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kオジサンの中山道旅日記 その25 JR本庄駅からJR熊谷駅 まで 

2018-12-25 23:26:38 | Kオジサンの中山道旅日記 

12月25日(火) 晴 JR本庄駅からJR熊谷駅 まで  

昨日の続きです。ホテルルートイン深谷駅前から深谷駅へ向い、高崎線の列車に乗車しました。この深谷駅。ミニ東京駅と言った感じがするレンガ造りの駅舎でした。ここから本庄駅に向い、昨日の続きのスタートです。
JR本庄駅から北に歩き、本庄駅入口交差点から県道392号線(中山道)を歩きました。暫く歩くと国道17号線と交差するので、渡道橋で越えました。元小山川の新泉橋を渡ると藤田集落に入りました。そして、小山川の滝岡橋を渡ると国道17号線で深谷バイパスへ出ました。中山道からは外れるのですが、道の駅おかべに寄ってみました。
道の駅から再び中山道に向い、深谷宿を目指しました。深谷宿の入口に来ると西の常夜灯がありました。古くからの酒造屋が有ったりする宿場町を抜けると東の常夜灯がありました。そして、宿場の端には見返りの松。この松は深谷宿を去る時に旅人が振り返ったので見返りの松と言われるようになったとか。
籠原駅を過ぎた辺り。玉井地区を歩きます。17号線と離れていた中山道で、ここでも、国道と交差するので、渡道橋で越えました。この辺りは中山道と旧国道17号線。それに国道17号線の深谷バイパスが並行していました。先に進むにしたがって中山道が国道17号となりました。その道を歩き熊谷宿に入っていきました。
今日は本庄宿、深谷宿。そして熊谷宿まで歩きました。中山道がJR熊谷駅前となったところで、今回の街道歩きを終了して大宮駅に向かいました。

JR本庄駅 ― 県道392号線 ― 国道17号線渡道橋 ― 街道沿いの石仏群 ― 宝珠寺 ― 
滝岡橋
 ― 道の駅おかべ ― 中宿古代倉庫群跡 ― 芭蕉句碑 ― 普済寺 ― 瀧宮神社 
― 西の常夜灯 ― 
滝澤酒店 ― 本陣跡 ― 東の常夜灯 ― 見返りの松 ― 熊野大神社 
― 明治天皇御小休所跡碑 ― 
忍領石碑 ― 新島一里塚 ― 秩父道道標 ― 八坂神社 ― 八木橋百貨店 ― 熊谷寺 ― 本陣跡碑 ― 札の辻跡碑 ― 熊谷直実像 ― JR熊谷駅

ホテル ルートイン深谷駅前 朝食場所

(07:29)
ホテル ルートイン深谷駅前の朝食場所、「花茶屋」です。



並んでいる朝食です。
新鮮な野菜も有りました。




チョイスして来た朝食です。




(08:22)
ホテル ルートイン深谷駅前のフロントです。
ルームキーを返却してホテルを出発します。


JR深谷駅

正面から見たレンガ造りの深谷駅です。
駅をこのようなレンガ建ての駅舎にしたのは深谷出身の渋沢栄一が日本煉瓦製造会社を経営していた事に由来するのではなかろうか。





(08:42)
8時42分発の高崎行きが入線してきました。





(08:52)
JR本庄駅に着きました。




(08:58)
JR本庄駅の駅前。
昨日と同じシーンです。
昨日、歩き終えて、その続きを再開します。





本庄駅入口の交差点で右に曲がり、県道392号線を深谷に向って歩き始めました。






(09:34)
元小山川の新泉橋から見えた浅間山。
白く冠雪しています。
北の方には日光の男体山の先っちょが見えました。



カーブして行く中山道。
本庄市藤田地区を歩いています。





(09:39)
中山道沿いに歯医者がありました。
内野家の立派な長屋門が見えました。



街道沿いの石仏群

並んでいる石仏群。
それに祠の中には子育て地蔵。そして庚申塔や賽神が並んでいます。
旅の途中に亡くなった人を供養したりしているのかもしれない。




(09:47)
カーブして行く中山道。
街道沿いにはネギの畑が見えます。


滝岡橋

小山川に架かる滝岡橋を渡りました。
人の気配を感じて、カモが逃げて行きます。




(10:31)
中山道は真っ直ぐ進むのですが、左に折れて深谷バイパス沿いの道を歩きます。
この先に道の駅が有り、寄ってみようと思いました。



道の駅おかべ

道の駅 おかべに寄りました。





情報館の中の展示。
道の駅の近くの宿場。本庄宿、深谷宿、熊谷宿を解説しています。




こちらは物販棟です。
この辺りの特産物や農産物を販売しています。
沢山の人で賑わっていました。




(11:15)
道の駅から歩いてきました。
右が中山道で左が国道17号線です。
大きな1本の木。
その向こうに木が生えています。
そこに芭蕉の句碑が設置して有りました。




(11:27)
国道17号の歩道を歩きます。
ここは国道17号と中山道が重複しているコースです。




西の常夜灯

(12:26)
深谷宿に入って行きます。
宿場の入口に常夜灯が有りました。
この常夜灯の前には呑龍院の鐘楼が見えました。



滝澤酒店

滝澤酒造です。
菊泉と言う銘柄の酒。杉玉が下がっています。



旧大谷藤豊邸

(13:12)
歩いて来て、和洋折衷の立派なお屋敷が見えました。
ネットで検索したら旧大谷藤豊邸である事が判りました。
調べたら昭和の初期の大恐慌期。
多くの人が仕事が無く疲弊していた。
そんな時期に町長であった大谷藤豊が2年、100人の職人を働かせて出来上がったのが、この建物だそうな。
国の重要文化財に指定されています。





ガラス越しに見えたザルや熊手。
Googleで調べたら亀井籠屋と言う場所でした。
主が制作しているのだろうか。
今では余り、見かけなくなった店でした。




歩行者や自転車のためのコースが設けられていました。
説明板には日本煉瓦工場へのかつての引込み線だと有ります。




東の常夜灯

(13:17)
東の常夜灯です。
引込み線の直ぐ横に設置して有りました。



見返りの松

深谷宿のはずれ。
見返りの松がありました。
初代の待つが排気ガスで枯れ、2代目の松になったと説明がありました。





道路沿いで咲いていたスイセン。





(13:30)
松の木が生えていて街道らしさを感じさせます。





道の横の畑。
深谷ネギが育って、収穫できそうになっています。





(13:49)
JAふかやグルメハウスと言う農協の農産物直売所です。
店頭に深谷ネギが積んで有りました。





(14:11)
深谷市の幡羅地区を歩いています。




国道17号線。
熊谷バイパス玉井南交差点から東京方面を望みました。
東京まで72キロとなりました。




(14:56)
こちらも国道17号線です。こちらが本来の17号線なのでしょう。
渡道橋で国道を渡ります。
左が国道で右に分かれて行くのが旧中山道です。
東京までは70キロとなっています。






(15:12)
熊谷市新島地区を歩いています。
曲がりくねった道。
街道らしさが有ります。





忍領石標。
忍藩が領地を示す境界の石柱です。




(15:22)
中山道と国道17号線が一緒になりました。





東京まで68キロとなりました。






(15:47)
右は国道17号線で、左が旧中山道です。
左に向かって行きます。



八木橋百貨店 

八木橋百貨店の西口です。
旧中山道の石柱が立っています。
この百貨店の中を中山道が通り抜けているのでした。
中の通路が中山道となっており、記念のスタンプが押せるようでした。
それに反対側の東口には石碑が設けてあるようでしたが、見落としてしまいました。




(16:14)
国道17号から曲がって熊谷駅へ向かいました。



熊谷直実像


(16:18)
駅の正面に熊谷直実のブロンズ像が設置して有ります。




今日は本庄駅から歩き始めました。
ここ、熊谷駅で街道歩きをお終いにします。
28キロほどを歩きました。


JR熊谷駅

(16:21)
橋上駅の熊谷駅へ上がります。
階段にはラグビーの絵が描かれています。
西の花園(東大阪市)。東の熊谷です。
熊谷市ではラグビーの2019ワールドカップが開かれますが、街全体がラグビー都市となっています。

JR熊谷駅

(16:27)
熊谷駅を16時27分に出る小田原行きが入って来ました。
この列車に乗車します。




(17:06)
大宮駅に着きました。





(18:02)
今夜は高速バスで名古屋へ戻ります。
そのバス停が大宮駅の西口となっていまして、乗車場所を確認しました。
そして、駅西をウロウロして東口に来ました。





立ち呑みの店です。
立ち飲み日高。ここに入りました。





(18:20)
注文したのが中ジョッキにもつ煮込み。
生キャベツ。
それにフライドポテト。
コレだけで1,040円でした。



左の黒く太いペンがスキャナーです。
このペン先でメニューをスキャンして読み取り、数をスキャン。
そして注文をクリックすると注文となりました。
こんなの。
初めての体験でした。
それにしても、安かった。





次に寄ったのが丸亀製麺です。
うどんを注文しました。

この後、バスの時間までには、まだ早かったので、漫画カフェに入りました。


JR熊大宮駅

(22:12)
大宮駅の自由通路を抜けました。
大宮駅を後にします。
大宮駅の上にはデパートが有り、大きな駅でした。





(22:31)
ミルキーウェイEXPのバスが来ました。
若い女性が、このバスストップに来た乗客のチェックをしていました。
今日は2両の運行だと話していました。
それにしても、バスに乗る世代は若かった。
彼女に聞いたらさいたまスーパーアリーナでコンサートが有ったので、乗客が多いのだと話していました。





4列シートのバスの車内です。
私は一番前のシートでした。
座席表では、女性は後ろの方の席が割り当てていました。

バスは22時40分。
定刻に出発し、池袋と東京で乗客を拾って行きました。(私は寝て居たので寄ったのは知らないです。)
睡眠導入剤を服用しましたので、バスの車内でしたが、シッカリ寝れました。



(02:56)
静岡SAで15分の休憩でした。
トラックが沢山停まっていて、バスは恐縮して居ると言う感じです。




(05:42)
名古屋南ささしまライブに到着です。

このバス。
大宮から名古屋まで5,500円でした。
月や日によって値段が違うようです。
上手に利用すれば格安で利用する事が出来ます。


JR名古屋駅

(06:00)
ささじまライブから歩いて来て名古屋駅へきました。
名古屋駅はこれから混雑する時間帯を迎えます。



JR岐阜駅

(06:38)
名古屋駅を6時10分に出た普通列車です。
岐阜駅に着きました。
高山線の列車に乗り換えれば、我家はもう直ぐです。




感想
夜行列車で行き、夜行バスで戻って来るという3日間の街道歩きでした。
今回、北関東を歩いて高崎線が明治16年に開通したのを知りました。東海道線の全通よりも早い時期です。絹製品の輸出で国策的に進められたのでしょう。鉄道史を紐解いた。そんな気がしました。
高崎は大きな町でした。中山道の宿場町としてだけでなく、信越本線。上越線のカナメとして発展してきました。そんな面を見る事が出来たのも街道歩きの面白さです。
本庄宿を出て、橋の上から冠雪の浅間山が見えました。北方には日光の男体山の先っちょが見えました。西には秩父の山々。この場所が関東平野のド真ん中と言うのが良く判りました。ここから浅間山への距離。江戸時代に浅間山が噴火し江戸に灰を降らせた。納得の距離でした。
この3日間。
最初の松井田宿で国道18号線の表示は125キロを現していました。そして、熊谷宿の国道17号では東京までが65キロとなっていました。国道の数字では3日間で60キロ歩いたこととなります。でも、歩数計の数字は3日間分で77キロを表しました。国道は直線的に結びますが、中山道は曲折が有りますので、距離が伸びるたのでしょう。
次回は3月に歩こうと考えています。


今日の経費

JR深谷駅からJR本庄駅 190円
ローソン(茶) 129円
道の駅おかべ 644円
ファミマ(お握り) 242円
JR熊谷駅からJR大宮駅 580円
お土産 540円
焼鳥日高 1,040円
丸亀製麺 290円
漫画カフェ 1,100円
大宮駅西口から名古屋ささしまライブ バス代 5,500円
JR名古屋駅からJR那加駅 670円
                             合計 10,925円


kオジサンの中山道旅日記  その26
3月18日(月) 晴 秩父鉄道石原駅からJR北上尾駅 まで  へ

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