Kオジサンの新・山歩きの記

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奥飛騨の山   天 蓋 山 (1,527.2m) 

2014-06-17 23:56:56 | 各務原歩こう会

「各務原歩こう会」で天蓋山に行ってきました。
天蓋とは、昔、虚無僧が被っていた被り物を天蓋と言います。アラビアンナイトでお姫様が寝るベッドでベッドを覆うベールのような覆いを天蓋と呼びます。
この山へは04.08.05に登りました。
東海北陸自動車道が全通する前でしたので前夜に出かけ「道の駅アルプ飛騨古川」の軒下で野宿をして翌朝、登山口に向かいました。
10年も前のことで、記憶が薄くなっていますが、登山口辺りにはには白樺の木が多く、シベリアの強制収容所はこのような風景ではないかと想像したものでした。
登山口には「〇〇の駅」が有りましたが、その〇〇が何だったのか覚えていない状況です。まるで初めて登る山のように新鮮な印象です。それに山頂に有る、山の同定のためのサークルは有りませんでした。

バスが登山口に到着すると山登りの姿をした人達が6~7人。それに若い山ガールも6~7人居ました。
聞くところによると、神岡小学校の5年生64人が恒例の山登りで、子供たちを案内をするとのことでした。その到着を待っているのでした。私たちは先に登り始め、山頂でお昼を食べていましたら、暫くして彼らも着きました。
子供たちが登ってきて山頂は瞬く間に賑わしくなりました。


登山口(9:13) ― キャンプ場炊事葉横(9:22) ― すずめ平(10:55~11:03)   ― 

山頂(11:40~12:16) ― すずめ平(12:50~12:59)  ― キャンプ場炊事葉横(14:13) 

― 登山口(14:25)   



登山口にバスが着きました。
何か、何人かの人がいます。
これから山に登る人たちでしょうか。




若い山ガールたちもいます。



こちらの人たちも山へ登る人たちでしょうか。
代表者のような人に、下山したら山の村牧場へと勧められました。




山に登るのに、準備体操をします。




〇〇の駅の駅は、夕顔の駅でした。




登山開始です。
キャンプ場の中を通って進みます。




バンガローもありましたが、立派なコテージもあります。
バンガローの利用者は炊事場で仕度をしなければなりませんが、コテージにはプロパンガスボンベが完備していました。




ベニバナイチヤクソウです。




ここから本格的な登山道に入ります。




こう言う表示が有ると助かります。




ホント、急登となりました。
この辺り。
ハルゼミが集団で鳴いていまして、うるさかったです。




ここまで、急幟が終り、やれやれです。
でも、この後。少しアップダウンが有りました。




すすめ平に着きました。




遠くに北の俣岳が見えます。




北アルプスの眺望が開け、カメラに収めます。




こちらは笠ヶ岳。




トリミングしてみました。
斜面に馬型の残雪が確認できます。




山頂に私たちが先に着いていると、後から子供たちが登ってきました。




三角点の周りに山名を同定できるようにサークルがもうけて有ります。
前回に登った時はこのようなサークルは無かったです。




後から登ってきた子供たちは、お弁当を広げ昼食を開始しました。




チョット。子供たちの弁当を覗き見しました。
お母さんが作ったであろう、お弁当。
美味しそうです。




記念の全員写真のシャッターをお嬢さんに頼みました。
このお嬢さん。
見たことある人でした。
後から言葉を交わしましたら、天生湿原のテントへ時々出かけているそうでした。彼女を昨年、天生湿原の入口で見た方です。

飛騨市の女性。
彼女の口からも山の村牧場を勧められました。




子供たちが食事をしています。
我々は先に下山します。




下山を開始。
山頂直下の急登を進みます。




キャンプ場の炊事場の横まで下山して来ました。
後から下山して来た子供たちに追いつかれました。




登山口まで下山して来ました。
神岡小学校のスクールバスが待っています。




登山コースの各所にこんな表示板が設置して有りました。
アップダウンの場所がありましたが、山頂までの距離を推測できて良かったです。


山の村牧場へ

天蓋山から下山して来て、お勧めが有った山の村牧場に行きました。




色々と体験できる場所です。




パン作りやソーセージ作りが出来ます。
右側は売店で販売していた乳製品です。




男性もほとんどの人がソフトクリームを食べました。




ソフトクリームを搾り出してくれます。
ジャージー牛乳で、バニラのソフトです。


お勧めが有った山の村牧場です。
ここに訪れたのは初めてです。
今の時期でこそ、このように観光客を受け入れれる状態ですが、冬期は雪に阻まれてしまうのをニュースで見た事が有ります。ここを勧められた言葉の中で、寒干し大根が山の村牧場の名物だと言われました。


前回、周囲の山の眺望が利いたか覚えていません。多分、北アルプスの山々は見えなかったのではないかと思います。今回は雲の多い空模様でしたが、はっきりと見えました。
それに残雪が白馬の形をした笠ヶ岳を望めたことが良かったです。
下山してきて複数の案内人から「山の村牧場」へ寄って行ってみてはどうかと勧められました。山の村牧場はヨーグルトやソフトクリームを味わえるところです。
美味しい乳製品が味わえるからと言うことも有りますが、訪れた観光客に寄ってはどうかと、町全体で勧める雰囲気が出来上がっているのではと感じました。


新緑で緑が溢れるといって感じがしました。
下山中、朴葉を採取してきまして、帰ってから朴葉寿司を作ってみました。
http://blog.goo.ne.jp/gifu2212/e/ce304ccdaf9bbb59b91cea7f24064949
男の料理で、上手には出来ませんでした。
味はマズマズ。
寿司飯を沢山盛らずに、形良くすることに心掛けねばと思いました。

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バスハイキング  ミズバショウの尾瀬 約4時間30分滞在    第二日  

2014-06-12 20:22:38 | バスハイキング

ミズバショウの尾瀬の第二日です。
尾瀬へは大型バスが入れないので、ホテルから尾瀬へマイクロバスが直行運転しています。ホテルのホームページには、ホテル宿泊者は往復が2,000円で、宿泊者以外は3,000円となっていました。飲物が付いたお握り弁当が1,000円ですが、バス代と弁当代はツアー料金に含まれていました。
今回のバスツアーは39名でしたのでマイクロバス2台に分乗しました。バスは群馬県道63号線で坤六峠(こんろくとうげ)を経由して鳩待峠に向かいます。この県道63号線沿いは、照葉峡と言う渓流で何箇所も滝が見えました。バスに乗っていた時間は、ほぼ1時間です。

今回のバスツアーのタイトルは「ミズバショウの尾瀬 約4時間30分滞在」となっています。マイクロバスはホテルを7時15分に出て鳩待峠に8時15分着。そして、戻る時間が13時15分発となっていまして尾瀬に5時間滞在します。少々、時間を損失することも想定して約4時間30分滞在を謳い文句にしています。


鳩待峠をスタートして、牛首分岐から戻るまでの時間を確認しましたら、下記のような時間で辿っていました。

鳩待峠(8:18~8:29) ― 川上川(9:18~9:20) ― 山の鼻(9:28~9:35)   ― 尾瀬ヶ原 ― 
牛首分岐(10:06~10:11) ― 尾瀬ヶ原 ― 山の鼻(10:45~11:11)  ― 鳩待峠(12:17) 

牛首分岐からの戻りは、標準時間より早く歩いていますし、鳩待峠への登りは、ほぼ1時間です。この速さで歩けるのは凄いことですし、カミさんは頑張りました。

集合時間が13時で、マイクロの出発は13時15分となっていました。余裕を持って鳩待峠に帰ってくることが出来ました。戻って来るのに、どれ程の時間が掛かるか判らなかったので、牛首分岐で引き返しました。
このような時間に戻れるのなら、もう少し先まで進んでも良かったかも知れません。
でも、先に進んでも風景は変わらないと思い、引き返しました。

 
マイクロバスで鳩待峠へ。

マイクロバスが群馬県道63号線を走ります。
道路沿いが渓流となっており、彼方此方に滝が見えました。
ドライバーが沿線をガイドしてくれました。この道沿いは照葉峡と呼んでいるそうです。
道は冬期閉鎖でこの5月30日から通行できるようになったそうです。



鳩待峠に着きました。
雪を除けたのでしょう。残雪が高く残っています。




鳩待峠から山の鼻へ登山道を下り、牛首分岐までの木道を歩いてから、山の鼻に戻りました。
山の鼻から鳩待峠へは登山道を登ってきました。
出展 「尾瀬ハイキングガイド」公益財団法人 尾瀬保護財団発行 より引用しました。


山の鼻へ。

尾瀬に着きましたが、残念なことに少し雨が降っていましたので、レインスーツを着ての歩行となりました。

いよいよスタートです。
ここが尾瀬ヶ原の入口となります。この入口にはソーラーシステムを使ったカウントメーターが設置され、尾瀬への入場者をカウントしています。足元のマットは尾瀬に外来種の種子を持ち込まないようにと、敷設されています。



足元の石の階段。
塗れていますので、注意して進みます。




小学生の団体が前を歩いています。
団体で、説明を聞いたりしていますので、渋滞が発生します。




ミズバショウが見えだしましたが、ここのは花期が終り、大きな葉となっています。
大きな葉はタバコの葉か野沢菜のようなイメージがします。




登山道は水平の道となってきました。




右側の道沿いにシラネアオイを見かけました。
シラネアオイを見たのは初めてです。




こちらはニリンソウ。




川が蛇行し豪雨被害が有ったのでしょうか。
修復したように見えます。




川上川の橋を渡ります。
たもとに休憩ポイントがあります。



鳩待峠からの下り道を降りて来て、みんながここで一服です。
汗をかき、衣類調整です。

関東から来た女性からどの辺りまでいけるか聞かれたのです。
彼女たちの集合時間は14時でしたので、牛首分岐よりも先まで行けると話しました。牛首分岐から戻る時、顔を合わせましたが、もう、戻ってしまうのですかと話しかけられました。チョッピリ山の知識が有り、頼りにされると言う事は、悪い気はしません。




山の鼻に着きました。
山小屋風のトイレ。ここのトイレを使わせてもらいましたが、チップ制のトイレです。




登山道を下って来た時、言葉を交わした小学生は根元小学校と話していました。どちらから来たのかわからなかったのですが、教師が補足してくれ、横浜からと言っていました。
この子供たちは一緒の小学校なのでしょうか。


牛首分岐へ。

この先が尾瀬が原となります。




ミズバショウが見え出しました。




川沿いに一面のミズバショウですが、少し距離が有ります。




直ぐ近くでも木道の下にはミズバショウが群生しています。




木道の両側にミズバショウが咲いています。




ミズバショウ。1株。




こちらはリュウキンカ。
リュウキンカも群生しています。




こちらはタマスゲ。




可愛い子供たち。
保護者や先生に引率されての尾瀬ハイクです。
聞いてみましたら、幼稚園児で5歳だそうでした。

白い、点々となっているのはワタスゲです。
尾瀬ヶ原の中を川が流れており、橋を渡ると湿原の雰囲気がガラッと変わります。
先ほどまではミズバショウの群生だったのが、地塘の有る平地に変わりました。




牛首分岐に到着です。
相変わらず、小雨が降り続いていますが、ザーザー降りではないので、それだけでも喜ぶべきかも知れません。




先ほどの子供たちと同じ幼稚園の子なのでしょうか。
親たちと一緒に休憩しています。




牛首分岐の指示標識と木道のプレート。


山の鼻に戻ります。

10時09分。
牛首分岐から引き返します。




カミさんは先を歩いています。




先ほどと同じ幼稚園の子か。
可愛い子供たちで思わずカメラを向けました。。
ダブダブのレインスーツが何とも言えません。子どもはすぐ大きくなります。自分から山に興味を示す頃には小さくなっていることでしょう。




カミさんは先に歩いて行きました。



休憩場所で衣類調整です。





スミレだと言うことは判りますが、品種の特定が出来ません。
ビジターセンターに有ったオオバタチツボスミレでしょうか。
木道の下で咲いていました。




カミさんは先を歩いています。




列の小学生たちの視線が水面を追っています。
視線の先にはイモリがクネクネと泳いでいました。




カミさんは先に歩いていました。
左の方から「カッコー、カッコー」。 右の方からも「カッコー、カッコー」。
また、「ホーホケキョ。ホーホケキョ」の声も聞こえます。
それに「トッキョキョカキョク、トッキョキョカキョク」が聞こえます。
私が知っている野鳥の鳴き声。すべてが聞こえました。

この雰囲気が「尾瀬」なんだと思いました。



カミさんは先を歩いていて、振返りました。




ご夫婦が橋の袂で写真を撮り合っていました。
二人揃ったところのを、シャッターを押してあげました。




カミさんは先を歩いています。




カミさんは先を歩いています。




小学生の列とすれ違います。
ここまで来ると、尾瀬ヶ原は終りとなります。




尾瀬ロッジの前まで戻ってきました。
この時は10時40分です。




山が鼻の避難小屋の横にシラネアオイが咲いていました。




避難小屋でお昼としました。
マイクロバスでもらったお握り弁当です。ネットで見たシャトルバスに、お握り弁当が付いていましたが、1,000円となっていました。この弁当代も旅行代金に含まれていますので直接支払いはしていません。
山の料金ですから高くなるのは仕方が有りませんが、ヘリで運ぶとか、強力が運ぶ場所ではなかったと思います。
この内容で1,000円だとすると高いと思えます。

http://www.minakamikogen200.jp/sightseeing/oze/index.html?bnr



山の鼻のビジターセンターです。




関心があるのは山野草で、そちらに目が向きます。


鳩待峠へ戻ります。

再び歩き出し、鳩待峠を目指します。




道の右手にシラネアオイが群生していました。
来た時には気がつきませんでした。




峠が近づき、上り階段となりました。




登山道の標識。
鳩待峠までは1.1キロです。




階段が続きます。




団体の人とのすれ違い。
列の人たちは黙々と歩いていましたが、ただ歩くだけですと路傍の花にも眼が届きません。




石段の階段に来ました。
ここは歩き難いところです。鳩待峠はもうすぐです。



行きの時は気が付かなかったツバメオモト。
この時は、降りてくる人が見つけて教えてくれました。
周囲に眼を向ける余裕が無いと、花に気づきません。




道の右側に咲いていたサンカヨウ。
この花に注目していたら、反対側には群生していました。




鳩待峠に戻って着ました。
12時17分です。


鳩待峠にて。

鳩待峠へ余裕を持つて帰って来れました。
バスの出発時間まで少々時間が有ります。
花豆ソフトは鳩待峠の名物だそうですので、食べてみました。




花豆はベニバナインゲンの豆です。お多福豆のような豆です。
前夜、泊ったホテルのオヤツで出ました。甘納豆のような感じでした。
その豆がソフトクリームに使ってあるのでしょう。美味しかったです。




尾瀬の木道には東電と環境省の焼印が押してあります。毎年修復していて、修復した年度が表示して有ります。このように修理して貰えることはハイカーにとってありがたいことです。
国立公園の維持管理に莫大な修理費を要することだと思います。富士山の入山料のように、利用者に若干の負担を求めても良いのではないかと思います。また、何故、木道に東電の焼印が押してあるのか知ってみてはいかがでしょう。




迎えのバスが来ました。



水上ICから関越道に乗りましたが、車窓から谷川だけが見えます。
残雪が見えますが、山頂部には雲が掛かっています。
綺麗なお姿が見えませんのが残念でした。


最後に
鳩待峠から水上高原ホテルに戻り、汗を流しました。
帰りのバスは15時にホテルを出発しました。これから長時間バスに揺られていきます。
帰路は、水上高原ホテル ― 横川SA ― 梓川SA ― 恵那峡SA ― 新那加駅へと走り、行きとは逆のコースです。新那加駅に着いたのが22時20分でした。バスはこのあと岐阜駅に向かいましたが、23時に近い時間になっていたでしょう。
15時に出て22時に到着ですが、サービスエリアで20分づつ休憩しましたので、実質時間、6時間は乗車していたことになります。これだけ長時間、バスに乗っているのは体力勝負です。ドライバーはTさんでしたが、往復で1,000キロを越えていると言っていました。

今回はクラブツーリズムの募集したバスツアーに参加しました。尾瀬で色々のツーリズムのバッヂを付けた人を見かけました。水上高原ホテルで会った人達は静岡から来たと話していましたし、木道ですれ違った人たちは大阪から来たと話していました。それも、バス2台だそうです。違う色のバッヂの人も居て聞いたら、九州から来たのだそうす。長時間バスに揺られてヒーヒー言っていますが、もっと遠くから苦労してきている人も有るのだと思いました。

ミズバショウの時期の尾瀬で、湿原に広がるミズバショウを眺める事が出来ました。特に印象に残ってのは鳩待峠から山の鼻までのコースです。11年07月に訪れた時はニッコウキスゲを見ることに主眼を置いていて、このコースをしっかり見ていなかったのか、花の時期でなかったのか印象がなく登山道沿いの花に気が付きませんでした。今回、一番良かったのはシラネアオイに会えた事です。シラネアオイを初めて眼にしました。

一緒したカミさんは良く歩きました。
平な土地を歩くのでしたが、脚力はありました。
またの機会がありましたら尾瀬の山荘に宿泊し、尾瀬沼あたりも歩いてみたいです。


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バスハイキング  ミズバショウの尾瀬 約4時間30分滞在    第一日  

2014-06-11 20:17:12 | バスハイキング

11年07月に尾瀬に行ったことがあります。その時はニッコウキスゲの時期でした。
雄大な尾瀬の景色。尾瀬へカミさんを連れて行きたいと思っていました。ミズバショウの時期の尾瀬へ行くバスツアーが有りましたので、どうかと声をかけるとOKが出ました。カミさんと一緒に尾瀬へ向かいました。
私は普段から山に登っています。でも、カミさんは平地なら歩けるのですが、山には登りません。山に登れるだろうかと少々の不安がありました。特に心配したのは尾瀬ヶ原を歩いた後に山の鼻から鳩待峠へ帰って来れるかと言うことです。それで、事前に市内の三井山に登り、テストしてみましたら、大丈夫だろうと見通しがつきました。


バスツアーはクラブ・ツーリズムのものでした。バスが岐阜をスタートして、那加で拾って行く形でした。全員で39名だと添乗員が話していましたが、那加で15人が乗車したので岐阜からは24名の乗車です。
女性の単独が2人。女性グループは4人と5人。男性1人と女性3人組。残りは夫婦の組でした。大部分はご夫婦で会話が少なく静かでしたが、女性同士のグループはうるさかったのです。普段喋ることが出来ないからか、この時ゾ、とばかりに色々のことを話していました。大きな声でお喋り、そして高笑い。もう少しボリュームを下げて話しをしてくれても、良いのではと思いました。

 

第一日は水上高原ホテルに行くだけです。途中、時間調整で、谷川岳ロープウェイで谷川岳へ登ることになっていました。しかし、今回は谷川岳ロープウエイが定期点検のため、榛名山ロープウエイで榛名山への登りとなりましたが、生憎の雨でした。
ロープウェイで山頂まで行き、戻って来る時間は1時間でした。山頂に上がりましたが、視界が悪くほとんどの人はすぐに降りて来ていました。これが谷川岳のロープウェイだったら、折角登っても視界が利かないので残念なことになっていたことでしょう。仮に晴れていたとするならば、雄大な谷川岳の景色。時間不足でもの足りなく感じたかも知れません。

岐阜駅(7:10) ― 新那加駅(7:35~7:50) ― 恵那峡SA   ― 梓川SA(11:17~11:35) ― 

横川SA(13:05~13:25)  ― 榛名山ロープウェイ(14:58~16:00) ― 水上高原ホテル200(17:45)
  
出発してからホテルに着くまでは10時間ほどの時間が掛かりました。途中、3箇所のサービスエリアで20分ほどの休憩を取り、榛名山が1時間です。お昼もバスの中で食べるという状況でしたので9時間はバスの中で揺られていたことになります。
明日の尾瀬が主目的ですから、長時間バスに乗っているのも我慢しなければなりませんでした。

尾瀬に向かって。

新那加駅へバスが近づいてきました。
クラブツーリズムのバスツアーでしたが、使用したバスは名鉄観光バスの車両です。
この時の時間は7時34分です。7時40分が集合時間でしたから、少し早くバスが来てしまいました。右側の歩いている男性は添乗員のKさんです。
バスから降りてきて、集まっていた参加者の点呼をしましたが、まだ、来ていない人がいました。
遅れてやって来たのはオバサンたち。5名のグループです。



梓川SAに到着です。
オプションで弁当を斡旋することになっていましたが、私は注文してなかったのです。SAで弁当を買い込みバスに乗車しました。
また、これから1時間半ほど走行すると言っていました。
同じ、名鉄観光のバスが並んでいますが、たまたま、一緒になっただけです。右側は愛知県の老人クラブで来た人たちでした。



バスの車窓から。
バスは長野自動車道を走行しています。
右側に見えたのは姨捨SAです。



バスの車窓から。
車窓から見える姨捨の風景です。
姨捨は日本三大車窓の1つに上げられる景色です。善光寺平の景色が広がり千曲川が見えます。高速道路からの景色でなく、鉄道からの景色が三大車窓となっています。鉄道と高速道路と違っても、楽しめる景色に変わりはありません。
下に見える鉄道の架線が篠ノ井線です。
ちなみに他の三大車窓は九州肥薩線の矢岳越えと根室本線の狩勝峠越えです。しかし、狩勝峠は新線に代わり、旧線のような景色が見えなくなったようです。




3回目の休憩地、横川SAにきました。




上り横川SAの屋内にキハ57の車体が展示してありました。表示のサボに急行「志賀」とあります。
ネットで調べましたら昭和38年頃の急行列車です。湯田中は私鉄の長野電鉄の駅で、乗り入れており、上野と湯田中を結んでいました。この列車はディーゼルカーですが電化が進み電車化されました。そして特急列車が走り出して廃止の道を辿りました。
東京と長野を結んだ急行はこの「志賀」の他に「妙高」「とがくし」「丸池」「信州」などが有りました。高速道路網が完備する前の時代の事であり、多くのスキーヤーを運びました。
横川から軽井沢にかけては碓氷峠が控えています。この線路には珍しいアブト式で歯車レールが設けて有りまして、そんな区間を喘ぎ喘ぎ登りました。今は長野新幹線が開通して、しなの鉄道となってしまいましたが、当時は、急行列車の黄金期だったのでしょう。
この「志賀」と言う急行が走っていた事知りませんでした。車体を見て調べ、知る事が出来ました。
多くの急行に山の名が着いていた事が面白いですし、「志賀」を知るきっかけになった事が発見です。



バスの車窓から。
関越自動車道を走行していますが、雨が降っています。
晴れていたなら前方に赤城山が見えたことでしょう。山頂部は見えませんが、長い裾野は判りました。



榛名山ロープウェイへ。

バスの車窓から。
榛名山ロープウェイに向かってカーブを登っていきます。



榛名山ロープウェイの山麓駅です。
小雨が降っていてガスが出ています。




回り込んで乗車場所に向かいます。
この段階で、遠くが霞んでいます。山頂に向かっても・・・・・。




2連結したゴンドラに乗り込みます。



ガラスに水滴が有り、ペアのゴンドラがボヤけています。




山頂駅に着いたら。
ガスっていて、全然見えません。




展望場所には双眼鏡が設置してあります。
前面が見えません。




晴れていれば、こんな状態で関東平野が見渡せることでしょう。




榛名山から降りてきてバスの中。
榛名山ロープウェイは団体料金で往復が760円です。谷川岳ロープウェイは往復で1,960円です。
通常ですと谷川岳ロープウェイへ行くのですが、定期点検で運航していなく、榛名山ロープウェイ行きとなりました。添乗員のKさんは、その差額をキャッシュバックで、1,000円づつ配りました。でも、私はクレジット払いでしたので、キャッシュバックは振込みとなり、貰えませんでした。帰ってから通帳を確認すれば戻されたことを確認できるのですが、皆が貰えても自分達は貰えなかったので、何か損したような気分でした。(笑)



水上高原ホテル 200(ツーハンドレツド)
バスの車窓から。
今夜、宿泊する水上高原ホテル 200(ツーハンドレッド)へ着きました。




立派な車寄せがあります。




玄関ドア。
このホテルはロッキングチェアがシンボルです。




鍵を受け取って部屋に向かいます。




客室に入りましたが、それ程広い部屋ではありません。



窓の外。
リゾート地らしくテニスコートが見えます。
このホテルにはゴルフ場が有りまして何台ものカートを見かけました。




部屋の衣装ロッカーに黒いビニール袋が有りました。
風呂に行く時にバスタオルや下着を入れて、持っていけました。ビニール袋が用意して有ったのは初めてです。このような配慮を嬉しく思いました。
お風呂では、履いて来たスリッパに洗濯バサミを付けて措くようになっていました。どのスリッパでも同じだと思うのですが、自分が部屋から履いて来たスリッパに印をして置き、そのスリッパで帰って来ると言うものです。
小さな配慮ですが、そんな心遣いを嬉しいと思いました。




1階のレストラン。
ここでバイキングの夕食です。




ホールの中は落ち着いた雰囲気でした。




切ったローストビーフをシェフが皿に乗せて渡してくれます。





料理に名札がついており、どんな料理かがわかります。
左はジャガイモとポーチエッグのベネディクトサラダ。右はスモークサーモンとアボガドのサラダです。




ムール貝のトマトパスタ。
このように料理が並んでいます。



持ち帰ってきたお料理です。




こちらはマタギ汁です。
マタギと言うと狩猟をしている人ですが、そんなマタギの料理をヒントにしたのでしょう。肉は豚肉でしたが、野菜がタップリで美味しかったです。



ず~と長時間バスに揺られていました。
そんな窮屈な状態から開放されるのが榛名山へのロープウェイでしたが、雨で眺望が利かず残念でした。

泊まったホテルは水上高原ホテル 200(ツーハンドレツド)です。もともと、予定されていた夕食はバイキングの食事でしたので期待していませんでした。。
でも、調理師が目の前でローストビーフを切ってくれた物でした。味が良く美味しかったです。
他の品物も、一品一品にどう言う品なのか表示してあり、何を食べているのかが判りました。
想像していた以上に美味しい夕食で良かったです。

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一宮友歩会   第50回記念例会 稲沢市ウォーク  稲沢市を歩く

2014-06-07 21:55:15 | 一宮友歩会

一宮友歩会のウオーキングが平成18年3月4日に第1回を実施して以来、回数を重ねて今回が第50回と言う記念の例会となりました。
今回は名鉄の国府宮駅が最寄り駅となっていました。出発点は国府宮神社となっていまして国府宮神社から歩き始めました。
50回と言う記念となる例会であり、第1回に辿ったコースをアレンジしたものです。
参加者は42名でしたが、80パーセントほどは男性の参加者でした。


国府宮駅 → 国府宮神社 → 赤染衛門歌碑公園 → 美濃路街道 → 稲沢公園
→ 荻須美術館 → せんき薬師 → 性海寺 →    国分禅寺 → 矢合観音
→ 愛知県下水道科学館 → 鷲尾農村公園 → 上丸渕駅    


当日歩いたコース地図です。
国府宮神社をスタートし、上丸渕駅がゴールでした。


資料として配られた明治22年の地図です。
東海道線は、まだ工事中なのか、白と黒の鉄道の線にはなっていません。
一宮市はまだ村の時代です。右から一宮停車場と読めます。
解説が有ったのは三宅川ですが、右上から左下に流れています。
〇が直径6ミリで描かれていまして、50,000分の1ですので300メートルとなります。
300メートルの川幅で蛇行しているのが良く判ります。下流に向かい、勝幡村で日光川に合流しています。
水が米の出来不出来を左右しており、水の取り合いが有ったそうです。
左上から右下に美濃街道が判ります。街道の両側の丸は並木が植わっていたことを示しています。
左上が木曽川で萩原村、稲沢村となっています。



国府宮神社の前で出発式が行われました。



かつての美濃街道です。
稲葉宿を通過します。



田植えが終わった田を横見ながら、歩きます。



荻須美術館に寄りました。
許しを貰い、館内の写真を撮らせてもらいました。



せんき薬師に着きました。
赤や黄の派手な幟旗が迎えます。



せんき薬師の西側に有る性海寺です。
あじさいの時期で、境内ではあじさいまつりが開かれています。



あじさいのシーズン。



あじさいの画像をもう1枚。



ステージで若い娘が歌って踊って。
何でこんな、ステージをやる事が必要なのでしょうね。
ゆっくり、あじさいの美しさを味わえばいいのにと思います。



 国分禅寺でお昼です。



昼食の後に向かったのが矢合観音です。



矢合観音の境内の井戸。



遠くから見た井戸。



井戸水を汲み上げます。


時々雨が降ったりする天候でしたが、今の時期にしてはマズマズでした。
夕方に予定がありましたので、丸渕駅まで行かずに、矢合観音までのウオーキングとしました。

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