靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

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近況整理、ママの方こそありがとうね

2014-02-23 09:30:08 | 今週の整理
1.すっかり日も長くなってきて。今日の日の出8:21 AM、日の入り6:06 PMだそう。気温はまた下がってきましたが、とにかくこの明るさ! 日の最も短くなる冬至近くの日照時間は五時間半くらい、その頃は学校の送りも迎えも暗闇のなか。ガレージから車を出して、この朝の日に包まれる感覚、冬のピークを越えたなあとしみじみです。



2.四年生次女が分数の割り算文章問題、少しこんがらがる、と言うので一緒に取り組んでみる。答えは分かるのだけれど、その途中に「割り算の式」を書かないといけないのがしっくりこないらしい。七枚のピザを各五分の一に切ります、何ピースになりますか? ジュエリーを作るクラスに十一人の生徒、チャームのセットは三分の一残っています、一人何セット使うことになりますか? 五人の女の子が、二分の一のパイを均等に分けます、一人何個?

 そんな問題をいくつか解いて、納得。次女の隣で、今の自分と以前の自分と随分と変わったなと思う。何で分かんないの?!といった態度あからさまだった自分。分からないと頭を抱えて悩んでいるところに、そんな母の姿勢、行き場を失っていた次女。

 分からないなら、どうしたら分かることができるだろう、そうお互いが解決に向けて進んでみる。「分からないからママ教えて!」そう明るい声で言ってくれるようになったこと、その変化が嬉しいです。

 ちびっ子達の声も静まり、ノートから顔を上げ、「あっ、遅くなっちゃったね」とパジャマに着替え、一緒に歯磨いて。寝る前に布団の中にくっついてきて、「ママありがとうね」とささやく次女。親と子、山を越え谷を越え、共に成長していくんですね。私の方こそ、ありがとう。




.長男、中学対抗レスリング・チャンピオンシップを終える。ここ一ヶ月半ほどはまっていた毎日の部活動も、これでお仕舞い。最後は、アンカレッジ周辺十校弱の中学から選抜された彼の体重グループ十五人ほどの中四位になり、表彰台に。その夜、片目を青く腫らして帰宅、しばらくすると首が痛いと首周りにセーターを巻きつけて宿題に取り組む。

 もうね、やめようね、そう涙目になって言う母。スポーツに怪我はよくあることだけれど、これだけ成長期の身体をわざわざ痛めつけるの、やっぱり見ていられない。すると、怪我をするからね、どうしたら怪我を防げるか分かるようになるんだし、これもいい体験なんだよと。

 おかげさまで一晩寝たら痛みも随分と回復したよう。ほっと胸をなでおろす母の隣で本人、ホントこの一ヵ月半充実してた!とただただ笑顔です。




.レスリング・チャンピオンシップ、試合の前ごとに、マットの上でお祈りするイスラム教徒の子がいたよ、と長男。周り賑やかな中、その子の周りだけ一瞬空気が変わっていたと。どんな環境でどんな状況にあっても、そんな静寂な時を習慣として持てる子というのは、幸せだなと思う。




.子育てに「一つの答え」はないというのは、本当にそう。それでもやはり、底の底に、「普遍的に必要なもの」というのがある。それが、「無条件の愛」なのだろう。世間に認められる結果を出しても出さずとも、周りから見上げられようとも誰の目に留まらずとも、愛し続けるということ。あなたはこの世に一人のかけがえのないあなた、そう寄り添っていくこと。それが、子育てを通し、少しずつ学んできた最も貴いことの一つ。


今日は朝NpOへ長男を送り、長女を病院へその後サイエンスプロジェクトに必要なものを買いに行き、夕方食料買出し、夜は「ファーランデブー」祭をのぞこうかと。明日は課題プロジェクトしつつ、外遊びも!

皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

ラーメンを通せば世界の歴史が見えるワークショップ。


太鼓聞いて、


お琴触らせていただいて。


散歩。

引っ張られて、


引っ張られて。


週末の校庭で遊ぶ。


スナックタイム。




天道虫に蜂に、


アイスクリーム!by 次女



ピザ作って。


昨日のファミリーディナーパン by 三女

焦げた! 
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活用していきたい三つの動機付け

2014-02-23 09:29:41 | 子育てノート
でもさ、どうしてもやる気の出ない時っていうのがあるんだよね。目の前のこの課題をしないといけないんだけれどね、もう全然やる気になんない時、で、ちんたらちんたら普段の二倍くらい時間がかかったり、と長男。

終わったら、○○しようとか、自分に報酬を用意してみたら?

それだとね、報酬のためにざざっと済ませようと思って、何だかうまくいかないんだよね。

うん分かるなあ、「外発的動機」より「内発的動機」の方が力があるとママも思う。



そんなことを話していると、何年か前に目を通したことのある「モーティベーション」についてのリサーチを思い出し、少し調べてみた。

弁護士Dan Pink氏の理論で、世界でベストセラーになった「DRIVE」。

経済学では、「より報酬(外発的動機)が多ければ、よりモーティベーションが大きくなる」というのが定説。それでも、それは右から左へと何かを動かし続けるといった、よりシンプルで決まったことを繰り返すようなタスクにのみ有効。より複雑で、想像力や創造性を必要とするタスクにはあてはまらない。そして、現代のほとんどのタスクが後者といえる。

それでは、より複雑で想像力や創造力を必要とするタスクには、どんなことが「動機付け」となるのか?

それは、以下の三つの内発的動機付けだと氏は言う:

1.Autonomy 自主性 
2.Mastery  熟達
3.Purpose  目的


1は、自分が手綱を握っているという感覚。

2は、何かを習得し熟達させる喜び。

3は、自分を越えたより大きなものに貢献できるという気持ち。

1については、ドイツのソフトウェア会社での実験例などがあげられる。どこでいつどうやってでもいいから、二十四時間以内に結果を出すこと、という条件を与えた方が、場所時間方法を決められた場合よりも、生産率が伸びた。

2は、何ら外発的報酬に関係なく、何かができるようになっていくということ自体の喜びの大きさについて、例えば趣味でギターを少しずつマスターしていくなど。

3については、ある企業の雇用者に、「より高く売るため」という目的より、「地球環境に優しいプロダクトを無料で」という目的を与えたほうが、生産率があがったという研究結果などがある。



子供達に当てはめてみると、なるほどなあと思う。

1.「宿題しなさい!」という言うより、「今夜の計画は?」と聞いたほうが断然、本人やる気になる。

2.「できた!」という喜びの大きさ。

3.こんな暖かい家で勉強ができる環境にある子供達が、世の中にどれほどいるか。できる環境にある子が、少しでも技術を身につけて、少しでも世界をより良くしていくために何かしていけたらいいと思わない? そんな3に関わる問いは、大人が思う以上に、子供の透き通った心の奥底に響くと感じている。自分の技術を鍛えることが、これからの世の中に少しでも貢献できるかもしれない。目の前の受験やいい学校やいい就職先やといったことよりも、子供というのは本当は、こうした3のような目的を、心の底から欲しているのかもしれないなと思うことがある。目先の目的は、その先のより大きな目的に繋がっているのだと示していけたら。

これらを念頭に子供に接することで、確かに本人のやる気も高まる。



ピンク氏は、様々な実験から、「外発的動機付けは、創造性を潰すことにもなり得る」と言う。確かに一直線に走り抜けるようなタスクにはいいかもしれないけれど、途中様々なハプニングも起こりうる迷路のような道を行くには、より深く響く動機に支えられる必要がある、そうして歩き続ける過程に、創造やインスピレーションの瞬間もやってくる。

これら三つの「内発的動機付け」、活用していきたいです。




参考資料:

TEDスピーチ:Puzzle of motivation by Dan Pinkhttp://www.ted.com/talks/dan_pink_on_motivation.html
RSA Animate - Drive
http://www.youtube.com/watch?v=u6XAPnuFjJc#t=8
”DRIVE” by Dan Pink
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育てたい七つの特性

2014-02-23 09:29:15 | 子育てノート
1994年にヒューストンで始まったチャータースクールKIPP。現在二十州141の学校で、五万人近くの生徒が学んでいる。生徒の大多数が、低所得家庭、移民、アフリカンアメリカン。

99年には、ヒューストンとNYの学校がコミュニティーでトップに、数々名門校のあるニューヨーク全市でも五番目に高いスコアで最初の中学卒業生を送り出す。http://www.kipp.org/(クリップみてその雰囲気に感動)

「大学への山を登れ」をスローガンに、大学に入学し、卒業しキャリアを積むスタート地点に立つことを目標としている。

現在KIPPでは、「キャラクター通知表」というものが用いられている。そこでは、以下の七つのキャラクターが評価される。

Grit      タフさ・やり抜く力
Zest        熱意
Self-Control     自制心
Optimism      楽観
Gratitude      感謝
Social Intelligence 社会的知性
Curiosity      好奇心


これらは心理学者SeligmanとPetersonの「人が良い人生を送るために必要な24の特性」の研究から、KIPPの創設者Levin氏 とNYの名門私立Riverdale country School校長Randolph氏が、心理学者Duckworth氏の協力を得た調査を通し見出したもの。

今日の「賢さ」の主な指標IQが高かろうが低かろうが、成功していくのは、これらの特性のある人々だと。


一方、米国でトップレベルの私立学校の校長Randolph氏、「七つの特性」を育むカリキュラムを導入しようと思うにも、様々な問題点にぶつかる:

・「通知表」という形にするのなら、「A」を取るためにこぞって準備を始める家庭が多いだろう。これらの「特性を身につけるため」というより、「Aを取るため」という目的の方が大きくなってしまう。

・親が米国で最も成功した層であり、学校側から「どうしたら成功するか」を教えてもらいたいという立場にはない。

・毎年多くの生徒を名門大学に送り出しており、「大学へ行く」ということがあまりにも当たり前で、「七つの特性を身につけ大学への山を登ろう!」といったKIPPのようなスローガンは効力がない。

それでも、Randolph氏は、「より深い意味での成功」には、「七つの特性」が必要だと考える。

氏は、上流層にフィットするよう最高のパフォーマンスを親から期待され続ける子供達が、いかに不幸せであり得るか、心理学の研究を挙げる。親達は、子供達が飛びぬけてできるよう背中を押し続けつつ、同時に、子供達が「失敗」しないようあらゆる網を張る。人生に必要なスキルや性質というのは、「失敗」したときに最も学ぶにも関わらず。

困難にぶちあたり、失敗を繰り返すからこそ、「七つの特性」は磨かれる。それでも「上流階級」にある子供達は、何にも「失敗」しないよう周りから万全に守られており、「より深い意味での成功」を手にするための機会を取り去られていると、Randolph氏は考える。

Randolph氏自身、ボーディングスクールから、ハーバード大学に入ったものの、自分というものを完全に失ってしまっていたと。そこで休学して大工の見習いとなり、卒業してからも、イタリアで低い賃金の仕事をしながらオペラを何年か学ぶ。何度も何度も失敗し、そうしてようやく、より深い意味での成功を得るための知恵を身につけたと。



低所得者層の困難な状況にある家庭、米国の上流トップ層に関わらず、「失敗」や「困難」に向き合うことで、子供達は成長する。「困難」続きの子供達に、越えていくためのサポートを、恵まれた子供達に失敗させ乗り越える機会を。

両方の要素をもった移民中流家庭の我が家、失敗させないサポートより、失敗させ立ち上がらせるサポーをしていくこと、覚えておきたいです。



参考資料:
KIPP http://www.kipp.org/
”What if the Secret to Success Is Failure?” The New York Times
http://www.nytimes.com/2011/09/18/magazine/what-if-the-secret-to-success-is-failure.html?pagewanted=all&_r=0
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長男の高校考

2014-02-23 09:27:40 | 子育てノート
 来年から高校生の長男、AP(アドバンス)クラスやIB(国際バカロレア)クラスが始まるまでの二年間(こちらの高校は四年間)、ホームスクールをしてみようかという流れになりつつある。高校のHGプログラム(英語に力が入れられ課題量半端でない、数学なし)やオナーズクラスの情報を集めるにつれ、そう傾きつつある。

 「カスタマイズされた学びのあり方」を模索してみようと。脳の作りが人によって違うのならば、その能力を伸ばす方法も人によって違うはず。学業面は、オンラインコースやチューター(州政府からホームスクール援助金が出る)などで、弱い面を集中的に磨き、強い部分をより広く深く伸ばし、そうより効率的に学業面の力を蓄えるなら、本人の渇望するスポーツ(ホームスクールしていても公立高校のチームに参加できる)、ロボティックス(自分のチームと共に小学生チームのコーチなど)、NPO活動にも精力的取り組んでもいけるのではないだろうか。その合間に、廃車場から部品を少しずつ揃え、「車」(乗られるもの)を作りたいとも言ってるのですが。(笑) 

 こちらは、ホームスクールのカリキュラムも随分と充実している。

 私自身を振り返り、大検という制度を活用すれば、もっと有意義な高校時代をおくれたのじゃないかなと思うことがよくある。電車に揺られ、ぼーと授業を受けと過ぎていった毎日。やるぞと集中した自宅での一時間の方が、「教室でデイドリーム状態」の何倍も力をつけることができた。だから長男が思い描く高校生活というのが、とても自然に思えるし、そんなチョイスがあるのならばと、かなり肯定的に考えてしまう。

 年齢の低い段階でのホームスクールは、キンダーと小学一年生を我が家も体験したけれど、「親」がメインに関わる必要がある。それでも高校生にもなると、コミュニティーの中に「自分」で切り開いていく必要がある。自らカリキュラムを立て、遂行するため自分を律する必要があり、そういった訓練ともなるでしょう。

 五人見ていても、本当に皆違って。既成のストラクチャーの中で花開いていく子もいれば、外に飛び出すことで生き生きと伸びる子もいるのじゃないか、まっすぐ進んでいける子もいれば、たくさん寄り道することで力をつけていく子もいるのじゃないか、そんなことを思いつつ。


 まだ決定ではなくて、一つのオプションとして模索中。まずは一年試してみるという選択も。周り身近な高校ホームスクール体験者の話も含め、情報を集めていきます。
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今週のメモ、子供達に囲まれ磨かれること

2014-02-23 09:26:51 | 今週の整理
1.自閉症は二歳までに特別な働きかけをすることで、症状を抑えることができると最新の研究。小さな頃からの「学び」が、その子供の脳を形作る。自閉症はその「学び方の特異性(物と人との区別がつかない。人の心・内面を感じられない)」により、年を経るにつれ、より「自閉症の脳」となっていく。そこでまだ学びの初めの段階に、「学び方」を調整していくことで、「自閉症の脳」になりにくくなると。これはもちろん大きくなってからでも効果はあるけれど、二歳前だと効果が劇的と。
 
将来、新生児からの定期検査に用いられる「体重や身長の曲線グラフ」に、「自閉症曲線グラフ」が用いられるようになるといいと、アミ・クリン氏は言う。
http://www.ted-ja.com/2014/02/ami-klin-a-new-way-to-diagnose-autism.html




2.Neurodiversity(神経の多様性)という考え方。脳のあり方も個性様々。自閉症やディスレクシアなど、「障害」でなく、「脳の個性」として捉えようという流れ。




3.ディスレクシアは五人に一人とされる。文字が読めないというより、処理の仕方が他の脳とは違い、より時間がかかる。特別なトレーニングをすることで、より迅速に読めるようになる。
http://www.ted-ja.com/2014/01/what-is-dyslexia-kelli-sandman-hurley.html




4.なぜ失敗するといいのか、このデレク・シバーズ氏のテッドのショートクリップ、あ、なるほど感。
http://www.ted-ja.com/2013/12/why-you-need-to-fail--derek-sivers-at-tedxphnompenh.html
文字の隙間、脳がつまづくことでよりストレッチして頑張る、というのよく分かる。
陶芸の話は、まさしく俳句の多作多捨ですね。




5.ティーンの女の子の80パーセントがダイエットを経験。ティーンの段階でダイエットした子の方が、将来的にオーバーウェートになりやすいと言われる。なぜならより「コントロール型」になるから。食べることについて、あれは食べてはいけない、これは食べ過ぎてはいけないといった「コントロール型」か、食べたい時に食べたいだけ食べたいものを食べる「直感型」か。「コントロール型」の方が、「直感型」より過食になりやすいとされる。「直感型」とは、「身体の声に耳を澄ます」こと。身体の「何を食べたいか」「もう十分」というメッセージに沿うことで、食べたくないのに食べる(過食の多くの原因)といったことはなくなる。

 このテッドの脳神経学者は、一年かけ「コントロール型」から「直感型」になるようトレーニングし、何十年も悩んだダイエットから解放されたという。
http://www.ted-ja.com/2014/02/sandra-aamodt-why-dieting-doesn-t-usually-work.html

 友人とこんな話をしていると、子供は本当に「直感型」で野生だよねと。「砂糖」や「添加物」に乱されもするけれど、基本食べたいときに食べたいものを食べるでかなりバランスを取ってるようなところがあると。

 「残さず食べる」から「自分で皿に取る」に変えていきつつあるという友人の話に、家も!と同意。といって、横から野菜をちゃんと盛るように、そのあなたの苦手なマッシュルームも盛りなさいなどなど、ちょこちょこ口出しはしますが。

これだけのカロリーを食べないと、脂肪や炭水化物はこれぐらいの量に抑えないと、などのデータ数量的な知識に抑えられた「野生的直感」を呼び起こす。この科学者は、「マインドフルネス」という言葉を使っていたけれど、食べ物にも一つ一つの物事対象にも、頭だけでなく全感覚で向き合ってみる。

「直感型」の子供達に囲まれていると、自分のそんな感覚も磨かれていくねと頷き合い。

野生の感覚エネルギーを生かし、バランスをとりつつ進んでいきたいです。




6.昔に比べ、人々のIQは高くなっているとされる。その「フリン効果」と呼ばれる現象を証明したJames Fynn氏が、TEDで話している。http://www.ted-ja.com/2014/01/james-flynn-why-our-iq-levels-are-higher-than-our-grandparents.html

その知識量、頭の回転、圧巻。「図で分かり易く説明」、などなく、何の機器も用いず話し続ける。社会国際問題にも活発に関わる氏、普段米国一般の言説には聞くことのない「米国のあり方に対する批判」満載で、正気を取り戻した感でした。

確かにIQのスコアに表れるような認知能力や抽象能力は高まったけれど、文学や歴史をなおざりにし、文脈から孤立した中で同じ過ちを繰り返していると厳しく指摘。本当に私達は「賢く」なったといえるのか?と。




7.例え日々幸せに暮らしていたとしても、奥の深い部分に開いていくと、そこには悲しみ苦しみがある。それは自分の悲しみ苦しみであり、自分を超えた悲しみ苦しみであり。「現実の構造は、相互に関係」しているのだから。



8.私にとって「grit」とは、繋がっているということ。根拠のない自信。結果状況に振り回されず、進み続ける力。私と私の中心との約束。
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歯ガタガタ、舞台恐怖症

2014-02-23 09:23:00 | 子育てノート
土日と長男長女がNPOの合宿へ。長男は、ここ二ヶ月程練習していたチームでのプレゼンテーションをすることになっていた。発表直前、初めて歯ががたがたするほど「上がった」のだそう。今まで、学校やいくつかの大会などで発表、ということはあったけれど、傍から見ていても結構平気そうだったけれど。とにかく、これほど緊張したのは、初めてだったそう。

「あがる」ということについて調べていると、

準備をしっかりする、早く晴れ舞台に立って皆さんに伝えたくてしょうがない、というほど準備をする、というのに互いに納得。

私自身振り返っても何をして何を言ったらいいのかが分かっていたら、どんな大勢を前にしても「あがる」ことがなかったのを思い出す。あとは場数、慣れでしょう。

こんなTEDのスピーチも、よかったです。http://www.ted-ja.com/2014/02/joe-kowan-how-i-beat-stage-fright.html

シンガーソングライターなのに極度のステージ恐怖症だった話者、自分の弱みを歌にし、会場中と共有することを繰り返す内、ステージ恐怖症が溶けていったという話。

極度のステージ恐怖症から、ステージに毎週立ってみようと決意したの、まさしく、「成長型マインドセット」だなあと。「自分はステージ恐怖症」だからと、諦め、ステージを避けるのでなく、毎週ステージに立ち、工夫し。良くしていく「過程」だと信じて。

TEDの観衆に見守れながら、気持ちよさそうに歌う彼の姿が印象的でした。
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どれほど壁を乗り越えたか

2014-02-23 09:22:07 | 一言整理
社会に出れば 結果ありき

それでも家庭とは
 
その子がどこにたどり着いたかよりも 

どれほどの障壁を乗り越えたかを見つめ続ける場

その一貫した姿勢が

厳しい社会を駆け抜けるための

力を育む
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鏡の貴さ

2014-02-23 09:19:44 | ファミリーディナートピック
ファミリーディナートピック
(毎週金曜日の夜は、家族で知恵やバリューについての話をしています。我が家は今のところ特定の宗教に属すということはないのですが、宗教的テキストからも大いに学ぶことがあると思っています。)

鏡の貴さ("Life as a Mirror" by YY Jacobsonを参考に):

シナイ山から『トラ』を持ち帰ったモーセ、寺院を立てる準備を始める。様々な寄付が持ち寄られる中で、一人の女性が鏡を持ってくる。モーセは断る。「鏡は、自らの容姿を映し整えるといったあまりにも世俗的なものであり、寺院には必要ではない」と。すると、「神」がモーセの誤りを指摘する。「鏡ほど貴いものはない」のだと。『トラ』より。

当時の鏡とは、ガラスに銀紙を貼ったものだったという。

この「ガラス」と「鏡」の違いが、なぜ「鏡ほど貴いものはない」のかを象徴しているとされる。

ガラスは、透けて向こう側が見える。
鏡は、向こう側ではなく自分を映す。



ユダヤ神秘主義カバラでは、「二つの神性なエネルギー」があるとされる。

1.決められた構造の中で、生き生きと発せられるエネルギー
2.構造を超え、構造自体を進化させていくエネルギー


ガラスを突き抜ける外からの日差しは、1のエネルギーを、
鏡から発せられる光は、2のエネルギーを持っていると。

「鏡から発せられる光」とは、自分に向き合い、自分のエゴを、自分の弱さを、自分のネガティブな性質を、突き破り突き破りたどり着くところから発せられるとされる。

鏡に映してみること、自分に向き合い、突き抜けていくことの貴さ、覚えておきます。
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集中するには?と話した夜

2014-02-23 09:18:07 | 子育てノート
取り組む物事に深く集中するなら、最大限の力が発揮される。どうしたら集中できるか?について少し調べてみました。

私自身は、限られた細切れ時間、どこだろうとどんな状況であろうと、没頭できるタイプ。それでもそれは、この年になり「時間の貴さ」を身にしみて分かっているからこそ。確かに子供時代を振り返ると、あれやこれやと気が散って、中々目の前の宿題ややるべき課題に集中できないということ、しょっちゅうでした。ええ~、ほとんど何にもしてないのにもう一時間も過ぎてる~!と冷や汗。


頭で「集中しよう」と思っても、まずは、生理的な面が整えられてないと難しい。

1.ヘルシーな食べ物

2.十分な睡眠

3.エキソサイズ


その上に、次のような工夫も。

4.場所を選ぶ: 静かな場がより集中できる人もいれば、雑音がした方が集中できる人も。戸を閉め切ったり耳栓したり、カフェに出かけたりの工夫。

5.気を散らすものを周りに置かない: スマートフォン、マンガなど。これが、なかなか難しいですね。中学生になると、ほとんどの宿題がコンピューターでタイプして提出。ワンクリックすれば、膨大な情報の溢れるインターネットに繋がりますから。目の前にあるけれど、手をつけない、そんなセルフコントロールの日々鍛錬になります。

6.課題を細かく区切る: 五問だけする、この一問だけまずは終わらせるなどと決める。

7.休憩時間を取る: 一時間したら10分お茶を飲む、周りと話をする、などして気分を返変える。

8.深呼吸: 課題にすっと入っていける。

9.リラックス: これをしなきゃ!と力が入りすぎているよりも、リラックスしたフロー状態の方が力を発揮できる。緩みすぎず張りすぎずと、声掛け合ってます。

10.計画表を作り、何時から何時までは集中して取り組むと決める:全体的な流れが整理され把握されていると、あれもこれもしなきゃという頭の中の雑音が静まる。


どんな時にマックスに集中できたかなど、自分を観察し、自分なりに工夫していけるといいね、そう中学生組みと話した夜でした。
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六歳三女サイエンス・プロジェクト

2014-02-22 23:59:07 | 子育てノート
六歳三女のサイエンス・プロジェクト。

準備して、実験して、目で見て触って、まとめて。上の子達、何年も前の実験について、未だに話します。

まずは身の回りの物事に疑問を持つことから → その疑問に対して「仮説」を立ててみる → 実験 → 結果を記録 → どうしてそうなるのかを探索 といった流れに沿って。


疑問:「温度によって、風船の大きさは変化する?」

仮説: 暖かいと膨らんで、寒いと萎むと思う。

用意するもの: 
風船
耐熱ガラス瓶

熱湯
氷水


手順:
 
1.沸騰させ。


2.風船をガラス瓶の口にかぶせ


3.熱湯につける。観察。


4.今度は氷水につける。観察



結果の観察:

室温では、萎んで垂れ下がっていたのが、熱湯につけると膨らみ、氷水につけると縮んで、ガラス瓶の中へ引っ張られた!


 
どうして?:

 温度が上がると、空気の「分子」が活発に動いて、互いにぶつかりよりスペースが必要になるため。温度が下がると、分子の動きも鈍くなり、スペースを必要としないため。

(動く分子、韓国の国旗みたい・・・、と横から次女。)


 「分子」って何? その物の性質を持つ最小限の単位。分子は「原子」から成るのだけれど、原子はその物の性質を持っていはいない。





 自分自身も含めて、身の回りの全てのものが「分子」でできている、そしてそれらの「分子」は、常に動いているということ、六歳児にとって驚きの発見だったようです。

 自分の手、鉛筆、ノート、机、まじまじと見つめて、分子が動いてるんだあ! と叫んでました。(笑)
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近況整理、四歳児の喜び

2014-02-16 08:24:14 | 今週の整理
1.今週は、懇談会があり、水木と学校半日、金は休み。年に二度ある懇談会、何にフォーカスすればいいかが整理され、ありがたいです。先生側からしてみれば、何百人と見ている中の一人、その豊富な体験知識に基づいた見方や意見を糧に、一人一人の個性を深めて行けたらと思っています。


2.昨日は次女の小児科定期健診。一年半で視力が下がり、メガネが必要に! 私自身も同じ年頃からメガネだったのですが(中学からコンタクトに)、あの初めてメガネをかけた瞬間の驚きを今も覚えています。どこを見回しても太い筆でなぞったような風景だったのが、その日を境に、細ペンでさっと引かれたすっきりした風景に。みんなこんな景色を見ていたんだ!と衝撃を受けました。

 夫も私も中度から重度の近視、子供達もそれを受け継いでしまったようです。長男は低学年でメガネ必要に、今はコンタクト。長女も高学年で片目だけメガネ必要に、今はコンタクトに移行中。そして四年生次女、何色のどんな形のメガネにしようかと、うっきうきです。(笑)


3.長女のピアス、結局、何件か病院に電話しナースと話すも、家ではしてません、どこで開けたらいいかと聞いても、特にどこをすすめられるわけでもなく。と、そのまま日々の嵐の中ですっかり放置状態に。

 昨日の検診、小児科医に直接聞いてみました。モールで開けたらいいわよ。えっ、ショッピングモール? そうそう、私もそこで開けたわ。機械がきちんときれいに管理されているかを確認した方がいいけれど、今はだいたい大丈夫だと思うわよ。

 そっか、モールのアクセサリー売り場でレジのお姉さんに開けてもらえばよかったんですね。材質については、14カラットのゴールドを二・三年はめ続けた方がいいとのこと。毎日消毒し、ニッケルは避けなさいと。十二歳長女、来週にはピアス開けるんだと、うっきうきです。(笑)


4.バレンタイン。こちらの小学校では、クラスメート皆にカードやスイーツを送ったりする。バレンタインが近づくにつれ、もうカードを始めた方がいいわよ、もう半分以上は済ませているとといいわよなどと先生からアドバイス。せっせとカード作りに励みます。当日は、皆で交換。ほくほく笑顔で、クラスメート全員からのカード&スイーツを持ち帰ってきます。

中学組は、長女は女の子グループで交換、長男はテディベア購入。運転して連れて行かないことには、どこにもいけないこちら。ガールフレンド(小学時代からの友人で、互いに「ベストフレンド」といった位置づけのよう)へのプレゼントの買い物も、ママと一緒。あっけらかんとしてます。

毎日放課後も車で決まった時間に帰宅、その後も車がなくては外出もままならず、日本のように互いに「会おうと思えばいくらでもチャンスを作れる」とはいきません。良くも悪くも、この年はもっぱらテキスト交換、バーチャルな付き合いになりがちですね。



5.四歳次男が何度も同じ絵本を見せ、ここ開くと何がいると思う? とニコニコ聞いてくる。ページの中にめくることのできる箇所があり、そこに周りの風景にカモフラージュした動物が隠れているというもの。何度か目に、「ママもう何回も見たから、答え分かってるものね」と言うと、さっと大人顔になり「そうだよね、あまりにもobvious(明白)だよね」と声まで大人びた調子で答える。それ以来、その本を持ってくることはなくなった。あんな毎日のように嬉しそうに聞いてきてたのに。

 ああ、「やりとり」が楽しかったんだなあと思う、答えが分かる分からないなんてどちらでもよくて。ママがニコニコと答えてくれて、ほらあ!とめくって見せて。何度も何度も。

他に「繰り返しのやりとり」としては、ストローを飲み物につけて、「僕飲んでると思う?飲んでないと思う?」(液体の色とストローの色によってはあまりにも「明白」。笑)や、ほっぺにブドウやオリーブなど含んで、「どっちのほっぺに入ってると思う?いくつ入ってると思う?」などがあるのですが、気の済むまで、付き合ってみようかなと思う。四歳児の無邪気な笑顔を思いつつ




今日は早朝から明日まで長女と長男NPOの合宿。昼過ぎから下三人連れてアラスカ大学の催し物「ラーメン」のワークショップに出かける予定。何でも「ラーメン」について本を出した著者が、はるばるイギリス・ケンブリッジからやって来て講義、アンカレッジ日本太鼓グループの演奏もあり、ラーメンの試食もありという集まり。楽しみです!月曜日はプレジデントデイで休日、課題に宿題にサイエンスプロジェクトの仕上げ!


皆様の一週間が素晴らしいものでありますように!

Have a wonderful week!



日常風景:

何か静かだなと思ったら、次男がお姉ちゃん達に輪ゴムアート教えてもらっていた。


できた! 四歳次男、初めて作ったブレスレット!


コレクションどんどん増えます!


指輪とブレスレットのセットに、


髪飾りとブレスレットのセットも!


テキサスの伯母へ送るものもせっせと制作次女。


ご注文の品、揃いました!



四年生次女、「心臓に優しい食べ物を持ってきて、その食べ物の何がどういいのかを発表しましょう」課題。

オートミールクッキー作ってました。

オーツがコレステロールを消化器官から取り除くなどと発表。


バレンタインカードせっせと制作三女に、


次女。


折り紙のハートにチョコに、一言ずつ書き添えて。


家では、ストロベリーチョコ。

あっという間に消え去りました。(笑)


週末明けは、日中一気に家の中が静かになり、ちょっと寂しい次男。

ひっそりとした居間で、一人お話しながら、何か作ってます。


パパと、ママと、お兄ちゃんと、お姉ちゃんと、ぼく。



散歩。


雪の湖でだって、スクーター!
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才能とタフさ、共に伸ばしていく

2014-02-16 08:23:53 | 子育てノート
TED、面白アイデアに溢れていてしかも一つ一つが短くて。細切れに空く時間に、ちょこちょこと聞くのに最高です。

そんな中で、子供達、周りの子達を見てきて、漠然と思っていることが、具体的な言葉で表されてる、と感じたのが、Angela Lee Duckworth氏の”The key to success?Grit”でした。(日本語http://www.ted.com/talks/lang/ja/angela_lee_duckworth_the_key_to_success_grit.html)。

以下、2013年5月のTEDのスピーチの要約です:

ダックワース氏は、経営コンサルタントから公立中学の数学教師になり、その後大学院へ戻り心理学者に。氏が常に解き明かしたいと思っていた問いが「子供達が成功する鍵とは何だろう?」でした。現代で「賢さ」を測る基準となっているIQ,、それでも中学で教えていた際、良い成績とIQとはあまり関係がないという事実に愕然としました。大学院での研究では、国の最高の陸軍士官学校のカデット、スペリングビーの全国大会参加者、貧困地域の学校の先生、企業のセールスマンなど、様々な場で、どういった人物が残り、結果を生み出し、成功するのかを調べ続けました。

そして見つけたのが、成功の鍵は、社会的知性でも、ルックスでも、 身体的健康でも、 IQでもなく、「grit(タフさ、不屈の精神、やり抜く力)」ということです。

「gritとは、長いゴールに向け、パッションと忍耐力を持ち続けること。スタミナを持つこと。毎日明けても暮れても未来にこだわり、週や月といった期間でなく、何年もの間、未来を現実にするためにハードワークを続けること。人生を短距離走でなくマラソンを走るように生きること。
Grit is passion and perseverance for very long term goals. Grit is having stamina. Grit is sticking with your future, day in, day out, not just for the week, not just for the month, but for years and working very hard to make that future a reality. Grit is living life like it's a marathon, not a sprint!’」

成功の鍵となる「grit」。「grit」は、何ら才能(talent)とは関係ない、むしろ才能とは反比例することがあるのが明らかになっています。それでも、まだ誰も、科学も、「grit」についてほとんど知らない。「grit」を「どう育てるか」について、何も分かっていないのです。

Dwek博士の「成長型マインドセット」(*)を育てるための研究は、「grit」を育むのに大いに役立ちます。

それでももっと必要なのです。これから「grit」を育成する研究が、より進んでいく必要があります。子供達のgritを育てるために、大人たちが研究をやり抜く(grit)必要があります。

要約終わり。

(*)Dwek博士の「成長型マインドセット」について、以前少しまとめたもの:http://blog.goo.ne.jp/nmachika/e/092471a90746ef59ab33dd40655acf5e




「何らかの才能とgritが反比例する場合がある」というの、周りを見ていてとてもよく分かります。小学中学と「ハイリーギフテッド・プログラム」を見てきましたが、いわゆるIQの高い子には、それだけ落とし穴もたくさんあり得ると感じています。

「過度激動OE」などを持ち合わせていることが多く、敏感過ぎて「タフさ」とは対極にある。

・学年が上になるにつれ、課題量も増え、内容もより複雑になり、より「タフで」継続的な努力が必要になるにも関わらず、努力しないでもできてしまうことに慣れているため、どうしていいのか分からない。

・科目や課題の種類などによって「できる」「できない」の差も大きい場合があり、「できない」という状態に耐えられずor途方に暮れ、投げ出してしまう。

・その上、周りから「生まれつき」のギフテッドと扱われ、才能や知性は生まれつきのものと信じてしまう傾向にある。「成長型マインドセット」とは対極にある、「固定型マインドセット」の持ち主に。

・成果を出しても「才能あるから当たり前」、成果を出せないならば「才能あるのに何で?」という目で見られる。努力も結果も評価されない場合がある。


小さな内に何らかの才能が見出されないとしても、「健やかなるgrid」を持った子が、どんどん追い抜き伸びていく、そんなように感じることもあります。

それでも、確かに、早くに見出された才能とgritを共に成長させていくことは可能だと、周りのいくつもの例を見て思います。

まずは、どれだけできていたとしても、「努力してより良くなっていける」という「成長型マインドセット」を教えていくこと。どんな結果も成長への過程、失敗は成長へのチャンスと教え続けること。「あなたは賢い」といった褒め方をするのでなく、「あなたの努力が素晴らしかった」と過程に注目し続けること。


子供達のgritを育てていくために、周りの大人のgritが必要、本当にそう思います。日々子供達に向き合いつつ、探索を続けていきたいです。
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ドリームス・カムトゥルー・バインダー

2014-02-16 08:22:23 | 子育てノート
長男長女と「Dreams Come True」というバインダーを作ってみました。

彼と彼女が、今のところ目指したいと思っている道の情報をまとめたもので、これからも雑誌や何かの情報をどんどん足していこうねと話し合い。

具体的なビジョンを持っていると、今何をするかが見えやすい。やる気がそがれるのも、行き先を見失う場合が多いと、子供達をみていても思います。バインダーに、「やる気」を起こすヒントなど、ライフスキルやインスパイヤリングな言葉も足していきつつ。

常に何をしたいのか、どこへいきたいのかを思い出すための、「ドリームボード」も作ろうと話してます。インスパイヤリングな切抜きなどを貼り、壁に掲げておく。



情報を集める中でのメモ:

・Biomedical engineerは、「タイム誌」などでも最も急成長する職種の一つとされていて、伸び率72パーセント。

・psychologistの伸び率は12パーセント(これぐらいが平均らしい)。psychologistは、競争が激しくなるので、マスターのみでは、職を得るのは難しく、PhDが生き残るために必須になってくるそう。これみて、早くも進路を考え直している長女でした。(笑)

・将来コンピュータに取って代わられる可能性の高い職種、低い職種について、オックスフォード大学の研究をまとめたもの。
http://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/downloads/academic/The_Future_of_Employment.pdf
この論文の最後の「アペンディックス」に702の職種が可能性順に載ってます。

取って代わられないリストの上位にくるのが、やはりセラピストなどの、人の心を扱う系。または、より複雑なメカニズムを把握する人々。コンピューターや機械にはない、創造性、想像性、発想力、考える力を育んでいく大切さを思います。


バインダー、面白そうな情報をどんどん載せて、膨らませていくそうです!

"The Economist" 二月二週目号よりの記事を貼って。

ノリつける側間違えて、バリバリ。(笑)
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ポケットに夢を

2014-02-16 08:21:15 | 子育て風景
三者懇談。

耳にも舌にもピアスをし、長髪の髪を束ねた先生。

「僕は14歳の頃、君の何倍もクレイジーだったからね、君に14であることを止めろとは言わないけれど、自分の中から『やってやる』という気持ちを引き出すんだよ。君の中からそれが出てこないといけない」

成績、コンスタントにOKというより、あららと下がり最後に必死で上げ結果的にOK、といった傾向にある長男に、先生。

コンスタントに、「理性的」に、軌道修正するテクニック、14であることを楽しみつつ、バランス取るようにね、と。

今こちらをした方が「成績」に繋がるのに、関係ないことにはまりこんでしまう、長男を見ていて時々思うこと。それでも試験だけ点数をとればいいというわけにはいかないこちらのシステム、高校に行ったら、普段の成績が大学にも就職にもとても大きく関わってくる。今回の八年生の懇談会では、来年からの高校生活に向けてのそんな心構えの話なども。


ここ一ヶ月程、ロボティックスとNPOの行事の準備(週末)、レスリング(毎日。週に一度の試合の日は夜遅くまで)などで過密スケジュール。課外活動も精力的に、その上学業もさらりとこなすといけばいいのですが、現実には、そう格好良くもいきません。ロボティックスも夏の終わりまでの休みに入り、今週末は準備していたNPOの合宿行事、レスリングも来週でおしまい、その後は少し落ち着く予定。学業に力を入れていこうと気を引き締めてました。

あれもしたいこれもしたいと尽きないようですが、今は学業という土台をしっかりさせたところに、手を出していこうと改めて整理。高校を前に、いい話し合いの機会になりました。

高校になってもレスリングを続けたいと今は言っていて、この懇談会の日も、廊下で出会ったレスリングのコーチから、「絶対に続けなさい」と褒められ、かなりその気になってました。毎週試合があり、とにかく燃えています。最も怪我の多いスポーツの一つと言われるレスリング、一昨日も、「今日の試合、かなり強い攻めでね、僕の背骨おかしくなってない?」と見せてきたり。親としては、少し体験して楽しかったね、と通り過ぎたいところですが。まさかあの泣き虫だった子が、「レスラーを目指す」と言い出しやしないかと心配する日が来るとは、思いもしませんでした!(笑)



あれやこれやはまり込み易いので、自覚し、自分の夢に照らし合わせ、今何をしたらいいかと絞り込んでいけるといいねと、懇談会の帰りの車の中で。そして昔、友人から聞いた話を:

パイロットになりたいという夢を持っていたある男の人、一日中朝から晩まで他の仕事をしながら生活の糧を稼ぎ、くったくたになって家に帰り、それでも勉強を続けてとうとう夢を叶えたそう。その男の人、いつも「小さな飛行機の模型」をポケットに入れていたと。それでいつもその模型を手に握って、自分が何を目指しているのかを思い出し続けていたそう。人って本当に忘れてしまうもの、自分が何をしたかったのかも。思い出せるものを何か常に身に着けておくのも、いいアイデアかもしれないね。

エネルギーとてつもなく溢れる思春期、どこに向けていくのか、主体的に選んでいけるようサポートしていきたいと思ってます。


ロボティックスも、


夏までの休みに入った!
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踊り、空白に、繋がる

2014-02-16 08:20:57 | ファミリーディナートピック
ファミリーディナートピック
(毎週金曜日の夜は、家族で知恵やバリューについての話をしています。我が家は今のところ特定の宗教に属すということはないのですが、宗教的テキストからも大いに学ぶことがあると思っています。)

文字と空白部分と(”The Ink Left In the Quill” by YY Jacobsonを参考に):

モーセがシナイ山から二つのタブレット(トラ)を持って下りてきた時、「コラン」が見えたという。ヘブライ語は同じ言葉でも違う意味を持つことがあり、この「コラン」は一般に「角」と訳されてきた。

ミケランジェロによるものなど、古くからモーセを表した多くの彫刻や絵にも、「角」が表されたものがある。

それでも、これは「角」ではなく、「頭部から光が放たれていた状態」を表していたとユダヤの世界では言われている。

では、この「頭部から光が放たれていた状態」とは何を意味しているのだろう

モーセは、「二度」二つのタブレットを持ってシナイ山から下りてきた。「頭部から光が放たれていた状態」とは、二度目にシナイ山から下りて来た時のこととされている。

一度目のタブレットは、四十日間山の中で、「神」から直接『トラ』の内容を習い、一語一語書き記していった。そして山を下り見つけたのが、ユダヤの民が「金の牛」という偶像を、「神」として崇め拝する様子。この時、タブレットから一語一語飛び去り、タブレットは地面に叩きつけられ壊される。

こうして『トラ』は粉々となり、一旦人々は、『トラ』との関係を失った。ちなみに、『トラ』の一文字一文字は、一人一人の魂と繋がっているとされている。

そして、モーセは「許しを請う」ため、シナイ山に再び上る。四十日間、どうかユダヤの民を許して欲しいと、叫び、嘆き、議論し、自分はどうなってもいいからどうにか彼らを助けて下さいと。「神」は、一度目とは異なる『トラ』を授ける。

一度目と二度目では、『トラ』と人々との関係は、違ったものになっていた。

この時与えられ、現代まで受け継がれている二度目の『トラ』は、二つの部分からなっている。

1.インクで記される文字
2.文字の周りを囲む空白部分
 

文字部分は必ず四方を空白で囲まれていなければならないという決まりがある。

そして

1のインクで書かれた文字部分は、人々の意識、言葉や形で表される部分と繋がりを持ち、

2の空白部分は、人々の無意識の領域、奥深くにある言葉や意識を超えた部分との繋がりを持つとされる。



モーセは羽のペンにインクをつけ、「神」の言葉を書き記していく。そして全て書き終わると、残っていたインクを、頭にふりかける。この「残ったインク」は、『トラ』の「空白部分」を表し、それが、「頭部からの光」となったとされる。

一度目には与えられず、二度目に与えられたこの「空白部分」、『トラ』との新しい関係、それが「光」となって周りを照らしたと。

『トラ』とは広義には、「人生の知恵」とされる。「文字で表される部分」「意識でとらえられる部分」だけでなく、「空白部分」を感じてみる。そのサイレンスに、潜ってみる。


『トラ』は読むだけでなく、トラを抱え共に踊る儀式などもある。踊ることで、この「空白部分」に繋がると。

旋律に身をゆだね、感じてみる。

言葉を超え、沈黙に、空白に、繋がる。

このイメージを覚えておきたいです。
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