Kオジサンの新・山歩きの記

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バスハイキング 旧北陸本線廃線跡 明治時代の近代化遺産めぐりウォーク

2016-10-09 23:54:37 | バスハイキング

「重連」とか「補機」、そして「スイッチバック」。こんな言葉の意味、判りますか。この言葉の意味が判る人は相当な鉄道マニアだと思います。
クラブツーリズムのウオーキングで、廃線となった北陸本線を歩くウオーキングツアーの募集が有りました。バスで向かうツアーの良いところはスタート地点で降ろして貰え、ゴール地点で拾って貰える事です。後になって知った事ですが、この企画は関西地区と共催でして大阪や京都。神戸からも来ていました。添乗員が話していましたが、全部で96台のバスで、総参加者が900人だと言っていました。
明治の時代のトンネルです。トンネルの建設に苦労しただろという思いと、完成してからの列車の運行ですが、急勾配を列車が走るのですが、列車の運行も相当苦労したのだろうと想像しました。


尾張一宮からのツアーに参加しました。実は岐阜、穂積、大垣と言うコースを申し込みましたが、早々に催行中止が決定しました。仕方なく、尾張一宮で乗るコースに申し込みました。
バスには4番の番号が付いています。帰りに乗るバスで間違えないようにと言う印です。
他に豊橋や名古屋などから来ていました。



北陸自動車道の杉津パーキングエリアに着きました。
皆さん、ウオーキングの仕度をして歩き始めました。




杉津パーキングの展望台です。
急いで歩き出す必要は無いので、展望台から敦賀湾の眺を楽しみました。




北陸自動車道の下り線。杉津パーキングは高い場所にあります。
ウオーキングの始まりは、坂を下って行く所からの開始となります。



前方のガードは北陸自動車道の上り線です。
ここで、弁当の引換券を渡し、弁当を受け取りました。
車の停まっている所が弁当の引き換え場所でした。
雨が降っても、開催されたツアーですので、雨の場合を想定して、ここで配布するように企画したのでしょう。




鶴文と言う弁当屋さんです。




天気予報で福井県を紹介する場合に嶺南地方、嶺北地方という言い方をします。今日、歩く山々の場所が境界となっています。そういう言い方をする事は知っていましたが、男性から教えて貰ったのは敦賀は旧国名で言うと若狭で無く、越前なのだそうです。それで、敦賀市と南越前町との境界の山塊を境にして嶺北と嶺南の呼び方でした。
旧国名で区分できなく、山々を境にしている事が判りました。
弁当を受け取って歩き出します。弁当を受け取っただけなのですが、言葉をやり取りできる事が嬉しいです。
それに知識が1つ増えました。

左の写真。ロードサインが写っていますが、この道が旧北陸線の線路だった道です。
この辺りに旧杉津駅が有りました。
当時、列車に乗ろうと思うと、下から登り道を上って来なくてはなりませんでした。
苦労したことと思います。



線路跡の道です。
この辺りは、まだ勾配はキツく有りません。




野の花。
ツリフネソウが咲いています。
他にママコノシリヌグイではないかと思う花が咲いていました。




駿河湾の眺望です。
旧線路沿いには木が繫り、眺望は良く有りませんでしたが、この辺りだけは視界が広がりました。




いよいよ、連続するトンネルが始まります。
まず、1番目は第一観音寺隧道です。




トンネル内部。
下の側壁の部分は石・布積みで、上のアーチは煉瓦・長手積みです。
文化財のプレートが埋め込まれています。



トンネル内には、弱い照明が利ました。




第一観音寺隧道の外に出ます。




トンネルの外です。
先ほど貰った弁当を食べ始めている人が居ます。
荷として持つよりも、腹に収めてしまえばと言うつもりなのでしょう。
時間は11時49分です。昼食を食べても可笑しくない時間です。
私は、ここで弁当を食べるつもりは無かったので、眺望を気にしませんでしたが、海側を向いて食べて居ますので、海が臨めたのかも知れません。



2番目のトンネル。
第二観音寺隧道です。



今日のKオジサンの後ろ姿。
これからトンネルに入ります。




第二観音寺隧道からでます。
次のトンネル。曲谷隧道が見えます。




曲谷隧道に入ります。
アーチの上部に証明があり、トンネル内がカーブしている事が判ります





曲谷隧道の内部は第一観音寺隧道と同じように、下の側壁が石・布積みで、上のアーチは煉瓦・長手積みとなっています。





曲谷隧道の内から外を眺めます。
前方に次のトンネル。芦谷隧道が見えます。




曲谷隧道から出ます。



左側の視界が広がる場所に出ました。
敦賀湾が良く見えます。
下からか対岸からか。
「我は海の子~、しーら波の~、さーわぐ磯辺の松原に~・・・・・。
煙たなびく~・・・・・。」
正午のチャイムが聞こえました。
トンネルを出たときにチャイムが鳴ったのはラッキーでした。トンネル内でしたら判りませんでした。

歩いていて、左側の木が繫り眺望が良いとは言えない状況でした。
でもこの場所は眺望が利きました。
恐らく、当時の列車からもこの景色が望めた事と思います。




芦谷隧道に入ります。
トンネルの先に次の伊良谷隧道が見えます。



芦谷隧道の内部です。
こちらのトンネルは側壁がイギリス積み。アーチは長手積みになっています。




トンネルの内壁は傷んでいます。
雨が続いた影響からか、煉瓦の割れ目から水が滴り落ちています。
この水の落ち方。小便小僧のオシッコを想像してしまいました。




伊良谷隧道に入ります。
伊良谷隧道は中でカーブしていて、先が見通せません。そのため入口に信号がもうけて有ります。待ち時間は3分だそうです。




伊良谷隧道の内部です。
痛みが来ているのでしょう。
鉄板を巻き上げています。




最後のトンネル。
山中隧道に入ります。
この山中隧道は、歩いたウチで一番長いトンネルです。





山中隧道の内部です。
ケーブル線を架けたのでしょう。
壁にフックが残っています。




避難所ですが、大きな待避所です。
保線区で使う、あの自転車式の乗り物。
線路保守の時に、ここに待避させたのでしょう。歩いたトンネルの中で一番長いトンネルです。このような待避所が3箇所ほど有りました。




山中隧道の外に出てきました。
南越前町のキャラクター。
タッピーくん&はす坊が出口で待っていてくれます。




ここは山中信号所です。
スイッチバックで待避線となっています。




待避線のトンネルです。機関車が頭を突っ込んだ形で急行や準急の通過を待ったのでしょう。
行き止まりとなっています。
白い柱が立っていますが、信号のポールだと思います。




説明板が有りまして、その中に買っての写真が載っています。




山中信号所で昼食を取りました。
先ほど渡された弁当です。
着いているのは、今庄茶飯で豆が入っています。




山中信号所。
テーブルを出していますが、あの場所でそば茶1杯。そば煎餅を1枚いただきました。
沢山の人がいましたが、出発して行き少ない人となりました。
私もこれから出発します。




先へ進んでいきます。
明らかな下り坂です。




山中隧道を出たときから谷間に反響する汽笛が聞こえました。
姿は見えなかったのですが、汽車が有るのかと思ってしまいました。
実際は、トラックに汽笛を着けたものでした。
「ボー」と言う汽笛。
私も吹鳴を体験しました。
構造的にはコンプレッサーからエアーを送り、鳴らしているものでした。




待避線跡地です。
ここではボランティアガイドから説明を聞いています。




山中信号場の待避線跡地です。




トンネルの煉瓦は四日市から運んだのだそうです。今日のように物資を運ぶ事に恵まれた時代では有りません。煉瓦を下から背負ってあげたのだそうです。
蒸気機関車を運行するのですが、粗悪な石炭が多い時代でしたが、少しでも効率よくボイラーを焚く事を求められたそうです。機関車のパワーは求められるは、石炭は少量でと言う注文。しかも、釜焚では煙との苦闘です。
そんな、場面を想像できます。





信号所の説明板です。
スイッチバックの構造を説明しています。
ガイドが言っていましたのは、待避線は水平でないと列車が動いていってしまう。
だから水平にして有ったのだそうです。




信号所の説明板です。
スイッチバックで、かつての風景の写真が掲示してあります。




信号所から先に進みます。
左が待避線で水平な線路です。
右は本線で、下って行きます。




信号所から何百メートル来ただろうか。
右が本線で左が待避線です。




道はカーブを描いて下って行きます。
前方の建物は北陸新幹線の工事現場です。




北陸新幹線のトンネルを掘削していて、内部を覗かしてくれました。




進路が下って行く事が、ハッキリと判ります。
この旧北陸線の廃線跡は1000分の25の勾配です。
機関車が喘ぎ喘ぎ登ってく姿が想像できます。
車輪の空回り。砂を使ったのでしょう。




歩いていて、後ろを振り返りました。
カーブの坂道です。




先に進むと、平坦に近いようなところです。




道は左にカーブしていきます。
先にバスが見えます。
あの場所が旧大桐駅跡です。




旧大桐駅跡まで歩いてきました。
バスが待っています。




大桐駅のプラットホームが有った所です。
ここでも、ガイドボランティアが説明してくれています。



大桐駅の説明板です。
かつての姿。
列車が入線してきています。
DF50が先頭で、後ろのSLが白煙を上げているように見えます。




ここから今庄まではバスに乗ります。
自分たちが乗ってきたバスでなく、どのバスでも構いません。
次から次えと来たバスに乗車して今庄へ向かいます。




バスに乗りました。
右ですが、南今庄の駅が見えるトコに来ました。




今庄総合事務所の駐車場です。
ここへ96台のバスが結集します。
次々にバスが入って来ました。
バスの出発時間は16時となっています。
ここから、「宿の市」の所に向かいました。




クラブツーリズムから渡された地域振興券です。

今回のウオーキング。クラブツーリズムと南越路町がタイアップしていました。
ウオーキングを終えた後、「宿の市」をウォーカーが廻るように仕組まれていました。市で買い物をする訳ですが、200円だけの買い物でなく、200円を上回った金を使います。ウォーカーにお金を使わせる。
上手い企画だと思います。




総合事務所の一角にD51が保存展示して有ります。




この写真は綺麗に映っていますが、本体は埃を被り汚れていました。
それに、盗難除けか、ランプが取ってあります。
それに、ボイラー室を開ける丸いハンドル。盗られたのか、無くなっています。




「宿の市」の方へ歩いていきます。
「しらさぎ」なのか「サンダーバード」なのか、特急が通過して行きました。



左は今庄駅です。
右は石炭置き場と給水塔です。鉄道施設に興味の目を向けないと、知らずに過ぎ去ってしまいます。
この写真を撮った時、ある男性も気づいていましてカメラに収めていました。
朽ちるに任せるのでなく、鉄道遺産として、保護して貰いたいものです。




今庄宿のパンフです。



「宿の市」のポスターです。
ウォーカーで賑わいましたが、ウォーカーが居なかったら寂しいものになります。




幟旗が経っている所で「宿の市」が行われています。




テントの下で色々のモノが売られています。
皆さん、買い物しています。
地域振興券を使っているのでしょう。




昭和会館の外観と会館の3階内部です。
3階には北陸本線の廃線となったトンネルの紹介やかつての今庄、敦賀間の状況が紹介して有りました。



館内に何枚も、北陸線の旧線時代の写真が掲示した有りました。
左は客車を補機が後押しをしています。
右はディーゼル機関車の後ろに蒸気機関車が着いています。勾配のキツイ区間での運行。苦労したことと思います。




廃線跡のトンネル群を紹介しています。




「宿の市」の会場で打ち豆汁のお振舞いです。
打ち豆汁は郷土食だと書かれています。
味噌汁の中に大豆が入っていましたが、乾燥した大豆のように感じました。
素朴な味でした。




広場のような所で羽根曽踊りが踊られています。
今回の企画のために特別披露です。




バスが集結している所に戻ります。
戻る時間でも、到着して来るバスが有りました。

別の場所でご夫婦に聞きましたら、京都から来たと話してくれました。
来る時に渋滞に巻き込まれたのだそうです。
ご夫婦は12時頃から歩き初めたと言ってました。
名古屋組である、私たちは11時10分頃から歩き始めました。
京都組は50分遅れです。私がバスの集結場に戻る時に到着した組は、スタートがもっと遅かったのでしょう。「宿の市」での買い物時間がなくなってしまったのではないかと思いました。




感想
かつて北陸トンネル群の難所だった所を歩きました。6箇所の隧道を潜り抜けましたが、往時を想像しながら歩きました。急な勾配のトンネルです。列車の運行に難儀した事だろうと思えました。
ボランティアガイドの説明が良かったです。
まだ、鉄道が完成していない時期の事です。煉瓦を運ぶのに相当苦労しただろうと思いました。ボランティアが語ってくれたのは杉津駅などは下から背負って、高い線路の場所まで運び上げたとのことでした。釜焚きで、質の悪い石炭で列車を運行させる。蒸気のパワーは上がらないわ、石炭は沢山費やすわ。苦闘の連続だったのでしょうこのような、ナマの話しがボランティアから聞けた事が良かったです。
汽笛を鳴らす体験も、面白かったです。
鉄道史の一部を見た。そんな気がしました。
ウィッキ・ペディアに旧北陸トンネル群が紹介されて居ます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E5%8C%97%E9%99%B8%E7%B7%9A%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E7%BE%A4




余禄
北陸トンネルは昭和37年6月10日に開通しました。開通にあわせて、記念切手が発行されました。当時、中学生だった私は郵便局の入口の列に並んで切手を買いました。


この切手、乗務員用の扉が描かれていないとか、電化が完成したのに、何故ディーゼルカーなのだという声が有ったようです。
それに北陸トンネルでは大きな列車火災が発生しています。
昭和47年11月6日の事でした。

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バスハイキング  緑輝く奥三河の森 段戸裏谷原生林  きららの森

2016-05-21 23:06:31 | バスハイキング

三連荘。三日続きの山行となりました。
今日は設楽町のきららの森に出かけました。きららの森は以前から行きたいと思っていた場所ですが、奥三河で行き難い場所でして向かうことを躊躇っていました。クラブツーリズムで催行するのを知り、申し込みました。元々は17日に一宮市から出発するコースに申し込みましたが、参加者が少ないようです。早々と中止の連絡が有りました。週間天気予報と照らし合わせ、21日なら晴れると思い、参加しました。
集合場所が名古屋でして、電車で向かいました。
添乗員が参加者は28名だと言っていました。女性の参加が多いバスツアーです。自然な山をハイキングするのですから女性向きでも有り、女性が多いのでしょう。



設楽町観光協会のパンフから引用しました。
駐車場から外周を時計回りに歩きました。途中、ブナやヒノキの大木の有る道を休憩所まで歩いて来て、そこで昼食。再び外周路へ戻り周回しました。
http://www.shitara-trail.jp/catalog/pdf/kirara_guidemap.pdf




バスのステッカー。
クラブツーリズムの主催でしたが、バスは近鉄バスでした。




バスの車内。




きららの森の駐車場に来ました。
沢山の車が停まっています。
後から判ったのですが、段戸湖で釣りをする人達です。




バスから降りてきららの森に向かいます。




歩き始めです。
橋を渡り、直ぐに左へ折れました。
このコースは東海自然歩道となっています。
右県道へ出る箇所です。
ミズナラの巨木が立っています。




県道に出ました。
5分ほど歩けば、自然観察路に入る場所があります。




自然観察路に入りました。
木にプレートが下がって居ますので、木の種類が判ります。




これはホウノキです。
朴の葉で、朴葉すしが作れます。




陽が差し込む良い雰囲気の場所。
木道が整備してあり、コバイケィソウが出てきています。




今日のKオジサンの後ろ姿。その1。




望遠レンズで野鳥を狙う3人組。
何と言う鳥がお目当てか、聞き逃しました。
右側にはブナの巨木が立っています。



こちらはサワラの巨木です。




この大きな木には表示がして有りませんでした。
この木もブナだと思います。

この辺りから北へ。
昼食を取ろうと思い、休憩場所に向かいます。




モミの巨木です。




ツガの巨木です。



指示標識が設置してある場所に出てきました。
ここから東にある休憩所へ向かいます。
時間では5分となっています。






休憩所とトイレが一緒になった建物です。
あの建物のところでお昼にします。




バスの中で受け取ったお弁当です。
バスの車内で食べた組も有りましたが、私は外で食べたほうが美味しく感じると思い、ザックに入れてきました。
ザックに入れてくると、偏ってしまわないかと思いましたが、大丈夫でした。
ボリュームが有り美味しかったです。
魚のフライが入っていましたが、冷凍食品でなく、手づくりの感じがしました。



段戸湖で魚釣りをしています。
歩き終えて駐車場に戻った時、どんな魚が釣れるのか、親子で来ていた子供に聞きました。
ニジマスが釣れると応えてくれました。
腰まで水に浸かって釣っていますが、その釣り方がルアーでした。
ブラックバスを釣っているのかと思いましたが、ニジマスだと教えてくれました。




今日のKオジサンの後ろ姿。その2。
湖畔に橋が架かっています。




先ほどの休憩所です。
彼女たち。一緒のバスに乗っている人たちです。
私が弁当を食べていたと時に現れました。
あの時、ここで食べて良いかと断りを入れて座り込みました。どうぞ、お使いくださいとと返事しました。




また、元のコースに戻るためポイントに戻ってきました。
ここから外周コースに行きます。



直ぐ横に設置してあったのが段戸裏谷の碑です。
字が読み難いですが、愛知県知事 桑原幹根と有ります。
この辺りが国定公園に指定された頃に設置したものでしょう。
今から50年くらい昔になるのでしょうか。



誰かが遊んだ後のようにモミジの葉が置いてあります。



鳥を狙う男性。
どんな鳥が写せるのか聞きましたら、オオルリだと応えてくれました。
鳥の鳴き声がしていまして、その鳥がオオルリだと教えてくれました。




自然観察路に戻ってきました。
これから続きの外周路を歩きます。




ブナの大木。




上を見上げているお二人。
このお二人も、バスで一緒した人達です。
上を見上げブナの巨木を見上げています。




ササの花?だと思います。
ササに花が咲くのって、珍しいことではなかったか、と思いました。



ブナを見上げるお二人。
こちらの二人組も一緒のバスの人達でした。








今日のKオジサンの後ろ姿。その3。
2本のブナの間を通過。
二人組のお1人に撮って貰いました。





2本のブナを下から見上げました。



西川 治山管理車道と表示が有った道に出ました。
地図では椹尾分水林道と有ります。




蝶が留まりました。
私を撮ってというような状態でして、驚かせないようシズカに近寄りました。
何と言う種類の蝶か、判りません。




五六橋まで歩いてきました。
五六橋は分岐点で方位を示しています。




スミレだと思う花です。
何スミレか判りません。




右が管理林道です。
左は段戸湖へ流れ込む裏谷川です。
浅くて綺麗な川。
夏なら川遊びが出来そうな川です。




こちらは先ほどと同じ種類のスミレです。
群生していますので女性がカメラに収めました。




前を行く二人の女性。
右は先ほどスミレを撮影したことです。
後で、後姿を撮って貰いました。




今日のKオジサンの後ろ姿。その4。
先ほどスミレを撮った人に撮って貰いました。



緑に包まれて・・・。
緑一色。
森林浴が味わえます。



林道で、ゲートが設置してあります。




段戸湖まで戻ってきました。




前を歩く女性3人組。




駐車場へ戻ってきました。
近鉄バスが待っています。




トイレの横。
クリンソウが咲いていましたが、時期的に終わりの時期でした。



田中陽希がここへ来ていました。
それも、4月28日で、まだつい最近です。



感想
念願だった、きららの森に行く事が出来ました。
巨木があると言う評判の場所です。
ブナなどの大木が有り、想像していた以上の場所でした。
整備された自然観察道。色々の巨木。
きららの森は、丸で巨木のデパートと言う感じがしました。
自然を肌で感じる事が出来た良い場所でした。このような森なら、紅葉の時期にも出かけたいと思いました。


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バスハイキング  美しい淡青紫色のマツムシソウ咲く美ヶ原高原 (2,034.4m) 

2015-08-31 23:29:34 | バスハイキング

名鉄の日帰りバスツアーハイキングで美ヶ原へ行ってきました。タイトルで掲げた山ですが、美ヶ原は前々から行きたいと思っていた山で、バスツアーに参加しました。開催日は8月29日30日31日の三日間となっていましたが、秋雨前線の影響で天候が思わしく無く、参加申し込みをするか否か迷っていました。前日に天気予報を調べましたらの、降水確率は30パーセントとなっていたのです。満席で断られるのを承知で、駅へ申し込みに向かいましたら、席に余裕があり参加する事が出来ました。

参加者が何名居たのか判りませんが、バス2台でした。60~70人ほどの参加者だったのでしょう。歩き易いコースなのだからでしょうか、女性の参加が多かったです。
帰りに添乗員が三日間の開催でしたが、今日の天気が一番良かったです。初日も悪かったですし、二日目も悪くて王ヶ頭のアンテナが全く見えませんでしたと話していました。
そんな天候が続いた中で、私たちの日は眺望に恵まれてラッキーでした。それに、王ヶ頭から山頂の隠れた富士山を望めたのもラッキーでした。帰路、戻って来る時に雨がパラ着きました。それでも、マズマズの天気で良しとしなければなりません。

美ヶ原高原美術館(11:44) ― 牛伏山(11:59~12:01)  ― 山本小屋ふるさと館(12:10)
 ― 美ヶ原高原ホテル山本小屋(12:14) ― 美しの塔(12:23~12:28) ― 
塩くれ場(12:35) ― 王ヶ頭ホテル(13:03) ― 王ヶ頭(13:05~13:10)  ― 
王ヶ頭ホテル前(13:15~13:31)  ― 塩くれ場(13:58) ― 美しの塔(14:05)  ― 
ふるさと館(14:15) ― 美ヶ原高原美術館(14:35)


主催者から渡された地図です。
美術館から王ヶ頭までをピストンしました。





名鉄バスセンターに着きました。
先客が5人ほど待って居ます。着いた時間が7時5分です。少し早く着きました。
本日はバス2台の運行だと話していました。
車内は満席ではありません。
1号車は30人余りで7時30分頃に発車しました。



バスが中央高速を走ります。
車内は女性が多く、8割ほどが女性でした。





バスは国道142号線から分かれて和田峠を目指します。
峠に向かう道。中仙道が見えました。
途中。142号線沿いで、車窓から水戸浪士の墓と言う指示標を目にしました。
天狗党が京へ向かう時に命を落とした人の墓でしょう。





バスがビーナスラインを走っていくと、前方にアンテナ群が見えました。




もう直ぐ、美ヶ原高原美術館に着きます。
高度が高いので、雲が下に見えます。
どの辺りでしょうか。下界が見えます。




美ヶ原高原美術館へ来ました。
既に到着しているバスが居ました。




既に到着していたバスは豊橋鉄道のバスでした。
豊橋鉄道と共同開催だと添乗員が話していました。



山に登る仕度をして歩き出しました。




木道の階段を登っていきます。




緩やかな登り道です。
あの、先が牛伏山です。




高度が上がり、勾配が緩くなりました。
風が強かったです。
撮影した時は気付きませんでしたが、木が風に吹かれて枝が横向いています。




今回のタイトルに上がっていたマツムシソウ。
何枚も撮影しましたが、上手く撮れたのは僅かでした。
沢山のマツムシソウが咲いていました。




牛伏山の山頂に来ました。




美ヶ原高原ホテル山本小屋が見えます。
そして、小さく美しの塔も見えます。




右側には王ヶ頭のアンテナ群も見えます。




アンテナ群をアップで。
地図記号では7本のアンテナが有る事になっています。
遠くから見ると6本になったり5本に見えたりします。
この角度から見たアンテナ群は西洋の塔が有るお城のように見えました。




山本小屋ふるさと館の前を通過します。




砂利の道を歩きます。
前方に美ヶ原高原ホテル山本小屋が見えて来ました。




美しの塔が見えます。
草を食む牛たち。
乳牛、向こう側には黒毛和牛が居ました。




美しの塔の場所まで来ました。
この角度が多く撮影される角度です。




記念撮影するグループ。
誰でも、ここで記念写真に納まりたい場所です。
私も記念写真。
シャッターを押してもらいました。




塔の下に入ってみました。
左はワイヤーで引くと鐘が鳴ります。
右は下から鐘を見上げました。

大抵の人はこの塔を外から眺め、王ヶ頭に向かって行きます。
そして、少しの人が鐘をつきます。
写真を撮った時は気づきませんでしたが、改めて見てみて、落書きが有るのを発見しました。
美しの塔は美ヶ原のシンボルです。大切にし、落書きは謹んで貰いたいものです。



塔にはめ込まれた銅版。
「美が原」の詩が書かれています。
詩人。尾崎喜八の名が刻まれています。東京に棲んでいて終戦後長野県に移り棲んだと有ります。




前方へ続く道。
柵の中には放牧された牛たち。




アンテナ群が近付いてきました。




電柱を見かけない、スッキリとした道です。
道の所々にこのような表示が有りました。
電線を地中化して景色を壊さないように配慮されて居ます。




アンテナ群の近くに来ました。




有刺鉄線の向こう側。
松本の街が見下ろせます。




道が、これまでよりもキツくなりました。
アンテナ群はもう直ぐです。




後ろを振り返ります。
歩いて来た道が見えます。




王ヶ頭ホテルの近くまで来ました。




見かけた、テレビ局のタワー。
長野放送とテレビ信州と有ります。
恐らく、NHKのタワーも有ったのでしょう。見つける事が出来ませんでした。
この他にNTTなどのタワーも有るのでしょうか。




王ヶ頭ホテルの前まで来ました。




指示標識。
王ヶ頭までは、もう直ぐです。




王ヶ頭へ到着しました。
先ほど、前を歩いていて二人が記念撮影をしています。




王ヶ頭から見えた富士山。
山頂が雲に隠れて残念ですが、富士山が見えただけでも、良しとしなければなりません。
富士山の手前の草の山は車山です。
山頂の小さな点はレーダーサイトです。
美ヶ原の王ヶ頭から富士山が見えました。この状況だと車山からも富士山が見えるのでしょう。




王ヶ頭に有った美ヶ原のコース図。
今回は美術館から歩き始め、簡単に来る事が出来ました。
色々のコースが有り、それらのコースを辿ってみるのも面白いでしょう。




大きな美ヶ原高原の表示板。
これから美術館に向かって戻ります。




前を歩く二人。
余り、歩く人を見かけませんでした。





戻って行く方角。
あの丘のような山を目指します。



塩くれ場付近です。



前を歩く二人。
コチラの二人とは、追い越したり追い越されたりしました。
黄色の服なので、良く覚えています。
この辺り、遠くまで見えますが、雨がパラ付いていました。



美しの塔の横を通過して行きます。





牛伏山の山腹まで戻ってきました。
ここで、アンテナ群とはお別れとなります。




牛伏山から下っていく木道階段。
前方に美術館の野外彫刻が見え出しました。




美ヶ原のハイキングコースの入口に戻ってきました。

駐車場には1号車と2号車が待っていました。
1号車の車内には20名ほどの人が乗って居ました。まだ、出発時間に余裕があり、多目的トイレで着替えて乗車しました。1号車で向かいまして、3時頃に出発した1号車で戻って来ました。
美ヶ原を3時間未満の歩行でしたが、楽しめました。





バスは往路で4時間余り。復路でも4時間余りの時間が掛かりました。歩いた時間が3時間余りですから、バスに乗っている時間の方が長いです。それでも、このようにバスで連れて行って貰える事はありがたいことです。
今日が三日間の中では一番天候に恵まれた日だと言われました。王ヶ頭から富士山が望めた事が良かったです。2015の夏山を締めくくる山登り。楽しむ事が出来ました。
美ヶ原は簡単に登れてしまうと言うイメージでした。王ヶ頭で見かけたコース案内図には色々のコースが書かれていました。下から登ってみるのも面白いかもと思いました。
美ヶ原は100名山の1つに数えられています。100名山の中では一番簡単に登れてしまう山なのでしょう。



 

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バスハイキング  志摩・横山展望台から合歓の郷へ 英虞湾を一望できる横山(203.4m)

2015-02-09 23:00:43 | バスハイキング

名鉄バスのバスハイキングで三重県志摩の横山(203.4m)に登ってきました。名古屋バスセンターを出発し、横山ビジターセンター近くで降ろして貰って、合歓の郷へゴールするというものでした。今日はバスが1台で参加者は30名でした。この企画は2月7日 8日 9日と3日間、開催されました。今日はその最終日でした。平日だからなのか、参加者は何れも高齢の人が多かったです。お1人だけ若い男性が参加していました。そんな彼と言葉を交わしました。「1人だけ若い人。 全体の平均年齢を下げているネ」と。
歩いてみて、何箇所かの展望台から英虞湾のパノラマが楽しめ、自然も豊かな好いコースだと思いました。中日の8日は雨で残念な天候でしたが、何れの日もバス1台の運行だったそうです。参加者の少ない状態で、マイペースでゆっくり歩けました。


主催者から渡された地図。
難易度は星が2つで8.5kmとなっています。



バスの行き先表示です。
通常ですと7時30分から8時までが受付時間ですが、この日は1台のみの運行でして、出発時間が8時となっていました。



このバスが乗車したバスです。



バスが創造の森横山に着き、参加者は仕度をして歩き出しました。



こちらは横山ビジターセンター。
環境省の施設で.なのでしょう。
館内に入ってみます。



志摩地方の自然を紹介しています。
この女性は職員なのでしょう。
今日のような空気の澄んだ日は富士山が見えるかも知れないと話してくれました。



写真を使った大きな壁画。
英虞湾の風景を表しています。



写真をアップで見ますと。
志摩の人。
志摩の料理。



ビジターセンター前のウオーキングマップ。
マップコースに沿って歩きます。



歩き始め。
左側の建物が横山ビジターセンターのハウスです。



横山展望台に向かって歩きますが、坂道を歩きます。



横山展望台の駐車場に来ました。
真っ直ぐ進むと階段です。
左にはスロープが設けられていて、車椅子でも上がっていけました。



左のスロープに向かいました。
前方に英虞湾の眺望が広がります。



この建物が横山展望台です。
南側の眺望が開けています。



横山展望台からの眺望。
輝く海。
この写真を撮ったとき、頭に浮かんだのはシャンソンの「空と海と太陽」や「ラ・メール」です。

冬の時期で寒かったのですが、溢れる太陽と言った感じがしました。




こちらはパノラマ展望台からの眺めです。



こちらは見晴展望台です。
横山展望台。パノラマ展望台。見晴展望台。英虞湾展望台と展望台が続きます。
展望台ごとに展望が異なるのも、面白いと思いました。



見晴展望台から見た、東方の眺めです。
空気が澄んでいましたので、富士山が見えるかと思いましたが、残念ながら見る事が出来ませんでした。



この辺りから地道を歩きます。



志摩地方は温暖な地です。
左下はカクレミノの葉に似ています。右下はウバメガシの林を歩くと有りましたので、ウバメガシの葉だと思います。何れも、温暖な地の樹木が目に付きました。



横山の山頂に来ました。
三角点の柱が埋まり頭だけが出ています。



横山山頂から見える英虞湾です。
真珠養殖の筏が確認できます。



浅間山展望台に来ました。



浅間山展望台から英虞湾を見下ろします。



浅間山展望台からは長い階段が続きます。
両側はウバメガシが続きます。



階段を降り、一旦一般道を歩きます。
前方の山が歩いて来た横山の方向です。



迫子集落へ歩いてきました。
流れる川は迫子川です。
海が近く海苔網が敷かれて居ます。



集落の中を歩いてきて、県道へ出ました。



県道沿いを歩きますが、前には誰も歩いていません。



歩く案内表示です。
2つの横断歩道を渡ります。



歩きながら、花が目に入りました。
春が来ていると言う季節感を感じます。



海沿いの道に出ました。



海苔なのでしょうか。
2人が作業していました。



志摩の自然。
左上は海苔シダの杭に鳥が止っていました。上右は合歓の郷で見かけた鳥です。
左下は迫子川で見かけたセグロセキレイです。
右下は合歓の郷近くの道路で見かけたメジロです。
バスに乗ったとき、後ろの女性からカワセミを見たと言う声が聞こえました。志摩地方は自然豊かな地で野鳥も沢山生息しています。
メジロは人に慣れているのか、近づく事が出来ました。ズームレンズのカメラなら、アップで捉える事が出来たでしょう。



案内表示。
この表示を左に折れると合歓の郷です。



これから合歓の郷に入ります。



合歓の郷が広く、目的地の場所が判りませんでして、園内をウロウロしてしまいました。
こちらは入浴施設の夢の舎です。



夢の舎の内部です。
この「夢の舎」は3月一杯で廃業してしまうのだそうです。
今日は9日でして、39サンキューの日で390円でお風呂に入れました。得したーと言う感じです。



合歓の郷。
かつてはここ、合歓の郷でポピュラーソングコンテスト。ポプコンが開かれました。合歓の郷でポプコンが開かれているのは知っていましたが、この場所を訪れたのは初めてです。広い敷地内で、どの場所で開催したのか想像できません。
それでも、今回のバスハイキングで合歓の郷へ来る事が出来ました。
見るものすべてが新鮮に見えます。ゴルフ場。テニスコート。アーチェリー場。合歓の郷はこんな場所なんだーと言った感じがしました。

今回はバスツアーでスタート地点の創造の森横山で降ろして貰い、ゴールの合歓の郷で拾って貰えるというモノでした。
ネットで三重交通の伊勢宿浦線と言うバス路線が有るのが分かりました。頻繁な本数は有りませんが、1日に14本から15本有ります。バスの時間は判りませんが、泊子バス停で乗車して横山登山口に戻れば、車を停めたところに帰れます。

最後に
200メートル程の低山に登りました。特に各展望台から英虞湾の展望を楽しむ事が出来ました。想像以上に良いコースでしたが、参加者がバス1台分の人数であり、余り、人気が有るコースとは言えませんでした。
今回のコースの一番良い点は、横山展望台から英虞湾のパノラマが望めることです。歩き易く好いコースだと思いましたが、人気が無いのが不思議に思えます。

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バスハイキング  紅葉の嵯峨野から京都三尾めぐり

2014-11-17 22:34:38 | バスハイキング

名鉄バスが主催するバスツアーに参加しました。化野念仏寺近くの駐車場で下車して清滝、錦雲渓そして三尾地区の寺に参拝して高雄駐車場まで歩くと言うものです。

このコースを岐阜バスの主催で11.12.03に参加しました。その時は高雄駐車場から嵐山駐車場までを逆に歩きましたのです。今回はその時の逆バージョンとなります。寺にお参りする時間を確保するためなのでしょう。前回より、歩く距離が短くなっています。歩く距離を短くして参拝時間を多くする。バスツアーの企画者の企画意図だったのかも知れません。

高雄駐車場が2箇所有るようなのです。今回は高山寺の東側の駐車場がゴールでしたが、前回は神護寺に近い場所で清滝川を挟んだ対岸の高い場所に位置して嵐山高雄パークウェイの近くの駐車場がスタートでした。

名鉄バスセンター === 今井駐車場 ー 化野念仏寺 ー 清滝 ー 錦雲渓 ー 
高雄・神護寺
 ー 槇尾・西明寺 ー 栂尾・高山寺 ー 高雄駐車場 === 
名鉄バスセンター




主催者から渡されたコース地図です。



コース地図の裏面。行程で目標物などが解説して有ります。

名鉄バスセンター

名鉄バスセンターに着きました。
既に10名ほどの人が並んでいます。
この後、バスが到着し7時に出発しました。



大津SAでの休憩。
添乗員に聞きましたら、70人ほどの参加者が有ったそうで、バス2台の運行でした。
平日と言う事も有り、参加者は高齢の人を多くみかけました。



京都東ICで名神高速から降り、京都市内の国道1号線を走ります。
名神高速は順調に走ってきましたが、京都東ICから嵯峨野までは1時間近い時間が掛かりました。



バスが嵯峨野の今井駐車場に着き、思い思いに準備してウオーキングの開始です。
バスは乗客を降車させれば、高雄駐車場に向かうだけです。



歩き出して民家の生垣のナンテンやサザンカが目に留まりました。
初冬の季節感を表していると思いました。


化野念仏寺

化野念仏寺の門前です。
階段を登ると寺への入口となります。
化野念仏寺へは、以前に来た事が有りましたのでパスしました。



右側の建物が街並み保存館です。
嵯峨鳥居本伝建群の紹介をしていますが、月曜日で休館日でした。




嵯峨鳥居本伝建群の建物です。
茅葺き家屋が並んでいます。電柱が撤去され美しい風景となっています。



こちらは平野屋と言うお店です。
この店はホンダの車のCMで出ていました。



路傍のお地蔵さん。
よだれ掛けが有るだけで、姿が変わってきます。



清滝トンネルに差し掛かりました。
トンネルの内部の幅が狭く、すれ違いが出来ないので、信号に従って進みます。
信号が赤なので、青に変るのを待っています。



トンネルの中から見た外です。
外でバスが信号が変るのを待っています。
大型バスが入って来れるのはここまでです。ここの左側にバスの回転場と待機場所があり、清滝からの出発点となっています。

清滝

トンネルを出て坂を下れば清滝の集落に入ります。





清滝の金鈴橋の上から。
前方ではグループが写真を撮っていました。
グループの近くへ行くと、シャッターを押すのを頼まれました。
この場所は、愛宕山の登山口です。
グループの人に聞いたら、愛宕山に登るのではないと言われました。



清滝川が流れる錦雲峡に差し掛かります。



綺麗な川の流れです。
急流ですが、流れが穏やかになったところには、落ち葉が貯まっています。
水が綺麗で透明度が高い川です。



錦雲峡を進みます。



洪水で川が氾濫したのでしょう。
こんな高さにゴミが引っ掛かっていると言う事は、この高さまで水が押し寄せたという事です。草むらの中にもビニールなどのゴミが掛かっていましたし、コースの途中、崩落した箇所も有りました。
この洪水が何時の頃だったのでしょうか。嵐山が洪水となった事をニュースで報じていましたが、この清滝川にも爪痕が残っていました。



広場に差し掛かりました。
昼食の休憩を取るのに持って来いの場所です。
何組も、グループがここで休憩していました。



コンクリートの沈下橋を渡ります。
先ほどの洪水の時。当然この橋は水に潜ったのでしょう。
前を歩く女性がカメラを構えています。



橋の上からカメラを構えると、こんな景色が撮影できました。
水墨画の世界です。



杉並木を歩きます。



清滝橋の上から。
モミジの枝が川の上に張り出しています。




モミジの枝をアップで。




もみぢ橋です。
もみぢ屋の専用吊橋です。



左側は高雄観光ホテルです。
前に来た時は、朝の時間だったので客が居ませんでしたが、、今回は逆コースでお昼の時間帯であり、多くの客が訪れています。
右側の下は桟敷席で、多くの客で賑わっていました。



神護寺への登り階段です。
前回、神護寺へ寄りましたので、今回はパスします。
長い階段が続いていたのが印象に残っています。



高雄橋の上から上流を眺めます。
モミジが川に張り出しています。



高雄橋のたもとで高雄だんごを売っていました。
中にアンコの入った草餅タイプと白いだんごタイプがありました。白いだんごはタレをつけて磯辺焼き風になっています。



磯辺焼き風のを買いました。
この場所で食べたのですが、想像したような味ではありませんでした。
1本200円でした。
この味で、この値段。割高感が残りました。



だんごを食べた場所。
先程、橋から見えたモミジが川へせり出して居ます。




西明寺へ向かう坂です。



こちらのモミジも川の上で映えています。




高山寺まで歩いて来ました。
これから境内へ進みます。



境内にはモミジの古木が立ち並んで居ます。



先へ進みますと石水院に向かいます。



高山寺への入口です。




高山寺と言えば鳥獣戯画です。




開山堂です。
こちらのモミジも紅葉しています。



仏足石です。



杉木立の中の境内。




高山寺の入場券。
こちらにも鳥獣戯画が載っています。

栂尾・高山寺と言えば女ひとり です。

京都 栂尾 高山寺
恋に疲れた女がひとり
大島つむぎにつづれの帯が
影を落とした石だたみ
京都 栂尾 高山寺
恋に疲れた女がひとり

女ひとり
の2番で高山寺が出てくるのは知っていましたし、鳥獣戯画が高山寺なのは知っていましたが、女ひとりのイメージと、鳥獣戯画のイメージは結びつきませんでした。




高山寺を出て駐車場へ向かいます。
前方から団体が来ました。
添乗員がツアーの旗を持ち、先導していました。



高雄駐車場に到着です。
急いで歩いて来たわけでは有りませんが、比較的早い時間の到着でした。




嵯峨野から三尾地区までを歩きました。
今回、歩いた道はハイキングコースとなっていて、東海自然歩道のコースでも有ります。豪雨で道が崩落した箇所も有りましたが、ポイントポイントに標識が設けられ、清滝、高雄への数字が減っていき、ゴールに近づいていることを感じました。

感想
三尾の寺の共通点は小高い山腹に有ることです。いずれの寺へ参拝するのは長い階段を登らなくてはなりませんでした。お年寄りが三箇所の寺に参るとなると足に堪えるのではと思いました。

今回のメインは、三尾の寺ですが清滝川沿いの錦雲渓もまた、メインであります。紅葉の時期のコースを辿る事が出来て良かったです。
バスツアーの良い点は、スタート地点で降ろして貰え、ゴールで拾って貰えることです。紅葉の渓谷をモミジを愛でながら歩く事が出来ました。清滝では観光で貸切のタクシーを見かけました。高山寺では添乗員に引率された団体を見かけました。観光を楽しむ。色々の形態が有って、良いと思います。ウオーキングをして、紅葉したモミジを楽しめました。


3年前。
2011年12月3日に歩いた時のものです。
http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/50121c4ecf77aaa859cf6e120f5eec84
この時は名鉄バスと、私の地元岐阜バスが共催で、岐阜バスを利用しました。
眺めてみると、改めて懐かしさが湧いてきます。

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バスハイキング  ミズバショウの尾瀬 約4時間30分滞在    第二日  

2014-06-12 20:22:38 | バスハイキング

ミズバショウの尾瀬の第二日です。
尾瀬へは大型バスが入れないので、ホテルから尾瀬へマイクロバスが直行運転しています。ホテルのホームページには、ホテル宿泊者は往復が2,000円で、宿泊者以外は3,000円となっていました。飲物が付いたお握り弁当が1,000円ですが、バス代と弁当代はツアー料金に含まれていました。
今回のバスツアーは39名でしたのでマイクロバス2台に分乗しました。バスは群馬県道63号線で坤六峠(こんろくとうげ)を経由して鳩待峠に向かいます。この県道63号線沿いは、照葉峡と言う渓流で何箇所も滝が見えました。バスに乗っていた時間は、ほぼ1時間です。

今回のバスツアーのタイトルは「ミズバショウの尾瀬 約4時間30分滞在」となっています。マイクロバスはホテルを7時15分に出て鳩待峠に8時15分着。そして、戻る時間が13時15分発となっていまして尾瀬に5時間滞在します。少々、時間を損失することも想定して約4時間30分滞在を謳い文句にしています。


鳩待峠をスタートして、牛首分岐から戻るまでの時間を確認しましたら、下記のような時間で辿っていました。

鳩待峠(8:18~8:29) ― 川上川(9:18~9:20) ― 山の鼻(9:28~9:35)   ― 尾瀬ヶ原 ― 
牛首分岐(10:06~10:11) ― 尾瀬ヶ原 ― 山の鼻(10:45~11:11)  ― 鳩待峠(12:17) 

牛首分岐からの戻りは、標準時間より早く歩いていますし、鳩待峠への登りは、ほぼ1時間です。この速さで歩けるのは凄いことですし、カミさんは頑張りました。

集合時間が13時で、マイクロの出発は13時15分となっていました。余裕を持って鳩待峠に帰ってくることが出来ました。戻って来るのに、どれ程の時間が掛かるか判らなかったので、牛首分岐で引き返しました。
このような時間に戻れるのなら、もう少し先まで進んでも良かったかも知れません。
でも、先に進んでも風景は変わらないと思い、引き返しました。

 
マイクロバスで鳩待峠へ。

マイクロバスが群馬県道63号線を走ります。
道路沿いが渓流となっており、彼方此方に滝が見えました。
ドライバーが沿線をガイドしてくれました。この道沿いは照葉峡と呼んでいるそうです。
道は冬期閉鎖でこの5月30日から通行できるようになったそうです。



鳩待峠に着きました。
雪を除けたのでしょう。残雪が高く残っています。




鳩待峠から山の鼻へ登山道を下り、牛首分岐までの木道を歩いてから、山の鼻に戻りました。
山の鼻から鳩待峠へは登山道を登ってきました。
出展 「尾瀬ハイキングガイド」公益財団法人 尾瀬保護財団発行 より引用しました。


山の鼻へ。

尾瀬に着きましたが、残念なことに少し雨が降っていましたので、レインスーツを着ての歩行となりました。

いよいよスタートです。
ここが尾瀬ヶ原の入口となります。この入口にはソーラーシステムを使ったカウントメーターが設置され、尾瀬への入場者をカウントしています。足元のマットは尾瀬に外来種の種子を持ち込まないようにと、敷設されています。



足元の石の階段。
塗れていますので、注意して進みます。




小学生の団体が前を歩いています。
団体で、説明を聞いたりしていますので、渋滞が発生します。




ミズバショウが見えだしましたが、ここのは花期が終り、大きな葉となっています。
大きな葉はタバコの葉か野沢菜のようなイメージがします。




登山道は水平の道となってきました。




右側の道沿いにシラネアオイを見かけました。
シラネアオイを見たのは初めてです。




こちらはニリンソウ。




川が蛇行し豪雨被害が有ったのでしょうか。
修復したように見えます。




川上川の橋を渡ります。
たもとに休憩ポイントがあります。



鳩待峠からの下り道を降りて来て、みんながここで一服です。
汗をかき、衣類調整です。

関東から来た女性からどの辺りまでいけるか聞かれたのです。
彼女たちの集合時間は14時でしたので、牛首分岐よりも先まで行けると話しました。牛首分岐から戻る時、顔を合わせましたが、もう、戻ってしまうのですかと話しかけられました。チョッピリ山の知識が有り、頼りにされると言う事は、悪い気はしません。




山の鼻に着きました。
山小屋風のトイレ。ここのトイレを使わせてもらいましたが、チップ制のトイレです。




登山道を下って来た時、言葉を交わした小学生は根元小学校と話していました。どちらから来たのかわからなかったのですが、教師が補足してくれ、横浜からと言っていました。
この子供たちは一緒の小学校なのでしょうか。


牛首分岐へ。

この先が尾瀬が原となります。




ミズバショウが見え出しました。




川沿いに一面のミズバショウですが、少し距離が有ります。




直ぐ近くでも木道の下にはミズバショウが群生しています。




木道の両側にミズバショウが咲いています。




ミズバショウ。1株。




こちらはリュウキンカ。
リュウキンカも群生しています。




こちらはタマスゲ。




可愛い子供たち。
保護者や先生に引率されての尾瀬ハイクです。
聞いてみましたら、幼稚園児で5歳だそうでした。

白い、点々となっているのはワタスゲです。
尾瀬ヶ原の中を川が流れており、橋を渡ると湿原の雰囲気がガラッと変わります。
先ほどまではミズバショウの群生だったのが、地塘の有る平地に変わりました。




牛首分岐に到着です。
相変わらず、小雨が降り続いていますが、ザーザー降りではないので、それだけでも喜ぶべきかも知れません。




先ほどの子供たちと同じ幼稚園の子なのでしょうか。
親たちと一緒に休憩しています。




牛首分岐の指示標識と木道のプレート。


山の鼻に戻ります。

10時09分。
牛首分岐から引き返します。




カミさんは先を歩いています。




先ほどと同じ幼稚園の子か。
可愛い子供たちで思わずカメラを向けました。。
ダブダブのレインスーツが何とも言えません。子どもはすぐ大きくなります。自分から山に興味を示す頃には小さくなっていることでしょう。




カミさんは先に歩いて行きました。



休憩場所で衣類調整です。





スミレだと言うことは判りますが、品種の特定が出来ません。
ビジターセンターに有ったオオバタチツボスミレでしょうか。
木道の下で咲いていました。




カミさんは先を歩いています。




列の小学生たちの視線が水面を追っています。
視線の先にはイモリがクネクネと泳いでいました。




カミさんは先に歩いていました。
左の方から「カッコー、カッコー」。 右の方からも「カッコー、カッコー」。
また、「ホーホケキョ。ホーホケキョ」の声も聞こえます。
それに「トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク」が聞こえます。
私が知っている野鳥の鳴き声。すべてが聞こえました。

この雰囲気が「尾瀬」なんだと思いました。



カミさんは先を歩いていて、振返りました。




ご夫婦が橋の袂で写真を撮り合っていました。
二人揃ったところのを、シャッターを押してあげました。




カミさんは先を歩いています。




カミさんは先を歩いています。




小学生の列とすれ違います。
ここまで来ると、尾瀬ヶ原は終りとなります。




尾瀬ロッジの前まで戻ってきました。
この時は10時40分です。




山が鼻の避難小屋の横にシラネアオイが咲いていました。




避難小屋でお昼としました。
マイクロバスでもらったお握り弁当です。ネットで見たシャトルバスに、お握り弁当が付いていましたが、1,000円となっていました。この弁当代も旅行代金に含まれていますので直接支払いはしていません。
山の料金ですから高くなるのは仕方が有りませんが、ヘリで運ぶとか、強力が運ぶ場所ではなかったと思います。
この内容で1,000円だとすると高いと思えます。

http://www.minakamikogen200.jp/sightseeing/oze/index.html?bnr



山の鼻のビジターセンターです。




関心があるのは山野草で、そちらに目が向きます。


鳩待峠へ戻ります。

再び歩き出し、鳩待峠を目指します。




道の右手にシラネアオイが群生していました。
来た時には気がつきませんでした。




峠が近づき、上り階段となりました。




登山道の標識。
鳩待峠までは1.1キロです。




階段が続きます。




団体の人とのすれ違い。
列の人たちは黙々と歩いていましたが、ただ歩くだけですと路傍の花にも眼が届きません。




石段の階段に来ました。
ここは歩き難いところです。鳩待峠はもうすぐです。



行きの時は気が付かなかったツバメオモト。
この時は、降りてくる人が見つけて教えてくれました。
周囲に眼を向ける余裕が無いと、花に気づきません。




道の右側に咲いていたサンカヨウ。
この花に注目していたら、反対側には群生していました。




鳩待峠に戻って着ました。
12時17分です。


鳩待峠にて。

鳩待峠へ余裕を持つて帰って来れました。
バスの出発時間まで少々時間が有ります。
花豆ソフトは鳩待峠の名物だそうですので、食べてみました。




花豆はベニバナインゲンの豆です。お多福豆のような豆です。
前夜、泊ったホテルのオヤツで出ました。甘納豆のような感じでした。
その豆がソフトクリームに使ってあるのでしょう。美味しかったです。




尾瀬の木道には東電と環境省の焼印が押してあります。毎年修復していて、修復した年度が表示して有ります。このように修理して貰えることはハイカーにとってありがたいことです。
国立公園の維持管理に莫大な修理費を要することだと思います。富士山の入山料のように、利用者に若干の負担を求めても良いのではないかと思います。また、何故、木道に東電の焼印が押してあるのか知ってみてはいかがでしょう。




迎えのバスが来ました。



水上ICから関越道に乗りましたが、車窓から谷川だけが見えます。
残雪が見えますが、山頂部には雲が掛かっています。
綺麗なお姿が見えませんのが残念でした。


最後に
鳩待峠から水上高原ホテルに戻り、汗を流しました。
帰りのバスは15時にホテルを出発しました。これから長時間バスに揺られていきます。
帰路は、水上高原ホテル ― 横川SA ― 梓川SA ― 恵那峡SA ― 新那加駅へと走り、行きとは逆のコースです。新那加駅に着いたのが22時20分でした。バスはこのあと岐阜駅に向かいましたが、23時に近い時間になっていたでしょう。
15時に出て22時に到着ですが、サービスエリアで20分づつ休憩しましたので、実質時間、6時間は乗車していたことになります。これだけ長時間、バスに乗っているのは体力勝負です。ドライバーはTさんでしたが、往復で1,000キロを越えていると言っていました。

今回はクラブツーリズムの募集したバスツアーに参加しました。尾瀬で色々のツーリズムのバッヂを付けた人を見かけました。水上高原ホテルで会った人達は静岡から来たと話していましたし、木道ですれ違った人たちは大阪から来たと話していました。それも、バス2台だそうです。違う色のバッヂの人も居て聞いたら、九州から来たのだそうす。長時間バスに揺られてヒーヒー言っていますが、もっと遠くから苦労してきている人も有るのだと思いました。

ミズバショウの時期の尾瀬で、湿原に広がるミズバショウを眺める事が出来ました。特に印象に残ってのは鳩待峠から山の鼻までのコースです。11年07月に訪れた時はニッコウキスゲを見ることに主眼を置いていて、このコースをしっかり見ていなかったのか、花の時期でなかったのか印象がなく登山道沿いの花に気が付きませんでした。今回、一番良かったのはシラネアオイに会えた事です。シラネアオイを初めて眼にしました。

一緒したカミさんは良く歩きました。
平な土地を歩くのでしたが、脚力はありました。
またの機会がありましたら尾瀬の山荘に宿泊し、尾瀬沼あたりも歩いてみたいです。


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バスハイキング  ミズバショウの尾瀬 約4時間30分滞在    第一日  

2014-06-11 20:17:12 | バスハイキング

11年07月に尾瀬に行ったことがあります。その時はニッコウキスゲの時期でした。
雄大な尾瀬の景色。尾瀬へカミさんを連れて行きたいと思っていました。ミズバショウの時期の尾瀬へ行くバスツアーが有りましたので、どうかと声をかけるとOKが出ました。カミさんと一緒に尾瀬へ向かいました。
私は普段から山に登っています。でも、カミさんは平地なら歩けるのですが、山には登りません。山に登れるだろうかと少々の不安がありました。特に心配したのは尾瀬ヶ原を歩いた後に山の鼻から鳩待峠へ帰って来れるかと言うことです。それで、事前に市内の三井山に登り、テストしてみましたら、大丈夫だろうと見通しがつきました。


バスツアーはクラブ・ツーリズムのものでした。バスが岐阜をスタートして、那加で拾って行く形でした。全員で39名だと添乗員が話していましたが、那加で15人が乗車したので岐阜からは24名の乗車です。
女性の単独が2人。女性グループは4人と5人。男性1人と女性3人組。残りは夫婦の組でした。大部分はご夫婦で会話が少なく静かでしたが、女性同士のグループはうるさかったのです。普段喋ることが出来ないからか、この時ゾ、とばかりに色々のことを話していました。大きな声でお喋り、そして高笑い。もう少しボリュームを下げて話しをしてくれても、良いのではと思いました。

 

第一日は水上高原ホテルに行くだけです。途中、時間調整で、谷川岳ロープウェイで谷川岳へ登ることになっていました。しかし、今回は谷川岳ロープウエイが定期点検のため、榛名山ロープウエイで榛名山への登りとなりましたが、生憎の雨でした。
ロープウェイで山頂まで行き、戻って来る時間は1時間でした。山頂に上がりましたが、視界が悪くほとんどの人はすぐに降りて来ていました。これが谷川岳のロープウェイだったら、折角登っても視界が利かないので残念なことになっていたことでしょう。仮に晴れていたとするならば、雄大な谷川岳の景色。時間不足でもの足りなく感じたかも知れません。

岐阜駅(7:10) ― 新那加駅(7:35~7:50) ― 恵那峡SA   ― 梓川SA(11:17~11:35) ― 

横川SA(13:05~13:25)  ― 榛名山ロープウェイ(14:58~16:00) ― 水上高原ホテル200(17:45)
  
出発してからホテルに着くまでは10時間ほどの時間が掛かりました。途中、3箇所のサービスエリアで20分ほどの休憩を取り、榛名山が1時間です。お昼もバスの中で食べるという状況でしたので9時間はバスの中で揺られていたことになります。
明日の尾瀬が主目的ですから、長時間バスに乗っているのも我慢しなければなりませんでした。

尾瀬に向かって。

新那加駅へバスが近づいてきました。
クラブツーリズムのバスツアーでしたが、使用したバスは名鉄観光バスの車両です。
この時の時間は7時34分です。7時40分が集合時間でしたから、少し早くバスが来てしまいました。右側の歩いている男性は添乗員のKさんです。
バスから降りてきて、集まっていた参加者の点呼をしましたが、まだ、来ていない人がいました。
遅れてやって来たのはオバサンたち。5名のグループです。



梓川SAに到着です。
オプションで弁当を斡旋することになっていましたが、私は注文してなかったのです。SAで弁当を買い込みバスに乗車しました。
また、これから1時間半ほど走行すると言っていました。
同じ、名鉄観光のバスが並んでいますが、たまたま、一緒になっただけです。右側は愛知県の老人クラブで来た人たちでした。



バスの車窓から。
バスは長野自動車道を走行しています。
右側に見えたのは姨捨SAです。



バスの車窓から。
車窓から見える姨捨の風景です。
姨捨は日本三大車窓の1つに上げられる景色です。善光寺平の景色が広がり千曲川が見えます。高速道路からの景色でなく、鉄道からの景色が三大車窓となっています。鉄道と高速道路と違っても、楽しめる景色に変わりはありません。
下に見える鉄道の架線が篠ノ井線です。
ちなみに他の三大車窓は九州肥薩線の矢岳越えと根室本線の狩勝峠越えです。しかし、狩勝峠は新線に代わり、旧線のような景色が見えなくなったようです。




3回目の休憩地、横川SAにきました。




上り横川SAの屋内にキハ57の車体が展示してありました。表示のサボに急行「志賀」とあります。
ネットで調べましたら昭和38年頃の急行列車です。湯田中は私鉄の長野電鉄の駅で、乗り入れており、上野と湯田中を結んでいました。この列車はディーゼルカーですが電化が進み電車化されました。そして特急列車が走り出して廃止の道を辿りました。
東京と長野を結んだ急行はこの「志賀」の他に「妙高」「とがくし」「丸池」「信州」などが有りました。高速道路網が完備する前の時代の事であり、多くのスキーヤーを運びました。
横川から軽井沢にかけては碓氷峠が控えています。この線路には珍しいアブト式で歯車レールが設けて有りまして、そんな区間を喘ぎ喘ぎ登りました。今は長野新幹線が開通して、しなの鉄道となってしまいましたが、当時は、急行列車の黄金期だったのでしょう。
この「志賀」と言う急行が走っていた事知りませんでした。車体を見て調べ、知る事が出来ました。
多くの急行に山の名が着いていた事が面白いですし、「志賀」を知るきっかけになった事が発見です。



バスの車窓から。
関越自動車道を走行していますが、雨が降っています。
晴れていたなら前方に赤城山が見えたことでしょう。山頂部は見えませんが、長い裾野は判りました。



榛名山ロープウェイへ。

バスの車窓から。
榛名山ロープウェイに向かってカーブを登っていきます。



榛名山ロープウェイの山麓駅です。
小雨が降っていてガスが出ています。




回り込んで乗車場所に向かいます。
この段階で、遠くが霞んでいます。山頂に向かっても・・・・・。




2連結したゴンドラに乗り込みます。



ガラスに水滴が有り、ペアのゴンドラがボヤけています。




山頂駅に着いたら。
ガスっていて、全然見えません。




展望場所には双眼鏡が設置してあります。
前面が見えません。




晴れていれば、こんな状態で関東平野が見渡せることでしょう。




榛名山から降りてきてバスの中。
榛名山ロープウェイは団体料金で往復が760円です。谷川岳ロープウェイは往復で1,960円です。
通常ですと谷川岳ロープウェイへ行くのですが、定期点検で運航していなく、榛名山ロープウェイ行きとなりました。添乗員のKさんは、その差額をキャッシュバックで、1,000円づつ配りました。でも、私はクレジット払いでしたので、キャッシュバックは振込みとなり、貰えませんでした。帰ってから通帳を確認すれば戻されたことを確認できるのですが、皆が貰えても自分達は貰えなかったので、何か損したような気分でした。(笑)



水上高原ホテル 200(ツーハンドレツド)
バスの車窓から。
今夜、宿泊する水上高原ホテル 200(ツーハンドレッド)へ着きました。




立派な車寄せがあります。




玄関ドア。
このホテルはロッキングチェアがシンボルです。




鍵を受け取って部屋に向かいます。




客室に入りましたが、それ程広い部屋ではありません。



窓の外。
リゾート地らしくテニスコートが見えます。
このホテルにはゴルフ場が有りまして何台ものカートを見かけました。




部屋の衣装ロッカーに黒いビニール袋が有りました。
風呂に行く時にバスタオルや下着を入れて、持っていけました。ビニール袋が用意して有ったのは初めてです。このような配慮を嬉しく思いました。
お風呂では、履いて来たスリッパに洗濯バサミを付けて措くようになっていました。どのスリッパでも同じだと思うのですが、自分が部屋から履いて来たスリッパに印をして置き、そのスリッパで帰って来ると言うものです。
小さな配慮ですが、そんな心遣いを嬉しいと思いました。




1階のレストラン。
ここでバイキングの夕食です。




ホールの中は落ち着いた雰囲気でした。




切ったローストビーフをシェフが皿に乗せて渡してくれます。





料理に名札がついており、どんな料理かがわかります。
左はジャガイモとポーチエッグのベネディクトサラダ。右はスモークサーモンとアボガドのサラダです。




ムール貝のトマトパスタ。
このように料理が並んでいます。



持ち帰ってきたお料理です。




こちらはマタギ汁です。
マタギと言うと狩猟をしている人ですが、そんなマタギの料理をヒントにしたのでしょう。肉は豚肉でしたが、野菜がタップリで美味しかったです。



ず~と長時間バスに揺られていました。
そんな窮屈な状態から開放されるのが榛名山へのロープウェイでしたが、雨で眺望が利かず残念でした。

泊まったホテルは水上高原ホテル 200(ツーハンドレツド)です。もともと、予定されていた夕食はバイキングの食事でしたので期待していませんでした。。
でも、調理師が目の前でローストビーフを切ってくれた物でした。味が良く美味しかったです。
他の品物も、一品一品にどう言う品なのか表示してあり、何を食べているのかが判りました。
想像していた以上に美味しい夕食で良かったです。

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バスハイキング  「旧街道の石畳と姫街道椿トンネル ハイキング」 

2014-03-04 23:41:52 | バスハイキング

クラブツーリズムのハイキングに行ってきました。
姫街道を歩くもので和田辻から三ヶ日駅までの姫街道を歩くのでしたが、本坂峠を越える時は険しい道となって、カミさんは峠を越えるのに難儀していました。
浜名湖の北側の尉ヶ峰へ西気賀と知波田から登った事が有ります。その時、登山道と姫街道がクロスしており、何時か姫街道を歩いてみたいと思っていました。
それに今回の本坂峠は坊ヶ峰に登った時にクロスしました。
08年01月に天浜線で三ケ日駅まで行き、そこからはタクシーで旧トンネルに向かい、坊ヶ峰に登ってから南へ豊橋自然歩道を歩いて新所原駅まで歩きました。

和田辻東 ― 長楽一里塚 ― 嵩山宿 ― 嵩山の一里塚  ― 弘法水 ― 
本坂峠 ―  椿のトンネル ― 鏡岩 ― 本坂関所跡 ― 本坂一里塚 ― 
三ケ日宿 ― 三ヶ日駅 



バスのステッカーです。





バスの車体にはクラブツーリズムと描かれていますが、名阪近鉄バスの車両だそうです。
でも、クラブツーリズムの旅行の毎に使われるのでしょう。



この日の乗客は24名ですが、平日と言う事も有り、高齢の人ばかりでした。



今回、歩いた姫街道の地図です。
嵩山宿の道脇に設置して有りました。



お昼の弁当です。
姫街道で歩き出す前に浜北の万葉の森公園に寄りましたが、時間つぶしのような感じがしました。
添乗員からは、何処で食べても構わないが、車内で食べてしまえば、荷にならないからと車中で食べることを勧められました。
公園に寄った後、姫街道に向かう車内で弁当を食べました。



和田辻東のバス停にバスが停まり、そこから歩き始めました。



国道362号線沿いに設置されている一里塚の石碑。
設置されてから歳月が浅いようです。



道の横には梅や菜の花が咲いています。
花を眺めると、春が来ていると言う感じがします。
別のところでは沈丁花が芳香を放っていました。



嵩山宿(スセジュク)の街中に入ってきました。
曲がった街道で昔の道の雰囲気が有ります。愛知静岡県境の山並みが見えます。
これから、あの山を越えて進みます。



姫街道の石柱が設置されていますが、この辺りから上り坂に差し掛かります。



旧街道らしい雰囲気の道です。



石畳が整備して有ります。

この辺りでウグイスが「ホーホケキョ」と鳴いてくれました。
今年初めて聞いたウグイスの初鳴きです。
初鳴きにしては、上手に鳴いていました。
そんなウグイスの鳴き声が気持ちを和らげてくれました。
前を行く人。後ろに続く人。
その人たちは聞けたのでしょうか。
私たちが、鳴き声を耳に出来たのはラッキーだったかもしれません。
こうして自然と向き合えるのも、ウオーキングのよさの1つです。

ここから、いよいよ急な坂道に差し掛かりました。



嵩山の一里塚。
塚として土が盛られているので無く、標柱が有るのみでした。



階段になった道ですが、登るのがキツそうです。



道の両側に木が茂りだし、道幅が狭まっています。
山の登山道。そのものと言った感じがします。



弘法水。
説明板には弘法がこの地を訪れた時にこの水で喉を潤したと描かれています。



ようやく本坂峠に着きました。



本坂峠で一休みです。



峠から下りてきて林道に出ましたが、進む方向がわからず右に下りていきかけたのですが、左に向かうよう標識が有りました。標識の向きが判り難い向きとなっていました。

前を歩いていた女性二人。
そして清須市からのおばあちゃんと一緒に歩き出しました。
おばあちゃんは、人懐こい人で色々話をしてくれました。
ご主人は4年前に亡くなったのですが、それまでは車椅子を押して出かけたりしたこと等を話してくれました。



椿のトンネルの中を下って行きます。
椿の樹丈が高く花が見えません。



椿原生林の説明板と落ちた椿。
地面に椿が無かったら、椿のトンネルとは判りません。



それでも、手近な椿をキャッチ。



坂道を下ってくると8人のグループがカメラを構えていました。
みんなで同じ被写体を狙い、その結果を批評するのでしょう。
私たちの後に何人くらい来るのかと聞かれました。



鏡岩です。
かつては、この岩は光っていて旅の女性が身づくろいをしたので、鏡岩と呼ばれるようになったのだそうです。



ミカン畑に出てきました。



前面にミカン畑が広がります。
想像ですが、三ケ日はミカンが有名な所ですが、もともとは水利が悪く、米や麦の耕作に適していない土地だったのだと思います。
傾斜地で日当たりが良く、ミカンの生育には好適地でミカン農業が盛んになったのではと思います。



国道362号線の下り坂を歩きます。
この国道で本坂トンネルの部分が有料道路となっていましたが、2008年に無料開放となっています。
前を行く女性二人は余り、地図を見ません。
ず~と国道を歩くのでなく国道から離れたりしましたので、私がコースを教えました。



本坂の一里塚を見落としましたので、引き返し、カメラに収めました。
盛り土が残っており一里塚らしい雰囲気が有ります。



民家の入口の両側に有った無人販売のミカン。
1袋100円と安いのですが、選果してないので大きさがマチマチです。
ここでは1袋買い求めました。


本坂の関所跡と説明板。



街道脇に有った柑橘類。
温州ミカンは収穫されてなくなっていましたが、ハッサクなのか甘夏なのか柑橘類。
それに手前はキンカンです。



三ケ日宿に入ってきました。



三ケ日の町中の魚屋さん。
ここのコロッケが浜名湖コロッケ大会で人気投票の1位になったとありました。
2コ買い求め、ついでにカメラに収めさせてもらいました。



魚屋さんの隣は青果物の店でミカンを扱っています。



三ヶ日駅に着きました。
16時30分の出発となっていましたが、15時55分の到着でした。
別に急いだのではありませんでしたが、先頭グループに近い到着順でした。



出発時間に余裕が有りましたので駅の中へ・・・。



天浜線は単線です。
この駅で列車の行き違いが行われます。
天浜線はほとんどの駅が無人駅です。
この三ヶ日駅には委託なのか駅員が居ましたが、16時で上がりました。
天浜線では新所原駅は「ウナギ屋」であったり知波田駅は「歯科医院」だったりと色々とユニークな駅になっています。この三ケ日駅は食事とカフェとなっています。「ハンバーガー」を食べさせる駅でした。



今回歩いた歩数です。
約2万歩歩きました。



歩いたご褒美に、先ほどの魚兼で買ったコロッケでビールを戴きました。
パックに書いてありますようにコロッケ自体に味が有って、ソースをかけなくても食べれる味でした。
アツアツで美味しかったです。



左は愛知県の表示板で右は静岡県の表示板です。
県境を境として、表示板のスタイルが異なります。
姫街道と言う1本のルートであり、両県が協調して同じ表示方式にして欲しいものです。
それに石畳として整備されていても、その上に砂利が散乱していました。
木が生え出して道幅が狭くなったところも有りました。

しっかりと維持管理をして欲しいですし、沿線に公衆トイレの整備が必要でした。

最後に
山に登りますが、カミさんは一緒には登りません。心臓が苦しくなると言っています。それでも、今回はウオーキングと言う事で一緒しました。バスから和田辻東で下車し、三ヶ日駅で待っていますので、歩くより仕方がなかったのです。特に峠に達するあたりが一番キツかったですが、越える事が出来ました。良く歩いたと思います。
姫街道は、東海道の今切れ口を渡るのを避けて、女性が多く通行し、呼ばれるようになりました。今回は三ケ日まででしたが、まだ、ここから東へ延びています。
何時かは今回の先を歩いてみたいと思いました。

オマケ

08年1月10日に青春18切符を使って坊ヶ峰に向かいました。



その時の模様です。
天浜線で新所原駅から三日駅に向かいました。車内はお年寄りが多かったです。
1両だけの列車ですが、三ヶ日駅に着きました。
三ケ日駅からタクシーを使い坊ヶ峰の登山口に向かいました。
今は新しいトンネルとなっていますが、高い位置に旧トンネルが有り、そこから山に登り始めたのです。
静岡、愛知の県境で道の脇にはロードサインのプレートが設置して有りました。
上は坊ヶ峰の表示と豊橋自然歩道の案内板です。
下は湖西連峰ハイキングコースの案内です。
隣県同士ですが、続いたルートでも表示の仕方が異なります。
利用者としては統一を望むところです。
ロングコースを縦走しましたが、南の方へ来ると太平洋が望め、快適に歩けたコースでした。







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バスハイキング  眺望抜群の山 八子ヶ峰 (1,833m)  

2013-09-18 23:38:09 | バスハイキング

読み難い名前ですが、(ヤシガミネ)と読みます。
場所は白樺湖の南。蓼科山の西に位置します。
この8月7日に蓼科山に登り、下山して来る時、草原に赤い三角屋根の山小屋がポツンと見えました。
その景色を見て、何時かあの山に登ってみたいと思いました。何んという名の山か調べると、読み難い名の山でしたが、「八子ヶ峰」でした。
9月にその八子ヶ峰へ行く、名鉄バスのバスツアーがありました。こんなに早く実現出来るとは予想していませんでした。
3日間の開催であり、天候をニラミ、申し込みました。
開催日は9月15日16日17日の三日間。15日は天候が危ぶまれ、バス3台分の予約があつたのが、キャンセルが重なり1台となってしまったそうです。
当日、雨は余り降らなかったそうですが、歩いている間はガスっていて何も見えなかったそうです。
そして、16日は台風で中止。17日はスライドして来た人などで3台となりました。

スタート 
蓼科山登山口(11:34) ― ヒュッテ・アルビレオ(11:55~12:05) ― 
東峰(12:13) ― 八子ヶ峰山頂(12:26~12:29) ―  八子ヶ峰ホテル横(13:39) 
― すずらんの湯(14:05) ― ゴール プラザ21(14:17) 


主催者から渡されたコースの地図。
蓼科山登山口をスタートし、白樺湖の湖畔まで歩いてきます。


8月、蓼科山に登った時に目にした景色。
草原に赤い三角屋根が見えます。
この景色を見て、あの場所に行ってみたいと思ったのです。



名鉄バスセンターに着くと既に列が出来ていました。
受付が始まり、もらった札の番号は38で1号車に乗ることが出来ました。

相席で隣になった女性は七十路のネーサマ。これまた、良く喋る人でここ5.6年は男性の参加が増えてきたそうな。
実際、バスの定員は45名で、満席であつたが6割越が男性でした。それも、リタイヤした人ばかりで、私より年上の人ばかりだと思えました。



今回のバスツアーのステッカー。



蓼科山の登山口。
バスを降り、反対側の八子ヶ峰登山口に向かいます。



蓼科山登山口の西側から登り始めました。ここは1,730m。
ヒュッテ・アルビレオは1,864mなので100メートル余りを登れば後はアップダウンが有るものの、歩き易い道が続きます。
ただ、登山口からヒュッテ・アルビレオまでは、少し急登でした。



コースには、名鉄の道標が付けてあり、迷いません。
それでも、私の前を歩いていた人は横道にそれてしまい、引き返して来ました。



振り返ると、茶臼山と縞枯山が大きく見えます。



ヒュッテ・アルビレオの見えるところまで上がって来ました。



赤い屋根が特徴のヒュッテ・アルビレオですが、雨風によって塗装が剥げています。



ヒュッテ・アルビレオと蓼科山。
あの山からこの山荘を見下ろしたのです。



抜群の眺望。
特徴的な槍ヶ岳とその左には穂高連峰が見えます。

ヒュッテ・アルビレオへ来ると周囲の景色が広がりました。
台風一過の絶好の天気で抜群の眺望です。
槍ヶ岳。穂高連峰。乗鞍岳。御嶽山。中央アルプス。南アルプス。そして八ヶ岳。
背後には大きく見える蓼科山。北の方角にも高い山が見えます。特徴の無い山は特定し難いですが、100名山で幾つの山が見えたことでしょうか。

 
南の方角には南アルプスの視界が広がります。
仙丈ケ岳や甲斐駒が見えます。



ヒュッテ・アルビレオからの歩き出し。
快適な草原が続きます。
丸でハイキングコースのような道です。



八子ヶ峰東峰に来ました。
標柱をカメラに収めます。


ヒュッテ・アルビレオから先はアップダウンが続きましたが、大きな高低差ではありません。
歩き易い草原はハイキングコースのような道でした。
右手にスキーゲレンデを眺めながらの歩行。
そして、ゲレンデを下るコース。高低差は440メートル有りましたが、下るのでラクでしたが、登りとなると。ゲレンデを登るのでキツいだろうと思いました。



あの場所が八子ヶ峰西峰。
あの峰が八子ヶ峰の本峰となりますが、東峰よりも低いです。



振り返ると、八ヶ岳の山々が大きく見えます。



先を歩く人たち。
ここから一旦下がって、再び登ります。


先を歩く人たちが小さく見えます。



歩き易い、快適なコース。
女性が手を上げてポーズを取ってくれました。




コースの右側にはしらかば2in1スキー場のゲレンデを見下ろせます。



スキー場のトップ。



トップから振り返ると。


続いて歩いて来る人たち。
その後方には茶臼や縞枯が見えます。


右側には白樺湖が下に見えます。

ゲレンデを下ります。
向こうには車山のレーダードームが見えます。



両側のクマザサ。
この辺りは歩き易い道でした。



いよいよ、最後の下りです。
八子ケ峰ロイヤルヒルスキー場のゲレンデです。



ゲレンデ下に下りて来て、ゲレンデを仰ぎます。



スキー場を過ぎ、ここからは舗装道路を下ります。



白樺湖の近くまで下りてきました。
この先がすずらんの湯です。



白樺湖沿いの道を歩きます。



途中から、木道に。
湖畔の木道を歩きます。
出来てから歳月が経過しているのか、でこぼこが有り、歩き難い木道でした。


バスの待っているゴールの横を通ります。
この後、池の平ホテルで汗を流し、ゴールの受付を受けました。



トリカブトとゲンノショウコ。
歩いていてフウロやツリガネニンジン、マツムシソウなどの夏の花も見かけました。
夏の終わり。秋の始まりと言った花のバトンタッチの時期でした。

最後に
1号車で行き、1号車で帰ってきました。
別に急いだわけではありません。景色を楽しみ花を愛でながら歩いて、この時間となりました。
バスツアーの良い点はスタート地点で降ろして貰い、ゴール地点で拾ってもらえることです。行きたいと思っていた山がこんなに早く実現するとは思っても見ませんでした。
憧れのコースを歩くことが出来た事を喜んでいますし、当日の天候が良くて抜群のパノラマを目に出来て良かったです。
後ろを歩いていた男性からは「最高や」と言っているのが聞こえました。
台風の後で空気が澄んでいて遠くまで眺望が利く最高の日でした。

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バスハイキング  初夏の上高地を散策

2013-07-09 22:51:46 | バスハイキング

7月7日に上高地へ行ってきました。
日帰りのバス旅行です。
この7日はバスがダイレクトにバスセンターへ入る事が出来る最後の日曜日でした。
今後は沢渡かアカンダナの駐車場でシャトルバスに乗り換えて向かうこととなります。


バスが停車するのは大正池ホテル前。帝国ホテル前。そしてバスセンターでした。
最終的にはバスセンターへ15時に集合となっていました。
手前の帝国ホテル前で下車して明神まで歩こうと思っていましたので、バスから降りて田代橋に向かって歩き始めました。
この後は梓川の右岸を歩き、明神橋を渡ってバスセンターに戻ってきました。

帝国ホテル前(11:13) ― 田代橋(11:22)  ― ウェストン碑(11:30) ― 河童橋(11:52)  
― 岳沢登山口(12:12) ― 明神橋(13:03) ― 明神館(13:11)~(13:30)
ビジターセンター(14:10)~(14:20) ― 河童橋(14:22) ― バスセンター(14:31)

早足で歩いて来たわけではありませんが、規定の時間までにバスセンターに戻れました。





釜トンネルを過ぎました。
周りはグリーン、一色です。



バスの車窓から。
大正池が見え始めました。
雲が低く、生憎の天気です。




帝国ホテル前のバスストップで下車しました。




田代橋に向かって歩き始めました。
緑一色。
森林浴が出来ます。




田代橋が見えてきました。




田代橋の上から見た下流方面です。



田代橋の上から上流を眺めます。
雨の影響で川の水が濁っています。



右岸を上流に向かって歩きます。
右側の梓川。
雨で水が濁っています。




カラマツソウが沢山咲いていました。



向かいの山は六百山でしょう。
頂上辺りはガスって居ます。



ウェストン碑へ着ました。
ボランティアの人なのでしょうか。
碑の前で説明していました。



ウォルター・ウェストンのレリーフ。




道端にウツボグサが群生していました。



ウツボグサをアップで。



河童橋の近くまで歩いて来ました。



フウロの仲間でしょうか。
名が判りません。



河童橋です。
時間は11時頃なのですが、まだ、混雑は始まっていません。



河童橋の全景です。




橋に上がってみました。



橋の上から穂高方面を望みますが、ガスって居ます。



橋から少し歩いた場所で。
穂高方面を見上げます。
梓川は音を立てて流れていました。



更に進み、岳沢湿原へ来ました。



見頃のシャクナゲを傘で手繰り寄せて。




橋の上から魚が何匹も見えました。
ニジマスなのでしょうか。人影にも逃げません。



岳沢からの流れ。
激しく音を立てて流れていました。



岳沢からの水が綺麗です。



湿原で展望できるスベースが設けてありました。



展望場所から。
この水は梓川へ流れ込みますが、この水は濁っていません。





治山林道と歩道が一緒になった場所です。
歩く人が全くいませんでした。



明神橋が見えてきました。



明神橋を渡ります。
この時はとても風が強かったです。



明神橋の上から上流方面を望みます。



明神館の有る場所まで来ました。




雨が降り続けていました。
明神館の軒下を借りて弁当を広げました。
透明の蓋を取って撮影したかったのですが、雨が降り、そんな余裕が無かったのです。




外国人のグループが来ていました。
バスセンターで「ATUGI」と言うナンバープレートを付けたバスを見かけました。
ひょっとしたらそのバスの人たちかも知れません。
外交官ナンバーでなく、基地所属のバスなのでしょう。
このようなナンバープレートは始めてみました。



晴れていたら、ここから明神岳を見上げる事が出来ます。
雨で残念でした。



ビジターセンターまで歩いて来ました。
傘をさしていますが、陽が照って来ました。
影が出来ています。



センターの館内です。
上高地の自然が解説してありました。



ビジターセンターから穂高方面を見上げますが、ガスっています。



河童橋まで戻って来ました。



雨が上がって来ました。
橋の上は多くの人で混雑しています。



橋の上から雲に覆われた穂高方面が目に入ります。




雲が少しづつ取れていく明神岳。



明神岳方面をアップで。
白く糸を引いているのは水の流れで滝のようになっています。
左側には少し、陽が射して来ました。



バスセンターに着きました。
帝国ホテル前で下車し、明神まで行ってきて、14時30分頃にはセンターへ戻れました。
バスがバスセンターへ乗り入れる事が出来る日曜日と有って、千葉とか横浜、水戸など関東から多くのバスが来ていました。

感想
何年振りでしょうか。
久し振りの上高地でした。
梓川の右岸から向かい、左岸でバスセンターへ戻るというコースを辿りました。
帰路の左岸は道幅が広く、歩く人も多かったのですが、往路の右岸の方が岳沢からの川を眺めたり岳沢湿原が有ったりして、良かったです。
右岸を歩くことをお勧めします。

バスで一緒だった人たちとはほとんど顔を合わせませんでした。
梓川は濁っていましたが、梓川へ注ぐ川は濁っていませんでした。そんな事を知る機会でもありました。
雨が降ったり、止んだりの残念な空模様でしたが、少し、花を眺める事が出来、初夏の上高地を楽しむ事が出来ました。
雨も又、良しかもしれません。




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