にしていたことがあり、そちらも手伝ってあげるよと! 並々ならぬセンスの持ち主 & 技術知識体験豊富な彼女、ありがと~~!



4.木曜夜は、友人と夕飯作り、食べ、子供達遊ばせながら打ち合わせ。人との繋がりについて、完璧な人などいなくて、どこかしら皆足りなくて欠けていて、だからもうその至らない部分ばかりつつき合うのでなく、できることを差し出し合って、何かを築いていけたらね、そう頷き合いつつ。



5.金曜夜は、友人家族とファミリーディナー。ラボで働くエンジニアの友人、チベット人の同僚について話してくれる。三月十日はチベット侵攻の日。その同僚は、子供時代、山を越えチベットからインドへと亡命。例え侵略の手を逃れたとしても、何日間も歩き続ける「山越え」はとても危険で、多くの人が命を落としてきたと。アンカレッジでも近々「プロテスト」を計画しているそう。

大学院で瞑想状態についての科学的な研究をし、今はエンジニアとしてラボで働くそのチベットの方、「どんな緊急事態やトラブルに出会っても、とにかく穏やかでね」と友人。「でね、聞いてみたの、どうしたらあなたのようにあれるかって。瞑想?って。そしたら瞑想は今の職が手に入りますようにと祈った時しかしてないよ、と笑うの。ホント謙虚でね。それで、福祉関係の仕事をしていた時に、メンタルな問題を抱えた人の世話をしていたのだけれど、様々な緊急事態に出会う度、『感情』が咄嗟の判断行為を誤らせないよう訓練されていったのが大きいかなって。瞑想状態を、繰り返し現実の実践の場で試されることによって、きっと身についていったのよね」

その同僚さんの、静かな微笑を想いつつ。



6.週半ばから夫十日間の出張へ。いつもは自宅からタクシーなのだけれど、春休みということで空港に皆で出かける。夫を助手席に乗せ、空港に近づくにつれ、あの懐かしい感覚が蘇る。十七年前、籍を入れて一週間でアラスカと日本とに別れ、そのまま二年間、時々行き来する別居婚をしていた時のこと。別れの度、辛くて、心が痛くて。まるで身体のどこかに傷を負い、その切り口から血がどくどくと流れているような感覚を、目に見えない「心」に感じていた。こうして今五人の子供達に囲まれ、そんな感覚を思い出している自分に、少し驚きながら。

 空港に立つと、今までの、たくさんの別れを思い出す。両親、親戚、別れたまま二度と会うことのなかった祖母、友人達。ゲートへと顔を上げ、新しい一歩を踏み出し。

 もう別れは、本当に嫌なのだけれど、それでも必ずやってくる。私にできるのは、共にいられる今この一瞬一瞬を、大切に過ごしていくということ。家族と、友人と。新しい旅立ち、その日まで!


今日は、長男長女のNPOも春休み。昼から上の子達をジムに降ろし、夕方から友人達が集まるので掃除。昨夜は久しぶりに雪もたっぷり降り、雪かきもやりがいありそう!明日は春休み最後の日曜日、雪こんもり春の日差しを楽しみます!

皆様の一週間が素晴らしいものとなりますように!
Have a wonderful week!




春休みな風景:

幼馴染Z君の誕生日会。


ロッククライミング場にて。

説明聞き。

登る!


そりに出かけたら、

雪ほとんど解けてたり、


氷坂になってたり。

それでも、そりで、足で、滑る!


パビリオンへもぞろぞろと。


バトミントンに、縄跳びに、サッカーに、皆汗かいて。


スナックタイム!


Rちゃんにメロメロな三女に次男。


可愛い可愛いRちゃん、二歳誕生日おめでとう!



スケート!


くねくね繋がって。



子供達の友人も毎日のように誰かしら訪ねてくれて。

ゲーム。


三女のクラスメートちゃん、サイエンスプロジェクトに励む次女に、給仕。



長男ランチ担当。


グリルローストビーフチーズ!


ぐつぐつ煮ているので何の料理かと思えば、

Tシャツ煮てた。

縮めて「フィット感」を出したいのだそう。


夜になると裏庭に火を焚き、


火守り。


マシュマロ焼き!


雪に囲まれ、炎見つめて。



空港にて。

いってらっしゃい!

近況整理、年を経るごとに強く明るくたくましく

2014-03-09 09:59:14 | 今週の整理
1.金曜日から、一週間の春休み始まりました! 初日は早朝長男ジム送り迎え、朝ごはん食べて皆でボードゲームして部屋片付けて、昼から図書館にスケート。車の窓全開、春の空気を吸い込んで。来週一週間、ノンストップで賑やかです!



2.ホームページを作成しようと、取り組み始めているのですが、これがなかなか難しいんですね。「ホームページ作成・管理を請け負います」という業者の方がなぜ必要なのか、よく分かりました。時間がかかりそうですが、少しずつ整えていきます。



3.ひとまず何冊か本が届き、高校のホームスクールについて調べ中。今のところ本人かなりその気になっているのですが、夏休みの間、他州やアラスカ内でのサマーキャンプなどで留守にすることも多いけれど、実際試してみて、秋からどうするかを決めようと話してます。

 まだ本人も私もざっとしか目を通していないのですが、マジョリティーでない様々な道を模索してきた人々がいっぱいいるのだなと。こうした多様な道筋からの声にどんどん触れていきたいです。



4.「ドクター・スースの生誕を記念して朝食を食べましょう会」が毎年この時期小学校で。「緑の卵とハム」(この物語「Green Egg and Ham」はこちらではとても有名ですが、日本語訳されていないよう。ドクタースースの本は韻を踏んでいるものが多く、意味を訳しても独特の面白さが伝わらず難しそうですね)をいただき、ドクタースースの歌(アイラブドクタース~ス~)を歌って。

 以前ご近所でカープール(学校送り迎え分担)をしていた友人が、「Cat in the Hat」の猫のコスチュームを着て、子供達に話しかけて回り、ステージに立ってゲームをして下さる。

 いつどこで会ってもエネルギーの塊のような彼女、その前向きさにいつも学ばされる。彼女にとって、目の前の「問題」とは、「どう越えていくかを考え動くことでパワーアップする機会」のようなもの、これまで数年近くの彼女の歩みを見てきてつくづくそう思う。

 アートクラス、リーディングサマーキャンプ、ファミリーアルバム作りなど、子育て中の家族を対象とした様々なビジネスを続けてきた彼女、最近、ミッドタウンのモールの一角に、「子供が遊べるアートスタジオ」をオープンした。
 
 年を経るごとに強くたくましく明るく元気になって行く彼女の姿に、力をもらい励まされつつ。



5.世界中の民族紛争を調査し「リーダーシップ」「外交」「制度のデザイン」が平和を築く鍵だと活動を続ける人々、アフリカ大陸に科学・数学者を育てようと学校を建て運動する人々、ネパールの環境問題に無人飛行機を用いて取り組む人々、TEDを通し世界中の様々な問題に奔走する人々の姿やスピーチに触れ、そのスピリットに感動し。世界中にそうした活動を地道に続ける人々が、例え人目に触れることがなくとも無数にいる、それが大きな希望です。



6.週の半ば、長女が「ゴールデン・ナゲット・トライアスロン」に参加申し込み。お友達と出るのだそう。走る、泳ぐ、自転車こぐの全過程を個々人でするものの、友人とのチームとして、それぞれのベストタイムを合併して扱ってもらえるのだそう。

なんと、夜八時にオンライン・レジスターオープンして、千五百人女性のみのスポットが、 五分で一杯に! 毎年家族で参加のそのお友達によると、去年は二十分程で一杯だったと。年々参加希望者増えているんですねえ。

長女、八時前からお友達とテキスト交換しながらコンピューターの前で待機。送られてきた四台のコンピュータを並べて待機するお友達宅の画像を、「これ見て!」と興奮して見せてくれながら。

そのお友達、毎日一マイル走るというのをここ何年か続けているのですが、長女、五月の大会に向け、走って泳いでこれから準備です。(笑)

元々「母と娘のためのトライアスロン」として2003年に始まったこの「ゴールデン・ナゲット・トライアスロン」。「運動競技を通し女性と少女の人生を改善する」ことを目的としているのだそう。頼もしいアクティビティーに誘ってもらったこと、感謝です。



今日は、朝NPOに長男を降ろし、残り四人連れてロッククライミング場にて友人君の誕生日会。昼からは三女、クラスメート宅でスリープオーバー。夕方長男を迎えに行き、残り組みで散歩。明日は、家族で出かけ、春の日差しを満喫します!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

ファーランデブー祭の雪彫刻展示会へ下四人、友人と息子君二人と共に。


橋くぐる?


アニメのキャラクターなど。


ホットココアが無料で振舞われ、


熱い熱い!と叫ぶ子供達、

何しているかと思えば、


埋めて冷やし、


ストロー差して、飲む・・・。

通りかかった観光客がこの様子を写真に撮ってました。「アラスカの子供達はこうしてココアを飲む!」と語り伝えられるのでしょうか・・・。(笑)

その後、祭会場近くの小学校校庭にて、


おっとっと、


一斉にこぐ!


春休み前に、三女一年生クラスで学習発表会。


ヒトデに、


カニに。

かなり詳しい身体の部位まで習ったようです。

帰りに空を見上げ。

また明日から、頑張ろうね。


次男、Kちゃんとの午後。

ジャンプジム。


「ドクタースースの誕生記念朝食会」、廊下にはどのドクタースースの本が好きかという投票結果。

「ロレックスおじさんの秘密(The Rolex)」が一位!映画の効果もあるのでしょうね。

「緑の卵」だね。


猫な友人。

 

春休み初日。

次男に作ってやりつつ自分がかなり楽しむ長男。


スケート!

気がついたら椅子が・・・。

長男、「次男用」にと持参。

椅子ね、壊さないでねと、横からママ。


僕も押すね。



夜は焚き火しよう、と準備長男。



長女トライアスロン申し込み八時前。

お友達とわくわくな瞬間!

近況整理、休みになったら戻ってきてさ

2014-03-02 06:14:15 | 今週の整理
1.週の半ばは日中五度近くまで気温上昇! ぽっかぽか日差しにスケート。さすがに氷表面も溶け始め。水の浅い人工リンクだったので、「落ちる」心配はなかったのですが、大人の体重だと表面が削れてけつまづく。軽い子供達のみ、す~いすい。



2.四歳次男がやけに静かなので、台所から居間を覗いてみると、足の指の間の掃除に夢中。彼はこの指の間に見つける「もの」を、「ブジー」と呼んでいる。「なんでブジーなの?」「何となくブジー」なのだそう。この日の「ブジー」は、靴下の繊維やほこりや。

私自身小さな時、時々掃除したのを覚えている。砂がきらきらしてたりして。ブジーと名付けはしなかったけれど。(笑)



3.「視覚空間的学習者」の傾向を見る質問項目をプリントアウトしておいたら、十歳次女が、いつの間にか一つづつマークをつけていた。「人の気持ちが分かりますか?」の項目、「NO」のところにマーク。

「例えばさ、悲しんでたり、喜んでたり、そんなお友達の気持ちって何となく分からない?」と聞いてみる。すると、「表面的なことはね、表情や仕草を見れば分かるよ。でもね、その子が泣きながらも本当は怒ってるとか、笑いながらも本当は悲しんでいるとか、静かにうつむいていても実は苦しんでいるんだとか、そういったことがどうしたら分かるっていうの?」



4.昨日は友人宅に二時間ほどお呼ばれ。子供達を遊ばせながら、久しぶりにお茶の時間。アラスカの冬は暗くて本当に永遠に続くかのように長くて。故郷を遠く離れての子育て生活、沈んでしまうこともあるもの。どうやってその沈み込んだ穴から出る? というような話に。

 長い子育て生活を振り返り、何とか走り抜けてこられたのも、やっぱり一緒にこうして子供達を遊ばせられる気の置けない友人達の存在が大きい。あと身体を動かすこと、子供達と友人達と一緒に走り回る。子供が小さな時分は、確かにトイレに行く時間もままならないことがあるけれど、それも一時のこと。少しずつ、少しずつ、楽になっていくから、そんな言葉を掛け合って。



5.週の半ば、次女を昼から目医者に連れて行くため、担任に「早引きします」とメールを送ったところ、すぐに返信。いつもニュースレターやメールの最後に、様々な引用文を載せてくださる先生なのですが、今回も Thank you for the FYI, Machika! :-) の後に、こんな言葉が添えられてありました。

"How people treat you is their karma; how you react is yours." - Wayne Dye
人々があなたをどう扱うかは彼らのカルマです。あなたがどう反応するかはあなたのカルマなのです。


私はこのWayne Dyer氏の「There's a Spiritual Solution to Every Problem(どんな問題にもスピリッチュアルな解決法がある)」という著書に、どん底に苦しい時に救われたことがあります。公立の学校で、こういった言葉を交わせられるなんてと、少し驚きました。この言葉、覚えておきます。



6.最近長男もTEDをちょこちょこと見ているよう。寝たきりや、身体が思うように動かないなどの障害を持つ人々に、科学技術がどれほど希望を与えられるかという内容のクリップ、心に響いたようです。「ヘンリー・エヴァンズ&チャド・ジェンキンス: 人類のためのロボットを」



7.次男が組み立てたばかりのレゴの飛行機を手に、ぶ~んぶ~んと居間を走り回っている。ソファに座り学校の課題書から顔を上げ、眺める長男十四歳。隣で次女の宿題を見ている私の方を向いて、言う。

○○(次男)が今の僕の年くらいになる頃にはさ、僕は多分家を出ているだろうけれど、冬休みや春休みに戻ってきて、色々なところに連れて行ってやるんだ。映画館やカフェやね。服なんかも買ってやってさ、僕のお金でね。

十歳違いの兄と弟。次男幸せ、そして、そんな気持ちを体験できた長男も、幸せです。




今日は朝から長男長女はNPO。迎えに行き、今週末で最後の「ファーランデブー」祭を覗いてきます。明日は、課題宿題、そして友人家族と春の日差しを楽しみます!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

リンクまで、這って。よいしょよいしょ、


ふ~。正座。


さてと、


きもち~。


リンクの真ん中で遊ぶ。


よしっ、また滑るぞ。


あったか帽子かぶろうね。



昨日は、パビリオンでs君と走り回り。

おにぎり休憩。

友人宅へ。


子供用テーブルも用意してくださる。


いいなあ。




友人家族と散歩。

湖へ!


寝転び、


その周りを、

きゃ~、


ひゃ~、


チキンスープで暖まる。





十二歳長女もサイエンスプロジェクト!

異なる物質を用いた吸熱反応、発熱反応の実験だそう。

近況整理、ママの方こそありがとうね

2014-02-23 09:30:08 | 今週の整理
1.すっかり日も長くなってきて。今日の日の出8:21 AM、日の入り6:06 PMだそう。気温はまた下がってきましたが、とにかくこの明るさ! 日の最も短くなる冬至近くの日照時間は五時間半くらい、その頃は学校の送りも迎えも暗闇のなか。ガレージから車を出して、この朝の日に包まれる感覚、冬のピークを越えたなあとしみじみです。



2.四年生次女が分数の割り算文章問題、少しこんがらがる、と言うので一緒に取り組んでみる。答えは分かるのだけれど、その途中に「割り算の式」を書かないといけないのがしっくりこないらしい。七枚のピザを各五分の一に切ります、何ピースになりますか? ジュエリーを作るクラスに十一人の生徒、チャームのセットは三分の一残っています、一人何セット使うことになりますか? 五人の女の子が、二分の一のパイを均等に分けます、一人何個?

 そんな問題をいくつか解いて、納得。次女の隣で、今の自分と以前の自分と随分と変わったなと思う。何で分かんないの?!といった態度あからさまだった自分。分からないと頭を抱えて悩んでいるところに、そんな母の姿勢、行き場を失っていた次女。

 分からないなら、どうしたら分かることができるだろう、そうお互いが解決に向けて進んでみる。「分からないからママ教えて!」そう明るい声で言ってくれるようになったこと、その変化が嬉しいです。

 ちびっ子達の声も静まり、ノートから顔を上げ、「あっ、遅くなっちゃったね」とパジャマに着替え、一緒に歯磨いて。寝る前に布団の中にくっついてきて、「ママありがとうね」とささやく次女。親と子、山を越え谷を越え、共に成長していくんですね。私の方こそ、ありがとう。




.長男、中学対抗レスリング・チャンピオンシップを終える。ここ一ヶ月半ほどはまっていた毎日の部活動も、これでお仕舞い。最後は、アンカレッジ周辺十校弱の中学から選抜された彼の体重グループ十五人ほどの中四位になり、表彰台に。その夜、片目を青く腫らして帰宅、しばらくすると首が痛いと首周りにセーターを巻きつけて宿題に取り組む。

 もうね、やめようね、そう涙目になって言う母。スポーツに怪我はよくあることだけれど、これだけ成長期の身体をわざわざ痛めつけるの、やっぱり見ていられない。すると、怪我をするからね、どうしたら怪我を防げるか分かるようになるんだし、これもいい体験なんだよと。

 おかげさまで一晩寝たら痛みも随分と回復したよう。ほっと胸をなでおろす母の隣で本人、ホントこの一ヵ月半充実してた!とただただ笑顔です。




.レスリング・チャンピオンシップ、試合の前ごとに、マットの上でお祈りするイスラム教徒の子がいたよ、と長男。周り賑やかな中、その子の周りだけ一瞬空気が変わっていたと。どんな環境でどんな状況にあっても、そんな静寂な時を習慣として持てる子というのは、幸せだなと思う。




.子育てに「一つの答え」はないというのは、本当にそう。それでもやはり、底の底に、「普遍的に必要なもの」というのがある。それが、「無条件の愛」なのだろう。世間に認められる結果を出しても出さずとも、周りから見上げられようとも誰の目に留まらずとも、愛し続けるということ。あなたはこの世に一人のかけがえのないあなた、そう寄り添っていくこと。それが、子育てを通し、少しずつ学んできた最も貴いことの一つ。


今日は朝NpOへ長男を送り、長女を病院へその後サイエンスプロジェクトに必要なものを買いに行き、夕方食料買出し、夜は「ファーランデブー」祭をのぞこうかと。明日は課題プロジェクトしつつ、外遊びも!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

ラーメンを通せば世界の歴史が見えるワークショップ。


太鼓聞いて、


お琴触らせていただいて。


散歩。

引っ張られて、


引っ張られて。


週末の校庭で遊ぶ。


スナックタイム。




天道虫に蜂に、


アイスクリーム!by 次女



ピザ作って。


昨日のファミリーディナーパン by 三女

焦げた! 

今週のメモ、子供達に囲まれ磨かれること

2014-02-23 09:26:51 | 今週の整理
1.自閉症は二歳までに特別な働きかけをすることで、症状を抑えることができると最新の研究。小さな頃からの「学び」が、その子供の脳を形作る。自閉症はその「学び方の特異性(物と人との区別がつかない。人の心・内面を感じられない)」により、年を経るにつれ、より「自閉症の脳」となっていく。そこでまだ学びの初めの段階に、「学び方」を調整していくことで、「自閉症の脳」になりにくくなると。これはもちろん大きくなってからでも効果はあるけれど、二歳前だと効果が劇的と。
 
将来、新生児からの定期検査に用いられる「体重や身長の曲線グラフ」に、「自閉症曲線グラフ」が用いられるようになるといいと、アミ・クリン氏は言う。
http://www.ted-ja.com/2014/02/ami-klin-a-new-way-to-diagnose-autism.html




2.Neurodiversity(神経の多様性)という考え方。脳のあり方も個性様々。自閉症やディスレクシアなど、「障害」でなく、「脳の個性」として捉えようという流れ。




3.ディスレクシアは五人に一人とされる。文字が読めないというより、処理の仕方が他の脳とは違い、より時間がかかる。特別なトレーニングをすることで、より迅速に読めるようになる。
http://www.ted-ja.com/2014/01/what-is-dyslexia-kelli-sandman-hurley.html




4.なぜ失敗するといいのか、このデレク・シバーズ氏のテッドのショートクリップ、あ、なるほど感。
http://www.ted-ja.com/2013/12/why-you-need-to-fail--derek-sivers-at-tedxphnompenh.html
文字の隙間、脳がつまづくことでよりストレッチして頑張る、というのよく分かる。
陶芸の話は、まさしく俳句の多作多捨ですね。




5.ティーンの女の子の80パーセントがダイエットを経験。ティーンの段階でダイエットした子の方が、将来的にオーバーウェートになりやすいと言われる。なぜならより「コントロール型」になるから。食べることについて、あれは食べてはいけない、これは食べ過ぎてはいけないといった「コントロール型」か、食べたい時に食べたいだけ食べたいものを食べる「直感型」か。「コントロール型」の方が、「直感型」より過食になりやすいとされる。「直感型」とは、「身体の声に耳を澄ます」こと。身体の「何を食べたいか」「もう十分」というメッセージに沿うことで、食べたくないのに食べる(過食の多くの原因)といったことはなくなる。

 このテッドの脳神経学者は、一年かけ「コントロール型」から「直感型」になるようトレーニングし、何十年も悩んだダイエットから解放されたという。
http://www.ted-ja.com/2014/02/sandra-aamodt-why-dieting-doesn-t-usually-work.html

 友人とこんな話をしていると、子供は本当に「直感型」で野生だよねと。「砂糖」や「添加物」に乱されもするけれど、基本食べたいときに食べたいものを食べるでかなりバランスを取ってるようなところがあると。

 「残さず食べる」から「自分で皿に取る」に変えていきつつあるという友人の話に、家も!と同意。といって、横から野菜をちゃんと盛るように、そのあなたの苦手なマッシュルームも盛りなさいなどなど、ちょこちょこ口出しはしますが。

これだけのカロリーを食べないと、脂肪や炭水化物はこれぐらいの量に抑えないと、などのデータ数量的な知識に抑えられた「野生的直感」を呼び起こす。この科学者は、「マインドフルネス」という言葉を使っていたけれど、食べ物にも一つ一つの物事対象にも、頭だけでなく全感覚で向き合ってみる。

「直感型」の子供達に囲まれていると、自分のそんな感覚も磨かれていくねと頷き合い。

野生の感覚エネルギーを生かし、バランスをとりつつ進んでいきたいです。




6.昔に比べ、人々のIQは高くなっているとされる。その「フリン効果」と呼ばれる現象を証明したJames Fynn氏が、TEDで話している。http://www.ted-ja.com/2014/01/james-flynn-why-our-iq-levels-are-higher-than-our-grandparents.html

その知識量、頭の回転、圧巻。「図で分かり易く説明」、などなく、何の機器も用いず話し続ける。社会国際問題にも活発に関わる氏、普段米国一般の言説には聞くことのない「米国のあり方に対する批判」満載で、正気を取り戻した感でした。

確かにIQのスコアに表れるような認知能力や抽象能力は高まったけれど、文学や歴史をなおざりにし、文脈から孤立した中で同じ過ちを繰り返していると厳しく指摘。本当に私達は「賢く」なったといえるのか?と。




7.例え日々幸せに暮らしていたとしても、奥の深い部分に開いていくと、そこには悲しみ苦しみがある。それは自分の悲しみ苦しみであり、自分を超えた悲しみ苦しみであり。「現実の構造は、相互に関係」しているのだから。



8.私にとって「grit」とは、繋がっているということ。根拠のない自信。結果状況に振り回されず、進み続ける力。私と私の中心との約束。

近況整理、四歳児の喜び

2014-02-16 08:24:14 | 今週の整理
1.今週は、懇談会があり、水木と学校半日、金は休み。年に二度ある懇談会、何にフォーカスすればいいかが整理され、ありがたいです。先生側からしてみれば、何百人と見ている中の一人、その豊富な体験知識に基づいた見方や意見を糧に、一人一人の個性を深めて行けたらと思っています。


2.昨日は次女の小児科定期健診。一年半で視力が下がり、メガネが必要に! 私自身も同じ年頃からメガネだったのですが(中学からコンタクトに)、あの初めてメガネをかけた瞬間の驚きを今も覚えています。どこを見回しても太い筆でなぞったような風景だったのが、その日を境に、細ペンでさっと引かれたすっきりした風景に。みんなこんな景色を見ていたんだ!と衝撃を受けました。

 夫も私も中度から重度の近視、子供達もそれを受け継いでしまったようです。長男は低学年でメガネ必要に、今はコンタクト。長女も高学年で片目だけメガネ必要に、今はコンタクトに移行中。そして四年生次女、何色のどんな形のメガネにしようかと、うっきうきです。(笑)


3.長女のピアス、結局、何件か病院に電話しナースと話すも、家ではしてません、どこで開けたらいいかと聞いても、特にどこをすすめられるわけでもなく。と、そのまま日々の嵐の中ですっかり放置状態に。

 昨日の検診、小児科医に直接聞いてみました。モールで開けたらいいわよ。えっ、ショッピングモール? そうそう、私もそこで開けたわ。機械がきちんときれいに管理されているかを確認した方がいいけれど、今はだいたい大丈夫だと思うわよ。

 そっか、モールのアクセサリー売り場でレジのお姉さんに開けてもらえばよかったんですね。材質については、14カラットのゴールドを二・三年はめ続けた方がいいとのこと。毎日消毒し、ニッケルは避けなさいと。十二歳長女、来週にはピアス開けるんだと、うっきうきです。(笑)


4.バレンタイン。こちらの小学校では、クラスメート皆にカードやスイーツを送ったりする。バレンタインが近づくにつれ、もうカードを始めた方がいいわよ、もう半分以上は済ませているとといいわよなどと先生からアドバイス。せっせとカード作りに励みます。当日は、皆で交換。ほくほく笑顔で、クラスメート全員からのカード&スイーツを持ち帰ってきます。

中学組は、長女は女の子グループで交換、長男はテディベア購入。運転して連れて行かないことには、どこにもいけないこちら。ガールフレンド(小学時代からの友人で、互いに「ベストフレンド」といった位置づけのよう)へのプレゼントの買い物も、ママと一緒。あっけらかんとしてます。

毎日放課後も車で決まった時間に帰宅、その後も車がなくては外出もままならず、日本のように互いに「会おうと思えばいくらでもチャンスを作れる」とはいきません。良くも悪くも、この年はもっぱらテキスト交換、バーチャルな付き合いになりがちですね。



5.四歳次男が何度も同じ絵本を見せ、ここ開くと何がいると思う? とニコニコ聞いてくる。ページの中にめくることのできる箇所があり、そこに周りの風景にカモフラージュした動物が隠れているというもの。何度か目に、「ママもう何回も見たから、答え分かってるものね」と言うと、さっと大人顔になり「そうだよね、あまりにもobvious(明白)だよね」と声まで大人びた調子で答える。それ以来、その本を持ってくることはなくなった。あんな毎日のように嬉しそうに聞いてきてたのに。

 ああ、「やりとり」が楽しかったんだなあと思う、答えが分かる分からないなんてどちらでもよくて。ママがニコニコと答えてくれて、ほらあ!とめくって見せて。何度も何度も。

他に「繰り返しのやりとり」としては、ストローを飲み物につけて、「僕飲んでると思う?飲んでないと思う?」(液体の色とストローの色によってはあまりにも「明白」。笑)や、ほっぺにブドウやオリーブなど含んで、「どっちのほっぺに入ってると思う?いくつ入ってると思う?」などがあるのですが、気の済むまで、付き合ってみようかなと思う。四歳児の無邪気な笑顔を思いつつ




今日は早朝から明日まで長女と長男NPOの合宿。昼過ぎから下三人連れてアラスカ大学の催し物「ラーメン」のワークショップに出かける予定。何でも「ラーメン」について本を出した著者が、はるばるイギリス・ケンブリッジからやって来て講義、アンカレッジ日本太鼓グループの演奏もあり、ラーメンの試食もありという集まり。楽しみです!月曜日はプレジデントデイで休日、課題に宿題にサイエンスプロジェクトの仕上げ!


皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

何か静かだなと思ったら、次男がお姉ちゃん達に輪ゴムアート教えてもらっていた。


できた! 四歳次男、初めて作ったブレスレット!


コレクションどんどん増えます!


指輪とブレスレットのセットに、


髪飾りとブレスレットのセットも!


テキサスの伯母へ送るものもせっせと制作次女。


ご注文の品、揃いました!



四年生次女、「心臓に優しい食べ物を持ってきて、その食べ物の何がどういいのかを発表しましょう」課題。

オートミールクッキー作ってました。

オーツがコレステロールを消化器官から取り除くなどと発表。


バレンタインカードせっせと制作三女に、


次女。


折り紙のハートにチョコに、一言ずつ書き添えて。


家では、ストロベリーチョコ。

あっという間に消え去りました。(笑)


週末明けは、日中一気に家の中が静かになり、ちょっと寂しい次男。

ひっそりとした居間で、一人お話しながら、何か作ってます。


パパと、ママと、お兄ちゃんと、お姉ちゃんと、ぼく。



散歩。


雪の湖でだって、スクーター!

近況整理、一瞬一瞬の貴さを思い出して

2014-02-09 11:05:31 | 今週の整理
1.トランジション期間、最近つくづく思います。今までの子育てを振り返り、整理し、周りと触れ合いつつ、これからに向けての道を少しずつ築き始めていて。子供達の笑顔に力をもらいつつ!

 「自分にいつゴーサインを出すか」、きっと子育てしている母親が、何度も自身に問う言葉。これはまだ止めておこう、それでもこれはもうそろそろいいかな、そうゴーサインを出す範囲が、子供の成長と共に、少しずつ広がっていく。

 書き続けると共に、主に「子育て」に関する資料に片っ端から目を通し、ホームページについての知識を少しずつ溜めつつ。昔は「学校」などに通わなくては学べなかったことも、インターネットのおかげで、こうして北の果ての台所で、駐車場で、ジムでと積み重ねていけること、嬉しい世の中です。



2.先週末は次男を連れて救急病院に。お友達の集団がそりで丘を下ってくるところに立ちはだかるという遊びをしていて、止めた矢先、パーんと弾き飛ばされ、見事「口」から着地。口中切れたものの出血もそれほどでなく、まあ大丈夫だろうとは思ったのですが、歯茎が紫に腫れ上がっていたので念のため救急へ。おかげさまで、歯も抜けずにすみ、口中の傷も結構大きいと思ったものの「小さな傷ね」と。しばらく流動食かな、と思ったのですが、その夜から口の片側で食べ、三日後には普通に食べられるように。口周り擦り切り傷でかなり「あらまあ!」という状態だったのも、週の終わりには、すっかりきれいに。小さな子の「治りの早さ」には、いつも驚かされます。細胞も循環も何もかも、ほんとフレッシュなんですね。これで済んで、ほっとしました、感謝です



3.長男と喧嘩。しばらくすると台所に来て、「ママ、僕が『ストップ』って言ったら、そこで話すの一旦止めることにしようよ」と。ついつい「分からせないと!」と言い過ぎてしまう。少し言って、引き、様子を見て、また少し働きかけてみる。すると、ああ彼なりに、ちゃんと分かってたんだなあ、しばらくしてそう思うことが確かにある。

 話し合い、ぶつかり、話し合い、またぶつかり、こうした葛藤の一つ一つも、また関係を築く過程。「話せる関係を築く」、日々ティーンと向き合いながら、その大切さをしみじみ思います。それにはやはり、こちら側から畳み掛け抑え付けるのではなく、相手の言い分を「聞く」時を持つこと。「提案してくれてありがとう、ママ心がけてみるね」 そう話した夜。



4.子供達の中学校の友人の一人に、糖尿病の子がいる。毎日機器を持ち歩き、血糖値をはかり、「キャンディー食べないと、死にそうになることもあるんだよ」と。彼は毎日、自転車で学校に通っている。雪道も氷道も、片道十キロ近い道のりを。

 昨日、七年生八年生通してオールAという十四人の子が並ぶ中に、彼の姿があった。男の子は彼を入れて三人だけ。嬉しそうな笑顔で。
 
 彼は、きっと周りの子達とは、全く違う世界を見ているんだろうなと思う。一瞬一瞬に向ける意識が、透き通っていて。一瞬一瞬の貴さが、身にしみていて。周りの子達も、これからの人生、山や谷を越える中で、彼の姿をふっと思い出すことがあるんじゃないかな、そう思う。心からのエールを送りつつ、出会いに感謝しつつ。



今日は早朝から長男ロボティックス。長女をNPOに降ろし、ロボティックスをのぞき、食料買出し(エキソサイズ)、そして下の子達のサイエンスプロジェクトに、バレンタインカード作りに。明日は、上の子達朝から再びNPO、残り組みでスケート!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

博物館にて。

よし、出発!


トカゲなぜて。


三女のクラスメート五人の女の子集まり。


きゃーきゃーと。


そのまま五人仲良く誕生会スリープオーバーへ。

男子十六人に女子五人のクラス、女の子達それは仲良しです。

気持ちのいい午後。


そり!


でね、僕はじきとばされちゃってね。

救急病院にて。

一緒に滑っていたT君がお見舞いにくれた「イカのお絵かき」&病院でもらったスティッカー。

T君、破れてもテープ貼ってとても大事にしていた「イカ」を、思い切ってくれる。ありがとう。


昨日はパビリオンでS君と、バトミントンに、


サッカーに、


お昼寝に。



暖かそうなマスコック by 三女

表情にほのぼの~。

と思いきや、昨夜のファミリーディナーパン by 三女

ひゃ~! スノーマンだそう。美味しそうにほおばってました、目玉から。(笑)


飼い犬9歳の誕生日祝いも!

骨プレゼント。

近況整理、「シーホークス」に熱狂先生

2014-02-02 06:52:57 | 今週の整理
1.寒さ少し戻り、再びスケート、楽しんでます!


2.次男が「女の子になりたいなあ」と。「へっ?」と聞き返すと、「そしたら僕ね、S君と結婚できる」(次男にとって「結婚」は「大好きな人とずっと一緒にいられる」というような意味らしい)と。「ああ、僕は何歳になったら女の子になれるんだろう。S君と結婚したいなあ」という言葉に、ちょっと複雑な気持ちになりながら隣でお茶をすする私。(笑)

 長男も同じようなところがあり、好きなお友達に対しての思い入れがぎょっとするくらい強かった。好みも似ていて、「ユーモアがあって優しい子」。昨日はS君と遊んでいる間に、その場で出会った同じくらいの年の男の子数人も加わり、皆で何時間も一緒に走り回りと、新しい体験に嬉しくてしょうがないといった様子でした。ああやってお友達と会えるなら、学校に早く行きたいなあと。少しずつ世界が広がる四歳児


3.運転な毎日。少し前のタクシーが、前の車とは随分と距離があるのにのろのろと進んでいる。すぐ後ろにつけていたトラックが痺れを切らし、隣のレーンに移り追い抜かす。前方の信号が赤へと変わる。トラックは止まり、結局タクシーはトラックを抜かし、トラックが止まったところより随分と前に停止。ああ、あの状況では急ぐ必要もないと分かっていたんだなあと思う。しかも道はつっるつる、ゆっくり進んだほうが危険も少ない。体験を積み重ね、「無理せず進むペース」が培われていくんだなあと思った午後。


4.スーパーボールで盛り上がるこちら。夫もスポーツ観戦というものに全く関心なく、私自身スーパーボールというのがアメリカンフットボールだということさえ、最近まで知らなかったくらいなのですが(笑)、子供達が学校で話題になっている!と興奮して話してくれます。

何でも中学校のB先生、「シーホークス」というチームの大ファンで、この時期、授業にチームグッズを身に着けてきたら、「エキストラポイント、宿題なし」という扱いをしてくれるそう。「ブロンコス」チームのシャツを着ていた子を皆の前でつるし上げ、宿題五問多く出したとも! 

日本では問題になりそうだけれど、こんなことができてしまう環境っていいなあと。興奮して本気でチームを応援する先生、ああもうホントB先生ってしょうがないなあと笑って呆れて見守る生徒達。表情も、生き生きしてます。(校長にパイをぶつける音楽会で長髪のウィグかぶってプロのDJ顔負けの司会者になっていたのも、長男が校内一日停学になった時「よくやった!これで数学の勉強がもっとできるじゃないか!」と言って下さったのもこのB先生)

親の誰からも文句出ることなく、こういう「理不尽な」ことを先生ができてしまう土台ってなんだろうと思う。字面や表面的な言葉に囚われない粋さ、というか。先生が一人の人らしく元気であると、周りも元気になりますね。他にもたくさん個性的な先生に囲まれ、子供達幸せです。


5.昨日パビリオン(体育館のようなところ)で子供達を遊ばせていると、一人のお母さんが、風船を作ったり、隠れんぼまでして下さったりと自分の息子さんを含めたその場にいる子皆の相手をして遊んで下さった。

 コケージャンのお母さんに、アジアの国から養子にしたのだろう息子君。養子制度はこちらでは盛んで、肌や髪の色の全く違う親子というのを時々見かけます。その場の子供達皆に、同じ温もりで接するお母さん、その澄んだ眼差しに学びつつ



今朝は長男長女NPOに送り、その後下三人連れて博物館へ。NPO帰りの長女と合流し、そのまま友人宅でスリープオーバー誕生日会の三女を博物館に残し、帰宅。夕方長男ロボティックス。明日は、宿題課題、スケート!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:
スケート!


氷が雪がまぶしくて。


押して、


乗って、


歩いて、


寝転んで、


正座して。


満喫。


パビリオン。
愛しのS君と次男。


風船に、かくれんぼに。


小さな子がいるのにいつも手作りお菓子の友人作、ほうれん草マフィン。

何でこんなに鮮やかな色が出たんだろうね談義。

家では、

それ~、こねろ~。


弟働き、姉休み。


クッキー!

十カップ分作って三日程のおやつに消える。


輪ゴムブレスレットもせっせと。

こんなルーン使ったり、


手だったり


色々挑戦中!

近況整理、「闘魂」という熱い力

2014-01-26 11:38:10 | 今週の整理
他州は厳寒、北極の気候が降りてきた!と騒がれる中、アラスカ、記録的な暖かさです。スキー場も閉鎖に。日中零下にならない日もあり、昼雪解けて、夜凍った翌日など、もうそこらじゅうつっるつる。ここ最近、小学校に迎えに行くと、四つんばいで歩道を這って進む子に何人か出会います。(笑)



.今週は夫出張。普段分担している学校や習い事やアクティビティーの送迎、そんなスケジュールに組み込まれたこと以外にも、学校にあれがいるから買いに行かないと、友達とチームプロジェクトに集まらないと、髪を切りに行かないとなどなど、予定外送迎もちょこちょこ加わり。一体どこへ何時に何回送迎すればいいのお~!と叫びたくなることもしばしば。どうしても二つ以上のアクティビティーの時間が重なってしまい、一人運転で無理な場合は、子供達のクラスメートのお母さん方にお世話になったりも。ありがたいです、助かりました。

 そして昨日戻るはずの夫、アラスカ南東の島にいるのですが、天候不良で飛行機キャンセル。今日の夕方には飛んでくれるはず。ということで、朝から再び送迎の週末です。(笑)



.夜すっかり暗くなりへっとへとのぼんやりとした頭でハンドルを握っていると、後ろ座席から三女と次男の話し声。あの車ハッピーだねえ、あの車は何で怒ってるんだろ、ああこの車悲しそう、あの車きっと何かいいことあったんだよね。

 車の後部、確かに「顔」に見えたりする。テールランプの形や角度から、つり目下がり目、怒って見えたり笑って見えたり。二人の話し声を聞きながら、ちかちかと点滅するテールランプに囲まれ、何だか楽しい気持ちに。きちきちに詰まった目の前が、ぱっと開けた瞬間。ありがと。



.ウィークデイの日中使われていない間、自転車やらスクーターやら持ち込んで子供を遊ばせてもいいことになっている体育館に、昨日次男と出かけた。九月に床を張り替えて以来初めて。「新しいルール」が書かれた紙があちらこちらに貼ってあった。

 靴は脱いで下さい、親が必ずついていて下さいここはデイケアではありません、食べ物飲み物はコートの中に持ち込まないで下さい(コートの外ではOK)などなどの項目が並び、その一番下に、「ひまわりの種は、コートだけでなくこの建物全てにおいて持ち込み禁止です」と。

 えっ、「ひまわりの種」? なぜそんな特定してまでの禁止? しばらくルールを前に考えるも、どうしても理解できず、写真にまで撮ってしまった。(笑) 

 家に戻り子供達に尋ねても、首をかしげ。ピーナツアレルギーは良く聞くけれど、ひまわりの種アレルギーの深刻な被害というのは聞いたこともないしねえ。掃除面が問題なら、他にも困るナッツ類ってあるだろうし。だいたい「ひまわりの種」って食べ物にしては、かなりマイナーだろうに。同じくらいマイナーだけれど、かぼちゃの種ならいいんだろうか。「オーナーに何か特別な思いがあるのだろう」とひとまず落ち着き。今度訪ねた時、聞いてみます!



.次男、以前は家にいてもトイレに一人でいけないなんてことがよくあったのですが、それも今ではほとんどなくなり。日中二人の時でも、私があちらこちら家事にと動き回る間、いつもくっついていたのですが、次第に一階二階と離れても大丈夫なように。

 昨日はサンドイッチを作っていて、「あ、バターなくなっちゃった、ガレージに取りに行かないと」と言うと、隣で「ぼく、とりにいくよ!」と。「ほんとお!ママ助かっちゃうなあ。ありがとお!」と答えながら、ああ、一人で階下の真っ暗なガレージの冷蔵庫まで取りに行けるまで成長したんだなあ、と感慨深く次男の誇らしげな表情を見つめ。すると「うん!ママといっしょに!」と元気よく。・・・。まあ焦らず、ゆっくり、いきます。(笑)



.こちらの中学部活、二ヶ月程ごとに提供されるものが変わり、その中から興味あるものを選ぶことになってます。長男長女、今まで陸上(長距離短距離幅跳び)、クロスカントリースキー、CPR(救急訓練)、バレーボールなどに参加してきたのですが、今月から長男、レスリング。去年はこの時期、「僕はきっと弾き飛ばされちゃうだろうし」と、迷うことなくレスリングではなくクロスカントリースキー(今長女はこちらに参加)を選んだのですが、今年はなぜか燃えてレスリング参加。毎日練習が楽しみでしょうがないというくらい、はまってます。

 何でも体重別にグループ分けされているらしく、ここ十日程、「あと二キロ増えたら上のグループに入れられる、そしたらね、皆マッチョですごいしね、ちょっと僕の命に関わっちゃうかも」と少し情けないことを言いながら、間食絶対しないダイエット敢行。

 無事グループに留まることができ、そのグループ内三人との試合を勝ち抜き、各体重グループから一人選ばれる選抜チームへ。木曜日に市内中学対抗初めてのレスリング競技会。ところが蓋を開けてみると、長男の体重グループに属する子がおらず、二つ上の体重グループの子を試合相手に割り当てられる。ああ、十日間のダイエット・・・。(笑)
 
 身体も一回り以上大きい相手。試合開始合図の瞬間から羽交い絞めにされ(後ろに回って足を掴むと長男なりに作戦を練っていたようですが、笑)、そのまま頭をマットに何回も打ち付けられ、「ああもう僕はこのまま脳震盪を起こしてしまうのだろうか」と思いつつも、必死に抵抗。五分近く、あらゆる攻めにあと少しでアウトギリギリのところでのがむしゃら抵抗を続けていると、相手が疲れ始めたらしく。「あの子ね、何か疲れちゃったみたいでね。あの子のコーチ『Stop getting tired!(疲れるな~!)』って何度も叫び始めて」。長男、よれよれ脳震盪起こしかけ意識朦朧の中、最後の力を振り絞り攻めに出て、勝ち。
 
 二人目女の子(混ざってするんですね)、「されるがままで、何か全然抵抗しないんだよね」と勝ち。三人目、長男曰く「レスリングその場で初めて」の初心者だったらしくルールも分かっていなかったようで勝ち。帰りの車の中、まあ理由はともあれね、全試合勝つって珍しいらしいんだよねえと、鼻息荒く喜んでました。(笑) 

最近の長男を見ていると、こうした「闘魂」的な熱さが、実は彼には合っているのかもしれないなあと思ったり。論理的に説明するのもだけれど、そこに、目の前の壁なんてねえ、おりゃ~って砕いていこうよ、ブレイクスル~、やってやろうじゃないの~などと声をかけると、かなりやる気になるんですね。(笑) この試合の後、夜九時過ぎに帰宅したのですが、この勢いで、プロジェクトにテスト勉強にと二時過ぎまで机に向かってました。勉強面も、彼なりに頑張っているようです。

昔私の兄がプロレスやボクシングを見て燃えていて、隣で何でこれが面白いんだろうと全然分からなかったのですが、こうした何とも言えず血が騒ぐといった感覚、自分なりにうまく方向付け、生かすというのも一つの手なのかもしれないなあ、と思ったり。

ちなみに長男、この試合の日以来、間食だろうと何だろうともりもり食べてます。(笑)



7.長男が今年五月の半ばから日本へ。名古屋の実家の他に、一番上が長男と同じ年という三人の息子君がいる中国地方の親戚の家に泊まらせてもらう。その中国地方の田舎にある中学校に、息子君について三日間ほど通わせていただくことに。一昨日、女性の教頭先生と電話で話をさせていただいた。日本語でフォーマルに話すの何年ぶりだろう。(笑)

 実家から、何をしたいか、どこを見たいか教えてと。京都や東京や、二週間という限られた日程の中詰め込んでいく。とてもじゃないけど、足りな~いとぼやきながら。そこで、今回の旅の目的をもう一度吟味。それは何といっても、「ルーツを辿る」ということだろうと改めて思い。祖父祖母に、親戚に会い、自分の母がどういったところで育ち、自分の中に何を受け継いでいるのか、それを身体で感じる旅。ということで、観光的なことは最小限にし、まずは身近に関係のある場や地を訪ね、身近な人々に会うということに絞る。

すっきり。

14の夏、こんな体験ができて幸せです。



今朝はNPOに長男長女の送迎の後、俳句会に顔を出し(希望)、ロボティックスへ。夫も夕方には戻られるとのこと。明日は、課題宿題、その合間に散歩でもできたら!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:
近所の小学校のアイスリンク、解けてます。


氷も水溜りになりつつ。


そり、アイス表面だと結構きついので、クッション敷いてみたんですが・・・。

この日かなり高くジャンプして、クッションは飛び去り、そのまま地面に尾てい骨打ちつけ、三日ほど痛かった!


月曜日はマーティンルーサーキングJrの誕生日で休日。朝からジムへ。
平均台に、


鉄棒に。



食料&日用品買出しカート。

これを雪と氷に覆われた駐車場で押し、車に積み、降ろし、二階のキッチンに運び、収納、なかなかいい運動です!(笑)


床張り替えた体育館(パビリオン)。

スクーター乗って、

バトミントン!

次男お友達と。


三女と次女でお絵かき。


次女輪ゴムブレスレット、このところクラスの女の子からも注文を受け付け(色や編み方や)、日々せっせと作ってます。(笑)

こんなのや、


こんなものも!

近況整理、お兄ちゃんはモンスター

2014-01-19 13:06:13 | 今週の整理
1.昨日から雨しとしと。下二人、草が見えてきた~! 春が来る! とはしゃいでます。(笑) 毎年こうして緩む時期があるのですが、ここ二週間ほど暖かく外遊びもしやすいです!


2.友人が夫さん手作り日本酒をおすそ分けしてくれた。何でもかなりアルコール度強いらしく。友人は料理中に飲み、気づいたらトイレで寝ていたという。夫さんは新年から酔っ払い、階段の手すりに頭をぶつけ病院で額をグルーでひっつけたという。こ、これが、そ、その・・・、と震えながら受け取った。(笑) 私はお酒は飲める方ではないのですが、夫とちびちびいただきました。お、おいし~、酒の味などよく分からない私でさえ、おいし~! これはついつい飲み過ぎるよねと納得。このアメリカ人夫さん、パンや日本酒やビールやらと趣味でせっせと作られている。どれも職人技、あっぱれ。ありがとう!


3.長男が参加するロボティックスの集まり、担当教授が突然先月他の大学へ移ってしまい、ちょっとカオス状態に。冬休み中も何度かミーティング場所に出かけるも、建物が施錠されていて中止となったり。先週末の試動会もいつどこで何するか前日まではっきり分からなかった。五人チーム内もゴタゴタで進まず、小学校からクラスメートだった子と今のチームを抜け二人だけで新しいチームを始めたいと長男とそのお友達で実行してみたり。まあそれは今更遅かったのですが。まだ今年から始まったばかりの集まり、スタッフも皆試行錯誤状態のよう。
 それでも長男一週間に一度ほど、アラスカ大学の学生さんに時々見てもらいながら、お友達とロボット組み立てプログラミングしと過ごせていること、楽しくてしょうがないようです。ロボティックスへの没頭振り。自分のパッションが何にあるのか、自分をよく観察してみるといいよ、と進路について話すのですが、彼も彼なりに自分を見つめ、色々と考えているようです。


4.かじりかけの洋ナシが台所のカウンターで茶色くなっている。もうこれ捨てないとだめだね、と三女と次男。かして、と小さな手から受け取り、包丁片手に表面を削いでみる。うわあ!と二人。中は真っ白なんだねえ!
 このイメージを胸に。表面に惑わされず、人に物事に、こんな「白さ」を見出していきたいです。


5.六歳三女と四歳次男が十四歳長男をやっつけるという遊びを時々している。家の中を勢い良く走り回り、きゃ~ぎゃ~それはもうすごい騒ぎ。ああ、こうやって従兄弟のお兄ちゃんに遊んでもらったなあと思い出しながら、行き過ぎて怪我するまでにはならないように時々声を挟んで。 
 昨夜は一騒動がおさまると、三女が真っ赤な興奮した顔で、何やらクラフトセクションでごそごそ。しばらくして、長男の部屋のドアの隙間から手紙を差し入れている。後で長男が笑いながら見せてくれた手紙:

おにいちゃんへ、 
おにいちゃんは、とってもくさくてきたないモンスターです。
でも、おにいちゃんサイコー!





6.今朝は今から知り合いの長男君のバルミツバ(ユダヤの13歳男の子のお祝い。これで大人への仲間入り。日本の昔の元服式のよう)。朝儀式があり、夜はパーティー。私は儀式に子供達と参加し、夜は長男長女だけの参加。パーティーには300人近く集まり7時から11時まで続くと! 長女とキンダーからクラスメートの長男君、この日のために様々な宗教的準備も積み重ね、ユダヤの子供達にとってそれはそれは大きな節目、おめでとう!


今日は儀式が終わったら、長男NPO迎えに行って、上の子達と買い物、そして長男ロボティックスの後長男長女パーティーへ。長女はパーティーから友人宅へスリープオーバー。明日は、課題宿題散歩の一日!


とここまで書き、時間切れでバル・ミツバ会場へ。オーソドックス派による本格的な儀礼に、ユダヤそしてユダヤでない人何百人も招かれた盛大な集まり。ヘブライ語で一時間近くリズムにのせて『トラ』を読み上げる主役J君。まだ声変わりしていない透き通った声が心に響きました。本人、そして涙涙の両親のスピーチも素晴らしく。感動の時でした。またまとめて報告します! その後はNPOに長男迎えに行き、今夜のパーティーのスーツを買いにいくも、サイズが合ったものがなく。長女によると、今夜の主役のJ君、何でも紫のジーンズで登場するらしく「レスフォーマル」とのこと、そこでネクタイ襟付きシャツに黒ジーンズということに落ち着きました。こういうことはこんな直前にしてちゃだめですねえ。(笑) 今からロボティックスに長男迎えに行き、パーティーへ降ろします! キンダーから一緒に大きくなった友人君の特別な日を、こうして共に祝えることに感謝を込めて!


皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

ロボティックス試動会へ。


やってるやってる。


冗談言い合って、


真剣に相談しあって。


カメラを向けていると気がつくと、何その顔・・・。


待つ四人は、こんな遊び。



近所の小学校へ下三人連れそり!


うまる~!


ふ~、ふかいね。


次女ひっぱってくれる。

ひゃっほ~。

ママ、おもい・・・。


ほっ、今夜のパーティー、なんとかなった!

いってらっしゃい!

近況整理、受け取っているものの大きさ

2014-01-12 08:05:46 | 今週の整理
1.新学期始まりました! おかげさまで皆元気に学校生活、と共に、五人それぞれあれやこれやと楽しんでます。最近五人が主に夢中になっていること:長男ロボティック、長女読書、次女スペリング&クラフト、三女ピアノ、次男レゴ。


2・三女があと三ヶ月で七歳というところで初めて歯が抜ける。兄姉、周りの子に比べてもかなり遅い方のようで、「歯が抜ける」ということに人一倍の「憧れ」を持っていた三女。この日を長い間待っていたですが、とうとう歯が半分程ぶら下がり、今にも取れそうになる瞬間、感極まって泣き始める。「嬉しいのか何だかもう自分でも分けの分からない気持ちの高まり」といったものだったよう。結局、その「ちょっと触れば取れるでしょう」というかすかに繋がった状態のまま半日以上過ごしてました。(笑)

夜、小さな透明の袋に入れ、いそいそと枕の下へ(こちらでは歯の妖精が抜けた歯とお金を交換してくれると多くの子が信じている)。この袋、妖精に開けられるかな? 大丈夫、歯の妖精ってね、強いんだよお~、と次男との会話。(確かに骨格しっかりで強そうよね、笑)

我が家に来る歯の妖精は、かなり忘れっぽいようで、子供達、いやあきっと昨晩は抜けた子たくさんで忙しかったんだねえ、今晩はいけるんじゃないかなあ、と朝何も変わっていない歯を前に、母に説明されることもかつて何度かあり。今では上の子達が繰り返し寝る前に確認してくれたり、自分達が早く起きたら換えておいてくれたり。(笑)

朝起きて一番、枕の下を確認する三女と次男。二人、眼をまん丸口を大きく開けて顔見合わせ。

家の中にファンタジーがあるのって、いいですね。


3.昨日はスケートへ。友人の三歳息子君、この日スケート靴初めて。次男も滑るというより、歩く転ぶ歩く転ぶの段階。冬の間こちらで老若男女に身近なスケート、平日は、子供連れ家族以外にも、仕事の合間にちょっと一滑りといった会社勤め風の人々も見られる。

 子供達を見ていて思うのは、本当に転んで転んで滑られるようになっていったということ。大人があんなふうに転んだら、きっとどこか骨や筋がおかしくなってる・・・、と思うようなスッテンコロリンを何度も何度も。それでしばらくすると、いつの間にかす~いすいと滑られるようになっている。転ぶほど上手に転べるようになり、転ぶほど上手に起き上がれるようになり。

 日々子供に接しつつ、転びながら学ぶ、このイメージ覚えておきたいです。


3.先週末ミニゴルフへ。上三人は本格的に点を記して競うんですが、メラメラ闘志で、言葉や声のトーンが険しくなる場面も。勝ち負けは楽しみの一つ、そう思い出させ。じゃあ他の楽しみとは? こうして休日の午後共に過ごせること、前回よりできることが増えたこと、一緒に冗談言って笑えること、など出し合って。一つの尺度から顔を上げ見回せば、楽しみは他にもたくさん。



4.次男と三女に挟まれくっついて眠ることが多いのですが、この二人の温もりに、どれほど癒されるか。次男の柔らかい肩、三女の握る手のぷよぷよ。私がこの子達に何を与えられるか? 普段そう親として思うわけですが、実は、私がこの子達から受け取っているものほど大きなものはなかったり。そう気づかされる夜のひと時です。ありがとう。


今日は、長男早朝からロボティックス。これから三女と次男連れプレゼント買って友人君の誕生日会。その後はロボティックス会場の様子を覗き、明日は長男も長女も友人宅でチームプロジェクト。残り組みはソリかスケート!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



歯抜け六歳。



スケート!


転んで転んで、


ふ~、


お友達のソリ押して。


それ~。


乗せてもらったりも。


あ、寝ちゃった・・・。


スナックタイム!

海苔。(笑)


ミニゴルフ!


よしっ、


こんなになっても。


やった!。



昨夜のファミリーディナーパン!

パパとママのチューリップパン by 次女、 おにいちゃん by 三女

近況整理、今年の抱負、家族とこれからの根固めと

2014-01-05 07:29:07 | 今週の整理
.冬休み今日と明日でおしまい。母以外はこれといった怪我も無く(笑)、よく身体を動かし、行事あれこれ、笑い溢れた楽しい日々でした


.次男四歳も今年か来年、学校へ通い始める(予定)。いずれにしてもこうして日中密にいられるのもあともう少し(のはず)。冬休み中べったりだった兄姉がいなくなる週明けから、また二人でこつこつと日常を積み重ねていきます。キンダー入学に向けての準備、レゴなどの組み立て制作、エキソサイズ、プレーデートといったリズムで。私の今年の抱負の一つは、このもうすぐ学校へ上がる「次男との時の充実」です


.元旦は、家族でああ幸せだねえと豪華御節をほくほくいただき、午後は友人家族と散歩。二日目は、長男は友人家族とアンカレッジから四十分程の本格的スキー場へ、長女次女は友人君達と地元のスキー場。残りの三女と次男を連れ、食料買出しにあちらこちらの雑用済ませ、そり。年初めから雪の上を転げ回ってます! 


.長女次女のアルペンスキー装備はレンタル、長男の装備は中古のものを去年購入したのですが、本格的スキー歴長い長男の友人君、一目見て、僕のを貸してあげるよと。長男に質の良いスキーで滑る感覚を知って欲しいと。本格的装備で本格的スキー場初体験の長男、大興奮で帰宅。よかったね、ありがとう!


.昨夜から大の仲良しのクラスメートの家にスリープオーバー誕生会に参加する予定だった三女、この日をここ二週間ほど指折り数え楽しみにしていたのですが、昼ごろから気持ち悪く頭が痛いと横になり始め。仕事から戻った夫に一人預け、残り組でそりに。夕方には随分とよくなりましたが、結局誕生日会はキャンセルに。思い通りにならないものだと少し悲しそうではあったものの、学校初日にプレゼント渡すの!と張り切り始め。「二週間前から楽しみにしていた大好きなお友達が集まる場に当日突然行けなくなるなんてどれほど辛いか」、そりの帰り道の車でそう心配していた長女と顔を見合わせ呆れました。(笑) あっさりと次へ行く三女の切り替えの早さには、いつも驚かされます。



.五人の育児家事に自分の目指したいこと。「夫との時間」はどうしても後へ後へと後回し。さして特別に何をするわけでもなく日常を空気のように一緒に暮らす、それだけでお互いに満足ならばいいとして、どちらかが満たされなく感じているなら何とかする必要があり。

周りを見ていても、特に日本人以外の配偶者は、「夫婦二人だけの時」というのを、とても大切に捉えているよう。

家も、ラテンイタリアンジャーマン混ざった夫と日本育ちの私の間に、ギャップ。私は日本育ちの中でも、結婚記念日も気をつけていないと忘れてしまうほどの、多分かなりあっさりタイプ。忙しさにかまけていると、このギャップがどんどん広がっていきます。

年初めに胸の内を話し合い。何時から何時までは学校、何曜日の何時にピアノレッスンといった同じくらいの太枠で、「夫婦の時間」を設定しようと心に決め。ちょっとやそっとのうす~い枠では、あっという間に次から次へと予定が入り込み埋まってしまうので、頑丈な分厚い鉄の太枠! これがもう一つの抱負


.残りの抱負は、子供達一人一人についてフォーカスしていきたいことそれぞれ、そして自分のこれからの活動について。内輪ブログも日々続いており、こつこつと根固めを続けます


今日は朝から今年初めてのNPO活動に長男長女を降ろし、残り組みでそり、夕方から長男ロボティックス。明日はチケットをいただいたのでミニゴルフしてその後そり。まあ場所はいろいろと違うのですが、これだけ毎日そりでも飽きないものですねえ。(笑) 


皆さんの新しい一週間、素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!




日常風景:

御節作りの前夜、しみがついたこの子供テーブルの表面がどうしても塗りたくなり、


皆寝静まった後、


こんなことに。朝起きて言葉を失う子供達。

田作り担当で、まだまだ片づけやら何から準備たくさんなのに、こんなことをしている時ではないでしょ、という頭の声を何度も聞きながら。(笑) 塗る時は、こうした突然衝動が多く、以前は持ち家だったので、壁がキャンパスになってしまったり・・・。


長女と次女のアルペンスキーを待つ間、

そりな次男と三女。


へへへ。


暗くなりスキー場にて待つ二人。正座・・。


友人君達と、六時間滑り続けた!


翌日も、そり。

長男と次男。

次女がトイレに行きたいというので、長女に後を頼み、近くのスキー場に行き戻ると、

頼まれたことすっかり忘れ、偶然出会ったクラスメートときゃ~きゃ~長女。


ちびっ子達も勝手に自分達で楽しんでました。(笑)