靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

次女十歳サイエンスプロジェクト&サイエンスナイト

2014-03-22 23:59:10 | 出来事や雑感や (行事)
次女のサイエンス・プロジェクト。植物について知りたいと調べ、実験プロジェクトを組み立てました。


疑問:
落葉樹は秋になると、葉の色を変える。
緑色の葉は、どこから黄色や赤色や茶色を得るのだろう?


仮説:
元々葉の成分に、緑色、黄色、赤色、茶色などが含まれているのではないだろうか。


材料&手順:
ほうれん草の葉を小さくちぎり、つぶし、ネイルポリッシュに浸す。コーヒーフィルターを垂らし、観察。


結果:
15分程して、フィルターに色が着き始める。2時間半観察し、緑色の他に、黄色や、オレンジや、茶色も付着している。

始まり。


二時間半後。


説明:
 葉には、緑色の他に、葉を黄色やオレンジや茶色にする成分も含まれている。葉を緑色にするのは、「クロロフィル」という成分。クロロフィルは光合成によって作られる。秋になり、葉が色を変えるのは、日光が弱まり、光合成が活発に行われなくなるため。クロロフィルが減り、黄色や赤色や茶色が浮き出てくる。


まとめて。


プロジェクトが終わり、もっと植物について知りたいなあと次女。

子供達が自分自身で目を輝かせ興味を深めていく姿を見るのは、嬉しいことですね。



水曜日夜には、「STEM(Sience Technology Engineering Math)ナイト」があり、五人と共に出かけました。

皆のプロジェクトが並べられ。


どのホッカイロが最も長く暖かいか(日本人が開発したんですねホッカイロって、この日始めて知りました)、ベーキングソーダの量を変えるとクッキーはどうなるか、どのブランドのガムが最も味が長く続くか、太陽は燃えているけれど火は酸素がないと燃えないはず。酸素のない宇宙空間でなぜ? 

素朴な疑問を探求する面白さ、実験をまとめたいくつものボードを覗きながら、ひしひしと伝わってきました。

ロケット作って、


飛ばしたりも!

六歳三女サイエンスプロジェクト発表

2014-03-02 06:09:29 | 出来事や雑感や (行事)
温度と風船の実験内容をまとめ、


前夜は兄、姉、友人家族の前で練習。


いよいよ教室で発表!



一通りの説明が終わると、先生、では皆立ち上がって、分子になってみましょう!

空気が暖まると?

教室中動き回る子供達。


空気が冷えると?

一箇所に固まる子供達。


何度か繰り返して。

さすがだなあ、先生。


質問の時間。

一年生、話題があちらこちらにとんで、面白かったです。(笑)

空気の成分は何ですか? 
どうしてこの実験を選んだの?
水素結合っていうのはね、(詳しく説明を始め、先生に止められる男の子)
この教室に分子はいくつある?
僕の実験はね、(詳しく説明を始め、先生に止められる男の子)
ボードの文字の大きさや色はどうやって決めたの?


最後に各自学んだことをまとめる。



二週間続くサイエンスプロジェクト週間。毎日三人ずつ発表。

どんな形のミニカーが速い?
クリスタルってどうやって作るの?
どの色のm&mチョコレートが溶け易い?
磁石にひっつくものとひっつかないもの?
蛍光色はなぜ光るの?

などなど、毎日様々なトピック。

三女、迎えの車に乗るなり、今日はね!と 興奮して話してくれます。


ピアノ発表会幼馴染の活躍、積み重ねるということ

2013-12-22 06:06:27 | 出来事や雑感や (行事)
三女も長女も何とか無事終わり、ほっ。

参加者の発表、楽しみました。習い始めの可愛らしい音色、プログラムの最後の方にもなると、もううっとりと聞きほれる本格的な音色。

その中でも、幼馴染二人の活躍ぶりに圧倒された。毎日のようにプレーデートしていた四歳頃、「ピアノ始めたの!」と弾いて見せてくれた日を思い出す。今はもうすっかりお姉さんになり、中学や高校に通う二人。

その迫力、技術、表現力! 州大会でもここ数年毎年優勝・入賞。

夜遅くなるとうまく弾けないので、学校から帰ってすぐに毎日二時間はピアノに向かうのだそう。もちろん学校からの宿題課題もあるので、寝るのは真夜中近くになる日も多い。それを何年も毎日続けている。その積み重ねの大きさを、ひしひしと感じた。

といって、今のところ音楽の道に進む気はないという二人! 学校の勉強もとても頑張っていて、他のことでキャリアを積みたいのだそう。



長年の仲良し二人の活躍にうっとりの長女。

長女は三年生から初め、三年してやめ、一年半ぶりに今年から戻りとしているのだけれど、中学に入ってからの課題宿題の山、部活、時々ダンスとで、やっぱりピアノは難しかったかなと傍から見ていて思う。先生にも、「音楽を細く長く楽しむというスタンスでお願いします」と伝え、最悪その場だけでもピアノを弾くということに触れられればいいかなと見守ってきた。

と、本人、二人の活躍ぶりに、もう少し自分をプッシュしてみようかなと感じたよう。ただ昔から良くも悪くも何事にも無理しないマイペースな彼女。小さな頃から、遊び途中でも疲れてくると「私寝るから」とベッドへ行くような子だった。今でも睡眠不足という状態には弱く、どんなに切羽詰った状況でも、まずはぐーぐー寝るのを優先している。(学校の勉強だけならば、これでうまくいっているよう。)

ということで、彼女なりに、どんなに忙しくても毎日20分は弾く、と決めたよう。20分ならどんな時にも何とか調整して搾り出せるだろうと。

こうして、こつこつと楽しんでくれたらな、そう思っている。周りから「練習しなさい!」と言われるよりも、こうした身近なお友達を通し本人が何かを感じる、ということの大きさをしみじみ感じつつ。

幼馴染ちゃん達の今までの積み重ねに拍手、そしてこれからも素晴らしい演奏を聴けること楽しみに。



五人揃うの難しい! 次女ぬけ集合写真。


習い始めて四ヶ月の三女、まだ一年生で学校からの宿題もほとんどなく、毎日ゆったりピアノに向かい、少しずつ新しい曲が弾けるようになるの、楽しんでいます!

感謝祭とハヌカ、奇跡に感謝を込めて

2013-12-01 10:52:55 | 出来事や雑感や (行事)
今週は、大きな行事が二つ! 感謝祭とハヌカ

感謝祭は、米国とカナダをあげての祭。イギリスから1620年メイフラワー号に乗って北米大陸プリマスにたどり着いた移民者達、慣れない土地での冬の厳しさに多くの飢餓者を出したが、ネイティブ・アメリカンのワンパノアグ族に助けられ、生き延びることができたと感謝する祭。

ハヌカは、八日間続くユダヤの行事。マカバイ戦争(紀元前168年 - 紀元前141年)時のエルサレム神殿の奪回を記念するもの。荒らされた神殿を清めるために灯したキャンドルの炎が、一日分の油で八日間持ったとされる奇跡を祝う。

このグレゴリオ暦に則った感謝祭とユダヤ暦に則ったハヌカが重なるのは珍く、1863年にリンカーンにより感謝祭が国の祝祭日と決められて以来、数回程。次回は2070年と言われる。

感謝祭は、今では、多くの人にとって、家族親族が集まり感謝を捧げる日という位置づけ。子供達のクラスでも、他州の親族を訪ねるためと欠席する子何人か。学校では、この日に向けてピルグリム(米国への移民者)の歴史について学んだり、様々なクラフトや感謝カレンダー(31の感謝を書き出したもの)を作ったり。木曜日からは休日に。学校では教えられませんが、ネイティブ・アメリカンの中には、この感謝祭を「虐殺占領の始まりの日」と捉える人々もいるのだということも、覚えておきたいです。

我が家ではここ数年、ハヌカも祝うのですが、この二大行事に向け、週明けから準備に走り回り。

ハヌカについては、アンティオコス4世エピファネスによる宗教弾圧に立ち上がったマカバイ戦争の象徴的側面、「自分の信じるものへの抑圧に立ち向かう姿勢」、また大軍に勝ち、キャンドルの炎が燃え続けたとされる「奇跡」、祭で用いられる「コマ回しゲーム」の象徴的意味などから、子供達が何かを学んでくれたらと思っています。



奇跡は、

何兆もの細胞が働き、心臓が規則正しいリズムで血液を送り出し、こうして生きている奇跡

太陽の光、空気、水に溢れ、命を生かす地球という環境が可能となっている奇跡

身の回りの人々に出会えた奇跡

友人、夫婦、親子、家族として供にいる奇跡

そう、身近な周りに見出すことができます。



今年は、感謝祭と合わさり、その一つ一つの奇跡に感謝を捧げる。

とてもスペシャルな時を味わっています。

今日はハヌカ四日目。

四つ目のキャンドルに火を灯しつつ、

こうしてネットを通じ出会えた方々

以前からの知り合いでネットを通じ繋がっていられる皆様

その奇跡に

感謝を込めて!




感謝祭前、店にはターキーがこんな状態!


調理用具、オーブンに入れる銀色のトレーや、ターキーをしっとりと仕上げるための袋など。


前日、洗って、


塩とスパイスを入れた器につけ一晩。一昨年昨年とこの方法で、しっとり!と集まった友人達からも好評でした。


翌朝取り出し、


バターを塗りたくり、オーブンへ。

途中染み出た脂分を上から何度かかけて、5時間ほど。1パウンド(0.453g)に15分ほどの計算。21パウンドのターキー(約10kg)!

長男はポテトの皮むき、サラダ作り、


長女はヤム芋の皮むき、パンプキンパイとアップルパイを作り、


できた!こんがり~。


伝統的な食事としては、他にクランベリーソース、グレービーソース(ターキーの脂と小麦粉を混ぜたもの)、マッシュポテト、ヤム芋甘煮、インゲンのクリーム和え、ドレッシング(ワイルドライスやオイスターやクルトンなどまぜたもの)など。

感謝を捧げ、いただきました。


ハヌカ初日。窓の傍で一本目のキャンドルに火を灯す。

真ん中は火を灯す用キャンドル。こうして一つのメノラー(燭台)に8日間で36本プラス8(真ん中)のキャンドル。祈りを捧げ、歌を歌い。

コマ回しゲーム!

毎晩きゃ~き~と盛り上がってます。

ハロウィン!キャラいろいろ

2013-11-02 23:59:15 | 出来事や雑感や (行事)
ハロウィン祭会場にて、


長女のダンスショー。


キャンディーより分け作業真剣な下三人。



当日中学校は仮装してきてもよいとのこと。お友達と相談して決めたらしい長女、

NERD(いけてない人)。


いえ~い、NERD!

サスペンダーとメガネ、友達が用意したらしい。この日皆「いけてない集団」に。

長男は「さわやかそうで怖い人」らしい。分かりにくい!

時々にこにこしながら切れるらしい。

中学校にもなると、何だか微妙なキャラになってきますねえ・・・。こうして自分の中にもあるキャラクターを笑いにして相対化しているのでしょうか。

次女は先生方へカードをプレゼント。



夜、友人息子君三人と。

長男は、友人宅にてトリックオアトリート。五人で、血塗りした友人を担架に乗せて運び続けたそう・・・。

晩御飯食べて、


さあ行くぞ!


トリック、


オア、


トリート!


家々を回って回って回ります。


スパイダーマンがキャンディーくれた!くもの巣シューター手に持ってた!


人形かと思ったらこの人動いた!

泣き叫ぶ次男。(笑)

家中お化け屋敷にデコレートされ、屋内へ大歓迎の家もあり、すごい!ハロウィンにかけるこの情熱!

いただきものより分け真剣作業。




親としては、お菓子のゆきどころに頭を悩ませるところですが、家では事前に話し合い、あまりにもカラフルなものはナチュラル系のものに変え、食べる数を決めるということに。お金やプレゼントに代える、週に何個食べていいか決め、年が変わると残りはドネーションという友人宅も。
 
寝る前下の子達が「これがいるね!」と持ってきたもの、 

ロリブラッシュ。ロリポップを食べ終わると歯ブラシが出てくる発明品。(笑)


この“The Klutz Book of Inventions” By John Cassidy & Brendan Boyleという本、シリーな発明品がずらりと載せられ、五人とも大好き。ロリブラッシュの隣のページは、「防音パンツ」。


甘~くて楽しいハロウィンでした!

誕生日会にパレードに

2013-07-06 23:59:52 | 出来事や雑感や (行事)
友人の息子君三歳!

スターウォーズな誕生日会。


ダースベーダーな私に僕。


はっぴば~すで~、おめでとう!


赤ちゃん大好き三女、赤ちゃんにくっついて。


友人の一人のハズバンド、「手作り酒を熱燗にセット」持参。フグのヒレまでも!20度!強い!真昼間からいただいてしまいました。

とくとくと日本酒造りについて語ってくださるアメリカ人ハズバンド。


七月四日は独立記念日。ダウンタウンのパレードに。合宿中の長男もそのNPO団体で出ると聞いていたのですが、最初の最初だったらしく少し遅れ、見れずしまいに!ああ、二週間ぶりに見かけるはずだっただろう息子の晴れ舞台になんてこと。

パレードを行く方々が、アメリカ国旗を投げてくださり。ふれ~ふれ~。

消防自動車のおじさん、手振ってくれてる!


キルトな方々。


軍隊、政治家、ヒップホップダンスや武道の団体、ミス&ミセスアラスカ達、アンティーク車の会、ハーレーをふかそう会、助産婦団体や、動物教護団体、

東南アジアの人々、

ベトナム、サモア、東欧、ロシア、モン、様々な文化背景を持った人々の集まりも。祭囃子が聞こえると思ったらば、日本の太鼓グループも!


夕方は、フェアへ。

ゲームしたり、


こんな滑り台何度か急下降してみたり。


下から見ていてもなかなかのスピード。飛んでるみたいだった~と。


フェアと言えば綿菓子な子供達、しっかりいただきました。



独立、アメリカ合衆国としての始まりを、想いつつ。

長女飛行機プロジェクト、通過儀礼

2013-05-26 06:19:09 | 出来事や雑感や (行事)
卒業式の二日前には、プロジェクト「ロープ」の発表会。通過儀礼(Rite of Passage)という概念(出生、成人、結婚、死などの人間が成長していく過程で、次なる段階の期間に新しい意味を付与する儀礼)を学びつつ、六年生全員が数ヶ月間独自に学校外で取り組んできた「ロープ」。過去と未来を繋げる「ロープ」にと。

皆様々なテーマに取り組んできた。コンピューターゲームをプログラムした子や、自閉症のトレーニングアプリを作った子、ネイティブアラスカンの血を引く友人は代々伝わる刺繍裁縫を習い、モデルの仕事をしている友人は自分で服をデザインして作ったり、祖母にキルトを教えてもらったという子、ピザが大好きで美味しいピザの作り方をマスターするという子や、探偵小説を書いた子、漫画好きで日本語を学ぶという子や、代々毛皮商の家に育ち実際に毛皮コートを作った子、イヤーブック(全校生徒の写真をおさめたアルバム、年に一度購入できる)の編集や、一月に行われた歴史ドキュメンタリー上映会の企画司会進行を勤めるということをプロジェクトにした子も。去年の長男は、レゴロボットがテーマでした。

長女が選んだのが、「リモートコントロール飛行機を作る」というもの。飛ばすというところまではいかなかったのですが、飛行機の構造、「飛ぶ」ということについて、五十時間ほど費やしここまでできたという飛行機を見せながら、パワーポイントを用い四人の審査員を前に説明しました。

細部をしっかりさせることが「飛ぶ」ためにいかに重要か、自分をゴールに向けプッシュするということ、この二点を将来に生かしていきたいと、発表をしめくくり。

審査員を前に、緊張した様子の六年生達。発表を終え満面の笑み。明後日は小学校卒業!

思い出に残るプロジェクトになりました。


学校から発表会場になる教会へは歩いて10分ほど。歩道には、ところどころにチョークで書かれた言葉など。先生方が前日に。

まず校舎を出たところに、変わる準備はできている? 出発! と。

強くあれ! Stay strong!


もし葛藤がないのなら、前進もない。 フレデリック・ダグラス


教育こそが世界を変える最強最大の武器。ネルソン・マンデラ


良くなるために変わることはフルタイムジョブ!という言葉も。

到着!


数ヶ月取り組んだ飛行機。

思い出がいっぱいです。

卒業!修了!学校最終日

2013-05-25 23:59:10 | 出来事や雑感や (行事)
前日に、先生方にお手紙書いて。


最終日は、三女と次女海の見える丘の上。


友人に折り紙しようと誘っていただき。

折り紙ブースお手伝い。


こうしてああして、と教えていく。


三女のクラスメートの一人のお母さん、クラスメート全員の名前入りキルトを作ってくださる。

この上でピクニック。


長女は小学校卒業!

チョコレート・ファウンテンや(最近縁があります)、


ケーキやら、


ほおばり。


おめでとう!



なぜか皆、顔にお絵かきして帰宅。

三女ちょうちょに、


次女たんぽぽに、


長男、友人からのサイン20人分だそう。



八月終わりには、中学一年生に二年生、小学四年生に一年生! 

ファルコンとマラソン!

2013-05-18 23:59:40 | 出来事や雑感や (行事)
スタートラインに、


ファルコン。


どん! 本番の前に、子供向け4ブロックほど走りましょうイベント。

このときはゆっくり走って子供達を勝たせてくれたファルコンでしたが、


5キロ本番では本格的ランナーに。

それ~。


住宅街を行く。

最も治安が良くないとされている区域で、普段あまり近寄ることなく、初めて間近に見る町並みでした。

ファルコンを抜くんだと、真剣勝負の長男・長女・次女。5キロを26分で走ったファルコン、残念ながら長男以外は抜けず。また来年!と。

前夜遅く寝早朝起きてしまった大はしゃぎ寝不足三女も、後半重い足を引きずりながらも、ゴール間近になると最後の力を振り絞り全速力。

友人娘ちゃん二人も、走って歩いてゴール! 4歳ですごい!

皆頑張りました!


走って歩いて風切って、さわやかな週末の始まりでした。

Heart Runマラソン!

2013-05-05 05:42:00 | 出来事や雑感や (行事)
今年はレースから歩行者まで参加者約五千人!
(Heart Run:心臓病患者の支援ファンドレイジングや、健康や心臓疾患への関心喚起のためのイベント)

Heart Runと書かれたお揃いのT-シャツ着込んで。


まずは長男五キロレース。まだかな、お兄ちゃん。


あ、お兄ちゃん!

中央人物後ろに半分見えている黒いフーディー。

去年の夏より五分速く走れたよう。冬までにいくつかマラソン大会に参加して、タイムを縮めていきたいそう。同じ学校の友人が、大人含めた千五百人近くのレース参加者中上位10位入賞! 長男よりも小柄な子、大きな大人に混じって全速力でゴールする様子、感動でした。

レース終わり、ふ~。


さて、次は私達! この人の群れ!


タイムは出ませんが、それでもやる気満々の長女と次女は二人で先へ。


私はやはり走る気満々の三女と。

次男は、長男をNPO活動に送るため途中で抜ける夫と。

さて皆完走完歩できるか!? 

スタート!


走る!というより、わっせわっせと群れになって移動という感じ。(笑)

こんなスコティッシュな楽隊の音色も聞きながら。五キロ折り返し地点では日本太鼓の演奏もあったらしいです。


三女走り続け。人の合間を縫ってあっちにこっちに。


えっ、ちょっと待った、えっ、どこ~?と追いかけつつ、


見渡しが良くなってきたと思いきや、ぴゅ~と全速力、えええええ、追いつけな~い!


息を切らし心臓あたりを押さえながらよろよろな私。これで心臓に何かあったらHeart runどころじゃありません。

で、そのまま、みごと、見失いました・・・。

まあポリスもたくさんいるし、これだけ人の目もあるんだから大丈夫だろうと呑気に歩いていたのですが、途中で抜ける夫から次男を受け取った際、「ここは日本じゃないのだし六歳児一人はよくない」と彼。一気にサーと青ざめ。三歳次男をストローラーに乗せ、走って歩き走って歩き。途中折り返して道路の反対側を走ってくる長女次女に三女がいないか見ておいてと告げ、夫も長男の集合時間ぎりぎりまで探すも見当たらず。そして三キロ終え歓声に包まれゴールするも、先を行っているはずの三女の姿はどこにもなし。ポリスに捜索願いを出すべきかと思い始めていたところ、たったたったとゴールに向かって走ってくる三女の姿が。

ゴールでメダルを貰い嬉しそうな三女。

ああ、もう、ちょっとちょっとおどこにいたのお~、としどろもどろで取り乱す母を前に、きょとん。ママは後ろを追いかけてきてると思っていたそう。

どうも三キロコースから五キロコースに混じりこんでしまい、結局五キロ走って歩いて走って歩いてとしていたようで。途中「もうこのまま永遠にレースが続くのかしらと思った」と。(笑)

ホント無事でほっとしました。これからは一人では走らないと話し合い。次回は、私とパートナーでなく、長女と次女組に三女を混ぜます。(笑) 



会場では、パンや飲み物の支給や、様々なブースがあり。

人工呼吸の練習ブースも。

長女・次女・三女・次男、皆体験。


そして、スタートゴール地点から駐車場までも行き帰りで二キロほどあったのじゃないかと。

あ、やっと車が見えてきた!とまた走る長女次女。早朝からマラソンだと張り切り続けていた三女、この頃は流石に疲れきって能面のように表情がなくなってました。車ですぐに眠りに落ち。

といって子供たちはちょっと寝たらもう回復。私は翌日のプールとで、その後三日程あちらこちら筋肉痛でかなり変な動きをしてました。

子供たち大はしゃぎ、親にとってはスリル満点、体力的にもかなりチャレンジングな週末でした。(笑)

イースター、エッグハント!

2013-04-07 04:50:25 | 出来事や雑感や (行事)
友人宅にて。

小ちゃい子からね。順番に並んで待機。


どこ~?


あ、あっちに!


あ、こっち!


中に何が入ってるかな~?

皆真剣に開けていく。

持ち寄られた料理の、


数々!


すんばらしいです。


陽だまりで、


屋内で、

いただいて。

雪合戦! それ~


ひゃ~。
 

次から次にやってくる子供達相手に友人夫さん靴なし素手で一時間ほど!。


暖炉に暖まり。

ありがとうございました。

といってその後すぐに、ぶら下がられ。


遊んでくれるお父さんたち!


笑って笑って、子供も親も満喫!


ありがとうございました!

イースター、卵塗り!

2013-03-31 03:18:54 | 出来事や雑感や (行事)
さて、始めよう!

友人:「卵ボイルしといてくれたんだ、ありがとう!」

私: 「えっ?」

用意しておくから!と皆に言っておいたものの、忘れていたというより、分かっていなかった。ボイルしとくものなんですね。(笑)

ぐつぐつぐつぐつから始め。


酢と水とフードカラーを合わせ。


つけて、


待つ。


出来上がり!


何度か繰り返し。


皆完成!

友人娘ちゃんと。少女にパステルに、ああ何だか春~。

走って走ってきゃーきゃーと。


学校帰りの娘達も加わり。

雛祭り!

2013-03-02 23:59:36 | 出来事や雑感や (行事)
まずは、引越しで壊れた骨組みをしっかりさせて。


よいしょっと。


緋毛氈をかぶせ。

よし、並べるぞ。


写真と照らし合わせながら、ふむふむ、ここにあれで、この人が靴を持って、あなたは太鼓を抱えて・・・


こんな感じかな。


ああ、雛飾り。


遠くはるばるアラスカにお越しいただきありがとうございます。


友人達も集まり。


用意してくださった子供クラフト!


こうやってああやって、


おだいりさ~まとおひなさま~、ふ~たりならんで~。


学校から戻った娘達も折り紙教えていただき、


あられ入れて。


どらやきの差し入れいただきながら。


雛祭り!


ありがとうございました!

数学競技会(MATHCOUNTS)

2013-02-17 00:01:25 | 出来事や雑感や (行事)
長男初の数学競技会(MATHCOUNTS)参加、自宅から道を挟んですぐのアラスカ大学キャンパスにて。アンカレッジ周辺(車で五時間ほどの町から泊まりでの参加チームも)の学校が集まり、朝からひたすら数学の問題を解く。アメリカ全土で行われるこの競技会、今年は各地での競技会7000近くの学校や団体が参加したそう。

長男の学校からは7年生8年生合わせ20人近くが参加。

最後に、高得点をはじき出した上位10人ほどが呼ばれ、皆の前でトーナメント。司会者がスクリーンに映し出された問題を読み、早く答えられた者が勝ちというもの。問題を読み終わる前に答えてしまうことも。数学大好きっ子達、見ごたえありました。

長男の学校、8年生チームが大会総合優勝! チームの4人、州大会に進むことに。

個人の部では、長男の学校からも8年生の2人ほど三位入賞に食い込みましたが、トップに立ったのは、アンカレッジから車で3時間ほど行った小さな町でホームスクールする男の子。ホームスクールしているお母さんも司会者から呼ばれ、表彰台に共に立つ。親子二人三脚で毎日数学の問題を解いているという15歳の男の子、その生き生きと輝く笑顔が目に焼きついています。

会場にいる親御さん達と接して思ったのは、ふって沸いたように数学得意っ子が生まれたわけではないということ。上位に食い込んだ子達、やはり日常から数学にかけるエネルギーも時間も並ではなく。中には5年生の時から、毎日学校から戻ると2時間は問題を解き続けているという子も。そう続けられることが、才能なのでしょう。

長男、数学大好きっ子達に囲まれ、見上げつつ、いい刺激になったようでした。


アラスカ大学キャンパスの一建物にて。


あ、あれ、紫のチームTシャツ着てるのお兄ちゃん!


最後の公開トーナメント。スクリーンに問題が映し出される。先にボタンを押した競技者が答える。


お兄ちゃん、脳みそ、ストレッチしたね。うん、かなり、ね。

昨夜の話し合いトピック

2013-01-13 01:17:03 | 出来事や雑感や (行事)
昨夜のファミリーディナーでは、3つのトピックについて話し合いました。

1.「暗闇と夜明けはセット」

 苦しく辛い時にも夜明けが来る。そして暗闇を通ったからこそ、夜明けの眩しさがより鮮やかに感じられる、夜明けというものを本当に知ることができるようになる、というようなことについて。


2.「自分に良くないと知りながらも続けてしまうことを止める」

こんな子供向けのたとえ話(aish.comより)を用いつつ。

 夜も寝られない腹痛を繰り返し、牛乳アレルギーと診断された男の子。大好きなピザやアイスクリームも諦めた暮らしに。数ヶ月後、腹痛の苦しさを忘れた頃のこと、友達とスポーツして遊びペコペコのお腹を抱えて皆でピザストアに入る。あまりに美味しそうに食べる友達を前に、我慢できず一切れ口に入れる。再びあの腹痛。それからまた何ヵ月か後、山積みの宿題に向かっていると玄関のベル、一緒にこの宿題をやっつけようと友達が大好きなアイスクリームを持って。今度は口に入れる直前に思い直しスプーンを置く。自分の分も友達にあげる。大好きなアイスリームは味わえなかったけれど、引き換えに大きなものを手に入れた。健康だけでなく、自分を大切にする姿勢、そして意志の力を。

目先の楽しみ嬉しさの先へ行くとき、それらをはるかに超える喜びを手にすることがあるのよ、といったことについて。


3.「子供を育てるのに大切なことは?」
 無条件の愛、受け入れ、肯定、共感などから、赤ちゃんはこうやって抱っこしたらいいと人形での練習まで、アイデアを様々出し合って。

 自分自身、オムツの換え方から抱き方まで、何をどうしたらいいのか全く知らない分からないまま子育て生活に突入。子供を育てるって、こういうことだったの!?と、とまどい驚き途方に暮れる、そう繰り返す日々でした(今でもそんな時もあります!)。子育てに何が大切なのか、先達の知恵や自分達が試行錯誤の中見つけたことを、子供時代からでも少しずつ伝えていけたら、そう思いつつ。